JP3120098B2 - 配管ブロックの連結構造 - Google Patents

配管ブロックの連結構造

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JP3120098B2 JP10198981A JP19898198A JP3120098B2 JP 3120098 B2 JP3120098 B2 JP 3120098B2 JP 10198981 A JP10198981 A JP 10198981A JP 19898198 A JP19898198 A JP 19898198A JP 3120098 B2 JP3120098 B2 JP 3120098B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、道路や駐車場など
の路面に埋設される配管ブロックの連結構造であり、さ
らに詳しくは路面に降った雪に地下水を散水して融雪す
るための配管ブロックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているこの種の配管ブロック
は、たとえば図5に示すような構成であって、これに埋
め込まれている送水管には鋼管が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記従来の
管ブロックを直列に敷き並べた場合の送水管同士の連結
は、図に示すように、配管ブロック21の一端にはコ
ンクリートブロック22の端面から突出している送水管
23の突部24を、また他端には突部24が嵌合可能な
送水管23の受口部25を、それぞれ設け、配管ブロッ
ク21の端面同士を向かい合わせて隣り合う一方の配管
ブロック21の突部24を他方の配管ブロック21の受
口部25に差し込むことにより行なっていた。
【0004】しかしながら、この連結の構造は、発錆に
よる脆化の起り易い鋼管の嵌込み結合であるために、
期使用に際しては、配管ブロック同士の隙間(目地材の
充填箇所)に対応する連結の部分が車両荷重による不等
沈下に対して強度的に弱いという問題があつた。
【0005】そこで本発明は前記事情に基づいてなされ
たものであり、連結部分の強度不安を取り除き、腐食の
心配もない配管ブロックの連結構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の配管ブロックの連結構造は、長尺のコンクリ
ートブロック1の内部に合成樹脂製の送水管2を長手方
向へ連続して埋設し、この送水管2に間隔を置き散水ノ
ズル3をその上端がコンクリートブロック1外面に露出
する状態で連通して立設し、さらにコンクリートブロッ
ク1の端面とほぼ面一となる送水管2の両端部を、シー
ルパッキン7を内周面に備えた受口5とすることによっ
て配管ブロック8を構成し、長手方向に隣り合う配管ブ
ロック8の対面する相互の受口5,5に、ステンレス製
の接続短管11の両端部を前記シールパッキン7が圧接
する状態で嵌入すると共に接続短管11の中央部外面に
受口5,5の開口縁に当接するストッパー12を設け、
シールパッキン7と接続短管11の当接面に滑材を塗布
し、両配管ブロック8,8の隙間に目地材13を充填し
てあるものである。
【0007】すなわち、本発明に係る連結構造は、隣合
う配管ブロック端面の対面する合成 樹脂製の受口に対し
て滑材を塗布してから同口に、ステンレス製の接続短管
をシールパッキンが圧接する状態で両側から差し入れて
配管ブロック同士を連結したのち、さらに連結した両配
管ブロックの端面間の隙間に目地材を充填する作業を行
うことで完成するようにしたものである。
【0008】尚、配管ブロックは予め工場で製品として
形成し、施工現場で埋設溝内にこれを敷き並べて連結し
てもよいし、また施工現場にて埋設溝の型枠内にコンク
リートを流し込んで送水管を内部に備えた配管ブロック
を形成してもよい。また、配管ブロックは細長い形状を
しており、安定して敷き並べることができるように下部
に両側へ張出した台座部を一体に備えた形態のもの、ま
た該張出台座部を有せず、その断面形状が台形状の他、
四角形、六角形の適宜多角形形状のものなど多種多様の
形態に形成することができる。さらに、送水管の端部に
設けてある受口は管径を広げてもよいが、本管と同じ管
径であってもよい。
【0009】このように形成すると、ブロック内に埋設
された一体構成の受口を含めた配管が腐食せず、しかも
継目の強度を強く保持できる。ここで接続短管は真直ぐ
に連結するためにストレートな管であってもよいが、請
求項2記載の発明のように、接続短管の中間部を屈曲さ
せて形成することもできる。このように形成すると、接
続短管の曲り具合に応じて配管を配列方向に変化させる
ことが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における配管ブロッ
クの連結構造の一実施形態を図1乃至図3図面に基づき
説明する。細長いコンクリートブロック1の内部には、
長手方向へ全長にわたり硬質塩化ビニール製の送水管2
が埋設されている。前記コンクリートブロック1は断面
が下部の両側に張出した台座部を一体に備えた略台形状
に形成されており、コンクリートブロック1内にはその
上面となる平坦面にほぼ面一状に上端面を露出する散水
ノズル3が長手方向に対して間隔を保って埋設されてい
る。各散水ノズル3は送水管2の上面側から各々の散水
ノズル3に対応して突出している枝管4を介して送水管
2と連通している。
【0011】ここで、コンクリートブロック1の長さ寸
法は特別限定されるものではないが、通常5500mm
に設定されている。また、散水ノズル3は給水源から供
給された地下水などを利用して路面に散水するためのも
のであって、それぞれの散水ノズル3の間隔は散水量等
に応じて適宜設定するが、通常は1380mmの間隔で
設けることが望ましい。
【0012】前記コンクリートブロック1の両端面は内
部に埋設されている送水管2の両端面とほぼ面一端にな
るように設定されており、該送水管2の両端部には管径
が大きくなっている受口5が一体に形成されている。そ
して各受口5の内周面には環状溝6が形成され、該環状
溝6にはスチレンブタジエンゴム製のゴム輪7が装着さ
れている。
【0013】以上構成される配管ブロック8を連結し施
工する場合について説明する。まず、配管ブロック8を
敷設する埋設溝9を路面に掘削形成する。次いで、この
埋設溝9の底面を突き固めて平坦にした後、複数の配管
ブロック8を直列に敷き並べる。尚、路面に対する配管
ブロック8の高さ位置は、配管ブロック8の埋設場所に
応じて適宜設定するが、配管ブロック8に路面を区分す
る標線や目印としての副次的機能をもたせる必要がある
場合には、配管ブロック8の上端面を路面よりも若干突
出した状態になるように設定することが好ましい。
【0014】次に、直列に敷き並べた配管ブロック8の
端面同士を向かい合わせ、隣合う両配管ブロックの送水
管2の受口5にステンレス製の短管11の両端部を挿入
して行き、接続短管11の外周面にゴム輪7が圧接する
ことによって両配管ブロックの送水管2,2同士を連結
する。この際、接続短管11の中央部外面にストッパー
12を突設しておけば、双方の受口5内への接続短管1
1の挿入量が目視によって確認できると共に均等な割合
で挿入でき、都合がよい。また接続短管11の挿入の際
には、ゴム輪7と接続短管11に滑材を塗布した後、そ
れぞれの送水管2,2に対して平行にしてストッパー1
2にぶつかるまで押し込む。
【0015】最後に、連結した配管ブロック8,8の端
面間の隙間に、エラスタイト、パテブチゴム、セメント
ミルクなどの目地材13を充填した後、埋設溝9を埋め
戻し、さらにアスファルト等の舗装工事を行なって施工
作業が完了する。
【0016】図4は他の実施形態を示すもので、配管ブ
ロック8,8同士を連結する接続短管11の中間部を屈
曲したものを、両配管ブロック8,8の各受口5,5に
嵌め込み、目地材13を充填したものである。この際、
嵌め込む接続短管11の挿入量の目安となるストッパー
12は、屈曲部分の両側に各一対突設してある。
【0017】
【発明の効果】本発明のうち請求項1記載の発明は、
尺のコンクリートブロック1の内部に合成樹脂製の送水
管2を長手方向へ連続して埋設し、この送水管に間隔を
置き散水ノズル3をその上端がコンクリートブロック1
外面に露出する状態で連通して立設し、さらにコンクリ
ートブロック1の端面とほぼ面一となる送水管2の両端
部を、シールパッキン7を内周面に備えた受口5とする
ことによって配管ブロック8を構成し、長手方向に隣り
合う配管ブロック8の対面する相互の受口5,5に、ス
テンレス製の接続短管11の両端部を前記シールパッキ
ン7が圧接する状態で嵌入すると共に接続短管11の中
央部外面に受口5,5の開口縁に当接するストッパー1
2を設け、シールパッキン7と接続短管11の当接面に
滑材を塗布し、両配管ブロック8,8の隙間に目地材1
3を充填してあるので、短管の均等挿入等連結結合作業
の工事が簡便な上、配管ブロック同士の隙間に該当する
連結部分の強度が強くなり、車両荷重による不等沈下
対しても全く支障のない強度を保持できると共に、受口
を含む送水管および接続短管による連結部分には錆によ
る腐食の懸念もないものである。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の効果に加えて、接続短管の曲り具合に応じて
配管の配列方向を変えることができるので、融雪するた
めの道路や駐車場などの路面の状態に対応して都合よく
配管工事の施工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による配管ブロックの連結
状態を示す一部切欠断面図である。
【図2】要部拡大縦断面図である。
【図3】施工状態を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態による配管ブロックの連
結状態の要部を示す横断面図である。
【図5】従来の連結状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック 2 送水管 3 散水ノズル 5 受口 7 ゴム輪(シールパッキン) 8 配管ブロック 11 接続短管 13 目地材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮重 清 富山県高岡市野村420番地 株式会社ミ ヤシゲ内 (72)発明者 清水 義幸 富山県高岡市野村420番地 株式会社ミ ヤシゲテクノ内 (72)発明者 田中 博政 富山県新湊市新堀34番地 共栄コンクリ ート株式会社内 (72)発明者 竹内 一夫 富山県富山市牛島新町5番5号 三菱樹 脂株式会社富山営業所内 (56)参考文献 特開 平10−311013(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01H 5/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のコンクリートブロック1の内部に
    合成樹脂製の送水管2を長手方向へ連続して埋設し、こ
    送水管に間隔を置き散水ノズル3をその上端がコンク
    リートブロック1外面に露出する状態で連通して立設
    し、さらにコンクリートブロック1の端面とほぼ面一と
    なる送水管2の両端部を、シールパッキン7を内周面に
    備えた受口5とすることによって配管ブロック8を構成
    し、長手方向に隣り合う配管ブロック8の対面する相互
    の受口5,5に、ステンレス製の接続短管11の両端部
    を前記シールパッキン7が圧接する状態で嵌入すると共
    接続短管11の中央部外面に受口5,5の開口縁に当
    接するストッパー12を設け、シールパッキン7と接続
    短管11の当接面に滑材を塗布し、両配管ブロック8,
    8の隙間に目地材13を充填してあることを特徴とする
    配管ブロックの連結構造。
  2. 【請求項2】 接続短管11が中間部で屈曲しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の配管ブロックの連結構
    造。
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