JP3120046B2 - みそ汁ディスペンサー - Google Patents
みそ汁ディスペンサーInfo
- Publication number
- JP3120046B2 JP3120046B2 JP08351635A JP35163596A JP3120046B2 JP 3120046 B2 JP3120046 B2 JP 3120046B2 JP 08351635 A JP08351635 A JP 08351635A JP 35163596 A JP35163596 A JP 35163596A JP 3120046 B2 JP3120046 B2 JP 3120046B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miso
- hot water
- mixing section
- slope
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はみそ汁ディスペン
サーに関するものである。
サーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術とその課題】食堂等において定食や丼等で
みそ汁を提供するときに、多く作っていると時間ととも
に味が煮詰まってしまうために種々の改善がなされてき
ている。みそ汁１人前を袋に詰めて販売されているもの
もあり、注文の都度袋を開けて器に入れ湯を注いで混ぜ
るということも知られているが、お客さんが一度にたく
さん来たときには、１人前づつ袋に入っているものは手
間がかかってしまっていた。
みそ汁を提供するときに、多く作っていると時間ととも
に味が煮詰まってしまうために種々の改善がなされてき
ている。みそ汁１人前を袋に詰めて販売されているもの
もあり、注文の都度袋を開けて器に入れ湯を注いで混ぜ
るということも知られているが、お客さんが一度にたく
さん来たときには、１人前づつ袋に入っているものは手
間がかかってしまっていた。
【０００３】そこで従来からみそ汁を提供するディスペ
ンサーの提案がなされている。粉末状のみそ汁に湯を供
給するタイプのものや、ペースト状のみそと湯を混合す
るタイプのもの等が知られている。粉末状のみそ汁はペ
ースト状に比較すると味と風味がどうしても劣ってしま
っている現状である。市販の家庭用の即席みそ汁もペー
スト状のみそを使用するものが多く出ておりその主流と
なっている。
ンサーの提案がなされている。粉末状のみそ汁に湯を供
給するタイプのものや、ペースト状のみそと湯を混合す
るタイプのもの等が知られている。粉末状のみそ汁はペ
ースト状に比較すると味と風味がどうしても劣ってしま
っている現状である。市販の家庭用の即席みそ汁もペー
スト状のみそを使用するものが多く出ておりその主流と
なっている。
【０００４】ペースト状のみそは湯と混合するときに、
お客さんに提供する器にみそと湯を混合するのではな
く、あらかじめ混合してから器に供給するタイプのもの
が多いのであるが、その混合部においてペースト状のみ
そが混合しきらずにペースト状のまま残ってしまい味が
薄くなるということがあった。そのために器内に残った
ペーストをかき混ぜて溶かすという必要があった。
お客さんに提供する器にみそと湯を混合するのではな
く、あらかじめ混合してから器に供給するタイプのもの
が多いのであるが、その混合部においてペースト状のみ
そが混合しきらずにペースト状のまま残ってしまい味が
薄くなるということがあった。そのために器内に残った
ペーストをかき混ぜて溶かすという必要があった。
【０００５】また、業務用みそにおいてもペースト状で
口栓付の袋入りのものが市販されており、チューブポン
プ等と組み合わせて真空引きすることにより、みそを残
さず使用することに都合がよかった。しかし、店によっ
ては市販のものよりも独自の味を求める傾向が強く、店
独自の味を袋入りにするにはコストがかかってしまうた
め、みそを直接入れるみそタンク方式で、みそタンク内
のペースト状のみそを残さず使用するという点において
従来のディスペンサーには改善すべき問題点があった。
口栓付の袋入りのものが市販されており、チューブポン
プ等と組み合わせて真空引きすることにより、みそを残
さず使用することに都合がよかった。しかし、店によっ
ては市販のものよりも独自の味を求める傾向が強く、店
独自の味を袋入りにするにはコストがかかってしまうた
め、みそを直接入れるみそタンク方式で、みそタンク内
のペースト状のみそを残さず使用するという点において
従来のディスペンサーには改善すべき問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明では、みそが残らないように完全に混合して
供給するディスペンサー、更にみそタンク内のみそが残
らないような構造を持ったディスペンサーを提供する。
まずみそが残らないようにするために、湯とみそを混合
する第１混合部と、第１混合部において混合されずに残
ったみそを保持する第２混合部を有し、第２混合部にお
いて第１混合部から流れてくる湯によりさらに混合する
構造を具備している。
めに本発明では、みそが残らないように完全に混合して
供給するディスペンサー、更にみそタンク内のみそが残
らないような構造を持ったディスペンサーを提供する。
まずみそが残らないようにするために、湯とみそを混合
する第１混合部と、第１混合部において混合されずに残
ったみそを保持する第２混合部を有し、第２混合部にお
いて第１混合部から流れてくる湯によりさらに混合する
構造を具備している。
【０００７】また、みそタンク内のみそを残らないよう
にするためにタンク内のみそに圧力を加える手段を具備
している。
にするためにタンク内のみそに圧力を加える手段を具備
している。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は上記のような特徴を有す
るものであるが、下記に実施例を示しさらに詳しく本発
明について説明する。
るものであるが、下記に実施例を示しさらに詳しく本発
明について説明する。
【０００９】
【実施例】図１にみそ汁ディスペンサー（１）の概略図
を示す。ペースト状のみそ（２）はみそタンク（３）に
保持されており、チューブポンプ（４）の駆動によって
所定量が第１混合部（５）へ供給される。第１混合部に
ペースト状のみそを供給するときには、湯との混合性を
考慮してみその断面形状がなるべく薄く、すなわちみそ
が供給される方向に対して垂直に切断したときのみその
断面積が小さくなるように供給することが望ましい。そ
の１手段として本実施例としては供給口が細い長孔で開
孔されたみそ供給ノズル（６）をみその供給口へ取り付
けている。みそ供給ノズルはみそを細い帯状に供給する
形状であればよく、細い長孔を設ける他に複数の小さな
長孔や孔等を一列に配設してもよいのである。
を示す。ペースト状のみそ（２）はみそタンク（３）に
保持されており、チューブポンプ（４）の駆動によって
所定量が第１混合部（５）へ供給される。第１混合部に
ペースト状のみそを供給するときには、湯との混合性を
考慮してみその断面形状がなるべく薄く、すなわちみそ
が供給される方向に対して垂直に切断したときのみその
断面積が小さくなるように供給することが望ましい。そ
の１手段として本実施例としては供給口が細い長孔で開
孔されたみそ供給ノズル（６）をみその供給口へ取り付
けている。みそ供給ノズルはみそを細い帯状に供給する
形状であればよく、細い長孔を設ける他に複数の小さな
長孔や孔等を一列に配設してもよいのである。
【００１０】図２に示すように第１混合部（５）は、漏
斗のような形状をしており、その斜面部（７）にみそが
供給される。みそが供給される位置に対して湯供給ノズ
ル（８）より湯が供給されみそと混合される。このとき
湯が供給される力で漏斗状の斜面部（７）をみそと湯が
勢いよく回りながら混合され、第２混合部（９）へと流
れていく。
斗のような形状をしており、その斜面部（７）にみそが
供給される。みそが供給される位置に対して湯供給ノズ
ル（８）より湯が供給されみそと混合される。このとき
湯が供給される力で漏斗状の斜面部（７）をみそと湯が
勢いよく回りながら混合され、第２混合部（９）へと流
れていく。
【００１１】第２混合部（９）においては、器（１０）
に供給する底部にて湯と混合されずに残ったペースト状
のままのみそを保持する保持板（１１）が具備されてい
る。保持板（１１）は、湯に溶けなかったみそが保持さ
れる構造であればよく、板に小さな孔を開けたものや細
かなメッシュ状のものなど種々のものを採用することが
できる。
に供給する底部にて湯と混合されずに残ったペースト状
のままのみそを保持する保持板（１１）が具備されてい
る。保持板（１１）は、湯に溶けなかったみそが保持さ
れる構造であればよく、板に小さな孔を開けたものや細
かなメッシュ状のものなど種々のものを採用することが
できる。
【００１２】図３にみそタンク（３）の説明図を示す
と、みそタンク（３）の側壁にみそ（２）が残ってしま
わないようにするために、みそタンク蓋（１２）を配設
し、みそタンク蓋（１２）には重り（１３）が具備され
ている。この重り（１３）によってみそ（２）に対して
常に一定の押し圧力が加えられることにより、一定の押
し出し力でみそ（２）が残らず最後まで押し出される。
そして、みそタンク（３）とみそタンク蓋（１２）が密
着してしまわないように突起（１４）をみそタンク蓋
（１２）に設けている。
と、みそタンク（３）の側壁にみそ（２）が残ってしま
わないようにするために、みそタンク蓋（１２）を配設
し、みそタンク蓋（１２）には重り（１３）が具備され
ている。この重り（１３）によってみそ（２）に対して
常に一定の押し圧力が加えられることにより、一定の押
し出し力でみそ（２）が残らず最後まで押し出される。
そして、みそタンク（３）とみそタンク蓋（１２）が密
着してしまわないように突起（１４）をみそタンク蓋
（１２）に設けている。
【００１３】その他の例として、第１混合部（５）にお
いてみそと湯の混合性をより向上するために、斜面部
（７）にみそと湯が回転しながら混合される溝を配設す
ることもできる。螺旋状の溝の配設等、また溝の形状も
略半円等種々の溝形状を採用することができる。複雑な
溝形状でも樹脂で成形する製作を採れば特には問題とな
らない。斜面部に溝を配設することにより、湯の勢いで
回転する混合力をアップすることができ、みそと湯の混
合をより確実に行えるようにできる。
いてみそと湯の混合性をより向上するために、斜面部
（７）にみそと湯が回転しながら混合される溝を配設す
ることもできる。螺旋状の溝の配設等、また溝の形状も
略半円等種々の溝形状を採用することができる。複雑な
溝形状でも樹脂で成形する製作を採れば特には問題とな
らない。斜面部に溝を配設することにより、湯の勢いで
回転する混合力をアップすることができ、みそと湯の混
合をより確実に行えるようにできる。
【００１４】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、本発明によ
って、みそが混合部に残らずに混合でき、更にみそタン
ク内のみそが残らず最後まで使用できる構造を持ったデ
ィスペンサーを提供することができる。
って、みそが混合部に残らずに混合でき、更にみそタン
ク内のみそが残らず最後まで使用できる構造を持ったデ
ィスペンサーを提供することができる。
【図１】みそ汁ディスペンサーの構成を示した説明図で
ある。
ある。
【図２】みそと湯の混合部を示した説明図である。
【図３】みそタンクを示した説明図
１ みそ汁ディスペンサー ２ みそ ３ みそタンク ４ チューブポンプ ５ 第１混合部 ６ みそ供給ノズル ７ 斜面部 ８ 湯供給ノズル ９ 第２混合部 １０ 器 １１ 保持板 １２ みそタンク蓋 １３ 重り １４ 突起
フロントページの続き (72)発明者 頃安 新 兵庫県龍野市龍野町日飼190 極東産機 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−163400（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A23L 1/39 - 1/48 G07F 13/00 - 13/06
Claims (3)
- 【請求項１】 湯とペースト状のみそを混合するみそ汁
ディスペンサーであって、斜面部を有し、みそタンクよ
り斜面部にみそを供給し、供給されたみそに対して、湯
供給ノズルより斜面部に湯を供給して、湯とみそを斜面
部にて混合する漏斗状第１混合物と、第１混合物の下部
に設けられ、下端に有孔のみそ保持板を備え、第１混合
部において混合されずに残ったみそを保持する第２混合
部を有し、第２混合部において第１混合部から流れてく
る湯によりさらに混合することを特徴とするみそ汁ディ
スペンサー。 - 【請求項２】 みそタンクにみそに一定の押し圧力をか
ける重りを有する蓋を設け、タンク内のみそを残らず使
用することを特徴とする請求項１記載のみそ汁ディスペ
ンサー。 - 【請求項３】 斜面部に溝を配設したことを特徴とする
請求項１記載のみそ汁ディスペンサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08351635A JP3120046B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | みそ汁ディスペンサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08351635A JP3120046B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | みそ汁ディスペンサー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033150A JPH1033150A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3120046B2 true JP3120046B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=18418592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08351635A Expired - Fee Related JP3120046B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | みそ汁ディスペンサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3120046B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042555A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | ツインバード工業株式会社 | 味噌汁供給装置 |
| JP2020048504A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 極東産機株式会社 | みそ汁ディスペンサー |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP08351635A patent/JP3120046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042555A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | ツインバード工業株式会社 | 味噌汁供給装置 |
| JP2020048504A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 極東産機株式会社 | みそ汁ディスペンサー |
| JP7150546B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-10-11 | 極東産機株式会社 | みそ汁ディスペンサー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1033150A (ja) | 1998-02-10 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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