JP3121564U - ボウリングゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遊技者が同時に楽しむことができるボウリングゲーム装置を提供すること。
【解決手段】本考案では、遊技者の人数を選択する遊技人数選択手段と、遊技料金を投入する遊技料金投入手段と、前記遊技人数選択手段で選択された数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段と、前記遊技料金判断手段によって前記遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたことを検出した場合に、前記遊技人数選択手段で選択された人数に応じたボウリングゲームを提供するボウリングゲーム提供手段とを有することにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、ボウリングゲーム装置に関するものである。
従来より、ボウリングゲームは、幅広い年齢層の遊技者によって遊技されている。このボウリングゲームは、もともとボウリング場内に設置されたボウリング施設を用いて遊技されていたが、近年では、ゲームセンターに設置されたボックス型のコインゲーム機を用いて遊技されてもいる。
ボウリング施設を用いてボウリングゲームを行う場合には、ボウリング施設内のフロントで係員に遊技する人数を予め申告してからボウリングゲームを開始することになり、遊技人数に変更が生じた場合には、そのたびごとに係員に申告するようにしていた。
また、ボックス型のコインゲーム機でボウリングゲームを行う場合には、遊技者の人数が一人に限定されており、遊技者の人数を増加させることはできなかった。
実開平5−91761号公報
ところが、上記従来のボウリング施設では、ゲームごとに異なる人数で遊技を行うには、そのたびごとにフロントの係員に申告しなければならず、遊技者にとっても、また、係員にとっても煩雑なものであった。
また、上記従来のボックス型のコインゲーム機では、遊技者の人数を増加させることができず、複数の遊技者によって同時にボウリングゲームを楽しむことができなかった。
そこで、請求項1に係る本考案では、遊技者の人数を選択する遊技人数選択手段と、遊技料金を投入する遊技料金投入手段と、前記遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段と、前記遊技料金判断手段によって前記遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたことを検出した場合に、前記遊技人数選択手段で選択された人数に応じたボウリングゲームを提供するボウリングゲーム提供手段とを有することを特徴とするボウリングゲーム装置を提供することにした。
また、請求項2に係る本考案では、前記請求項1に係る本考案において、遊技するフレーム数を選択する遊技フレーム数選択手段を有し、前記ボウリングゲーム提供手段は、前記遊技フレーム数選択手段で選択されたフレーム数に応じたボウリングゲームを提供するように構成することにした。
また、請求項3に係る本考案では、前記請求項1又は請求項2に係る本考案において、遊技するフレーム数を延長する遊技フレーム延長手段を有し、前記ボウリングゲーム提供手段は、前記遊技フレーム延長手段で延長されたフレーム数に応じてボウリングゲームを延長して提供するように構成することにした。
また、請求項4に係る本考案では、前記請求項1〜請求項3のいずれかに係る本考案において、前記ボウリングゲーム提供手段は、ボウリングゲームの進行状況を把握して、該当する遊技者のボールを遊技者に提供するように構成することにした。
また、請求項5に係る本考案では、前記請求項1〜請求項4のいずれかに係る本考案において、前記ボウリングゲーム提供手段は、遊技者ごとに異なる色のボールを提供するように構成することにした。
そして、本考案では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、請求項1に係る本考案では、ボウリングゲーム装置において、遊技者の人数を選択する遊技人数選択手段と、遊技料金を投入する遊技料金投入手段と、遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が遊技料金投入手段から投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段と、遊技料金判断手段によって遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が遊技料金投入手段から投入されたことを検出した場合に、遊技人数選択手段で選択された人数に応じたボウリングゲームを提供するボウリングゲーム提供手段とを有しているために、ゲームごとに異なった人数の遊技者でボウリングゲームを容易に楽しむことができる。
また、請求項2に係る本考案では、遊技するフレーム数を選択する遊技フレーム数選択手段を有し、ボウリングゲーム提供手段は、遊技フレーム数選択手段で選択されたフレーム数に応じたボウリングゲームを提供するように構成しているために、ゲームごとに異なったフレーム数だけボウリングゲームを楽しむことができる。
また、請求項3に係る本考案では、遊技するフレーム数を延長する遊技フレーム延長手段を有し、ボウリングゲーム提供手段は、遊技フレーム延長手段で延長されたフレーム数に応じてボウリングゲームを延長して提供するように構成しているために、ゲーム後に引き続き所定フレーム数だけボウリングゲームを継続して楽しむことができる。
また、請求項4に係る本考案では、ボウリングゲーム提供手段は、ボウリングゲームの進行状況を把握して、該当する遊技者のボールを遊技者に提供するように構成しているために、複数の遊技者で遊技してもボールを誤って使用してしまうのを防止することができる。
また、請求項5に係る本考案では、ボウリングゲーム提供手段は、遊技者ごとに異なる色のボールを提供するように構成しているために、複数の遊技者で遊技しても自分のボールを色によって目視で確認することができてボールを誤って使用してしまうのを防止することができる。
以下に、本考案に係るボウリングゲーム装置の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、ボウリングゲーム装置1は、箱型状のケーシング2の上部にレーン3を形成するとともに、レーン3の後端部にピン4を載置して、ボール5をピン4に向けてレーン3上を転がして遊技するように構成している。
このボウリングゲーム装置1は、ボウリングゲーム提供手段6を内蔵しており、このボウリングゲーム提供手段6には、ボール提供手段7、ピン配列手段8、スコア検出手段9、スコア表示手段10が接続され、さらには、遊技人数選択手段11、遊技料金投入手段12、遊技フレーム数選択手段13、遊技フレーム延長手段14が接続されている。
ボウリングゲーム提供手段6は、CPUやメモリーやインターフェイスなどを備えたコンピュータで構成しており、メモリーに格納したプログラムによって制御するようになっている。
ボール提供手段7は、レーン3の前端部に配設されており、レーン3の後端部にボール回収路15を介して接続されている。
このボール提供手段7は、レーン3の後端部に配列されたピン4に向けて投入されたボール5をボール回収路15によって回収し、ボウリングゲーム提供手段6からの指令により該当するボール5をレーン3の前端部に1個ずつ提供するように構成している。
ピン配列手段8は、レーン3の後端部に10本のピン4を所定の配置で配列するように構成している。
このピン配列手段8は、投入されたボール5によってピン4が転倒した場合には、転倒したピン4を回収しておき、ボウリングゲーム提供手段6からの指令により適宜ピン4を配列するように構成している。
スコア検出手段9は、各ピン4に対応したセンサによって、転倒したピン4の本数、残存するピン4の本数や位置を検出するようにしている。
このスコア検出手段9は、ボール5がレーン3の後端部まで投入されたことをセンサにより検出した後に、各ピン4に対応したセンサによって、転倒したピン4の本数、残存するピン4の本数や位置を検出し、ボウリングゲーム提供手段6に検出結果を送信するように構成している。
スコア表示手段10は、ケーシング2の前端上部に液晶ディスプレイを傾斜状に配置している。
このスコア表示手段10は、ボウリングゲーム提供手段6からの指令により、スコアを表示するとともに、適宜遊技者へのメッセージ(遊技人数の選択を要求するメッセージや遊技料金の投入を要求するメッセージなど)を表示するように構成している。
このように、ボウリングゲーム装置1は、ボウリングゲーム提供手段6、ボール提供手段7、ピン配列手段8、スコア検出手段9、スコア表示手段10によって、基本的なボウリングゲームを行うことができるように構成している。
しかも、上記ボウリングゲーム装置1では、基本的な構成に加えて、遊技人数選択手段11、遊技料金投入手段12、遊技フレーム数選択手段13、遊技フレーム延長手段14を設けている。
遊技人数選択手段11は、ボウリングゲーム装置1で同時にボウリングゲームを行う遊技者の人数を選択するための手段であり、人数に対応した複数個のボタンスイッチでもよく、また、ダイヤルスイッチでもよい。
そして、ボウリングゲーム提供手段6では、ゲーム開始前にスコア表示手段10で遊技者の人数を遊技人数選択手段11で選択するように遊技者に要求する。
遊技料金投入手段12は、ボウリングゲーム装置1で同時にボウリングゲームを行う遊技者の人数に応じた料金を投入するための手段であり、いわゆる課金ボックスである。
この遊技料金投入手段12には、遊技人数選択手段11で選択された人数に応じた料金が投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段も内蔵している。
そして、ボウリングゲーム提供手段6では、遊技人数選択手段11によって遊技者の人数が選択された場合に、スコア表示手段10を用いて、その人数に応じた料金を表示するとともに、その料金を遊技料金投入手段12から投入するように遊技者に要求する。
また、ボウリングゲーム提供手段6では、遊技料金投入手段12に遊技人数分の料金が投入されたことを遊技料金判断手段によって判断した場合には、その信号を受信し、そこではじめてボール提供手段7、ピン配列手段8、スコア検出手段9を駆動制御する。
遊技料金判断手段は、遊技料金投入手段12に内蔵させた場合に限られず、ボウリングゲーム提供手段6で遊技料金投入手段12に投入された金額が遊技人数選択手段11によって選択された人数分の料金に達するか否かを判断するように構成してもよい。
遊技フレーム数選択手段13は、遊技人数選択手段11で選択された人数の遊技者が同時にボウリングゲームを行う場合のフレーム数を選択するための手段であり、たとえば、3フレーム、5フレーム、10フレームのように予め決められたフレーム数を選択するものでもよく、また、1〜10の任意のフレーム数を選択するものでもよい。この場合も、フレーム数に対応した複数個のボタンスイッチでもよく、また、ダイヤルスイッチでもよい。
そして、ボウリングゲーム提供手段6では、遊技フレーム数選択手段13によって選択されたフレーム数のボウリングゲームを提供するようにしている。
遊技フレーム延長手段14は、ゲームの途中や終了後に、ゲームを延長して引き続き行う場合に、延長するフレーム数を選択するための手段であり、たとえば、3フレーム、5フレーム、10フレームのように予め決められたフレーム数を選択するものでもよく、また、1〜10の任意のフレーム数を選択するものでもよい。この場合も、フレーム数に対応した複数個のボタンスイッチでもよく、また、ダイヤルスイッチでもよい。
そして、ボウリングゲーム提供手段6では、遊技フレーム数選択手段13によって選択されたフレーム数のボウリングゲームを提供し、途中や最後に遊技フレーム延長手段14によって延長フレーム数が選択された場合に限り、そのフレーム数分だけ引き続きボウリングゲームを提供するようにしている。
また、ボウリングゲーム提供手段6では、スコア検出手段9によって転倒したピン4の本数からスコアを作成してスコア表示手段10に表示しており、開始から終了までの間中、ボウリングゲームの進行状況を常に把握することができる。
そのため、ボウリングゲーム提供手段6は、スコア検出手段9によってボウリングゲームの進行状況を把握して、複数の遊技者のうちで該当する遊技者のボール5をボール提供手段7から遊技者に提供するように構成している。
その際に、ボウリングゲーム提供手段6は、遊技者ごとに異なった色のボール5を割り当てて、遊技者ごとに異なった色のボール5を提供するように構成している。
以上に説明したように、上記ボウリングゲーム装置1では、遊技者の人数を選択する遊技人数選択手段11と、遊技料金を投入する遊技料金投入手段12と、遊技人数選択手段11で選択された人数分の遊技料金が遊技料金投入手段12から投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段(遊技料金投入手段12に内蔵)と、遊技料金判断手段(遊技料金投入手段12に内蔵)によって遊技人数選択手段11で選択された人数分の遊技料金が遊技料金投入手段12から投入されたことを検出した場合に、遊技人数選択手段11で選択された人数に応じたボウリングゲームを提供するボウリングゲーム提供手段6とを有しているために、ゲームごとに異なった人数の遊技者でボウリングゲームを容易に楽しむことができる。
また、上記ボウリングゲーム装置1では、遊技するフレーム数を選択する遊技フレーム数選択手段13を有し、ボウリングゲーム提供手段6は、遊技フレーム数選択手段13で選択されたフレーム数に応じたボウリングゲームを提供するように構成しているために、ゲームごとに異なったフレーム数だけボウリングゲームを楽しむことができる。
また、上記ボウリングゲーム装置1では、遊技するフレーム数を延長する遊技フレーム延長手段14を有し、ボウリングゲーム提供手段6は、遊技フレーム延長手段14で延長されたフレーム数に応じてボウリングゲームを延長して提供するように構成しているために、ゲーム後に引き続き所定フレーム数だけボウリングゲームを継続して楽しむことができる。
また、上記ボウリングゲーム装置1では、ボウリングゲーム提供手段6は、ボウリングゲームの進行状況を把握して、該当する遊技者のボール5を遊技者に提供するように構成しているために、複数の遊技者で遊技してもボール5を誤って使用してしまうのを防止することができる。
また、上記ボウリングゲーム装置1では、ボウリングゲーム提供手段6は、遊技者ごとに異なる色のボール5を提供するように構成しているために、複数の遊技者で遊技しても自分のボール5を色によって目視で確認することができてボール5を誤って使用してしまうのを防止することができる。
なお、上記ボウリングゲーム装置1では、ボール5をピン4に向けて投球するように構成しているが、これに限られず、所定の発射手段によってボール5を発射するように構成してもよく、また、ビリヤードゲームのようにスティックでボール5を弾くように構成してもよい。
また、上記ボウリングゲーム装置1では、ボックス型のコインゲーム機で構成しているが、これに限られず、ボウリング場内のボウリング施設として構成することもできる。
本考案に係るボウリングゲーム装置を示す模式図。 同ブロック構成図。
符号の説明
1 ボウリングゲーム装置 2 ケーシング
3 レーン 4 ピン
5 ボール 6 ボウリングゲーム提供手段
7 ボール提供手段 8 ピン配列手段
9 スコア検出手段 10 スコア表示手段
11 遊技人数選択手段 12 遊技料金投入手段
13 遊技フレーム数選択手段 14 遊技フレーム延長手段
15 ボール回収路

Claims (5)

  1. 遊技者の人数を選択する遊技人数選択手段と、
    遊技料金を投入する遊技料金投入手段と、
    前記遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたか否かを判断する遊技料金判断手段と、
    前記遊技料金判断手段によって前記遊技人数選択手段で選択された人数分の遊技料金が前記遊技料金投入手段から投入されたことを検出した場合に、前記遊技人数選択手段で選択された人数に応じたボウリングゲームを提供するボウリングゲーム提供手段と、
    を有することを特徴とするボウリングゲーム装置。
  2. 遊技するフレーム数を選択する遊技フレーム数選択手段を有し、前記ボウリングゲーム提供手段は、前記遊技フレーム数選択手段で選択されたフレーム数に応じたボウリングゲームを提供するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のボウリングゲーム装置。
  3. 遊技するフレーム数を延長する遊技フレーム延長手段を有し、前記ボウリングゲーム提供手段は、前記遊技フレーム延長手段で延長されたフレーム数に応じてボウリングゲームを延長して提供するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボウリングゲーム装置。
  4. 前記ボウリングゲーム提供手段は、ボウリングゲームの進行状況を把握して、該当する遊技者のボールを遊技者に提供するように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のボウリングゲーム装置。
  5. 前記ボウリングゲーム提供手段は、遊技者ごとに異なる色のボールを提供するように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のボウリングゲーム装置。
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