JP3122028U - 乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冬場に適した簡易で安価な衣類乾燥装置を提供すること。
【解決手段】衣類を10をハンガー9に掛けて収納できるケース体1と、温風を吹出しする温風源2と、該温風源2の吹出口2aに入口側開口部3aを向け、出口側開口部3bを前記ケース体1内に向けて配置した温風供給路3とを備え、前記温風源2の稼動により前記温風供給路3を介して温風を前記ケース体1の中に吹き込み、衣類10を乾燥させる。ケース体1内で発生した蒸気はケース体1の上面の排気口7より外へ排出される。
【選択図】図1
【解決手段】衣類を10をハンガー9に掛けて収納できるケース体1と、温風を吹出しする温風源2と、該温風源2の吹出口2aに入口側開口部3aを向け、出口側開口部3bを前記ケース体1内に向けて配置した温風供給路3とを備え、前記温風源2の稼動により前記温風供給路3を介して温風を前記ケース体1の中に吹き込み、衣類10を乾燥させる。ケース体1内で発生した蒸気はケース体1の上面の排気口7より外へ排出される。
【選択図】図1
Description
本考案は、温風を利用した衣類乾燥装置に関する。
従来、衣類乾燥装置としては、電気洗濯機に設けられている回転ドラム型のもの、特殊な筺体に衣類を収納し、ヒートポンプで温風を供給するものなど種々のものが実施または開示されている。
しかしながら、従来の衣類乾燥装置は、それ専用に製造されたもので、構造が複雑で高価にならざるを得なかった。
本考案は、上記の課題を解決するものであり、その目的は、既存の機器を利用でき、簡単かつ安価な衣類乾燥装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案は、衣類を収納可能のケース体と、温風を吹出しする温風源と、該温風源の吹出口に入口側開口部を向け、出口側開口部を前記ケース体内に向けて配置した温風供給路とを備え、前記温風源の稼動により前記温風供給路を介して温風を前記ケース体に吹き込み、衣類を乾燥させる構成とした。
上記の構成においては、温風源で生成された温風が温風供給路を通って遠隔のケース体の中に導入され、ケース体内に収容されている衣類が温風に晒されることで乾燥が早められる。乾燥効果を高めるために、温風供給路の出口側開口部をケース体内の底部に設け、ケース体の上面に排気口を形成するのが好ましい。また、ケース体に底板を設けて、この底板に形成した孔に温風供給路を通してケース体内に引き込む構成も好ましい。
本考案の好適な一態様によれば、ケース体は、樹脂製または布製のシート材によりボックス状に形成され、少なくとも一側面が開閉自在に構成され、たとえばスチールまたはアルミニウムからなる剛性のフレーム部材でシート材を支持する。これにより、軽量・安価・頑丈で使い勝手のよい衣類乾燥室が得られる。
本考案の好適な一態様によれば、ケース体は、ビニールハウス、布製クローゼットまたは布製衣服カバーのいずれかを使用する。これにより、既存のケーシングまたはハウジングを利用することができる。
本考案の好適な一態様によれば、温風源が石油またはガスのファンヒータにより構成されているので、既存の暖房器具を利用することができる。
本考案の好適な一態様によれば、温風供給路は、ダクトまたはホースを利用することにより、既存のものを利用することができる。もっとも、たとえばアルミニウム製の専用ダクトを好適に用いることができる。
本考案の好適な一態様によれば、温風供給路の入口側開口部に、温風源に対向する漏斗状の温風導入部材を着脱自在に取り付けることにより、温風導入量を増加させて乾燥時間を早めることができる。
本考案の好適な一態様によれば、ケース体の中に、衣類をハンガーに掛けた状態で支持するためのハンガー支持部が備え付けられる。このハンガー支持部は、好ましくは、略水平に架設された1本または複数本の棒体で構成される。このように、衣類がハンガーに掛けられた状態で温風に晒されるため乾燥効率が高いうえ、衣類の保管や出し入れにも便利である。
考案によれば、冬場などの乾きにくい季節、時期においても、すばやく乾燥させることができるとともに、ケース体、温風源および温風供給路に既存のものを利用することができるため、構成が簡単で安価な衣類乾燥装置が得られる。
以下、図面を参照して本考案の好適な実施形態を説明する。
図1は本考案の実施形態における衣類乾燥装置を示す斜視図であり、図2はその縦断側面図である。
図1および図2に示すように、この衣類乾燥装置Aは、衣類を収納するケース体1と、温風を発生する温風源2と、温風源2からケース体1に温風を導入する温風供給路3とを備えている。
ケース体1は、例えばビニール、不織布などのシート材1aからなる縦長ボックスとして構成され、各辺を構成するスチールまたはアルミニウムからなるフレーム部材4によりシート材1aが支持されている。ケース体1の前面にはチャック5が設けられ、ここから前面を開放して、衣類10やハンガー9等を出し入れするようになっている。
ケース体1の底部にはたとえばアルミニウム製の底板6が設けられており、ケース体1の上面または屋根には1つまたは複数の排気口7が設けられている。
温風源2は、通常の石油ファンヒータまたはガスファンヒータを用いることができる。この温風源2の温風吹出口2aに温風供給路3の入口側開口部3aを配置している。そして、温風供給路3を床面11に這わせ、その出口側端部3bを底板6の孔に通してケース体1内に引き込んでいる。なお、温風供給路3の出口側端部3bは、後述するダクト(またはホース)の先端に着脱可能に結合される肘形管(L形管)で構成するのが好ましい。
ケース体1の内部には、1本または複数本(図示の例は上下2段で合計4本)のハンガー支持棒(ハンガー掛け)8が水平に架設されている。各ハンガー支持棒8はたとえばスチールからなり、その両端がフレーム部材4に直接または間接に(図示しない梁部材を介して)固定されている。乾燥させるべき衣類10を掛けたハンガー9をハンガー支持棒8に並べて着脱自在に引っ掛けられるようになっている。
温風源2を稼動させると、その温風吹出口2aから温風が吹き出され、この温風の一部が温風供給路3の入口側開口部3aに吹き込まれ、温風供給路3を通ってケース体1内の底部に導入される。ケース体1内の底部に導入された温風は、矢印12で示すように上昇気流となる。こうしてケース体1内でハンガー9に掛けられている各衣類10が下から上昇してくる温風に晒されることで、各衣類10から水分が蒸発し、蒸気が発生する。こうしてケース体1内で発生した蒸気13は排気口7から速やかに外へ排出される。
ケース体1は通常は屋内に設置してよいが、屋外に設置することも可能である。屋外に設置する場合は、排気口7に雨避けを取り付けてよい。
ケース体1は、ビニールハウス、布製のクローゼットやロッカー、布製外カバー等など、内部に空間または室を形成できる任意の既存のケーシングまたはハウジングを使用できる。もっとも、本装置専用のケーシングとしてケース体1を作成することも可能である。
温風源2は、既存の石油またはガスのファンヒータを使用できる。もっとも、本装置専用の電気式温風機を製作することも可能である。
温風供給路3は、できるだけ口径が大きい(10cm前後かそれ以上が好ましい)既存のダクト、ホースを使用できるが、たとえばアルミニウムからなる本装置専用のダクトを作製してもよい。ダクトを使用すると、入口側開口部3aを広く取れるので、温風導入量を多くすることができる。
図3に、温風供給路3の一変形例を示す。この構成例は、温風供給路3の入口側開口部3aに漏斗状の温風導入部材16を着脱自在に装着している。温風導入部材16を装着することにより、入口側開口部3aを広くし、温風導入量を増加させて乾燥時間を早めることができる。
また、図示していないが、温風供給路3を伸縮自在のダクトまたはパイプで構成することにより、ケース体1と温風源2の距離が決まっている場合でも、それに対処することができる。なお、温風供給路3を可撓性のホースで構成する場合はホースの湾曲により、入口側開口部3aと出口側開口部3b間の寸法を変えることができる。
以上のように、本実施形態に係わる衣類乾燥装置は、ケース体1に収納した衣類10を温風により乾燥させるようにしたので、冬場などの乾きにくい時期においても、すばやく乾燥させることができるとともに、ケース体1、温風源2および温風供給路3に既存のものを利用することができるため、構成が簡単で安価に衣類乾燥装置が得られる。
1 ケース体
1a シート材
2 温風源
3 温風供給路
3a 入口側開口部
3b 出口側開口部
4 フレーム部材
5 チャック
6 底板
7 排気口
8 ハンガー支持棒
9 ハンガー
10 衣類
16 温風導入部材
1a シート材
2 温風源
3 温風供給路
3a 入口側開口部
3b 出口側開口部
4 フレーム部材
5 チャック
6 底板
7 排気口
8 ハンガー支持棒
9 ハンガー
10 衣類
16 温風導入部材
Claims (12)
- 衣類を収納可能なケース体と、温風を吹出しする温風源と、該温風源の吹出口に入口側開口部を向け、出口側開口部を前記ケース体内に向けて配置した温風供給路とを備え、前記温風源の稼動により前記温風供給路を介して温風を前記ケース体に吹き込み、衣類を乾燥させる衣類乾燥装置。
- 前記ケース体は、樹脂製または布製のシート材によりボックス状に形成され、少なくとも一側面が開閉自在に構成されている請求項1に記載の衣類乾燥装置。
- 前記ケース体の上面に排気口が形成されている請求項1または請求項2に記載の衣類乾燥装置。
- 前記シート材は、ビニールハウス、布製クローゼットまたは布製衣服カバーのいずれかを使用するものである請求項2または請求項3に記載の衣類乾燥装置。
- 前記ケース体は、前記シート材を支持する剛性のフレーム部材を有する請求項2〜4のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記温風供給路の出口側開口部を前記ケース体内の底部に配置する請求項1〜5のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記ケース体に底板を設け、前記底板に形成した孔に前記温風供給路を通して前記ケース体内に引き込む請求項6に記載の衣類乾燥装置。
- 前記温風源は、石油またはガスのファンヒータにより構成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記温風供給路は、ダクトまたはホースである請求項1〜8のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記温風供給路の入口側開口部に、前記温風源に対向する漏斗状の温風導入部材を着脱自在に取り付ける請求項1〜9のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記ケース体の中に、衣類を掛けるハンガーを着脱可能に支持するためのハンガー支持部を備える請求項1〜10のいずれか一項に記載の衣類乾燥装置。
- 前記ハンガー支持部は、略水平に架設された1本または複数本の棒体からなる請求項11に記載の衣類乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001883U JP3122028U (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006001883U JP3122028U (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 乾燥装置 |
Publications (1)
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JP3122028U true JP3122028U (ja) | 2006-06-01 |
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-03-16 JP JP2006001883U patent/JP3122028U/ja not_active Expired - Fee Related
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