JP3120280U - 作業用手袋 - Google Patents

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嫣 沙
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勝星産業株式会社
上海強生軽工有限公司
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Abstract

【課題】硬質ゴム、軟質ゴム、発泡ゴムといった各種ゴムの特徴を合わせ持ち、かつ通気性が悪く蒸れやすい、指を屈伸しにくい、表面が平滑で水に濡れた場合滑りやすいという欠点を解消する新たな作業用手袋を提供する。
【解決手段】布製手袋1の掌側表面にゴムからなる内被膜層2を形成し、さらに該内被膜層2表面に該内被膜層2を構成するゴムとは構造又は種類の異なるゴムからなる外被膜層3を形成する作業用手袋。
【選択図】図1

Description

本考案は、工場での作業や農作業に用いる作業用手袋に関するものである。
従来、工場での作業や、園芸、農作業等において、手の汚れを防ぐために、布製手袋の生地をゴムに浸漬させたゴム手袋が用いられてきた。このゴムには多くの種類があり、それぞれ特性が異なり、目的に応じて使い分けられている。
しかし、ショアA硬さが40以上であるような硬質ゴムの手袋には、液体を通さないという利点はあるが、通気性が悪く蒸れやすい、指を屈伸しにくい、表面が平滑で水に濡れた場合滑りやすいという欠点があった。一方ショアA硬さが40未満であるような軟質ゴムの手袋には、液体を通さない、柔らかく指を動かしやすいという利点はあるが、耐久性が低く穴が開きやすいという欠点があった。また、発泡ゴムの手袋には、柔らかく指を動かしやすいという利点はあるが、液体が浸透して手を汚す原因となるという欠点があった。
そこで本考案は、前記各種ゴム手袋の欠点を解消する新たな作業用手袋を提供することを目的とする。
本考案のうち請求項1の考案は、布製手袋の掌側表面にゴムからなる内被膜層を形成し、さらに該内被膜層表面に該内被膜層を構成するゴムとは構造又は種類の異なるゴムからなる外被膜層を形成することを特徴とする。ここで、ゴムの構造の違いとは例えば発泡しているか否かの違いである。
請求項1の考案の例として、請求項2の考案のように、内被膜層の素材として発泡ゴムを用い、外被膜層の素材として不透水性ゴムを用いる手袋が挙げられる。なお、発泡ゴムと不透水性ゴムの種類は同じでも異なっていても良い。
また、請求項3の考案のように、内被膜層の素材として不透水性ゴムを用い、外被膜層の素材として発泡ゴムを用いる手袋も例として挙げられる。なお、請求項2の考案の場合と同様、発泡ゴムと不透水性ゴムの種類は同じでも異なっていても良い。
さらに、請求項4の考案のように、不透水性ゴムからなる層を、発泡ゴムからなる層よりも薄く形成すれば、より柔らかく、作業性が良い手袋とすることができる。
請求項1の考案のさらなる例として、請求項5の考案のように、内被膜層の素材としてショアA硬さが40未満であるゴムを用い、外被膜層の素材としてショアA硬さが40以上であるゴムを用いる手袋が挙げられる。
また、請求項6の考案のように、内被膜層の素材としてショアA硬さが40以上であるゴムを用い、外被膜層の素材としてショアA硬さが40未満であるゴムを用いる手袋も例として挙げられる。
さらに、請求項7の考案のように、ショアA硬さが40以上であるゴムからなる層を、ショアA硬さが40未満であるゴムからなる層よりも薄く形成すれば、より柔らかく、作業性が良い手袋とすることができる。
本考案のうち請求項1の考案によれば、異なる構造又は種類のゴムからなる層を二重に形成することで、両者の特徴を合わせ持ち、かつ欠点を解消する手袋を構成することができる。また、手袋の甲側にはゴムの被膜を形成しないことから通気性が良く、指を動かしやすい。
本考案のうち請求項2の考案によれば、不透水性ゴム層により液体が遮断され手袋の内側まで浸透することがない。また、凹凸がある発泡ゴム層の表面にゴム層を形成することからゴム層の表面にも凹凸が形成され、水に濡れた場合にも高い滑り止め効果が得られる。さらに、柔らかい発泡ゴム層により作業時の手に対する衝撃が和らげられる。
本考案のうち請求項3の考案によれば、請求項2の考案と同様に、不透水性ゴム層により液体が遮断され手袋の内側まで浸透することがない。また、表面が発泡ゴム層であるため柔らかく、傷が付きやすいものを取り扱う場合に好適である。
本考案のうち請求項4の考案によれば、不透水性ゴム層が最小限の厚さとなっているので従来のゴム手袋よりも柔らかく、作業性が良い。また、柔らかい発泡ゴム層が厚くなっているので、作業時の手に対する衝撃をより効果的に和らげることができる。
本考案のうち請求項5の考案によれば、表面が硬質ゴム層であるため磨耗に強く、また軟質ゴム層により、作業時の手に対する衝撃が和らげられる。
本考案のうち請求項6の考案によれば、表面が軟質ゴム層であるため物を掴んだ際に滑りにくい。また、軟質ゴム層の下に硬質ゴム層があるため、表面の軟質ゴム層に孔が開いても内側まで貫通することがなく、耐久性が高い。
本考案のうち請求項7の考案によれば、硬質ゴム層が最小限の厚さとなっているので従来のゴム手袋よりも柔らかく、作業性が良い。また、軟質ゴム層が厚くなっているので、作業時の手に対する衝撃をより効果的に和らげることができる。
本考案の作業用手袋の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。
本作業用手袋は、図1(a)に示すように、布製手袋1の掌側表面にゴムからなる内被膜層2を形成し、さらに内被膜層2表面に内被膜層2を構成するゴムとは構造又は種類の異なるゴムからなる外被膜層3を形成するものである。図1(b)に示すように、甲側には被膜層は形成されないため、通常のゴム手袋と比べて通気性が良く、指が動かしやすい。
布製手袋1の素材は、綿、ポリエステル、レーヨン、アクリル、ナイロン、あるいはそれらの合成繊維等、使用目的によって自由に選ぶことができる。また、内被膜層2及び外被膜層3の素材としては、ニトリルゴム、天然ゴム、塩化ビニル、シリコーン等、使用目的に合わせた強度や柔軟性を持つ素材から自由に選ぶことができる。
手袋を製造する際には、布製手袋1を液状のゴムに浸漬して内被膜層2を形成し、乾燥後、別のゴムに浸漬して外被膜層3を形成する。被膜層の厚さは浸漬する際のゴムの粘度によって調節することができ、粘度を高くすれば被膜の厚さを厚くすることができる。
また、内被膜層2又は外被膜層3の素材として発泡ゴムを用いる場合、その気泡4により表面に凹凸が形成される。すなわち、内被膜層2として発泡ゴムを用いる場合には、図2(a)に示すように、布製手袋1の表面に発泡ゴムの内被膜層2を形成すると、気泡4により表面に凹凸が形成され、その上に外被膜層3を形成することで外被膜層3の表面にも凹凸が形成される。一方、外被膜層3として発泡ゴムを用いる場合には、図2(b)に示すように、外被膜層3の表面に気泡4による凹凸が形成される。これら表面の凹凸は滑り止めとして高い効果を発揮する。
本考案の作業用手袋の全体図であり、(a)は掌側を、(b)は甲側を示す。 本作業用手袋の断面の拡大図であり、(a)は内被膜層の素材として発泡ゴム、外被膜層の素材として不透水性ゴムを用いた場合を、(b)は内被膜層の素材として不透水性ゴム、外被膜層の素材として発泡ゴムを用いた場合を示す。
符号の説明
1 布製手袋
2 内被膜層
3 外被膜層

Claims (7)

  1. 布製手袋(1)の掌側表面にゴムからなる内被膜層(2)を形成し、さらに該内被膜層(2)表面に該内被膜層(2)を構成するゴムとは構造又は種類の異なるゴムからなる外被膜層(3)を形成することを特徴とする作業用手袋。
  2. 前記内被膜層(2)の素材として発泡ゴムを用い、前記外被膜層(3)の素材として不透水性ゴムを用いることを特徴とする請求項1記載の作業用手袋。
  3. 前記内被膜層(2)の素材として不透水性ゴムを用い、前記外被膜層(3)の素材として発泡ゴムを用いることを特徴とする請求項1記載の作業用手袋。
  4. 不透水性ゴムからなる層が、発泡ゴムからなる層よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の作業用手袋。
  5. 前記内被膜層(2)の素材としてショアA硬さが40未満であるゴムを用い、前記外被膜層(3)の素材としてショアA硬さが40以上であるゴムを用いることを特徴とする請求項1記載の作業用手袋。
  6. 前記内被膜層(2)の素材としてショアA硬さが40以上であるゴムを用い、前記外被膜層(3)の素材としてショアA硬さが40未満であるゴムを用いることを特徴とする請求項1記載の作業用手袋。
  7. ショアA硬さが40以上であるゴムからなる層が、ショアA硬さが40未満であるゴムからなる層よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項5又は6記載の作業用手袋。
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