JP3122092U - ブラインド巻き上げ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラインド巻き上げ装置の提供。
【解決手段】本考案は、ブラインドのよろい板の巻き上げまたは展開する巻き上げ装置を利用者に提供し、捲線プーリーと結合する第1歯車と第2歯車構造、第1歯車と第2歯車の回転を同期に制御する同期制御部材により、巻き上げまたは展開操作において、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーを介して、引き紐の巻き上げまたは展開速度を一致させ、よろい板が巻き上げた、または展開操作後に高さの不一致を防止し、製品寿命を延長する。
【選択図】図5

Description

本考案は一種のブラインドの巻き上げ装置に関わる。
図1に示すとおり、一般のブラインド20の下部軌条台21は、通常引き紐に接続する巻き上げ装置10を設け、利用者の操作により、そのブラインド20のよろい板22巻き上げまたは展開する。図2に示すとおり、巻き上げ装置10に中空ケース体11、第1捲線プーリー12、第2捲線プーリー13、2枚のばね板14、および制御組15より構成する。そのうち、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13はケース体31内部に向かい合わせて設け、前述のブラインド20の引き紐23、24に接続し、2枚のばね板14は第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13の内側にそれぞれ相継ぎする。制御組15は主に、係止め部材151、押し棒152およびばね153より構成する。押し棒152とばね153の協働でもって、係止め部材151により引き紐23、24を抑えて、作動を抑止または引き紐23、24を離して、作動できるようにする。
前記の図式と図3に示すとおり、利用者はブラインド20のよろい板22を展開時、押し棒152を抑えて、係止め部材151を引き紐23、24から離して、作動できるようにする。さらに、下方向に力量を加わることにより、ブラインド20のよろい板22を展開させる。展開するとき、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13内側に備える2枚のばね板14も弾性の緊縮状態になり、よろい板22を展開操作後、押し棒152を離すと、ばね153の弾性回復働きにより、係止め部材151は再び引き紐23、24を抑止し、作動を抑止できる。さらに、図4に示すとおり、利用者はブラインド20のよろい板22を巻き上げるとき、同じく押し棒152を押して、係止め部材151を引き紐23、24から離す。このとき、弾性緊縮状態の2枚のばね板14はその弾性回復働きにより、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13を駆動し、引き紐23、24を巻き上げる。よろい板22を希望の高さに巻き上げられた後、押し棒152を離して、係止め部材151は再び引き紐23、24を押さて、その作動を抑止し、よろい板22の巻き上げ操作を終了する。
しかしながら、前記の巻き上げ装置10は使用するとき、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13を確実に同期回転させる設計でないため、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー12、13は引き紐23、24の巻き上げまたは展開する作動中に、両者の回転速度の違いにより、巻き上げまたは引き下げ中のよろい板22両側の高さ位置が一致しない。ブラインド20の装飾効果を大きく減少させ、居住空間の装飾性に影響する。その上、巻き上げ装置10はブラインド20を長時間の巻き上げまたは展開操作により、ブラインド20の破損を引き起こす。
一種のブラインド巻き上げ装置により、公知技術の巻き上げ装置の第1捲線プーリー、第2捲線プーリーに起きる同期回転できない課題を解決し、ブラインドの巻き上げと展開操作は順調に行える。
一種のブラインド巻き上げ装置、主に中空ケース体、歯車組、捲線プーリー、2枚のばね板、同期制御部材、および制御組より構成する。そのうち、中空ケース体内部2本の突起棒を向かい合わせて設け、両端に開口部を設けて、片側に孔を設ける。歯車組はケース体内部で回転軸接続する2本の突起棒に第1歯車と第2歯車を設ける。捲線プーリーは第1歯車と第2歯車と結合し、2本の突起棒の第1捲線プーリーおよび第2捲線プーリーと回転軸接続する。第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの内側に収容溝を設ける。2枚のばね板は第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの収容溝に収容し、ばね板は収容溝内側に固定される第1相継ぎ端と突起棒に固定される第2相継ぎ端を設ける。同期制御部材は第1歯車、第2歯車に連結し、同期回転する歯車またはベルトを制御する。制御組は係止め部材、押し棒、およびばねより構成する。係止め部材はケース体内部の第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの間に設け、その両側は第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの係止め部に対応する。押し棒はケース体の孔を通して、ばねを挿入する。ばねの一端は係止め部材に接続し、他端はケース体の内側に係止める。
請求項1の考案は、一種ブラインド巻き上げ装置において、中空ケース体、捲線プーリー組、2枚のばね板、および制御組より構成し、そのうち、ケース体内部に2本の突起棒を向かい合わせて設け、その両端に開口部を設けて、片側に孔を設け、捲線プーリー組は2本の突起棒と回転軸接続する第1捲線プーリー、第2捲線プーリーを設け、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの内側に収容溝を設け、2枚のばね板は、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの収容溝に取り付けて、ばね板は収容溝内側に固定する第1相継ぎ端と突起棒に固定する第2相継ぎ端を設け、制御組は係止め部材、押し棒、およびばねより構成し、係止め部材はケース体内部に備える第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの間に設け、両側を突き出して、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの係止め部に対応し、押し棒はケース体の孔を通して、ばねを挿入し、係止め部材に接続し、ばねの一端は係止め部材に接続し、他端はケース体内部に係止めて、
該ブラインド巻き上げ装置はさらに、歯車組と同期制御部材を設け、歯車組は上部ケースと下部ケースを噛み合わせたケース体内部に備える2本の突起棒と回転軸接続し、その間に回転軸を備えた第1歯車と第2歯車を設け、第1歯車、第2歯車は側面にローラーを備える第1捲線プーリーと第2捲線プーリーと結合して、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの間に固定棒を設け、前記の係止め部材に固定棒を通す長い孔を設けて、第1歯車、第2歯車に連結し、同期回転を制御し、同期制御部材は第1歯車、第2歯車と噛み合わせて、ケース体内部に備える歯車と回転軸接続することを特徴とするブラインド巻き上げ装置としている。
請求項2の考案は、請求項1記載のブラインド巻き上げ装置において、同期制御部材は互いに噛み合わせた二つの歯車を設け、この二つの歯車は第1歯車、第2歯車と噛み合わせておき、ケース体内部に備える2本の突起棒の間に二つの歯車と回転軸接続するための回転軸を向かい合って設けることを特徴とするブラインド巻き上げ装置としている。
請求項3の考案は、請求項1記載のブラインド巻き上げ装置において、同期制御部材は第1歯車、第2歯車に連結するベルトであることを特徴とするブラインド巻き上げ装置としている。
本考案は、ブラインドに設ける下部軌条でもって、利用者はよろい板を巻き上げまたは展開するとき、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーは第1歯車、第2歯車との結合により、第1歯車、第2歯車の同期回転を制御し、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの巻き上げまたは展開操作のとき、両者の回転速度同期を取り、ブラインドのよろい板が巻き上げまたは展開した後、高さの不一致を防止し、使用寿命の延長効果がある。
図5、6に示すとおり、本考案のブラインド巻き上げ装置30は中空ケース体11、歯車組32、捲線プーリー組33、2枚のばね板34、同期制御部材35、および制御組36より構成する。
ケース体31は上部ケース311と下部ケース312が上下に噛み合わせて構成する。2本の突起棒312aを下部ケース312の内側向かい合わせて設け、2本の突起棒312aの間に回転軸312bを設けて、上下部ケース311、312を噛み合わせて構成するケース体31の両端にそれぞれ開口部313を設け、その片側に孔314を設ける。
歯車組32はケース体31に備える2本の突起棒312aの第1歯車321および第2歯車322と回転軸接続する。
捲線プーリー組33は第1歯車、第2歯車321、322と結合した上、2本の突起棒312aの第1捲線プーリー331および第2捲線プーリー332と回転軸接続する。第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332の内側にそれぞれ収容溝331a、332aを設ける。
2枚のばね板34は第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332の収容溝331a、332aにそれぞれ取り付ける。ばね板34により、収容溝331a、332a内壁に固定する第1相継ぎ端341と、突起棒312aに固定する第2相継ぎ端342を固定する。
同期制御部材35は、第1歯車、第2歯車321、322に接続し、同期回転を制御する。図5に示す実施例において、同期制御部材35は第1歯車、第2歯車321、322とそれぞれに噛み合わせた上、ケース体31回転軸312bの歯車351と回転軸接続するか、または図11に示すように、同期制御部材35に互いに噛み合わせた二つの歯車353を設け、この二つの歯車353はさらに第1歯車、第2歯車321、322と噛み合わせる。ケース体31に同じくこの二つの歯車353と回転軸接続するために回転軸312bを向かい合わせて設け、第1歯車、第2歯車321、322と第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332は回転するとき、歯車351、353の噛み合わせ駆動により同期回転させる。さらに、図10に示すとおり、同期制御部材35は第1歯車、第2歯車321、322のベルト352に接続することにより、第1歯車、第2歯車321、322と第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332を制御し、同期回転の働きを実現できる。
制御組36は係止め部材361、押し棒362とばね363より構成する。係止め部材361はケース体内部に備える第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332の間に設け、その両端を突き出して、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332の係止め部361a、361bに対応する。押し棒362はケース体31の孔314を通して設け、ばね363を挿入し、係止め部材361に接続する。ばね363の一端に係止め部材361と接続し、他端はケース体31の内側に係止める。
また、図5に示すとおり、ケース体31内部に第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332を設け、側面にローラー315をそれぞれに設ける。巻き上げ操作を順調に行うため、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332をブラインド50の引き紐53、54に連結したとき、ローラー315は引き紐53、54を係止める。
さらに、図5に示すとおり、ケース体内部に備える第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332の間に固定棒316を設け、前記の係止め部材361に固定棒316を穿設するための長い孔361c貫通して設け、係止め部材361をケース体31内部の所定場所に移動させる。
前記の図式と図7、図8に示すとおり、本考案の巻き上げ装置30は主に、ブラインド50の下部軌条台51場所に設け、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332はブラインド50の引き紐53、54に連結し、引き紐53、54はケース体31両端の開口部313を通して、ブラインド50のよろい板52(図示していない)から引き出す。係止め部材361の係止め部361a、361bは制御により引き紐53、54を抑止しておき、作動または引き紐53、54からの離脱を防止する。これにより、利用者はブラインド50のよろい板52展開操作のとき、押し棒362を押して、係止め部材361を引き紐53、54から離して、作動できるようにする。さらに下方向へ力量を加わることにより、ブラインド50のよろい板52を展開操作ができる。展開するとき、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332内側の2枚のばね板34は弾性緊縮状態を呈し、よろい板52展開完了後、押し棒362を離してばね363の弾性回復働きにより、係止め部材361は再び引き紐53、54を抑止し、作動を抑止する。さらに、図9に示すとおり、利用者はブラインド50のよろい板52を巻き上げるとき、再び押し棒362を押して、係止め部材361を引き紐53、54から離す。このとき、弾性緊縮状態の2枚のばね板34は弾性回復働きにより、第1捲線プーリー、第2捲線プーリー331、332を駆動し引き紐53、54を巻き上げる。利用者はよろい板52を希望の高さに巻き上げた後、押し棒362を離して、係止め部材361は再び引き紐53、54を押さえて作動を抑止し、よろい板52の巻き上げ操作を終了する。
公知技術の巻き上げ装置をブラインドに取り付けた表示図である。 公知技術の巻き上げ装置の組み合わせ断面図である。 公知技術の巻き上げ装置の使用態様図(その1)である。 公知技術の巻き上げ装置の使用態様図(その2)である。 本考案の巻き上げ装置の立面分解図である。 本考案の巻き上げ装置の組み合わせ断面図である。 本考案をブラインドに取り付けた表示図である。 本考案の使用態様表示図である(その1)。 本考案の使用態様表示図である(その2)。 本考案もう一つの実施態様表示図である(その1)。 本考案もう一つの実施態様表示図である(その2)。
符号の説明
10 巻き上げ装置
11 中空ケース体
12 第1捲線プーリー
13 第2捲線プーリー
14 ばね板
15 制御組
151 係止め部材
152 押し棒
153 ばね
20 ブラインド
21 下部軌条台
22 よろい板
23、24 引き紐
30 ブラインド巻き上げ装置
31 ケース体
311 上部ケース
32 歯車組
33 捲線プーリー組
34 ばね板
35 同期制御部材
36 制御組
312 下部ケース
312a 突起棒
312b 回転軸
313 開口部
314 孔
315 ローラー
316 固定棒
32 歯車組
33 捲線プーリー組
321 第1歯車
322 第2歯車
34 ばね板
331 第1捲線プーリー
332 第2捲線プーリー
331a、332a 収容溝
341 第1相継ぎ端
342 第2相継ぎ端
35 制御部材
351 歯車
352 ベルト
353 歯車
36 制御組
361 係止め部材
361a、361b 係止め部
361c 長い孔
362 押し棒
363 ばね
50 ブラインド
51 下部軌条台
52 よろい板
53、54 引き紐

Claims (3)

  1. 一種ブラインド巻き上げ装置において、中空ケース体、捲線プーリー組、2枚のばね板、および制御組より構成し、そのうち、ケース体内部に2本の突起棒を向かい合わせて設け、その両端に開口部、片側に孔を設け、捲線プーリー組は2本の突起棒と回転軸接続する第1捲線プーリー、第2捲線プーリーを設け、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの内側に収容溝を設け、2枚のばね板は、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの収容溝に取り付けて、ばね板は収容溝内側に固定する第1相継ぎ端と突起棒に固定する第2相継ぎ端を設け、制御組は係止め部材、押し棒、およびばねより構成し、係止め部材はケース体内部に備える第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの間に設け、両側を突き出して、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの係止め部に対応し、押し棒はケース体の孔を通して、ばねを挿入し、係止め部材に接続し、ばねの一端は係止め部材に接続し、他端はケース体内部に係止めて、
    該ブラインド巻き上げ装置はさらに、歯車組と同期制御部材を設け、歯車組は上部ケースと下部ケースを噛み合わせたケース体内部に備える2本の突起棒と回転軸接続し、その間に回転軸を備えた第1歯車と第2歯車を設け、第1歯車、第2歯車は側面にローラーを備える第1捲線プーリーと第2捲線プーリーと結合して、第1捲線プーリー、第2捲線プーリーの間に固定棒を設け、前記の係止め部材に固定棒を通す長い孔を設けて、第1歯車、第2歯車に連結し、同期回転を制御し、同期制御部材は第1歯車、第2歯車と噛み合わせて、ケース体内部に備える歯車と回転軸接続することを特徴とするブラインド巻き上げ装置。
  2. 請求項1記載のブラインド巻き上げ装置において、同期制御部材は互いに噛み合わせた二つの歯車を設け、この二つの歯車は第1歯車、第2歯車と噛み合わせておき、ケース体内部に備える2本の突起棒の間に二つの歯車と回転軸接続するための回転軸を向かい合って設けることを特徴とするブラインド巻き上げ装置。
  3. 請求項1記載のブラインド巻き上げ装置において、同期制御部材は第1歯車、第2歯車に連結するベルトであることを特徴とするブラインド巻き上げ装置。
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