JP3118077U - 手袋 - Google Patents

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JP3118077U JP2005009023U JP2005009023U JP3118077U JP 3118077 U JP3118077 U JP 3118077U JP 2005009023 U JP2005009023 U JP 2005009023U JP 2005009023 U JP2005009023 U JP 2005009023U JP 3118077 U JP3118077 U JP 3118077U
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雅弘 吉田
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Abstract

【課題】安価な装着性と密閉性を高めた手袋の提供。
【解決手段】手袋基材の上に表面層20を被覆した多層構造の手袋において、手袋基材に接して、装着時に人の手首部近傍に配置される円形の弾性部材を配置し、該弾性部材は、表面層によって該手袋基材の表面上に固着されたことを特徴とする手袋。
【選択図】 図1

Description

本考案は、作業、スポーツ、レジャーなどに使われる手袋に関するもので、特に、二重構造を有する手袋に関するものである。
従来、織布または編布からなる手袋基材からなる内手袋と、塩ビペーストなどを用いた合成樹脂被膜が塗布された外手袋とを重ね合わせた二重構造の手袋が知られている。
また、それに加えて、内手袋の手元部が外手袋の手首部よりも延出され、この延出部を外側に折り返して第一折り返し部とし、その先端を外手袋の手首部内側に導き、第一折り返し部の先端をさらに外側に折り返して第二折り返し部とし、この第二折り返し部と外手袋の手首部内側とを一体的に縫着した手袋などがある。(特許文献1)
実開平4−89510号公報
前述した手袋は、手袋内に冷たい空気が流入するのを阻止したり、ゴミなどの塵埃、砂、木片、雪などが外部から流入し難くすることができる。しかしながら、構造が複雑で簡単に製造できるものではなく、製造コストも高くなってしまった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、装着性に優れ、水や油などの液体、ゴミなどの塵埃、砂、木片、雪などが外部から流入し難い手袋を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の考案にあっては、手袋基材の上に表面層を被覆した多層構造の手袋において、手袋基材に接して弾性部材を配置したことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の考案にあっては、該弾性部材は、表面層によって該手袋基材の表面上に固着されたことを特徴とするものである。
また、請求項3記載の考案にあっては、該弾性部材は、該手袋基材の表面又は裏面に縫着されたことを特徴とするものである。
ここで、縫着とは糸などで、それぞれの部材を縫い合わせ固定するという意味で用いる。
また、請求項4記載の考案にあっては、該弾性部材はリング形状であることを特徴とするものである。
また、請求項5記載の考案にあっては、該弾性部材は、装着時に人の手首部近傍に配置されるようにしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の考案によれば、弾性部材は手袋基材に接して配置されるため、弾性部材は、水や油などの液体、ゴミなどの塵埃、砂、木片、雪などと直接触れることがない。そのため、弾性部材の劣化と破損を防止できるとともに、弾性部材に上記のような様々な物が付着する汚染を防止できる。
請求項2に記載の考案によれば、簡便に弾性部材を固着できるので、生産性に優れ、大幅に製造コストを低減することができる。
請求項3に記載の考案によれば、手袋基材に弾性部材を縫い付けてあるので、強固に弾性部材を固定することができる。
請求項4に記載の考案によれば、弾性部材をリング形状としているから扱いが容易であり生産性に優れた手袋を製造することができる。
請求項5に記載の考案によれば、手袋の装着時に人の手首部に配置されるからフィット感に優れ、弾性部材と相俟って良好な使い勝手が実現できる。
〔第1実施形態〕
以下、本考案の一実施形態を図に従って説明する。図1及は本考案の手袋の正面図であり、そして、第2図は本考案に用いられる弾性部材の一実施例であり、第3図は本考案に用いられる弾性部材の他の実施例である。また、第4図は第1図のA−A‘に沿った断面図であり、第5図は弾性部材の縫着状態を示す断面図である。
本考案の手袋1は、少なくとも手袋基材10と表面層20の2層からなる手袋である。
手袋基材10は繊維製で内側に設けられる部材であり、事前に人の手に合うように親指部13から小指部14までそれぞれの指に合わせた形状の指覆い部15と、手のひらと甲を覆う手のひら部16が設けられている。そして、それぞれは人の手が挿入できるように指覆い部15と手のひら部16の内部が繋がるように作られている。
手袋基材10の素材としては、エーテル系ポリウレタンの長繊維紡績糸の平編(メリヤス編)の薄手の布地を用いることができる。その他に用いることのできる繊維素材としては、各種天然繊維(例えば麻、綿、絹、毛など)、化学繊維(例えば、レーヨン、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンなど)、各種無機繊維(ガラス繊維、炭素繊維、など)がある。
また、手袋基材10に接して弾性部材30が設けられる。弾性部材30は予め手袋基材10の手首部とほぼ同径かやや小さい径に形成されたリング形状の天然ゴムからなる弾性部材であり、手袋基材10の外側に接して即ち、手袋基材10と表面層20の間に設けられる。
弾性部材30は、幅が2〜15ミリ、高さ2ミリ程度のリング形状のゴムであり、リング形状のゴムの内側の平坦面33と手袋基材10の表面が接するように、かつ、装着時に人の手の手首部近傍になる位置に配置される。(図1,3)
手袋基材10の表面に設けられる表面層20は、天然ゴムを主成分としたゴムラテックス配合の原料液を手袋基材10の表面に付着させて形成される。
表面層20の材料としては、合成ゴムを主成分とした原料液などを用いることもできる。また、必要に応じて表面層20内に突起状の滑り止め部41を設けることもできる。
上記の構成からなる各部材から、本考案の手袋は以下のようにして製造される。
手袋基材10の表面かつ手首部近傍に円形の弾性部材30を装着した状態の手袋に、浸漬法やスプレー法等により表面層20を付着させ表面層20を形成する。表面層20の厚みは0.1〜2ミリ程度とすることができる。手袋基材10が表面層20でコーティングされるのと同時に、弾性部材30も表面層20によって周囲から包み込んで固着される。弾性部材30は予めリング形状に形成されているため操作性に優れており、上記のようにして装着性のよい手袋を簡単に製造することができる。
〔第2実施形態〕
図4と図6は第2の実施形態を示している。本実施の形態では、弾性部材30が一部切り欠いたリング形状となっており、これを帯状に延ばして手袋基材10に直接縫着させた点が大きな相違点である。
弾性部材30は、装着時に人の手の手首部近傍になる位置、かつ手袋基材10の内側又は外側に接するように逢着し形成される。その後、表面部材20を第一の実施形態と同様に付着させて手袋を形成する。
本実施の形態では、弾性部材30が手袋基材10の基材表面11に接する(表面層から露出しない)位置で強固に固定されるため、弾性部材30の劣化と破損を防止できるとともに、弾性部材30に様々な物が付着する汚染を防止することができる。
本考案では、2層構造の例で説明しているが、この2層をベースに内側や外側にそれぞれ層を増やして3層や4層の手袋として実施することができる。
本考案の手袋の正面図である。 本考案に用いられる弾性部材の図である。 同、弾性部材の他の実施例の図である。 同、第1図のA−A‘に沿った断面図である。 同、弾性部材の縫着状態を示す断面図である。
符号の説明
1 手袋
10 手袋基材(内手袋)
11 基材表面
12 基材裏面
13 親指部
14 小指部
15 指覆い部
16 手のひら部
20 表面層(外手袋)
30 弾性部材
31 円形ゴム
32 ゴム
40 糸
41 滑り止め部

Claims (5)

  1. 手袋基材の上に表面層を被覆した多層構造の手袋において、
    手袋基材に接して弾性部材を配置したことを特徴とする手袋。
  2. 該弾性部材は、表面層によって該手袋基材の表面上に固着されたことを特徴とする請求項1に記載の手袋。
  3. 該弾性部材は、該手袋基材の表面又は裏面に縫着されたことを特徴とする請求項1に記載の手袋。
  4. 該弾性部材はリング形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2項に記載の手袋。
  5. 該弾性部材は、装着時に人の手首部近傍に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1及至請求項4項のうち、いずれか1に記載の手袋。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016216843A (ja) * 2015-05-18 2016-12-22 有限会社中田久吉商店 周回伸縮領域を有する手袋、及びその製造方法
KR101788277B1 (ko) 2017-07-14 2017-10-19 종 철 장 장갑

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