JP3120120U - 携帯式非常事態発生報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】警報音の発生のみならず近隣者に救助要請の意図を伝えやすくし、また事件発生時に投棄されても発見しやすくした携帯式非常事態発生報知装置を提供する。
【解決手段】 通電接点部から通電阻止部材を除去することにより通電状態となる警報回路によって警報灯2bを点灯させる点灯部2と、発音器15から警報音を発生させる音響発生部3と、その発音器の動作時間をカウントし、所定時間経過後に音響発生部3の通電を断つとともに次動作の開始を指令する動作切換部4と、警報音の停止直後より音声録音ICチップ17に予め録音しておいた救助要請叫号を叫号発生器18から出力させる救助叫号発生部5とを備える。これは、持ち運び可能で非常事態の発生を周囲に知らせやすくなっている。
【選択図】図1

Description

本考案は携帯式非常事態発生報知装置に係り、詳しくは、警報回路を通電させるプル式スイッチによって警報動作を開始させ、路上等における非常事態の発生を周囲に知らせることができるようにした持ち運び可能な非常警報装置に関するものである
護身用の警報装置としては、大きく分けて、加害者を撃退したり怯ませる意図でラウドサウンドや刺激的ノイズを発生させ、また近くに居あわせる人などに救助を要請する形式の装置と、特定の近親者に異常事態の発生を通信手段により知らせる装置とがある。
前者の典型的な例が、特開平5−210789号公報に記載されている。これは、引っ張り操作でスイッチオン(引っ張れば電気回路に電力が送られる)して警報ブザー音を発生させるものである。この小型警報ブザーでは引っ張り操作する把手部が抜け落ちることはないのでスイッチのオフ動作も迅速に行うことができ、誤って操作しても直ちに待機状態に戻すことができる。
しかし、このような小型警報ブザーでは、上記した利点からだけでは列記するまでもなく幾つかの機能不足が生じるのは否めない。それを改善、改良、機能の高度化を図ろうとした例として、特開2004−171429などに記載された護身装置を挙げることができる。この装置では異常事態遭遇時の会話を録音したり、その様子を映像にして記録できるようにしている。
後者の通信手段を使用する例としては、特開平11−185191号公報等に開示されている警報装置が挙げられる。これは送信機と受信機からなるトランシーバのような構成で、異常事態発生時に送信機のスイッチ操作により、受信機を持つ離隔地の特定の者に予め記憶させておいた救助要請メッセージを送信できるようになっている。また、ごく最近では、家族に一瞬のうちに連絡することができるように、ワンプッシュ式短縮ダイヤルやひも引き式特定番号ダイヤリング機能をもった携帯電話も現れてきている。
このように警報装置も先端技術を導入したりハイテク化が進められてきているが、所詮は商品の高付加価値を目指す方向にあって、異常事態に遭遇した子供など防衛力が著しく劣る人にとって操作しやすい機構であるとは言いがたい。また、高価となるがために資力の乏しい家庭にとっては手が届きかねるものとなることが多い。
特開平5−210789号公報 特開2004−171429 特開平11−185191号公報
本考案は上記した問題に鑑みなされたもので、その目的は、安価な装置であり、簡単な操作でスイッチオンさせることができる一方で、事件現場では加害者等が簡単にスイッチオフできないようにしておくこと、警報音を発生させるにしても、それだけでは加害者を怯ませえなかったり近隣者に救助要請する意図が伝わらなくなるのを回避するために言葉による救助要請を可能にすること、事件発生時に投棄されても警報装置の発見を容易にすること、さらには、警報装置を使った形跡を現場や加害者に少しでも残せることを実現した携帯式非常事態発生報知装置を提供することである。
本考案は、警報回路中に設けられた通電接点部から通電阻止部材を除去することによって警報動作させ、非常事態の発生を周囲に知らせることができるようにした持ち運び可能な非常警報装置に適用される。その特徴とするところは、図1を参照して、警報回路の通電によって警報灯2bを点灯させる点灯部2と、警報回路の通電によって発音器15から警報音を発生させる音響発生部3と、その発音器の動作時間をカウントし、所定時間経過後に音響発生部3の通電を断つとともに次動作の開始を指令する動作切換部4と、警報音の停止直後より音声録音ICチップ17に予め録音しておいた救助要請叫号を叫号発生器18から出力させる救助叫号発生部5とを備えたことである。
図2を参照して、通電阻止部材8もしくはそれを牽引する紐8aが引き抜かれる経路は曲がっており、回路格納ケース10が閉蓋した状態では通電接点部7への再さし込みが不能となっている。なお、通電阻止部材8もしくはそれを牽引する紐8aの途中には重錘13が取りつけられ、所定以上の加速度が作用したとき重錘の持つ慣性力で通電阻止部材8が通電接点部7から除去されるようにしておくこともできる。
本考案によれば、警報回路の通電によって警報音を発生させる発音器の動作時間をカウントし、所定時間経過後に発音器の動作を停止させるとともにその直後より音声録音ICチップに録音しておいた救助要請叫号を叫号発生器から出力させることができるので、警報音の発生だけでは意図が伝わりにくいということのないように近隣者に救助要請することができる。
叫号発生器の発音と警報回路の通電以降持続する警報灯の点灯により、報知装置がたとえ現場等で投棄されても、音と光の両方もしくは持続する一方を手掛かりに装置の捜索が容易となって、事件の一端を教えることができるようになる。また、音声録音ICチップに録音しておくことから、それが肉声である場合、肉親や知人は被害者が誰れであるかを直ちに確認することができる。装置の大型化や高騰化の要因は極めて少なく、操作が容易で普及の図りやすい警報装置となる。
通電阻止部材もしくはそれを牽引する紐が引き抜かれる経路を曲げておけば、回路格納ケースの閉蓋状態では通電接点部への再さし込みが不能もしくは極めて困難となるため、加害者に警報動作停止操作をさせえないかケースを開いて接点部にリセットするのに極めて多くの時間を費やさせることができる。警報停止操作の煩わしい警報装置は投棄が促されることになり、事件の経緯を知る手掛かりを加害者自らが残すことにもなる。
通電阻止部材もしくはそれを牽引する紐の途中に重錘を取りつけておけば、所定以上の加速度が作用したとき重錘の慣性力を利用して通電阻止部材が通電接点部から自然に除去されるようにしておくことができる。高価なGセンサを搭載する必要もない。紐を引く時間もない切迫した場面では装置を投げるか落とすか加害者ともみ合うだけで警報動作に入らせることができ、被害者の操作負担をおおいに軽減することができる。
以下に、本考案に係る携帯式非常事態発生報知装置を、その実施の形態を表した図面をもとにして詳細に説明する。図1は本考案の構成を表したブロック図であり、図2はそれを実現する回路の一例である。
図1の装置においては、動作開始指令部1のもとに、後で詳しく述べる点灯部2、音響発生部3、動作切換部4、救助叫号発生部5とが連係するように構成されている。動作開始指令部1は、図2に示す警報回路6中に設けられた通電接点部7から通電阻止部材8を除去することにより、すなわち警報回路を通電させるプル式スイッチによってオン状態を作って警報動作を開始させるものである。
通電接点部7は対向して配置されるメタルボール7a,7aを例えばコイルスプリング7b,7bでバックアップしたもので、変形自在か薄板の通電阻止部材8を挟んでいる間は回路が遮断され、抜ければバッテリ9から電気を流すことができるようになっている。その通電阻止部材8は当然のことながら電気絶縁作用を持つものであるが、これを牽引する紐8aが繋げられており、紐の先端にとりつけられ回路格納ケース10の外に位置したハンドルチップ8bを引けば、メタルボール7a,7aが相互に押しつける力に抗して通電阻止部材8が抜け、接触したメタルボールを介して通電される構造となっている。
なお、回路格納ケース10がねじ止め等によって閉蓋状態にあるときは、通電接点部7への再さし込みが不能となるように、通電阻止部材8もしくはそれを牽引する紐8aが引き抜かれる経路は曲げられている。従って、ケースを開かなければ通電阻止部材8を通電接点部7にリセットすることができないように配慮されている。すなわち、加害者が警報動作を停止させるべくさし込み操作しようとしても、それができないか極めて多くの時間を費やさせるようになっている。
具体的には、引き抜き経路にターニングローラ11が設置され、通電阻止用のプラスチック板8または牽引用の紐8aがローラ11に掛けられた後にケース側面に設けたスリット12を通して外に出るように配置される。強く引きすぎるなどして通電阻止部材8を飛ばしてしまわないように、紐8aには釣糸用鉛錘のようなストッパ13が取りつけられ、スリット12の幅より大きいために通電阻止部材8を常にケース内に残しておくようにも配慮されている。
この動作開始指令部材1に続いて機能構成をなす点灯部2、音響発生部3、動作切換部4、救助叫号発生部5について、以下に述べる。点灯部2は警報回路6の通電によって警報灯2bを点灯させるもので、具体的には図2に示すごとくの抵抗2aとウォーニングランプ2bとから構成される点灯回路14とされる。抵抗2aは、警報回路6中に存在する後述するリレーコイルRを駆動するに必要な電力を供給するバッテリ9からの大電流が、電力消費の少ないウォーニングランプ2bに流れ込まないようにしておくためのものである。なお、ウォーニングランプ2bを発光ダイオード(LED)としておけば、その消費電力の少なさから長時間にわたって点灯を維持させることが可能となる。
音響発生部3は、警報回路6の通電によってブザー15やベルのような発音器から警報音を発生させる音響発生回路16で与えられる。なお、この音響発生回路16は通電接点部7の直後から分岐して設けられ、先の点灯回路14とは並列をなしている。この回路には、後で述べる動作切換部4の一部を構成する常開接点r1 が介装される。
救助叫号発生部5は、警報音の停止直後より予め録音しておいた本人または声量ある人の悲鳴や肉声の叫びである救助要請叫号を出力させるものである。これは音声録音ICチップ17と叫号発生器としてのスピーカ18を備えるもので、これらを介装させた救助叫号発生回路19もまた通電接点部7から分岐して設けられ、先の点灯回路14や音響発生回路16とは並列をなしている。この回路には、次に述べる動作切換部4の一部を構成する常閉接点r2 が介装される。なお、音声録音ICチップ17に記憶される救助要請叫号は、予めマイク20を通して録音される。録音される音は肉声とは限らないが、よく通る声であることが好ましい。電子音声でもよいが、その場合には耳障りな周波数帯を使用するとよい。
上記のマイク20は回路格納ケースにつくり付けにしておいてもよいし、差し抜き可能なジャックを介して録音する外部マイクであってもよい。この救助叫号発生部5は警報音の停止直後より動作させるようにして、警報音の発生と救助要請叫号の発生とが重ならないように配慮される。そのために、次に述べる動作切換部4が、警報回路6中に設けられる。
動作切換部4は図2において示す動作切換回路21であり、発音器15の動作時間をカウントし、所定時間経過後に音響発生回路16の通電を断つとともに次動作の開始を指令するものである。次の動作とは上で触れた救助叫号発生回路19における音声録音ICチップ17から救助叫号を発生させることである。動作切換回路21を具体的に述べれば、上記した常開接点r1 と常閉接点r2 に加えて、通電接点部7から分岐して、音響発生回路16と救助叫号発生回路19とに並列となる付加回路22に設けられたリレーコイルRと公知の限時タイマ23とで構成される。
限時タイマ23は、通電接点部7が通電状態となると、その時点から予め定められた時間例えば3分経過するまでをカウントし、経過した時点で回路22を遮断する。従って、3分経過するまではリレーコイルRが励磁されるので、常開接点r1 は閉じて音響発生回路16を通電状態におく一方、常閉接点r2 は開いて救助叫号発生回路19の通電を阻止する。3分経過すればリレーコイルRが消磁し、常開接点r1 は開いて音響発生回路16を遮断する一方、常閉接点r2 は閉じて救助叫号発生回路19を通電させる。この動きから分かるように、動作切換回路21は通電接点部7での通電から例えば3分経つまで時間をカウントし、経過前にあっては発音器15から警報音を出し、経過後は警報音を止めて救助叫号を発生させるようにスケジュールされることになる。
このような構成の携帯式非常事態発生報知装置をもってすれば、以下のようにして事件発生の報知とその捜査の手掛かりを与えることができ、通りすがりの女児の誘拐などといった反社会的行為の発生を抑止することができる。
本報知装置を持ち歩く前に、マイク20を用いて救助要請叫号を録音する。録音される音はかん高い女児の声や声量があったりよく通る声の人に吹き込んでもらうようにするとよい。その際、住所や氏名でもよいが悪用されやすいことを考慮するなら愛称でも叫号の間に入れておくと、被害者の特定が迅速となって都合がよい。なお、バッテリとしての電池は外れないよう確りと固縛した状態にしておき、報知装置が少々の衝撃を受けても電力供給の維持が図られるようにしておく。
報知装置はポケットに入れておいたりランドセルなどの鞄に固定しておき、ハンドルチップ8bを指に掛けたり手首に縛りつけるなどしておく。誘拐やいたずらに遭遇したと判断したなら煥発入れずにハンドルチップを引く。その引き量はプラスチック板8が通電接点部7から抜ける程度でよいので、高々10センチメートルもあれば十分である。手の自由を残しておくことにするなら、利き手でない方の手首に縛っておくということにでもすればよい。
切迫した事態では引きの強さを加減している余裕がないから、ハンドルチップ8bに大きな力を掛けることになっても、少しの力で操作してもストッパ13はスリット12で止まり、操作したときの手応えを感じさせることができる。図3の(a)の状態から(b)のように変化して通電接点部7が導通すると、まずウォーニングランプ2bが点灯する。夜道での出来事であるとすると、たとえ放置されても、その明かりが報知装置の存在を教える。
このとき、付加回路22の限時タイマ23内の接点(図示せず)が閉となっているためにリレーコイルRが励磁され、常開接点r1 は導通状態となって、上記のウォーニングランプ2bの点灯と併せてブザー15が発音する。これによって、周囲の人や人家に対して異常事態の発生が報知される。人の気配のある処では、その音により駆けつけてくれる人も現れる。その音は例えば3分間持続する。なお、この間は救助叫号発生回路19の常閉接点r2 は遮断状態におかれる。
限時タイマ23が3分をカウントすればタイマ内の接点が開となり、図3の(c)のようにリレーコイルRが消磁する。常開接点r1 は遮断状態となる一方常閉接点r2 は導通状態となり、ブザー音が止まる一方、音声録音ICチップに電気が流れ、そこに格納された叫号がスピーカ18を通して発せられる。警報音では何が起こったのかを把握できなかった人でも、叫号から異常事態の発生を知ることができる。この叫号の再生はバッテリ9が消耗するまで続けられるが、それがために加害者には煩わしさを感じさせて装置の投棄を強いる。これは、事件の経緯を知る手掛かりを加害者自らが残すことにもなる。
投棄されると報知装置は叫号と発光を続けることから、本装置の発見の迅速化にも一役買う。なお、救助叫号発生回路19にも限時タイマ(図示せず)を介装しておくなら、叫号発生時間を制限することになるが、電力消費の節減が図られることによりウォーニングランプ2bの点灯時間を長くすることができる。
以上の説明から分かるように、上記した構成の報知装置によれば、加害者を撃退したり怯ませる意図のラウドサウンドを所定時間発生させ、その経過後に発音を停止させ、その直後より音声録音ICチップに予め録音しておいた本人または声量ある人の悲鳴や肉声の叫びを出力して、近隣者に救助要請する意図が伝わるように言葉による救助要請を訴えることができる。
動作切換部4の選択的な音声発生とは独立して警報灯2bを点灯させ続けることができるので、事件中投棄されても音と光の両方もしくは持続する一方により警報装置の発見を容易にする。バッテリの消耗が酷くなる前では救助叫号も発生しつづけているから、事件の発生を早く知る手掛かりとなる。すなわち、警報音の発生だけでは意図が伝わりにくい点が解消される。音声録音ICチップに録音されたものは本人の肉声であれば、肉親や交友のある人が被害者は誰れであるかを直ちに確認することができる。
本装置の構造や機能は価格が嵩むほどに高級なものでなければ大型でもなく、通電阻止部材を除去するというプル式スイッチによる単純かつ迅速に行える通電操作であることから、低学年の児童でも簡単にとり扱うことができ、ポケットに入れて持ち歩くことも容易となる。加害者に直面してもワンアクションで済むことから、報知装置の操作機会は極めて得られやすい。加害者が装置の動作を止めようとしても通電阻止は短時間でできるものでないから、加害者の術中に嵌まることも少なくなる。加害者からの警報装置の手放しが促されれば、事件の経緯を知る有力な手掛かりを加害者自らが提供してくれることにもなる。
ところで、通電阻止部材8もしくはそれを牽引する紐8aの途中にはストッパ13が取りつけられるが、これを重錘にしておけば、所定以上の加速度が作用したとき通電阻止部材を通電接点部7から人為的引き動作を必要としなくても除去することができる。すなわち、所定以上の加速度が作用したとき重錘の慣性力を利用して、通電阻止部材が接点部から自然に除去されるようになるのである。
これには、高価なGセンサを搭載する必要もなく、ケースが止まった時点で投げ捨てられたときに発生した慣性力で重錘のオーバーな挙動が誘発され、その力が通電阻止部材8を通電接点部7から引き抜くことになり、紐を引く時間もない切迫した場面では装置を投げるか落とすか加害者ともみ合うだけで警報動作に入らせることができる。これは、被害者の操作負担をおおいに軽減し、報知装置に気を取られることからも解放される。
なお,本報知装置は小型に纏めることができる程度の構成であるが、その能力としての発生音響の増大や報知機能の長時間化を望む場合は、ランドセルにつくり付けるといったことも可能である。例えば回路格納ケースとバッテリとを分離してそれぞれをランドセルの余剰空間に収納し、例えば特開平6−98396号公報など幾つもの特許公報で開示されているフラットスピーカを、跳ね上げカバーの外表面に固定して大音響を発生させるといったことも可能となる。
本考案に係る携帯式非常事態発生報知装置の構成を表したブロック図。 考案を実現する一例としての回路図。 報知装置における動作説明図。
符号の説明
2…点灯部、2a…抵抗、2b…警報灯(ウォーニングランプ)、3…音響発生部、4…動作切換部、5…救助叫号発生部、6…警報回路、7…通電接点部、8…通電阻止部材(プラスチック板)、8a…紐、10…回路格納ケース、13…ストッパ(重錘)、14…点灯回路、15…発音器(ブザー)、16…音響発生回路、17…音声録音ICチップ、18…叫号発生器(スピーカ)、19…救助叫号発生回路、21…動作切換回路。

Claims (3)

  1. 警報回路中に設けられた通電接点部から通電阻止部材を除去することによって警報動作させ、非常事態の発生を周囲に知らせることができるようにした持ち運び可能な非常警報装置において、
    警報回路の通電によって警報灯を点灯させる点灯部と、
    警報回路の通電によって発音器から警報音を発生させる音響発生部と、
    該発音器の動作時間をカウントし、所定時間経過後に音響発生部の通電を断つとともに次動作の開始を指令する動作切換部と、
    前記警報音の停止直後より音声録音ICチップに予め録音しておいた救助要請叫号を叫号発生器から出力させる救助叫号発生部と、
    を備えることを特徴とする携帯式非常事態発生報知装置。
  2. 前記通電阻止部材もしくはそれを牽引する紐が引き抜かれる経路は曲がっており、回路格納ケースが閉蓋した状態では前記通電接点部への再さし込み不能となっていることを特徴とする請求項1に記載された携帯式非常事態発生報知装置。
  3. 前記通電阻止部材もしくはそれを牽引する紐の途中には重錘が取りつけられ、所定以上の加速度が作用したとき通電阻止部材が前記通電接点部から除去されるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された携帯式非常事態発生報知装置。
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