JP3121057U

JP3121057U - 警防介護支援機

Info

Publication number: JP3121057U
Application number: JP2006001191U
Authority: JP
Inventors: 喜太郎菊地
Original assignee: 喜太郎菊地
Priority date: 2006-01-25
Filing date: 2006-01-25
Publication date: 2006-04-27
Anticipated expiration: 2016-01-25

Abstract

【課題】在宅・留守宅における個人又は家族の危機管理上重要な４つの機能を包含した独立した機器・装置を提供する。
【解決手段】人体を感知する赤外線センサー及び制御基板、デジタルカメラを制御するコントローラーをリモート制御する４チャンネルチューナー制御基板を配設し、画像伝送の為のカメラ出力端子のＵＳＢ信号をシリアル・ポート（ＥＩＡー２３２Ｃ）に変換制御する基板を配置し、更にＴＣＰ／ＩＰ制御基板及びモデム制御基板、同時にデジタル電話機基板、３チャンネルワイヤレスリモコンを配設し、機能切り替のオートマニュアルスイッチを設け、遠隔診療端末用インターフェース・ディスプレイ基板を配設した構成にした。これにより在宅・留守宅における個人又は家族の危機管理上重要な４つの機能を包含した機器としての役割を果たす事が出来る。
【選択図】図１

Description

本考案は、防犯・警備・介護支援・オンコール機能と遠隔診療機能と４分野の機能を一体化した警防介護支援機器に関する。

従来の製品には、防犯に関係した防犯機器、警備・警護に関した護身機器、介護支援に関する介護支援機器、オンコールはオンコール機能だけ、一部地域でしかおこなわれていないが遠隔診療だけと言うような単独機能機器、システムだけであった。

以下、従来の関係する機器について説明する。防犯機器・システムにおいては、感知センサーにビデオカメラ・警報機等組み込んだもの、パソコンを介しサーバー経由のものもある。

上記の防犯機器に類似した内容の機器・システムである。

従来の介護支援機器・システムとしては、単独の機器としてはなく、オンコールを介し契約警備会社・介護関係会社等を経由し指定支援センターへ連絡する方法と、有線放送によるオンコール専用回線を利用して自治体介護支援センターへ連絡する方法がある。

以上述べた従来の単独機能の１機種では関連する４つの機能を機能させる事ができなかった。

本考案は、このような従来の１機種１機能ではなく、関連する４つの機能を構成し、１台で４つの機能を包含することを目的とするものである。

そして、本考案は上記目的を達成するために従来の人体感知を検知する赤外線センサー及び制御基板、デジタルカメラを制御するコントローラーをリモート制御する４チャンネルチューナー制御基板を配設し、画像伝送の為のカメラ出力端子のＵＳＢ信号をシリアル・ポート（ＥＩＡー２３２）に変換制御する基板を配設し、更にＴＣＰ／ＩＰ制御基板及びモデム制御基板、同時にデジタル電話機基板、３チャンネルワイヤレスリモコンを配設し、遠隔診療端末制御用インターフェース基板、機能切り替のオート・マニュアルスイッチを設けたものである。

上記課題解決手段による作用は次のとおりである。すなわち、防犯機としては、機能切り替スイッチをオートにし、人体を感知すると警報発信、カメラのシャッター作動、電話自動発信、カメラ画像を携帯電話、またインターネットを経由、パソコンに伝送出来る。警備機能としては、機能切り替スイッチをマニュアルにし、ワイヤレスリモコンを手元に置き不意の侵入者に遭遇した場合スイッチボタンを押す事で警報発信、カメラシャッター作動、電話自動発信、画像を携帯電話、又はネット経由でパソコンに伝送、危機を未然に防止出来る。介護支援・オンコール機能としては、機能切り替スイッチをマニュアルにし、ワイヤレスリモコンを被介護者が、通常身につけるか、又寝たきりの被介護者は手元に置いておく事で病状に異常が生じた時は緊急ボタン、健康相談の際は相談ボタン、家族に支援を要請する時は通常ボタンを押すことでそれぞれに登録された電話番号に自動発信され、同時に画像も伝送される。又遠隔診療端末を接続し遠隔スイッチＯＮ・ＯＦＦによりインターネットを経由し指定診療所にデータを送信できる。

上述したように本考案の装置は、従来の単独機能製品に比べて在宅・留守宅における個人又は家族の危機管理上重要な四つの機能を兼ね備えており、日常生活に安全性を提供できる。

考案の実施するための最良の形態

以下、本考案の実施の形態を図１、図２に基づいて説明する。

図においては、図１のように、オンコール受信ユニット８、電話発信制御ユニット７、シャッター制御ユニット９、遠隔診療インターフェース・ディスプレイユニット３、センサー制御ユニット５、ＵＳＢ−シリアル・ポート（ＩＥＡ２３２Ｃ）インターフェースユニット１２、ＴＣＰ／ＩＰ制御ユニット６、電話ユニット４、デジタルカメラユニット１３、及びシャッター制御タイマー、オート・マニュアル切り替用スイッチ１１を配設するものである。

以下の説明において、基板を図１、図２のようにユニットと呼称する。

以下上記構成の動作を説明する。防犯機としては、機能切り替スイッチ１１をオートにし、センサーユニット２、センサー制御ユニット５により人体を感知すると、警報出力端子１８より警報発信、シャッター制御ユニット９によりカメラ１３のシャッター作動、電話制御ユニット４により電話自動発信、ＵＳＢ−シリアル・ポート変換ユニット１２、ＴＣＰ／ＩＰ制御ユニット６、モデム制御ユニット２１を介しカメラ画像を携帯電話、又はインターネットを経由、パソコンに伝送出来る。

警備機能としては、機能切り替スイッチ１１をマニュアルにしワイヤレスリモコンを手元に置き、危機に遭遇した場合スイッチボタンを押すことで防犯機の場合と同じ作用をし危機を未然に防止出来る。

介護支援・オンコール機能としては、機能切り替スイッチ１１をマニュアルにし、ワイヤレスリモコンを被介護者が、通常身につけるか、又寝たきりの被介護者手元に置くことで病状に異常が生じた時は緊急ボタン、健康相談の際は相談ボタン、家族に支援を要請する時は通常ボタンを押すことでそれぞれ登録された電話番号に自動発信され、同時に画像も伝送される。

遠隔診療機能としては、遠隔診療端末を接続し、遠隔スイッチＯＮで開始ＯＦＦで終了の動作により、遠隔診療インターフェース・ディスプレイユニット３、ＴＣＰ／ＩＰ制御ユニット６を介し、ネットを経由、指定診療所にデータ・画像を伝送出来る。

本考案の実施形態を示す警防介護支援機内部開放姿図同警防介護支援機左上側面姿図

符号の説明

１動作表示ユニット
２センサーユニット
３遠隔診療インターフェース・ディスプレイユニット
４電話制御ユニット
５センサー制御ユニット
６ＴＣＰ／ＩＰインターフェースユニット
７電話自動発信制御ユニット
８自動手動オンコール制御ユニット
９シャッタータイマー制御ユニット
１０電話プッシュボタンユニット
１１シャッタータイマー設定・オート／マニュアルスイッチ
１２ＵＳＢーシリアル・ポート（ＥＩＡ２３２Ｃ）変換ユニット
１３デジタルカメラユニット
１６遠隔ＯＮ／ＯＦＦスイッチ
１７遠隔診療端末入力端子
１８警報アラーム出力端子
１９電源入力端子
２０動作表示ＬＥＤ
２１モデム制御ユニット

Claims

人体感知を検知する赤外線センサー及び制御基板及びデジタルカメラを制御するコントローラーを、リモート制御する４チャンネルチューナー制御基板を配設し、画像伝送の為のＵＳＢーシリアル変換基板、ＴＣＰ／ＩＰインターフェース及びモデム基板を配設、同時に遠隔診療（心電図・脈拍・血圧・呼吸数）インターフェースを配設、電話機基板を配設、３チャンネルワイヤレスリモコンを配設した警防介護支援機器。