JP3122395U - 石膏ボード等の壁に重量物を取り付ける為の下地。 - Google Patents

石膏ボード等の壁に重量物を取り付ける為の下地。 Download PDF

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Abstract

【課題】石膏ボード等の壁面にピンとネジ付きピンにより、ハンマーとドライバーの工具で取り付け固定される、周囲を鉄板等で補強された手摺下地の石膏ボード壁等への取り付ける下地を提供する。
【解決手段】複数のピンを斜めに打ち石膏ボード自体で荷重を負担することで、下地に関係なくどこでも石膏ボード等の壁に手摺下地が取り付けられる。また取り外し後も小さいピンの穴しか残らない。
【選択図】図1

Description

この考案は、石膏ボード等の壁にピンとネジ付きピンにより、ハンマーとドライバーの2種類の工具で取り付け固定される、周囲を鉄板等で補強された重量物を取り付ける為の下地に関するものである。
従来は、石膏ボード等の壁に重量物を取り付ける場合は、図7の様に木造の場合は石膏ボード等の壁の裏側にある木材等のネジの効く下地を探しネジを使い固定していた。この方法は下地を探すのに専門的な知識が必要で取り付けたい場所に下地がない場合もあり、さらに取り外した場合のネジ穴も大きく残った。そして木構造意外での取り付けでは更に困難であった。また石膏ボード等の壁に物を取り付ける方法としては図8の様なフック付き斜めピンにより、小さい飾り棚や絵などを吊り下げる方法で取り付けしている。この方法では荷重が大きいとピンに回転力が働き、ピンが抜けてしまい重量物がのる棚や大きい荷重を支える手摺の取り付けは不可能であった。
しかしながら、以上の従来の技術では、取り外し後のネジ穴の補修の問題もあり、下地を探す専門的な技術の問題もあり、手摺などの重量のかかる物を取り付ける下地を石膏ボード等の壁に取り付けることは難しかった。そこでこの考案は石膏ボード等の壁の裏側にある下地に関係なく、ハンマーとドライバーで石膏ボード等の壁に重量物を取り付ける為の下地を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、請求項1の考案は、重量物を取り付ける為の下地をピンを通す下穴を開けた鉄板等を使って補強して、複数の鋼鉄の充分に強度があるピンを、下地上部に斜め40度から60度下向きに打つ事により石膏ボード等の壁に取り付け、手摺を付ける場合には手摺本体取り付け部分と上部の鋼鉄等のピンとの距離を離すことにより、荷重に耐えられることを特徴とする。さらに請求項2の考案は複数のピンを手摺上部に打ち込み、下地と手摺及び積載物の重量を支えるが,更に下からや横からの力に対抗して下地の下部、及び下地の左右端を石膏ボード等に固定する為に、下部には斜め45度程度上向きに、複数のネジ付きピンを鉄板等で補強された下地下部に取り付け、左右部分も同様にななめ内向きに複数のネジ付きピンを鉄板等で補強された部分に取り付け、下地を石膏ボード等に固定するが、このネジ付きピンは先端部分がピンでありハンマーで打ち込み、頭部はネジをドライバーでねじ込む為、振動等で抜ける事はなく、下地等に下から持ち上げる力や、左右に振る力、壁に直角に働く力等が働いた時にこのピンで対抗できることを特徴とする請求項1の石膏ボード等の壁に重量物を取り付ける為の下地。
以上説明したように、この考案によれば、特に専門的な技術を必要とせず、特殊な工具も使わず、石膏ボードの壁に大きい荷重を負担させられる。取り外しも簡単であり、取り外し後の壁の傷も小さく目立たない。そしてネジ付きピンを斜めに使う事により、横からの力や下からの力に対抗でき、棚下地や手摺下地を石膏ボード等に強力に取り付けできる。
考案の実施するための最良の形態
この考案の一実施形態を、図1に示す。
この実施形態の手摺下地は基本的な部分は木材と鉄板である。手摺下地は、手摺下地板1、上部裏側、左右の裏側、下部裏側の四枚の補強鉄板、4,5で構成され、鋼鉄のピン6とネジ付きピン7の2種類のピンで壁に固定される。板の裏側に付けられた4枚の補強鉄板は複数のネジにより下地板に固定されている。板に取り付けられた4枚の鉄板は下穴が開いており、その下穴を通して上部では、下向き40度から60度の焼きいれされた鋼鉄のピンを打ち込み、左右部分ではネジ付きピンを内側に45度程度の角度で打ち込みネジを回して固定する。下部でも同様に上向き45度程度にネジ付きピンを使って下部を固定する。この実施形態によれば、手摺下地にかかる鉛直荷重は上部の複数のピンが分散して負担する。力学的には重量を負担するピンの部分と実際に大きく荷重がかかる手摺取り付け部分との距離が離れているのでピンには、ほとんど石膏ボードからピンを引き抜く力(曲げモーメント)はかからず、ピンは垂直荷重を負担する。そして上部と下部に取り付けられた斜めのピンの働きで手摺下地を石膏ボードの壁に強固に取り付ける事が出来る。さらに左右部にも横向きのネジ付きピンを使う事により左右からの力、壁に垂直に働く力にも対抗できる。
この考案は石膏ボード壁等に重量物を取り付ける為の下地であるが、大きい垂直荷重に耐えることが出来るので部材の形態を変えると手摺下地以外の壁付け収納下地にも応用して使える。また請求項2のネジ付きピンは、上向きにも下向きにも横向きにも使えるので、ベニヤ板や木板を石膏ボードに強固に固定する為に使えるので裏側に下地木材等のない石膏ボードの壁に薄型テレビ等の取り付け用下地としても使用可能である。そしてこの実施例の下地の材料は木と鉄であるが、強度を保つ事が出来れば木の部分は強化プラスチックやグラスファイバー等、鉄の部分はステンレススチール等の他の材料でも製作可能であり、取り付ける壁も石膏ボードと同等の耐力があれば他の材料でも取り付け可能である。
この考案の一実施形態を示す横断面図である。 この考案の一実施形態の正面図である。 この考案の手摺下地の上部斜め45度下向きのピンの拡大図である。 この考案に使用するネジ付きピンの使用例の拡大図である。 この考案の設置例を示す図である。 この考案の形態を変えた設置例を示す図である。 従来の、L型金物での棚の取り付け方法を示す断面図である。 従来の、壁に物を吊るす場合の斜めピン付フックの使用例である。
符号の説明
1 手摺下地板
2 石膏ボード
3 壁下地木材
4 上部補強鉄板
5 下部及び左右部補強鉄板
6 鋼鉄製のピン
7 ネジ付きピン
8 壁
9 ピンで壁に固定された本棚
10 壁取り付けネジ
11 棚板固定ネジ
12 棚板
13 L型金物
14 フック付斜めピン
15 小さい飾りだな
16 手摺
17 手摺取り付けビス

Claims (2)

  1. 木の手摺下地などの上下左右の四方向の周囲を、下穴をあけた鉄板等を使って補強して、鋼鉄等で充分に焼入れされ強度を持つ複数のピンを上部から、斜め40度から60度程度、下向きにハンマーで打つ事により、石膏ボード等の壁に取り付けることが出来、上部の鋼鉄等のピンとそのピンに沿った下穴のあいた鉄板補強材と、木の手摺下地の、実際に手摺がつく位置を離すことにより、ピンに回転力が働かない為、大きい垂直荷重に耐えられることを特徴とする木の手摺下地などの石膏ボード壁等への取り付け工法。
  2. 複数のピンを手摺下地等の上部の上面から斜めに打ち込み,手摺下地等は下地本体、手摺及び人の体重(垂直荷重)を複数のピンで負担し、更に手摺下地等の下部、左右部を石膏ボード壁等に固定する為に、下部は斜め45度程度上向きに、左右部も同様に斜め45度程度内側向きに複数のネジ付きピンを、壁側を下穴のあいた鉄板等で補強された下部、左右部に取り付け石膏ボードに押しこみ、手摺下地を石膏ボードに固定するが、このネジ付きピンは先端部分がピンであり、頭部がネジの為、振動等で抜ける事はなく、棚に下から持ち上げる力や、左右に引く力、壁に直角に働く力等が働いた時に、このネジ付きピンで対抗できることを特徴とする請求項1の手摺下地等の石膏ボード等への取り付け工法。
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