JP3120535U - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3120535U
JP3120535U JP2006000329U JP2006000329U JP3120535U JP 3120535 U JP3120535 U JP 3120535U JP 2006000329 U JP2006000329 U JP 2006000329U JP 2006000329 U JP2006000329 U JP 2006000329U JP 3120535 U JP3120535 U JP 3120535U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
water
spring
outer cylinder
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006000329U
Other languages
English (en)
Inventor
和久 宮野
Original Assignee
株式会社和光製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社和光製作所 filed Critical 株式会社和光製作所
Priority to JP2006000329U priority Critical patent/JP3120535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3120535U publication Critical patent/JP3120535U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】不使用時には吐水口を格納して見栄え、清掃性、および安全性の向上を図りながら、内筒の出没動作性の高い吐水装置を提供する。
【解決手段】基台1に埋め込み固定される外筒2と、外筒2内に没入した格納姿勢と外筒2から上方に突出する突出姿勢とにわたって出没可能な内筒3と、内筒3内において上下摺動可能な弁体4と、外筒2の下方に連通管5を介して配されたドレン弁6とを有する。止水時において、ドレン弁6は第1バネ28で上方に付勢されて排水口29が開口しており、内筒3は第2バネ32で、弁体4は第3バネ34で下方に付勢されて内筒3の底壁18の開口25を塞いでいる。外筒2の底壁10からは、内筒3の底壁18を貫通して回転規制棒14が立設されている。通水時は、水圧によりドレン弁6、内筒3、弁体4がそれぞれこの順でバネの付勢力に抗して上下方向に摺動することで、内筒3の吐水口22から吐水する。
【選択図】図1

Description

本考案は、不使用時は吐水口が格納されており、使用時には吐水口が突出して吐水する格納型の吐水装置に関する。
この種の吐水装置において、基台に埋め込み固定される外筒と、外筒内において外筒と上面フラット状に没入した格納姿勢と外筒から上方に突出する突出姿勢とにわたって出没可能な内筒と、内筒内において上下摺動可能な弁体と、外筒の下方に連通管を介して配され、内部の残留水を外部へ排出するドレン弁とを有すること、外筒、内筒および連通管は、外筒の底壁に形成された開口および内筒の底壁に形成された開口を介してそれぞれ内部が連通していること、止水時においてドレン弁は第1バネで上方に付勢されて排水口が開口していること、内筒は第2バネで下方に付勢されて外筒内に格納していること、弁体は第3バネで下方に付勢されて前記内筒の底壁の開口を塞いでいること、第1バネは第2バネよりもバネ圧が低く、第2バネは第3バネよりもバネ圧が低く設定されていることで、通水を開始するとドレン弁、内筒、弁体がそれぞれこの順でバネの付勢力に抗して上下に摺動することで内筒の周側壁に貫通状に形成された吐水口から吐水することは、特許文献1に公知である。また、その他の格納型吐水装置として特許文献2がある。
特開平7−90893号公報(段落番号0015、図1、図4) 実開平3−36055号公報(図1、図2)
特許文献1の吐水装置では、内筒は単に外筒内に配置されているのみなので、内筒が外筒内で左右に回転し、吐水方向が所望する方向から不用意にズレてしまうおそれがある。また、外筒と内筒とはその下方部のみでシールされているだけなので、一度通水すれば外筒と内筒との間に水が残る構成となっている。したがって、再度通水して内筒を外筒から突出させる際に、内筒の上昇に伴って外筒の上面開口と内筒との隙間から内部の水が漏れ出してしまい、体裁が悪い。さらに内筒が下方限界にあるとき、外筒の底壁と内筒の底壁とは当接しているので、内筒の水圧を受ける面積が小さく、内筒の上昇の初期動作に難がある。
特許文献2の吐水装置にはドレン弁が配されていないので、吐水装置内に溜まった水の逃げ場がなく、止水した際に吐水口の格納が円滑に行えない。
そこで本考案の目的は、不使用時には吐水口を格納して見栄え、清掃性、および安全性の向上を図りながら、内筒の出没動作性の高い吐水装置を提供するにある。
請求項1記載の本考案は、基台1に埋め込み固定される外筒2と、外筒2内において外筒2と上面フラット状に没入した図1の格納姿勢と外筒2から上方に突出する図2の突出姿勢とにわたって出没可能な内筒3と、内筒3内において上下摺動可能な弁体4と、外筒2の下方に連通管5を介して配され、内部の残留水を外部へ排出するドレン弁6とを有し、外筒2、内筒3および連通管5は、外筒2の底壁10に形成された開口13および内筒3の底壁18に形成された開口25を介してそれぞれ内部が連通している。外筒2の底壁10からは、内筒3の底壁18を貫通して回転規制棒14が立設されている。
不使用時(止水時)においてドレン弁6は、第1バネ28で上方に付勢されて排水口29が開口している。内筒3は第2バネ32で下方に付勢されて、外筒3内に格納されている。弁体4は第3バネ34で下方に付勢されて、前記内筒3の底壁18の開口25を塞いでいる。ここで、第1バネ28は第2バネ32よりもバネ圧が低く、第2バネ32は第3バネ34よりもバネ圧が低く設定されている。すなわち、第1バネ18、第2バネ32、第3バネ34は、これの順にバネ圧が大きくなるよう設定されている。この止水状態から通水を開始すると、その水圧によりドレン弁6、内筒3、弁体4がそれぞれこの順でバネの付勢力に抗して上下に摺動することで、内筒3の周側壁16に貫通状に形成された吐水口22から吐水する構成となっている。
請求項2記載の本考案は、請求項1記載の吐水装置において、外筒2と内筒3との間は、前記第2バネ32の上端と前記吐水口22との間の上下高さ位置における1箇所のみで液密状にシールされている。
請求項3記載の本考案は、請求項1または2記載の吐水装置において、内筒3が下方限界にあるとき、外筒2の底壁10と内筒3の底壁18との間には隙間が形成されている。
請求項4記載の本考案は、請求項3記載の吐水装置において、内筒3の上壁17には弁体4内の空気抜路24が形成されている。
請求項1記載の本考案によれば、外筒2は基台1に埋め込み固定されて、不使用(止水)時には内筒3も外筒2の内部に上面フラット状に格納されており、通水に伴って内筒3が外筒2から上方に突出して内筒3に形成された吐水口22から吐水する。そのため、不使用時には基台1表面に突起物がないため見栄が良好、清掃が容易、怪我の危険性防止などの点で有利であり、通水、止水操作により内筒3が自動的に出没するので、操作も簡単である。
さらに請求項1記載の本考案では、外筒2の底壁10から内筒3の底壁18を貫通して回転規制棒14が立設されている。これにより、内筒3は外筒2内で左右に回転することなく吐水方向を一定にでき、内筒3の上下摺動も安定する。また、止水した直後に内筒3内に水が残ってもいても、回転規制棒14と内筒3の底壁18との隙間から徐々に残留水を排出できるので内筒3内を清潔に保つことができ、次に通水する際に内筒3周りから水が漏れ出すおそれもない。
請求項2記載の本考案によれば、外筒2と内筒3との間が第2バネ32の上端よりも上方でシールされているので、通止水操作を頻繁に行ったときに外筒2と内筒3との間に水が残留していても、内筒3の周りから水が漏れ出すのを確実に防止できる。同時に、内筒3の吐水口22よりも下方でシールされているので、内筒3が突出する際にシール部材が吐水口22の凹みに引っ掛かることなく円滑な上下摺動を確保できる。また、外筒2と内筒3との間はこの1箇所のみでシールされているだけなので、内筒3の上昇時には外筒2と内筒3との間の隙間の空気を内筒3の外周下方から逃がすことができ、止水時には当該隙間に水が残留していても内筒3の外周下方から徐々に排水できる。
請求項3記載の本考案によれば、内筒3が下方限界にあるときに外筒2の底壁10と内筒3の底壁18との間には隙間が形成されているので、通水を開始すると当該隙間に水が入り込み、内筒3の底面全体で水圧を受けることになる。したがって、内筒3は上昇初期動作から水圧を確実に受け止めて円滑な上下動を担保できる。
請求項4記載の本考案によれば、内筒3の上壁17には弁体4内の空気抜路24が形成されているので、確実に弁体4を上昇させて流水路を確保できる。
図1ないし図4は、本案吐水装置を浴槽用に使用した実施例を示す。すなわち、図4に示すごとく浴槽に湯を溜めるための吐水装置として設置した。この吐水装置は、それぞれステンレス製の部材で形成されており、図1において基台1たる浴槽のフランジに埋め込み固定される外筒2と、外筒2内において上下摺動可能な内筒3と、内筒3内において上下摺動可能な弁体4と、外筒2の下方に連通管5を介して配され、内部の残留水を外部へ排出するドレン弁6とを有する。内筒3は、外筒2内において外筒2と上面フラット状に没入した図1に示す止水時の格納姿勢と、外筒2から上方に突出する図2に示す通水時の突出姿勢とにわたって出没可能となっている。
外筒2は、浴槽のフランジ1に固定される固定座具8と、固定座具8の下方に取り付けられて周側壁となる円筒形の外筒胴体9と、外筒胴体9の下面開口を塞いで底壁となる外筒底板10とで構成された縦長の有底円筒形を呈する。固定座具8は、短寸円筒形の周側壁8aの上端からフランジ8bが外方向に水平に張り出し形成されており、このフランジ8bを浴槽のフランジ1の上面にボルト11で四方固定し、フランジ8bの下面外周縁部にシールリング12を配して浴槽の湯が吐水装置周りに浸入するのを防いでいる。外筒胴体9は固定座具8の周側壁8aの外周面に挿嵌され、外筒底板10は外筒胴体9にボルト11によって四方固定されている。外筒胴体9と外筒底板10との間にもシールリング12を配して吐水装置内部の水が外筒2の下方から漏れるのを防いでいる。そして、外筒底板10すなわち外筒3の底壁からは1本の回転規制棒14が立設され、底壁10の中央部に形成した円形の開口13を介して外筒2は内筒3および連通管5と上下に連通している。
内筒3は、これの周側壁となる円筒形の内筒胴体16と、内筒胴体16の上面開口を塞いで上壁となる円盤形の蓋板17と、内筒胴体16の下面開口を塞いで底壁となる円盤形の内筒底板18とで構成されている。内筒胴体16は、上方から下方にかけて3段階の肉厚となるよう形成されることで、上下中間部の第1段部20と下方の第2段部21とが内筒胴体16の外方向へ膨出形成されており、内筒胴体16における蓋板17の直下位置には横長四角形の吐水口22が貫通状に形成されている。蓋板17は内筒胴体16の上端と同一外径寸法であり、その下面中央部には弁体4を収容する筒体23が配され、蓋板17の内部には弁体4が上下摺動するに際して内部の空気を出し入れする空気抜路24が形成されている。内筒底板18は内筒胴体16にボルト11で四方固定されて、その中央部に形成された円形の開口25を介して外筒2と連通している。すなわち、外筒2の開口13と内筒3の開口25とを介して連通管5から内筒3の吐水口22まで至る水の流路が確保されている。また、先の外筒3の底壁10から立設された回転規制棒14は内筒底板18を貫通している。
連通管5の下方には止水時に吐水装置内部の水を排出するためのドレンケース27が配され、これを上下に貫通する状態でキノコ状のドレン弁6が上下摺動可能に設けられており、ドレンケース27の底壁にはドレン弁6を周回するように排水口29となる複数の小孔が穿設されている。図1に示す止水時においては、ドレン弁6はこれの軸6a周りに配され、ドレン弁6の頭部6bとドレンケース27の底壁とに上下端を当接させた第1の圧縮コイルバネ28で上方に押圧付勢されていることで、排水口29が連通管5と連通して排水可能となっている。また、ドレン弁6の頭部6bの外径寸法をドレンケース27の上面開口よりも大きく設定してその下方限界を規制している。以て図2に示す通水時には、ドレン弁6は水圧により下方へ押圧されて頭部6bとドレンケース27の上面とが密接することで排水口29への流路を塞ぐようになっている。このとき、ドレン弁6の頭部6bとドレンケース27の上面との間にシールリング12を配して、通水時の確実な液密性を確保し、かつ連通管5とドレンケース27との当接面にもシールリング12を配して通水時に連通管5から水が漏れるのを防いでいる。なお、符号30は、ドレン弁6がドレンケース27から上方へ抜け外れるのを防止するストッパリングである。
内筒3は外筒2の内部に上下摺動可能に収容されており、内筒3の上部の外径は外筒2の固定座具8の内径と略同一寸法に設定されて外筒2の内周面と固定座具8の外周面とが当接しており、内筒胴体9の第1段部20から下方部の外径は固定座具8の内径よりも大きく設定され、第2段部21より下方部は外筒胴体9の内周面と近接している。外筒2の外周面と内筒3の内周面との間には、第1バネ28よりもバネ圧の大きな第2の圧縮コイルバネ32が内筒3を周回状に配されており、第2バネ32の上端は外筒2の固定座具8の下面で、下端は内筒胴体9の第2段部21の上面でそれぞれ受け止められている。止水時にはこの第2バネ32によって内筒3は下方に押圧付勢されて外筒2に没入した格納姿勢となっている。このとき、内筒3の下端が外筒2の内部下方に配した円筒形のカラー33に当接することで、その下方限界が規制されている。以て内筒3が下方限界にあるとき、外筒2の底壁10と内筒3の底壁18との間にはカラー33の高さ寸法分だけの隙間が形成されている。
図2に示す通水時には、内筒3は外筒2から上方に突出した突出姿勢となる。その上方限界は、内筒胴体9の第1段部20が外筒3の固定座具8の下面に当接することで規制されている。そして、第2バネ32の上端と吐水口22との間の上下高さ位置にシールリング12を配して外筒2と内筒3との間を液密状にシールすることで、吐水装置内部の水が内筒3の上昇に伴って内筒3周りから漏れ出すのを防止している。
弁体4は、内筒3の底壁18の開口25よりも拡径の頭部を有する逆キノコ状であって、内筒3内の筒体23の内部に上下摺動可能に収容されている。弁体4の内部には第2バネ32よりもさらにバネ圧の大きい第3の圧縮コイルバネ34が配されており、図1に示す止水時はこの第3バネ34により下方に付勢されることで、内筒3の底壁18の開口25を塞いでいる。第3バネ34の上端は内筒3の上壁17で、下端は弁体4の頭部で受け止められている。図2に示す通水時には、弁体4は上方に摺動して開口25を開放するようになっている。弁体4と筒体23とは、弁体4の上方およびほぼ中央部の2箇所にシールリング12を配して内筒2内の水が弁体4内に進入するのを防止している。連通管25には給水口36が設けられて、ここに水道管37が連結されている。
次に、図3に基づいて本案吐水装置の機構を説明する。図1の止水状態から図外のバルブを開いて通水を開始すると、連通管25の給水口36を介して水道管37から給水された水が、連通路25と外筒2の底壁10の開口13を通って外筒2および内筒3の底壁10・18の間とに充満していく。上述のように第1バネ28、第2バネ32、第3バネ34は、これの順でバネ圧が大きくなるよう設定されているので、内部の水圧により、まず最もバネ圧の小さい第1バネ28で付勢されているドレン弁6が、図3(a)に示すように第1バネ28の付勢力に抗して下方に摺動し、排水口29への流路を塞いで水が排水されないようになる。
これより水は逃げ場を失うことでさらに水圧が上がっていき、次に内筒3が下面全体で水圧を受けて図3(b)に示すように上方に摺動して、内筒3が外筒2の上方へ突き出た突出状態となる。このとき回転規制棒14の存在により、内筒3は左右方向に回転することなくかつ安定的に上方へ摺動でき、外筒2と内筒3との間の空気は内筒3の外面下方から流出される。
そしてさらに水圧が上がると、図3(c)に示すように最もバネ圧の高い第3バネで付勢されている弁体4がその付勢力に抗して最後に上方へ摺動することで、内筒3の底壁18の開口25が開放されて外筒2と内筒3とが連通し、内筒3の内部に水が流入して吐水口22から水が吐水される。このとき弁体4内の空気は空気抜路24を介して外部に流出できる。
図3(c)の吐水状態からバルブを閉じて止水すると、吐水装置内部の水圧が下がる。これにより、ドレン弁6が第1バネ28の付勢力で再度上方へ摺動することで排水口29への流路が開き、吐水装置内部の水を排水しながらそれぞれ第2バネ32、第3バネ34の付勢力で内筒3および弁体4も下方へ摺動して図1に示す元の格納状態へ戻る。このとき内筒3内に若干の水が残っていても、回転規制棒14と内筒3の底壁10との隙間から徐々に排水されていく。また、外筒2と内筒3との間に水が入り込んだ水も、外筒2と内筒3とはその下方部においてシールされていないので、徐々に内筒3の外周下方から排水される。
以上のように、バルブの開閉操作に伴って吐水口22が出没し、不使用時は内筒3を外筒2内に格納しておき、使用時にのみ内筒3を外筒2から突出させて吐水するので、非常に体裁、安全性および清掃性に優れている。
なお、回転規制棒14は1本に限らず複数本でもよく、その形状も丸棒や角棒など制限されない。
止水状態の縦断面図 通水状態の縦断面図 一連の動作を示す説明図 吐水装置を設置した浴槽の斜視図
符号の説明
1 基台
2 外筒
3 内筒
4 弁体
5 連通管
6 ドレン弁
12 シールリング
14 回転規制棒
22 吐水口
24 空気抜路
28 第1バネ
29 排水口
32 第2バネ
33 カラー
34 第3バネ

Claims (4)

  1. 基台(1)に埋め込み固定される外筒(2)と、外筒(2)内において外筒(2)と上面フラット状に没入した格納姿勢と外筒(2)から上方に突出する突出姿勢とにわたって出没可能な内筒(3)と、内筒(3)内において上下摺動可能な弁体(4)と、外筒(2)の下方に連通管(5)を介して配され、内部の残留水を外部へ排出するドレン弁(6)とを有し、
    外筒(2)、内筒(3)および連通管(5)は、外筒(2)の底壁(10)に形成された開口(13)および内筒(3)の底壁(18)に形成された開口(25)を介してそれぞれ内部が連通しており、
    外筒(2)の底壁(10)からは、内筒(3)の底壁(18)を貫通して回転規制棒(14)が立設されており、
    止水時において、ドレン弁(6)は第1バネ(28)で上方に付勢されて排水口(29)が開口しており、
    内筒(3)は、第2バネ(32)で下方に付勢されて外筒(2)内に格納しており、
    弁体(4)は、第3バネ(34)で下方に付勢されて、内筒(3)の底壁(18)の開口(25)を塞いでおり、
    第1バネ(28)は第2バネ(32)よりもバネ圧が低く、第2バネ(32)は第3バネ(34)よりもバネ圧が低く設定されていることで、通水を開始するとドレン弁(6)、内筒(3)、弁体(4)がそれぞれこの順でバネの付勢力に抗して上下に摺動することで、内筒(3)の周側壁(16)に貫通状に形成された吐水口(22)から吐水する吐水装置。
  2. 外筒(2)と内筒(3)との間は、前記第2バネ(32)の上端と前記吐水口(22)との間の上下高さ位置においてのみ液密状にシールされている請求項1記載の吐水装置。
  3. 内筒(3)が下方限界にあるとき、外筒(2)の底壁(10)と内筒(3)の底壁(18)との間には隙間が形成されている請求項1または2記載の吐水装置。
  4. 内筒(3)の上壁(17)には、弁体(4)内の空気抜路(24)が形成されている請求項3記載の吐水装置。
JP2006000329U 2006-01-19 2006-01-19 吐水装置 Expired - Lifetime JP3120535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000329U JP3120535U (ja) 2006-01-19 2006-01-19 吐水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000329U JP3120535U (ja) 2006-01-19 2006-01-19 吐水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3120535U true JP3120535U (ja) 2006-04-06

Family

ID=43470697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000329U Expired - Lifetime JP3120535U (ja) 2006-01-19 2006-01-19 吐水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3120535U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107950421A (zh) * 2017-12-27 2018-04-24 武汉市红之星农牧机械有限公司 一种猪养殖用饮水槽

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107950421A (zh) * 2017-12-27 2018-04-24 武汉市红之星农牧机械有限公司 一种猪养殖用饮水槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101590865B1 (ko) 디스펜서 용기
US10065496B2 (en) Filler neck closure with drainage system
US4574826A (en) Adjustable vacuum breaker fill valve
JP5645214B2 (ja) ポンプ
US4646779A (en) Adjustable vacuum breaker fill valve
JP4979602B2 (ja) ソープディスペンサー
JP3120535U (ja) 吐水装置
KR20150110037A (ko) 크림타입 화장품 용기
KR100613225B1 (ko) 병 마개
KR101618122B1 (ko) 공기 유입 차단이 가능한 튜브용기
JP2008247472A (ja) 逆止弁及び該逆止弁を使用したポンプ容器
KR200428943Y1 (ko) 디스펜서
KR101869042B1 (ko) 파우더 토출 용기
JP5683318B2 (ja) 洗浄タンク装置
KR200464151Y1 (ko) 잔류수 제거용 체크밸브를 구비하는 샤워기 헤드
ITMI20071778A1 (it) Dispositivo limitatore di riempimento per sanitari del tipo mascosto e sanitario impiegante lo stesso
JP3836312B2 (ja) 液体噴出ポンプ
KR101910060B1 (ko) 거품분출 튜브용기
JP5386275B2 (ja) 排水用通気弁
KR101645093B1 (ko) 정수기
JP2003286735A (ja) 浴室ユニットの排水トラップ
KR200467361Y1 (ko) 자동 개폐 플러그를 갖는 튜브형 용기
JP3649831B2 (ja) 液体噴出器
JP5366151B2 (ja) ポンプ
JP3894069B2 (ja) 浴室の排水ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140315

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term