JP3119788U - 転倒防止移動補助装置 - Google Patents

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英明 永島
正俊 小川
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Abstract

【課題】被搬送物自体にキャスター等の自走行可能の走行部材を有する場合、前記キャスターを利用して被搬送物を押して、或いは引いて移動する際に、被搬送物の転倒を生じさせず搬送を行うことの出来る移動補助装置を得る。
【解決手段】キャスター等の走行手段を有する被搬送物を、前記走行手段を用いて移動する際、転倒を防止しつつ移動する装置であって、被搬送物をその外部から支える被搬送物保持手段に、キャスター等の走行手段を設け、被搬送物保持手段に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔を、被搬送物に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔より大とし、被搬送物保持手段に設けた両側端部のキャスター間隔を、被搬送物に設けた両側端部のキャスター間隔より大とした。また、被搬送物保持手段は、先端部分が開いた平面視コ字形をなしコ字形の内部を被搬送物保持空間とし、先端の開放部分にはラッシングベルト等の緊締帯を有している。
【選択図】図1

Description

本考案は、キャスター等の自走走行手段を有する被搬送物を、自走走行させつつ移動搬送する際に、被搬送物を転倒させることなく安全に移動するための補助装置に関する。
被搬送物を人手によって搬送する場合、搬送物を台車等に一旦乗せて台車等を移動するのが普通であり、或いは台車等に乗せるまでもなく、吊るした状態或るいはボンベ等の大型容器にあっては被搬送物をその両側からかかえる状態で持ち上げ、下部を支持体で支えて台車で移動することもある(特許文献1)。
然し、普通には被搬送物自体は梱包されておりその移動に被搬送物自体を自走させて移動することはあまり行なわれてはいないが、被搬送物自体に、設置時の利便性を考慮してキャスター等の移動具が設けられているものにあっては、その設置場所の近くにまでは車載状態で搬入しても、車から下ろした後は、被搬送物自体のキャスターを利用し人手によって押し運ぶことが行われている。然し、この場合、キャスターは特に常時移動するために設けられているものではなく、単に極めて小範囲の移動のために設けられているものであるため、機能的には完全を期し難く、手押し搬入手段を講じた場合、搬入する場所の例えば床面がフラットな状態の場合であればともかく、小さな凹凸でも有るとキャスターがそれに引掛かり被搬送物の進行を止め、或いはキャスターの向きが進行方向と交差する向きに変動し、そのときに押圧力を受けることで被搬送物を転倒させるというような事態を生じている。
実開平3−107380号公報
本考案は上記の点に鑑みて、被搬送物自体にキャスター等の自走行可能の走行部材を有する場合、前記キャスターを利用して被搬送物を押して、或いは引いて移動する際に、被搬送物の転倒を生じさせず搬送を行うことの出来る移動補助装置を得ることを目的とする。
請求項1記載の考案にあっては、キャスター等の走行手段を有する被搬送物を、前記走行手段を用いて移動する際、転倒を防止しつつ移動する装置であって、被搬送物をその周囲から支える被搬送物保持手段に、キャスター等の走行手段を設け、被搬送物保持手段に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔を、被搬送物に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔より大とし、被搬送物保持手段に設けた両側端部のキャスター間隔を、被搬送物に設けた両側端部のキャスター間隔より大とした。
請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の転倒防止移動補助装置において被搬送物保持手段を、先端部分が開いた平面視コ字形をなしコ字形の内部を被搬送物保持空間としている。
請求項3記載の考案にあっては、請求項2記載の転倒防止移動補助装置において、被搬送物保持手段の先端の開放部分には、ラッシングベルト等の緊締帯を有している。
本考案転倒防止移動補助装置は、キャスター等の走行手段を有する被搬送物を被搬送物保持手段で囲い、該転倒防止移動装置を手押等により移動することで被搬送物を運ぶことが出来るが、転倒防止移動装置に設けたキャスター等の走行手段は、最前位置に設けたものと最後位置に設けたものとの間隔及び左右両側端位置に設けたものの間隔を、被搬送物に設けた走行手段の最前位置に設けたものと最後位置に設けたものとの間隔及び左右両端位置に設けたものの間隔より大としているために、前記キャスターを結ぶ線で囲まれた範囲の面積は、被搬送物のキャスターで囲われた範囲の面積より拡大され、搬送中に被搬送物に予期しない力が加わって被搬送物を転倒しようとしても、被搬送物の重心位置が前記拡大された面積から外れることはなく、搬送中の被搬送物の転倒を防止することが出来る。
また、本考案転倒防止移動補助装置にあっては、被搬送物がキャスター等の走行手段を有していれば、それを利用して移動することが出来るために、被搬送物を持ち上げて台車に乗せる等の作業を行う必要が全く無いため、そのための装置を必要とせずに重量の有るものも移動することが出来る。
本考案転倒防止移動補助装置1の実施の形態を次に図面と共に説明する。
転倒防止移動補助装置1は、床枠2上に被搬送物保持手段3を支持してなり、床枠2は平面視前方が開いたH字形をなし角パイプを溶接してなる。床枠2には垂直に縦柱4,4…を設け、その基部には三角形の補強板5,5…を床枠2との間に設けている。縦柱4,4…の頂部には平面視コ字形の上部枠6を有している。上部枠6と床枠2との間には正面部を除いて化粧板7が張り廻され、被搬送物保持手段3は前面開口部3aを開いた平面視倒コ字形をなしている。平面視H地をなす床枠2の下面4隅には走行手段として図示の例ではキャスター8a,8b,8c,8dが設けてある。
上部枠6の上面には把手9,10を、上部枠6の側面には把手11を設け開口部前面の縦柱4a,4bの間にはラッシングベルト等の緊締用バンド12を設ける。
次に、本考案転倒防止移動補助装置1により被搬送物20を移動する手法につき説明する。 被搬送物20は、例えば銀行等に設置されているATM機、自動販売機、その他の主として直方体よりなるもので、その横断面形状が、被搬送物保持手段3の横断面における内面形状にほぼ等しいものが好ましい。従って、特定の断面形状をした被搬送物専用の移動装置として、予め被搬送物保持手段3の形状を決定しておく。
搬送に際しては、床面上に置かれている被搬送物20に転倒防止移動装置1を接近させ、コ字状に前面の開口部3aを開いている被搬送物保持手段3で被搬送物20の三面を囲む。このときもし、被搬送物保持手段3と被搬送物20との間に隙間等が多く生ずるようなことがあればその間を適宜クッション材等13を挟み込む。そして、コ字状の前面開口3aの両側の縦柱4a,4b間にラッシングベルト等の緊締用バンド12を掛け渡す。上記により被搬送物20の転倒防止移動装置1への固定が終了する。
次に作業員が転倒防止移動装置1を移動するが、二人が共同して作業を行うのが好ましく、一人が把手9或いは10を持ち、進行方向の前方で転倒防止移動装置1を誘導しながら引き出し、他の一人が把手10或いは9と把手11を持ち、転倒防止移動装置1を所定の位置まで押して移動する。勿論、上記作業を一人の作業員が行なうことも出来る。このとき被搬送物20は自己の有するキャスター等の移動手段20aの回転で床面上を移動する。この移動の途中において、被搬送物20のキャスター20aが何等かの原因で停止する等のトラブルが生じ、被搬送物20がよろけ或いは重心位置を大きく変化するような事態が生じても、被搬送物保持手段3に設けた左右側端部のキャスター8aと8d間、8bと8c間の長さLは、被搬送物20の左右側端部のキャスター21aと21d間、21bと21cの長さL´より大きく、被搬送物保持手段3に設けた前後側のキャスター8aと8b間、8dと8c間の長さWは、被搬送物20の前後側キャスター21aと21bbの間、21dと21cの間の長さW´より大きくなる。
被搬送物が転倒するときは、その重心を通る垂直線が、前記被搬送物を支持するキャスターで囲われた範囲外に出るときであって、上記の如く被搬送物保持手段3のキャスター8a,8b,8c,8dにより囲われた範囲が被搬送物20のキャスター21a,21b,21c,21dで囲われた範囲より大きくなると、被搬送物の重心を通る垂直線がキャスター8a,8b,8c,8dの囲む範囲から外に出ることは無くなり、被搬送物は転倒せず、安全に搬送することが出来る。即ち、被搬送物の有するキャスターにより作られる床面の範囲内から被搬送物重心を通る垂直線が外れることを防止し、被搬送物の転倒を防止することを可能にしている。
本考案、転倒防止移動補助装置は、被搬送物自体にキャスター等の移動手段が設けられている場合に直ちに使用可能であるが、被搬送物自体にキャスター等の移動手段が設けられていない場合には、当該被搬送物を、別途、キャスター等を有している台車に載置した上で本考案転倒防止移動補助装置を使用すればキャスター等の移動手段等を有しない被搬送物にも適用することが可能となる。
本考案装置の右側面図。 本考案装置の平面図。 本考案装置の正面図。 本考案装置の背面図。
符号の説明
1 転倒防止移動補助装置
2 床枠
3 被搬送物保持手段
3a 開口部
4,4a,4b 縦柱
5 補強板
6 上部枠
7 化粧板
8a,8b,8c,8d 移動手段(キャスター)
9,10,11 把手
12 緊締用バンド
13 クッション材
20 被搬送物
21a,21b,21c,21d キャスター

Claims (3)

  1. キャスター等の走行手段を有する被搬送物を、前記走行手段を用いて移動する際、転倒を防止しつつ移動する装置であって、被搬送物をその周囲から支える被搬送物保持手段に、キャスター等の走行手段を設け、被搬送物保持手段に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔を、被搬送物に設けた最前部と最後部とのキャスター間隔より大とし、被搬送物保持手段に設けた両側端部のキャスター間隔を、被搬送物に設けた両側端部のキャスター間隔より大としたことを特徴とする転倒防止移動補助装置。
  2. 被搬送物保持手段は、先端部分が開いた平面視コ字形をなしコ字形の内部を被搬送物保持空間としたことを特徴とする請求項1記載の転倒防止移動補助装置。
  3. 被搬送物保持手段は、先端の開放部分にはラッシングベルト等の緊締帯を有していることを特徴とする請求項2記載の転倒防止移動補助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247726A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Nihon Form Service Co Ltd 運搬装置
JP2011520686A (ja) * 2008-05-15 2011-07-21 ヤング、ロナルド・アリグザンダー(スコット) 清掃材料を運搬するためのワゴン及びバケット構造体の組み合わせ体
JP2020116970A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 日鉄テックスエンジ株式会社 転倒防止用治具

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