JP3121878U - 電解研磨用複合化陰極および電解研磨装置 - Google Patents

電解研磨用複合化陰極および電解研磨装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、浸漬式電解研磨により複数の種々の金属材質からなる小型個品を同時に処理して表面を鏡面に仕上げる時、電解浴槽の浸漬位置によって被研磨体に研磨ムラが発生し、均一な外観を得ることができず歩留まりが悪かった。
【解決手段】本考案は、浸漬式電解研磨において、それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を備え、前記コンパートメントを互いに連結した複合化陰極を用いる。これにより複雑な形の装飾品、精密部品、歯科鋳造用合金などの鏡面仕上げにおいて高品質、高歩留まりを確保することが出来た。更に複合化陰極の底部に脚を設けることにより、電解液の対流を向上させた。
【選択図】図2

Description

本考案は、浸漬式電解研磨における陰極構造の改良とその陰極を用いた電解研磨装置に関するものである。
金属材質の多様性、不定形の小型個品である装飾品、精密部品、歯科鋳造用合金等を鏡面に仕上げる浸漬式電解研磨方法が広く用いられている。
周知のように、電解研磨は、金属製の被研磨体を陽極側にして電解液を介して直流電流を流し被研磨体の表面を溶解させる電気化学的な研磨方法であり、これにより被研磨体の表面を平滑化、鏡面化して研磨効果を得るものである。
この電解研磨は、機械研磨に比べてみると複雑な形状、線、薄板なども容易に研磨ができる利点がある。
そしてこの電解研磨は、機械研磨と比較して光沢の持続性が大である。
電解研磨によって得られる光沢の持続性は、被研磨体表面に耐食性の皮膜が生成されることによるものと考えられる。
図6、図7に示すように、例えば、周知の電解研磨装置は、主として電解液21を満たす容器(電解浴槽)20と直流電源25と「コ」の字型などの形状の共通陰極(対極)50とからなる。
共通対極(陰極)50となる電極はステンレス、銅、鉛など不溶解性の金属が用いられる。
電源25としては、原則としては直流電源を使用する。
図7に示す直流電源25は、周知のように、コンセント25f、電源コード25eを経由して商用交流電源と接続され、整流器を用いてこの交流を直流電圧、直流電流に変換するものである。
直流電源25で得られた直流電圧、直流電流は出力端子25a、25bに出力される。
出力される直流電流、直流電圧は、それぞれ電流計25c、電圧計25dに表示される。
電解液(電解研磨浴)の組成としては、HPO、HSO,CrOを基本にする浴、HClOを基本とする浴、またはアルカリ性浴が用いられている。
電解浴槽20にはその底面に陰極50が配置され、電解液21は電解浴槽20内に陰極50の頂部より高い位置まで満たされる。
陽極枠23が電解浴槽20の頂部の縁にまたがって配置される。
プラス側の出力端子25aは、リード線24aを経由して陽極枠23に接続される。
マイナス側の出力端子25bは、リード線24b、導電端子14を経由して陰極50に接続される。
複数の導電性保持具26は陽極枠23に取り付けられる。
保持具26にはステンレスなどの耐腐食性の導電金属からなる吊り下げ平板(または吊り下げワイヤー)27が取り付けられる。
複数の不定形の小型個品である装飾品、精密部品、歯科鋳造用合金等の金属からなる複数の被研磨体40はそれぞれの吊り下げ平板(または吊り下げワイヤー)27の下端に取り付けられ電解浴槽20に浸漬される。
特に従来の電解研磨においては、複数の被研磨体40に対して一つの共通陰極50を用いている。
このようにして金属製の被研磨体40を陽極として直流電流が供給される。
電解研磨の工程は、順次、(1)脱脂、(2)水洗・中和.・水洗、(3)電解研磨(電流密度、通電時間、浴温度、など)、(4)水洗・中和・水洗−乾燥−検査からなっている。
平滑化、鏡面化した製品を得るためには、適正な電流密度を保ちながら電解研磨を行うことが必要である。
電解研磨のもっとも困難な点は、金属材質によって研磨効果に差が生じることである。
上述の周知の電解研磨装置を用いて被研磨体を電解研磨する場合には、複数の被研磨体に対して一つの共通陰極を用いているので、被研磨体が電解浴槽の浸漬位置によって研磨ムラが発生し、均一な処理外観を得ることが出来ずに歩留まり低下を招く欠点があった。これらの欠点を解消することが強く望まれている。
本考案の目的は、上述の電解研磨の欠点を除去するものである。
本考案(請求項1)は、それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を備え、前記コンパートメントを互いに連結したことを特徴とする複合化陰極である。
本考案(請求項2)は、それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を備え、前記コンパートメントが、四角形、三角形、六角形を含む複数の多角形の形状、複数の円形形状または直線と波型を積層した形状であり、前記形状の前記コンパートメントを互いに連結した電解研磨用複合化陰極である。
本考案(請求項3)は、それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を互いに連結した陰極と、前記コンパートメントの底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する複数の脚を設けたことを特徴とする電解研磨用複合化陰極である。
本考案(請求項4)は、電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり、前記陰極が複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化したことを特徴とする電解研磨装置である。
本考案(請求項5)は、電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり前記陰極を複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化し、前記陰極の底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する手段を設けたことを特徴とする電解研磨装置である。
本考案(請求項6)は、電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり前記陰極を複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化し、前記陰極の底部に複数の脚からなり前記陰極の底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する手段を設けたことを特徴とする電解研磨装置である。
本考案の陰極構造、電解研磨装置を使用することにより被研磨体の審美性に優れた、均一な高品質に仕上げることができる。
考案を実施するための最良の方法
本考案の実施の形態を図1乃至図5を参照して詳細に説明する。
本考案の実施の形態における各構成要素、各部分と、従来例を示す図6、図7を参照して説明した各構成要素、各部分と同一なものについては、参照符号を付してある。
したがって、本考案の実施の形態において、従来例と重複する構成要素、部分の記載はできるだけ省略する。
図1、図2、図3を参照して本考案の実施の形態を説明する。
図1、図2、図3に示すように、本考案の電解研磨装置は、主として電解液21を満たす適性な容器(電解浴槽)20と直流電源25と複合化陰極(対極)10とからなる。
図1に示すように、複合化陰極(対極)10は、それぞれの被研磨体40の周辺を360度囲み、前記被研磨体40を1個ずつ浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)12a、12b、12c、12dを備え、前記コンパートメントを互いに連結している。
図1の例では、ステンレス、銅、鉛など不溶解性の金属板11を、平面図では「田」字型になるように、加工、組み立てて、金属板11の壁によって仕切られた4室の複数の導電性コンパートメント(個室)12a、12b、12c、12dを構成している。
各個室12a、12b、12c、12dの空間は、頂部と下部が開口となっている。
一つの個室12aは、四方が金属板11a、11b、11c、11dの仕切りにより囲まれている。
同様に他の個室12b、12c、12dも四方が金属板の仕切りにより囲まれている。
これらの個室12a、12b、12c、12dは物理的および電気的に結合、接続され一体化して複合化陰極10を形成する。
複合化陰極10には、ステンレス、銅、鉛など不溶解性の導電端子14が接続されている。
複合化陰極10の底部に安定できる所定の高さの複数の脚13を設けるが望ましく、これにより電解液の上下の対流を良くすることができる。
図1、図2、図3に示すように、図1を参照して説明した複数の個室12a、12b、12c、12dを有する複合化陰極10は、一般的に樹脂または金属に樹脂のライニング、ゴムのライニングを施した電解浴槽20内に配置される。
電解液21は電解浴槽20内に複合化陰極10の頂部より高い位置まで満たされる。
電解液(電解研磨浴)21の組成としては、HPO、HSO,CrOを基本にする浴、HClOを基本とする浴、またはアルカリ性浴が用いられている。
ステンレス鋼板などの耐腐食性の導電金属からなる被研磨体の陽極枠23が電解浴槽20の頂部の縁にまたがって配置される。
複数の導電性保持具26は陽極枠23に取り付けられる。
保持具26にはステンレスなどの耐腐食性の導電金属からなる吊り下げ平板(または吊り下げワイヤー)27が取り付けられる。
複数の不定形の小型個品である装飾品、精密部品、歯科鋳造用合金等の金属からなる複数の被研磨体40は、それぞれの吊り下げ平板(または吊り下げワイヤー)27の下端に取り付けられ電解浴槽20に浸漬される。
電解液(電解研磨浴)21の温度を調整するために電熱ヒーター30が電解浴槽20内に配置される。
電源25としては、原則としては直流電源を使用する。蓄電池を使用する場合もある。
図3に示す直流電源25は、周知のように、コンセント25f、電源コード25eを経由して商用交流電源と接続され、整流器を用いてこの交流を直流電圧、直流電流に変換するものである。
直流電源25で得られた直流電圧、直流電流は出力端子25a、25bに出力される。
出力される直流電流、直流電圧は、それぞれ電流計25c、電圧計25dに表示される。
プラス側の出力端子25aは、リード線24aを経由して陽極枠23に接続される。
マイナス側の出力端子25bは、リード線24b、端子14を経由して陰極10に接続される。
本考案による複合化陰極10の形状パターンは、図1に示す複数の矩形の仕切りを有する個室を有するものに限定されずに図4、図5に例示するように任意のパターンを選択できる。
図4に示すように、図4Aの複合化陰極10Aは、複数の矩形の金属板が物理的および電気的に横方向に接続、結合し、連結して一体化したものである。
図4Bの複合化陰極10Bは、複数の矩形の金属板が物理的および電気的に横方向および縦方向に接続、結合して一体化したものである。
図4Cの複合化陰極10Cは、複数の三角形の金属板が物理的および電気的に横方向に接続、結合して一体化したものである。
図5に示すように、図5Aの複合化陰極10Dは、複数のハニカム形の金属板が物理的および電気的に放射状に接続、結合して一体化したものである。
図5Bの複合化陰極10Eは、複数の円形の金属板が物理的および電気的に横方向および縦方向に接続、結合し、連結して一体化したものである。
図5Cの複合化陰極10Fは、複数の波形の金属板と複数の平板状金属板が物理的および電気的に交互に配列して接続、結合し、連結して一体化したものである。
被研磨体40が複雑な形をしている時は、最適な個室の形、任意の数を選択して使用して被研磨体40と陰極10との距離を近くするのが望ましい。
一般的には、電解研磨では被研磨体に対して、高電流部と低電流部の電位差が生じ、研磨状態が良好な部分とそうでない部分が発生する。
特に、図6、図7に示した従来例の共通の陰極50を用いて、複数の被研磨体40を同時に電解研磨する場合には、異なる被研磨体40における電流密度のばらつきを生じ、複雑な形状の被研磨体40では例えば突起部の根元などは研磨されにくい。
上述の様に、本考案の陰極構造を使用することにより被研磨体の審美性に優れた、均一な高品質に仕上げることができる。
本考案によると、光沢性は、光沢見本に沿った鏡面を形成することができる。
(実施例)
実施例は次の通りである。
被研磨体の表面粗さ(Ra;平均粗さ)は、処理前の1/2の数値となり良好な結果を示している。
電解研磨の評価方法は光沢・光沢見本を基準として、目視による相対比光沢度で優位差を決定した。
更に電解研磨の評価方法として、表面粗さ(Ra;平均粗さ)を測定した。
表面粗さ測定器として、ISO,JIS、ASMEなど対応装備した東京精密(株)社製 HANDYSURF E−35Aを使用した。
パラメーターとして、算術平均粗さを用い被研磨体の処理前と処理後の変化を比較し、数値が1/2以下になった被研磨体を合格とした。
電解研磨の評価方法は、重量の変化・被研磨体の処理前、処理後の重量を秤量して、腐食減量g、減量%を指標として利用し、研磨速度等の状況把握に貴重なデータとする。
下記実施例として被研磨体40それぞれ1個にたいして、周囲360度囲む本考案の複合化陰極10を用いた。
複合化陰極10の形は適応であるが、ここでは図4、図5に示す形状の複合化陰極10を用いた。
任意の重量、表面積の被研磨体40ものに適用できるが、ここでは被研磨体40の平均的重量は10〜15グラム、平均的表面積は7〜20平方センチ・メートルの小型の被研磨体40を使用した。
(実施例1)
被研磨体40としてコバルトークロム合金の比較的複雑な形の装飾品、精密部品、歯科鋳造用合金などの小型の精密部品を用いた。
複合化陰極10としてステンレス鋼板SUS304を用いた。
また複合化陰極10として図1、図4Bに示した矩形の形状の複数の個室12a、12b、12c、12dを有するものを用いた。
電解液21としてリン酸86%、硫酸14%を用いた。
供給電圧、電流は4V/12Aである。
その結果として、4被研磨体の回分×11バッチ=44個、91%、40個合格し、充分な再現性が認められた。
(比較例1)
図6に示す従来の共通陰極50を用い、その他の条件は実施例1と同一で電解研磨を行った結果、合格率は70%であった。
(実施例2)
被研磨体40としてステンレス鋼板SUS304の比較的小型の精密部品を用いた。
複合化陰極として複数のハニカム状個室(図5A参照)を有する複合化陰極10Dを用いた。
電解液21としてリン酸60%、硫酸40%、クロム酸70gを用いた。
供給電圧、電流は3.5V/17Aである。
その結果として、8被研磨体の回分×4バッチ=32個、94%30個合格し、充分な再現性が認められた。
(比較例2)
図6に示す従来の共通陰極50を用い、その他の条件は実施例2と同一で電解研磨を行った結果、合格率は72%であった。
上記から明らかなように、従来の共通電極を用いた電解研磨による被研磨体の合格率が平均70%であったのに対して、本考案の複合化電極を用いた電解研磨よる被研磨体の合格率が平均で90%となり、歩留が飛躍的に改善された。
本考案の陰極構造を示す概念的斜視図である。 本考案の電解研磨装置の主要部を示す概念的斜視図である。 本考案の電解研磨装置を示す概念的説明図である。 本考案の陰極の任意の仕切り板によって構成される陰極の区画種類の概念的平面図である。 本考案の陰極の任意の仕切り板によって構成される陰極の他の区画種類の概念的平面図である。 従来の電解研磨装置の主要部を示す概念的斜視図である。 従来の電解研磨装置を示す概念的説明図である。
符号の説明
同一構成要素、同一部分については同一参照符号を付してある。
10 複合化陰極
10A 複合化陰極
10B 複合化陰極
10C 複合化陰極
10D 複合化陰極
10E 複合化陰極
10F 複合化陰極
11 金属板
11a 仕切り板
11b 仕切り板
11c 仕切り板
11d 仕切り板
12a 個室
12b 個室
12c 個室
12d 個室
13 脚
14 導電端子
20 電解槽
21 電解液
23 導電枠
24a リード線
24b リード線
25 直流電源
25a 出力端子(プラス側)
25b 出力端子(マイナス側)
26 保持具
27 吊り下げ平板(吊り下げワイヤー)
30 電熱ヒーター
40 被研磨体
50 従来の共通陰極

Claims (6)

  1. それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を備え、
    前記コンパートメントを互いに連結したことを特徴とする電解研磨用複合化陰極。
  2. それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を備え、
    前記コンパートメントが、四角形、三角形、六角形を含む複数の多角形の形状、複数の円形形状または直線と波型を積層した形状であり、
    前記形状の前記コンパートメントを互いに連結した電解研磨用複合化陰極。
  3. それぞれの被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られた導電性コンパートメント(個室)を互いに連結した陰極と、
    前記コンパートメントの底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する複数の脚を設けたことを特徴とする電解研磨用複合化陰極。
  4. 電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり
    前記陰極が複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化したことを特徴とする電解研磨装置。
  5. 電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり
    前記陰極を複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化し、
    前記陰極の底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する手段を設けたことを特徴とする電解研磨装置。
  6. 電解浴槽と、陰極と、前記陰極と被研磨体を陽極として前記陰極と前記陽極間に電圧を印加する電源とからなり
    前記陰極を複数の被研磨体の周辺を360度囲み、前記被研磨体を1個ずつ電解液に浸漬できる複数の仕切られたコンパートメント(個室)を互いに連結して複合化し、
    前記陰極の底部に複数の脚からなり前記陰極の底部と電解浴槽の底部との間に隙間を形成する手段を設けたことを特徴とする電解研磨装置。
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