JP3120894B2 - 内視鏡のコネクタ装置 - Google Patents

内視鏡のコネクタ装置

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JP3120894B2
JP3120894B2 JP04120986A JP12098692A JP3120894B2 JP 3120894 B2 JP3120894 B2 JP 3120894B2 JP 04120986 A JP04120986 A JP 04120986A JP 12098692 A JP12098692 A JP 12098692A JP 3120894 B2 JP3120894 B2 JP 3120894B2
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隆之 荻野
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の固体撮像素
子に接続された信号コネクタを信号処理装置のコネクタ
受けに挿脱自在に差し込むようにした内視鏡のコネクタ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内視鏡のコネクタ装置において
は、一般に、信号コネクタとコネクタ受けとを正しい向
きに接続させるために、信号コネクタ側に突起が形成さ
れ、その突起が緩く嵌め込まれる幅の切り欠きがコネク
タ受け側に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡に設けられた固
体撮像素子の改良に伴って、信号処理装置側の改良も行
われる。これによって、内視鏡と信号処理装置との間
に、図14に示されるような上位互換性が生じる場合が
ある。
【0004】この場合の上位互換性は、改良後の信号処
理装置に対しては改良前及び改良後の内視鏡を接続する
ことができるが、改良後の内視鏡を改良前の信号処理装
置に接続してはいけないというものである。
【0005】しかし、従来のように単にコネクタ接続の
向きを規制するための突起と切り欠きを設けただけの構
成では、そのような上位互換性を得ることができず、改
良後の信号処理装置に対して改良前の内視鏡を接続でき
るようにすると、誤って改良後の内視鏡を改良前の信号
処理装置に接続することがあって、回路の破損や画像異
常による誤診の原因になることがあった。
【0006】そこで本発明は、装置類の改良に伴って、
必要に応じて上位互換性を得ることができる内視鏡のコ
ネクタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡のコネクタ装置は、観察画像を電気
信号に変換して伝送するために内視鏡に固体撮像素子を
設け、上記固体撮像素子に接続された信号コネクタを信
号処理装置のコネクタ受けに挿脱自在に差し込んで、上
記固体撮像素子と上記信号処理装置内の回路との間の接
続を行うようにした内視鏡のコネクタ装置において、上
記コネクタ受けには、口元側に向けて開口する切り欠き
が形成されたストッパを取り付けると共に、上記信号コ
ネクタには、上記ストッパの切り欠きに嵌め込まれる突
片を取り付け、上記内視鏡及び上記信号処理装置の改良
に際して、上記切り欠きの幅と上記突片の幅を共に広げ
て形成するようにしたことを特徴とする。
【0008】なお、上記ストッパを上記コネクタ受けに
着脱自在に取り付けてもよい。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2及び
図1は、観察画像を電気信号に変換して伝送する固体撮
像素子(図示せず)を挿入部先端に内蔵する内視鏡の信
号コネクタ10を、ビデオプロセッサ(信号処理装置)
のコネクタ受け30に接続する途中の状態及び接続され
た状態を示している。
【0010】信号コネクタ10の円筒状のコネクタケー
ス11内に押さえナット12で固定された絶縁プラグ1
3には、固体撮像素子に接続された信号線(図示せず)
の端部が接続された多数の接点ピン14が突設されてい
る。
【0011】コネクタケース11の外周には、回転方向
の位置決めをするための位置決めピン16が突設されて
いる。17は、コネクタ受け30側のクリックバネ31
に係合させるためにコネクタケース11の外周に環状に
突出形成されたクリック係合部である。
【0012】32は、コネクタケース11を緩く嵌挿さ
せることができるコネクタ受け筒であり、その内部の絶
縁プラグ受け33に、接点ピン14に接続される多数の
接点34が配置されている。
【0013】これら接点34は、固体撮像素子を駆動す
るための駆動信号送出回路及び固体撮像素子から送られ
てくる画像信号を処理するための信号処理回路等、ビデ
オプロセッサ内の回路に接続されている。
【0014】36は、位置決めピン16がガタなく通る
程度の幅で、コネクタ受け筒32に口元側から真直に形
成された位置決め用切り欠きであり、この位置決め用切
り欠き36内に位置決めピン16を係合させた状態での
み、信号コネクタ10をコネクタ受け30に差し込むこ
とができる。
【0015】コネクタ受け筒32の口元部に取り付けら
れた環状のクリックカバー38の内側には、ばね材から
なるC字状のクリックリング31が装着されている。し
たがって、図1に示されるように信号コネクタ10をコ
ネクタ受け30内にいっぱいに差し込むと、クリック係
合部17がクリックリング31の内側を通過した位置で
クリックリング31の弾性力によって押さえられ、信号
コネクタ10とコネクタ受け30との接続状態が弾性的
に固定される。
【0016】コネクタ受け30内の絶縁プラグ受け33
の外周には、筒状のストッパ筒41が着脱可能に嵌着さ
れている。ストッパ筒41の端面は絶縁プラグ受け33
の端面と略同一高さに位置し、ストッパ筒41とコネク
タ受け筒32との間には、コネクタケース11の先側部
分が差し込まれるだけの隙間があけられている。
【0017】そして、このストッパ筒41には、端面側
(即ち、コネクタ受け30の口元側)に向けて開口する
切り欠き42が、図3にも示されるように、所定の幅で
形成されている。
【0018】信号コネクタ10のコネクタケース11の
内側には、図4に示されるような、筒体を一部を残して
軸方向に切除した形状の突片21が取り付けられてい
る。この突片21は、その向きを組み立て時にセットす
ることができるように、押さえナット11に圧入されて
取り付けられており、その位置と形状は、図5に示され
るように、ストッパ筒41の切り欠き42にちょうど嵌
め込まれるように形成されている。
【0019】したがって信号コネクタ10をコネクタ受
け30に差し込めば、位置決めピン16が位置決め用切
り欠き36内に嵌め込まれると共に、図1に示されるよ
うに、突片21がストッパ筒41に形成された切り欠き
42内に嵌め込まれ、全ての接点ピン14と接点34と
が接続されて、内視鏡の固体撮像素子がビデオプロセッ
サの駆動信号送出回路及び信号処理回路等に接続され
る。そして、その状態がクリックリング31の弾性力に
よって固定される。
【0020】図6及び図7は、内視鏡の固体撮像素子と
ビデオプロセッサの回路が改良された信号コネクタ10
−2とコネクタ受け30−2の、ストッパ筒41−2の
切り欠き42−2と突片21−2とを示しており、共
に、改良前の装置に比べて幅広に形成されている。
【0021】したがって、改良後のビデオプロセッサの
コネクタ受け30−2に対しては、改良前及び改良後の
いずれの内視鏡の信号コネクタ10−1,10−2でも
差し込んで接続することができる。
【0022】しかし、改良後の内視鏡の信号コネクタ1
0−2を改良前のビデオプロセッサのコネクタ受け30
−1に差し込んで接続しようとすると、図8に示される
ように、信号コネクタ10−2の突片21−2がコネク
タ受け30−1のストッパ筒41−1の切り欠き42−
1内に入らないので、突片21−2の端面がストッパ筒
41−1の端面にぶつかって、信号コネクタ10−2を
それ以上コネクタ受け30−1に差し込むことができな
い。
【0023】このとき、クリック係合部17はクリック
リング31に係合するより手前にあってクリックリング
31に係合させることはできず、接点ピン14は接点3
4に接触しない。ただし、一部の接点ピン14と接点3
4とが接触してもよい。
【0024】このようにして、上位互換性を得ることが
できる。また、上位互換性が不必要になった場合には、
着脱自在なストッパ筒41をコネクタ受け30から取り
外せば、改良前及び改良後の全タイプの内視鏡の信号コ
ネクタ10をコネクタ受け30に接続することが可能と
なる。
【0025】図9ないし図11は、本発明の第2の実施
例を示しており、コネクタケース11の壁面から内方に
突設したピン25によって突片を形成したものであり、
ストッパ筒44側の切り欠き45の幅も、そのピン25
がちょうど嵌め込まれる程度の幅に形成されている。
【0026】そして、この実施例の場合には、内視鏡の
固体撮像素子及びビデオプロセッサの処理回路の改良が
行われると、図12に示されるように、ピン25の数を
円周方向に増やしそれに合わせて、切り欠き45−2の
幅も、図13に示されるように、全てのピン25がちょ
うど嵌め込まれる程度の幅に形成する。
【0027】このようにして、第2の実施例において
も、第1の実施例と全く同様の上位互換性を有すること
ができ、ビデオプロセッサのコネクタ受け30からスト
ッパ筒44を取り外せば、全ての内視鏡の信号コネクタ
を接続することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の内視鏡のコネクタ装置によれ
ば、改良後の信号処理装置のコネクタ受けは、ストッパ
筒の切り欠きの幅が広げられているだけなので、改良前
及び改良後のいずれの内視鏡の信号コネクタでも接続す
ることができ、改良後の内視鏡の信号コネクタは、突片
の幅が広げられているので、改良前の信号処理装置のコ
ネクタ受けには接続することができない。
【0029】したがって、ユーザーの手に渡ってしまっ
た内視鏡及び信号処理装置等には全く手を加えることな
く、上位互換性を維持することができ、しかも、改良前
の装置で用いられている部品にわずかな追加工を施すこ
とによって容易かつ安価に実現することができる。
【0030】また、必要に応じてコネクタ受けからスト
ッパ筒を取り外すことによって、簡単にすべての内視鏡
の信号コネクタを接続することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の改良前の信号コネクタとコネク
タ受けの側面断面図である。
【図2】第1の実施例の改良前の信号コネクタとコネク
タ受けの側面断面図である。
【図3】第1の実施例の改良前のコネクタ受けの正面断
面図である。
【図4】第1の実施例の突片の斜視図である。
【図5】第1の実施例の改良前の信号コネクタの正面断
面図である。
【図6】第1の実施例の改良後のコネクタ受けの正面断
面図である。
【図7】第1の実施例の改良後の信号コネクタ受けの正
面断面図である。
【図8】第2の実施例の側面断面図である。
【図9】第2の実施例の側面断面図である。
【図10】第2の実施例の改良前の信号コネクタの正面
断面図である。
【図11】第2の実施例の改良前のコネクタ受けの正面
断面図である。
【図12】第2の実施例の改良後の信号コネクタの正面
断面図である。
【図13】第2の実施例の改良後のコネクタ受けの正面
断面図である。
【図14】上位互換性の説明図である。
【符号の説明】
10 信号コネクタ 21 突片 30 コネクタ受け 41 ストッパ筒 42 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 H01R 13/40 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察画像を電気信号に変換して伝送するた
    めに内視鏡に固体撮像素子を設け、上記固体撮像素子に
    接続された信号コネクタを信号処理装置のコネクタ受け
    に挿脱自在に差し込んで、上記固体撮像素子と上記信号
    処理装置内の回路との間の接続を行うようにした内視鏡
    のコネクタ装置において、 上記コネクタ受けには、口元側に向けて開口する切り欠
    きが形成されたストッパを取り付けると共に、上記信号
    コネクタには、上記ストッパの切り欠きに嵌め込まれる
    突片を取り付け、上記内視鏡及び上記信号処理装置の改
    良に際して、上記切り欠きの幅と上記突片の幅を共に広
    げて形成するようにしたことを特徴とする内視鏡のコネ
    クタ装置。
  2. 【請求項2】上記ストッパが上記コネクタ受けに着脱自
    在に取り付けられている請求項1記載の内視鏡のコネク
    タ装置。
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