JP3120821U - ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力の光源を用いても内部の温度が高くならず、光源を破裂させるなどの問題が生じないランプを提供する。
【解決手段】ランプ10に設けた給気口20から外気をランプ10の内部に供給することにより、ランプ10の内部の空気がランプ10に設けた排気口22から順次排出されるとともに、光源12から放出された熱もランプ10の外に排出される。これにより、高出力の光源12を用いてもランプ10の内部温度が高くならず、光源12の失透や破裂などの問題が生じないランプ10を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、光源を冷却することにより、光源が発する熱で光源等の損傷を防止するランプに関する。
自動車のヘッドランプなどに用いられるランプは、従来、雨水などの水分や埃などの異物がランプの内部に侵入することを防止する目的から、密閉性の高いケースで光源を囲むような形状となっていた。例えば、初期のヘッドランプに用いられていたシールドビームは、ランプ全体が1つの電球となっており、光源を完全に密閉する構造となっていた。
一方、夜間走行時の安全性を向上させるため、ヘッドランプにはより大きな光量が要求されており、これに伴い、高出力の光源が用いられるようになっている。ところが、光源が電気エネルギーを光に変換することのできる割合(以下、「変換効率」と記載する。)は、ハロゲンランプであれば約10%程度であり、近年普及しつつある、変換効率の高いHID(High−intensity discharge lamp)でも約25%程度である。つまり、光源に与えられた電気エネルギーの大半は、熱などとして光源から放出されることとなる。したがって、高出力の光源を用いると、光源から放出された熱がランプの内部に密閉された空気の温度を上昇させることにより、ランプ本体や光源が損傷を受けるといった問題が生じていた。また、熱がこもりやすい小型ランプにおいても同様の問題が生じていた。
例えば、HIDの場合、点灯中の光源の周囲温度は400℃(31ワット灯)ないし600℃(55ワット灯)に達するので、ランプ本体を痛める原因になるとともに、HIDバルブの石英ガラスが高温によって結晶化し、石英ガラスが失透してHIDの光量が低下したり、石英ガラスが脆化してHIDバルブ内の高圧に耐えきれずにHIDバルブが破裂したりすることがあった。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、高出力の光源を用いても内部の温度が高くならず、光源を破裂させるなどの問題が生じないランプを提供することにある。
請求項1に記載された考案は、「光源12と、光源12を密閉するように囲むランプ本体18とを備えるランプ10であって、冷却用の空気をランプ10の内部に給気するための給気口20と、ランプ10の内部の空気を外部に排出するための排気口22と、空気を給気口20からランプ10の内部に供給するとともに、排気口22からランプ10の外部へ排出する通気装置24とを備えることを特徴とするランプ10。」である。
本考案によれば、通気装置24により、冷却用の空気が給気口20からランプ10の内部に供給されるとともに、ランプ10の内部の空気が排気口22から順次排出される。そして、排出される空気とともに光源12から放出された熱もランプ10の外に排出される。
請求項2に記載された考案は、「給気口20および排気口22は、ランプ本体18に設けられており、空気は、給気口20に挿通された給気用通気管32を通してランプ10の内部に給気されるとともに、排気口22に挿通された排気用通気管36を通してランプ10の外部へ排出されること」を特徴とする請求項1に記載のランプ10である。
請求項3に記載された考案は、「光源12は口金14を介してランプ本体18に取り付けられており、給気口20および排気口22は、口金14に設けられていること」を特徴とする請求項1または2に記載のランプ10である。
本考案によれば、給気口20および排気口22が光源12の口金14に設けられているので、ランプ本体18に給気口20および排気口22を設ける必要がない。
本考案によれば、光源から放出された熱をランプの外に排出することができるので、高出力の光源を用いてもランプの内部温度が高くならず、光源の失透や破裂などの問題が生じないランプを提供することができる。
また、請求項2に記載された考案によれば、空気は給気用通気管を通してランプの内部に給気されるとともに、排気用通気管を通して外部に排出されるので、給気用通気管および排気用通気管の形状を変えることにより、ランプ内部における空気の流れを調整することができる。
さらに、請求項3に記載された考案によれば、ランプ本体に供給口および排気口を設ける必要がないので、既存のランプ本体に対して何ら孔開けなどの加工を要することなく本考案を適用することができる。
本件考案の第1実施例に係るランプ10Aは、自動車のヘッドライトとして用いられるランプに係るものであり、図1に示すように、光を放射する光源12と、光源12の基部に取り付けられた口金14と、口金14を取り付けるための孔16を有するランプ本体18と、給気口20と、排気口22と、通気装置24と、フィルタ26とで構成されている。
光源12は、光源12に供給された電気エネルギーを変換して光を放射するものであり、本実施例では、放電灯が使用されている。なお、放電灯の他にハロゲンランプや、白熱バルブを用いてもよい。
口金14は、光源12をランプ本体18に取り付けるための部材である。口金14には、光源12の一端が取り付けられており、口金14をランプ本体18の孔16に固定することにより、ランプ本体18に対して光源12を位置決めすることができる。
ランプ本体18は、孔16を有する面(後面28)に対向する面(前面30)が石英ガラスで形成されている中空体であって、給気口20および排気口22が設けられている。そして、ランプ本体18に挿入した光源12を点灯することにより、光源12からの光が石英ガラス製の前面30を通過してランプ10Aの前方に照射される。なお、光を透過することができる材質であれば、石英ガラスの他にアクリル板などの樹脂材料を前面30の材質として用いることができる。また、前面30以外のランプ本体18の内面に、光を反射する鏡板などを配設し、光源12が照射する全ての光を前面30に向けることにより、照射能力の高いランプ10Aを提供することができる。
給気口20は、冷却用の空気をランプ10Aの内部に供給するため、ランプ本体18に設けられた孔である。本実施例では、給気口20に直管状の給気用通気管32がランプ10Aの後面28から前面30に向けて挿通されており、給気用通気管32の一端はランプ10Aの内側に位置するとともに、給気用通気管32の他端には配管接続具40が取り付けられている。なお、湾曲部を有する管を用いることにより、ランプ10の内部における所望の向きに空気を供給することができる。また、給気用通気管32によらず、給気口20に通気管を直接接続してもよい。さらに、ランプ本体18にはじめから孔が設けられている場合は、その孔を給気口20として用いてもよい。
排気口22は、ランプ10A内の空気をランプ10Aの外部に排出するため、ランプ本体18に設けられた孔である。本実施例では、排気口22に直管状の排気用通気管36がランプ10Aの後面28から前面30に向けて挿通されており、排気用通気管36の一端はランプ10Aの内側に位置するとともに、排気用通気管36の他端にはフィルタ26が取り付けられている。なお、湾曲部を有する管を用いることにより、ランプ10の内部における適当な位置から空気を排出することができる。また、排気用通気管36によらず、排気口22に通気管を直接接続してもよい。さらに、ランプ本体18にはじめから孔が設けられている場合は、その孔を排気口22として用いてもよい。
通気装置24は、給気口20からランプ10Aの内部に外気を供給するとともに、排気口22からランプ10Aの内部の空気を排出するための装置である。本実施例では、通気装置24として、圧縮するための空気を圧縮用空気吸気口42から吸い込み、通気装置24の内部で圧縮した空気を圧縮空気供給口44から供給するダイヤフラムタイプのコンプレッサが用いられている。なお、通気装置24にダイヤフラムタイプのコンプレッサを用いることにより、安価、かつ小型であって、耐久性に優れるととともに、騒音が低いランプ10Aを提供することができる。また、圧縮用空気吸気口42には通気管46を介してフィルタ26が取り付けられているとともに、圧縮空気供給口44には、通気管46を介して配管接続具40が取り付けられている。そして、給気用通気管32と通気管46とは、配管接続具40を介してチューブ50により連通されており、通気装置24で圧縮された外気が給気口20を通してランプ10Aの内部へ強制的に供給される。
なお、通気装置24は、本実施例のように空気をランプ10Aの内部へ強制的に供給する強制給気型に限られず、通気装置24の圧縮用空気吸気口42と排気口22とをチューブ50などで連通し、ランプ10Aの内部の空気を強制的に吸い出すようにしてもよいし(強制排気型)、強制給気型と強制排気型とを組み合わせてもよい。また、通気装置24に、コンプレッサではなく、ファンやブロワを使用してもよく、コンプレッサの種類もダイヤフラムタイプに限られず、ピストンタイプ、ロータリータイプ、およびファンタイプなどの中から、ランプ10Aを使用する環境や製品コストに応じて選択することができる。
フィルタ26は、外気中に含まれる埃などの異物や水分が、通気装置24の内部やランプ10Aの内部に侵入することを防止するための空気濾過器である。本実施例では、通気装置24の圧縮用空気吸気口42側に、異物および水分侵入防止のフィルタ26が取り付けられているとともに、排気用通気管36の他端には、異物侵入防止用のフィルタ26が取り付けられている。なお、フィルタ26には通気管46が取り付けられており、通気管46を通して外気を導入し、ランプ10A内の空気を排出する。また、ランプ10Aを使用する環境や製品コストに応じてフィルタの種類、設置数および設置位置を変更してもよい。
本実施例に係るランプ10Aの作用について説明する。光源12に電力を供給して光源12から光を放出させるとともに、通気装置24を稼働させる。すると、光源12から光および熱が放出されるとともに、圧縮用空気吸気口42から通気装置24に導入された外気が通気装置24の内部で圧縮された後、圧縮空気供給口44からチューブ50、および給気用通気管32を経由し、給気口20からランプ10Aの内部へ強制的に供給される。そして、外気がランプ10Aの内部へ供給された分だけランプ10Aの内部の圧力が増加することにより、光源12から放出された熱を受けた空気が、排気口22からランプ10Aの外へ排出される。このように、通気装置24を稼働し続けることで、光源12から排出される熱が連続的にランプ10A外へ排出される。
これにより、高出力の光源12を用いてもランプ10Aの内部の温度が高くならず、光源12が破裂するなどの問題が生じない。
なお、ランプ10Aの内部の空気温度は上側へいくほど高いので、排気口22よりも低い位置に給気口20を設けることにより、温度の高い空気から排出されるので、より熱の排出効率の高いランプ10Aを供給することができる。
本発明の第2実施例に係るランプ10Bは、図2に示すように、ランプ10Aの変形例であり、給気口20および排気口22が光源12の口金14に設けられていることを特徴とするものであり、他の構成はランプ10Aと同様である。
本実施例に係るランプ10Bによれば、ランプ本体18に給気口20および排気口22を設ける必要がないので、給気口20や排気口22を備えていない従来のランプに対して本考案を適用する場合において、ランプ本体18に孔開け加工などを施す必要が無く、ランプ10Bに係る口金14等を用いるとともに、ランプ本体18は従来のものを流用することができる。このため、従来のランプをより高出力の光源に交換する際、ランプ本体18を交換することなく本考案を適用することができるので、交換に要する手間およびコストを少なくすることができる。
本考案の第1実施例に係るランプを示す図である。 本考案の第2実施例に係るランプを示す図である。
符号の説明
10…ランプ
12…光源
14…口金
16…孔
18…ランプ本体
20…給気口
22…排気口
24…通気装置
26…フィルタ
28…後面
30…前面
32…給気用通気管
36…排気用通気管
40…配管接続具
42…圧縮用空気吸気口
44…圧縮空気供給口
46…通気管
50…チューブ

Claims (3)

  1. 光源と、前記光源を密閉するように囲むランプ本体とを備えるランプであって、
    冷却用の空気を前記ランプの内部に給気するための給気口と、
    前記ランプの内部の空気を外部に排出するための排気口と、
    前記空気を前記給気口から前記ランプの内部に供給するとともに、前記排気口から前記ランプの外部へ排出する通気装置とを備えることを特徴とするランプ。
  2. 前記給気口および前記排気口は、前記ランプ本体に設けられており、
    前記空気は、前記給気口に挿通された給気用通気管を通して前記ランプの内部に給気されるとともに、前記排気口に挿通された排気用通気管を通して前記ランプの外部へ排出されることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
  3. 前記光源は口金を介して前記ランプ本体に取り付けられており、
    前記給気口および前記排気口は、前記口金に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のランプ。
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