JP3122491U - 印鑑ケースのヒンジ継手 - Google Patents

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株式会社ハン六
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Abstract

【課題】第1と第2の細長い半ケース胴の開閉用枢支側壁部を枢着する印鑑ケースのヒンジ継手として、ワンタッチ的に組付け可能なものを提供する。
【解決手段】ヒンジ継手21を、第1の半ケース胴11の枢支側壁部14に一体的に形成した、長手方向に間隔をおいて外方に突出する一対のピン支持部23間を長手方向にのび丸形の継手ピン22と、第2の半ケース胴16の枢支側壁部18に一体的に形成した、枢支側壁部18の外方部を長手方向にのびるとともに第1の半ケース胴11に形成した継手ピン14に相対的に回転可能に係合するピン係合溝25を有する凹形のピン係合部24で構成する。
【選択図】図1

Description

この考案は、第1と第2の細長い半ケース胴の開閉用枢支側壁部相互を枢着するヒンジ継手(蝶番)の改良に関する。
この種の印鑑ケースのヒンジ継手としては、二つの半ケース胴の開閉用枢支側壁部の互いに長手方向において隣接する部位に一体的に形成(突設)したピン孔付きの筒形継手部と、両筒形継手部のピン孔に長手方向の隣接整合状態で挿通する継手ピンとからなるものが知られている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。
しかるにこの公知の印鑑ケースのヒンジ継手には、その構成上、両半ケース胴に形成した両筒形継手部のピン孔を整合させた状態で、比較的小径で取り扱いにくい継手ピンを筒形継手部の比較的小径のピン孔に挿通する必要があるため、その組付けコスト、従って両半ケース胴の組立コストの低減がはかりにくいという難点がある。
特開2005−297375号公報 特開2005−186390号公報 実用新案登録第3088692号公報 実用新案登録第3027139号公報
この考案は、公知の印鑑ケースのヒンジ継手に認められる上記のような難点に鑑み、印鑑ケースのヒンジ継手として、半ケース胴とは別体の比較的小径で取扱いにくい継手ピン類を必要とせず、より簡単に、特にワンタッチ的に組付け可能なものを提供することを課題としている。
この考案によれば、上記の課題は、実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載のように、第1と第2の細長い半ケース胴の開閉用枢支側壁部を枢着する印鑑ケースのヒンジ継手であって、第1の半ケース胴の枢支側壁部に一体的に形成した、長手方向に間隔をおいて外方に突出する一対のピン支持部間を長手方向にのびる継手ピンと、第2の半ケース胴の枢支側壁部に一体的に形成した、枢支側壁部外を長手方向にのびるとともに第1の半ケース胴に形成した継手ピンに相対的に回転可能に係合するピン係合溝を有する凹形(溝形)のピン係合部とからなる、印鑑ケースのヒンジ継手によって解決する。
この考案に係るヒンジ継手においては、請求項2に記載のごとく、継手ピンを丸形(円形断面)にすることが望ましい。
またこの考案のヒンジ継手においては、請求項3に記載のように、ピン係合部の第2の半ケース胴の内部に正対する側(第1の半ケース胴による閉鎖側)と同一の側の外周部を、円弧状(丸状)に形成することが好ましい。
さらにこのヒンジ継手においては、請求項4に記載のごとく、ピン係合部の外側の側壁部を、第1の半ケース胴の枢支側壁部にストップ係合(当接)可能に形成することが望ましい。
またさらにこの考案に係るヒンジ継手においては、請求項5に記載のように、継手ピン付きの第1の半ケース胴とピン係合部付きの第2の半ケース胴は、プラスチック成形で形成することが好ましい。
請求項1に記載のこの考案に係る印鑑ケースのヒンジ継手によれば、第1の半ケース胴に一体的に形成した継手ピンを、第2の半ケース胴に一体的に形成したピン係合部のピン係合溝に嵌合するワンタッチ的な作業のみで、ヒンジ継手を組付けることができるので、公知のものに比して、その組付けコスト、従って印鑑ケースの組立コストを一段と低減することができる。
また請求項2に記載の継手ピン部の丸形構成によれば、ヒンジ継手の回転(枢動)が円滑にスムースに行われる。
さらに請求項3に記載のピン係合部の円弧状構成によれば、その回転上必要な径を小さくすることができ、このためピン係合部の第2の半ケース胴の一側部からの突出量を小さくすることができる。
また請求項4に記載のピン係合部の当接構成によれば、両半ケース胴の180°を越える必要以上の開放を防止することができる。
さらにまた請求項5に記載のプラスチック成形構成によれば、印鑑ケースをより安価に製作することができる。
以下図面に基づいて、この考案に係る印鑑ケースのヒンジ継手の好適な実施形態について説明する。
図示したヒンジ継手21は、ケース閉鎖係止部12と印肉収容部12付きの第1の半ケース胴11及びケース閉鎖係止部13付きの第2の半ケース胴16に一体的にプラスチック成形したもので、前者の半ケース胴11の枢支側壁部14の開閉端部に一体的に成形した、長手方向の両端部近傍部において外方に突出する一対の丸形のピン支持部23の間を、半ケース胴11の枢支側壁部14との間に間隔(間隙)をおいて枢支側壁部14に平行にのびる丸形の継手ピン22と、後者の半ケース胴16の枢支側壁部18の開閉端部に一体的に成形した、開閉端部の外方部を長手方向にのびるとともに継手ピン22とほぼ同等の長さと幅を有するピン係合溝25付きの凹形のピン係合部24とからなっている。
ここでピン係合部24のピン係合溝25は、半ケース胴16の内部に正対する側と同一側が開口しているとともに、ピン係合部24は、図2に示すごとく、ピン係合溝25の開口部に隣接する内外の側壁部の外周部が、ピン支持部23と同等の径の円弧(丸)状に形成されている一方、側壁部の残部と底壁部は凹形の三辺部を形成する形に形成されている。
この図示のヒンジ継手21における継手ピン22とピン係合部24は、図2に示すように、第1の半ケース胴11の枢支側壁部14と継手ピン22の間の間隙にピン係合部24の外側の側壁部を挿入しながら、継手ピン22をピン係合部24のピン係合溝25内にその開口を通して嵌入することにより組付けて、開閉自在な印鑑ケースとして組立てる。
なお図2に示すように、このヒンジ継手21のピン係合部24は、両半ケース胴11、16の約180°の開放状態の際には、その外側の側壁部の底部側が第1の半ケース胴16の枢支側壁部14の外壁部に当接して、それ以上の不要な開放を抑制するようになっている。
この考案に係る印鑑ケースのヒンジ継手は、このほか種々の形態で実施することができるもので、上記の形態に限定されるものではない。
この考案に係るヒンジ継手の好適な実施形態を含む印鑑ケースの開放状態の分解図である。 図1に示すヒンジ継手の実施形態の一部を切り欠いた拡大組付け図である。
符号の説明
11 第1の半ケース胴
12 ケース閉鎖係止部
13 印肉収容部
14 枢支側壁部
16 第2の半ケース胴
17 ケース閉鎖係止部
18 枢支側壁部
21 ヒンジ継手
22 継手ピン
23 ピン支持部
24 ピン係合部
25 ピン係合溝

Claims (5)

  1. 第1と第2の細長い半ケース胴の開閉用枢支側壁部を枢着する印鑑ケースのヒンジ継手であって、第1の半ケース胴の枢支側壁部に一体的に形成した、長手方向に間隔をおいて外方に突出する一対のピン支持部間を長手方向にのびる継手ピンと、第2の半ケース胴の枢支側壁部に一体的に形成した、枢支側壁部外を長手方向にのびるとともに第1の半ケース胴に形成した継手ピンに相対的に回転可能に係合するピン係合溝を有する凹形のピン係合部とからなる、印鑑ケースのヒンジ継手。
  2. 継手ピンが丸形である、請求項1記載の印鑑ケースのヒンジ継手。
  3. ピン係合部の第2の半ケース胴の内部に正対する側と同一の側の外周部が円弧状である、請求項1又は2記載の印鑑ケースのヒンジ継手。
  4. ピン係合部の外側の側壁部が、第1の半ケース胴の枢支側壁部にストップ可能である、請求項1〜3のいずれかに記載の印鑑ケースのヒンジ継手。
  5. 継手ピン付きの第1の半ケース胴とピン係合部付きの第2の半ケース胴を、プラスチック成形で形成してなる、請求項1〜4のいずれかに記載の印鑑ケースのヒンジ継手。
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