JP3119774U - 異なる排気速度を有する電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】急速な排気機能と緩徐な排気機能を達成する異なる排気速度を有する電磁弁を提供する。
【解決手段】電磁弁は設置座1と、コイルユニット4と、磁桿ユニット7と、スプリングSと、気体密封ユニットとを備える。設置座1は設置空間15を有するヨーク10と、ヨーク10の側板12に装着される底棒20と、底棒20に配置される排気孔と、緩徐排気部29とを有する。コイルユニット4はボディーが長管状を呈しかつ設置孔を有する巻線座40と、巻線座40のボディー外周を巻くコイル50とを有する。磁桿ユニット7はボディーを有しかつその外周が巻線座40の設置孔に位置付けられ軸方向に沿い移動可能であるスリーブを有する。スプリングSは磁桿ユニット7を設置座1の底棒20に対し移動させる。気体密封ユニットは底棒20のビストン棒に接触し排気孔を塞ぐことで気流を設置座1の緩徐排気部29から排出させる活栓を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、電磁弁に関し、詳しく言えば異なる排気速度を有する電磁弁に関するものである。
周知の電磁弁は急速排気の作動状態、即ち急速な排気状態のみを呈するが、需要に応じ緩徐な排気状態が要求される場合があるため、急速な排気作動と緩徐な排気作動を兼ね備える電磁弁が考案された。
しかし、このような電磁弁の欠点として、緩徐な排気のための構造が複雑であるのに対し作動過程において確実な作動を把握できない点、部品が多く組立に時間がかかる点、耐久性を向上させる必要がある点などがあるため、改善の余地がある。
上述の欠点に鑑みて本考案者は研究に没頭した結果、異なる排気速度を有する電磁弁を完成させた。
本考案の主な目的は、構造を簡単化することで電磁弁に急速な排気機能と緩徐な排気機能を達成させることが可能である異なる排気速度を有する電磁弁を提供することである。
本考案のもう一つの目的は、緩徐な排気のための構造が簡単で、組立が容易で、作動が確実で、耐久性が良好である異なる排気速度を有する電磁弁を提供することである。
上述の目的を達成するために、本考案による異なる排気速度を有する電磁弁は設置座と、コイルユニットと、磁桿ユニットと、スプリングと、気体密封ユニットと、を備える。設置座は設置空間を有するヨークと、ヨークの側板に装着される底棒と、底棒に配置される排気孔とを含む。コイルユニットはボディーが長管状を呈しかつ設置孔を有する巻線座と、巻線座のボディー外周を巻くコイルとを含む。磁桿ユニットはボディーを有しかつその外周が巻線座の設置孔に位置付けられることで軸方向に沿い移動可能であるスリーブを含む。スプリングはその両端が別々に設置座の底棒と磁桿ユニットに突き当たるように装着されることで弾性圧縮作用を提供可能である。気体密封ユニットは底棒のビストン棒に接触し排気孔を塞ぐ活栓を有する。そのうち設置座の底棒、磁桿ユニットのスリーブまたは気体密封ユニットは緩徐排気部を有する。
以下、本考案の特徴と達成可能な効果について実施例を挙げ、説明する。
図1から図5に示すように、本考案の一実施例による異なる排気速度を有する電磁弁は様々な使い道に応じ往復作用を制御可能である。かつ電磁弁は設置座、コイルユニット、磁桿ユニット、気体密封ユニットとスプリングを備える。
設置座1はヨーク10、底棒20と固定蓋30を含む。
そのうちヨーク10は金属から構成され、かつ底板11、側板12と上方板13を有することで設置空間15を形成し、かつ底板11と上方板13の末端には固定用突出部18を有する。
底棒20はヨーク10の側板12に装着され、かつ第一柱部21、第二柱部22、ばね押さえ部23、ビストン棒25、軸方向に沿い貫通するように配置される通気孔27、及びビストン棒25の端面に浅い溝状を呈するように形成される緩徐排気部29を有する。
固定蓋30は一つの嵌合孔32と、ヨーク10の固定用突出部18と係合することでその両面をヨーク10の上方板11と底板13の内面に密着させる二つの窪み口33とを有する。
コイルユニット4は巻線座40、コイル50とプラスチック膜60を含む。
巻線座40は長管状を呈するボディー41と、貫通するように形成される設置孔45とを有する。
コイル50は細長い銅線51で巻線座40のボディー41外周を巻き、かつ銅線51の両端から延伸して先端部53を形成する。
プラスチック膜60はコイル50の外周を被覆する。
磁桿ユニット7はスリーブ70を有し、スリーブ70はその外周が巻線座40の設置孔45に位置することで軸方向に沿い移動可能であるボディー71と、ボディー71に配置される第一設置孔73と、設置座1の底棒20の端部に対応するように配置される第二設置孔74とばね押さえ部75を有する。
気体密封ユニット90はゴム材から構成され、かつ気体密封ユニット90はスリーブ70の第二設置孔74に装着される活栓91と、底棒20のビストン棒25を塞ぐように活栓91の端面に形成される環状突出部93を有する。
スプリングSは圧縮スプリングから構成され、その両端が別々に設置座1の底棒20のばね押さえ部23と磁桿ユニット7のばね押さえ部75に突き当たるように装着されることで弾性圧縮作用を提供可能である。
本実施例の作動状態は次の通りである。
図4に示すように、電磁弁のコイル50に通電しておらず、磁桿ユニット7に吸着していない場合、磁桿ユニット7はスプリングSにより押さえられ、気体密封ユニット90の環状突出部93は底棒20のビストン棒25に一定の間隔を置くため、急速な排気状態を形成可能である。
図5に示すように、逆に電磁弁のコイル50に通電し、磁力が生成される場合、磁桿ユニット7は底棒20の側に向かい押し付け、スプリングSの弾力を克服し、気体密封ユニット90は底棒20のビストン棒25に突き当たり、底棒20の通気孔27を密封するため、気流を設置座1の底棒20の緩徐排気部29から徐々に排出することが可能である。
また磁桿ユニットはさらにスリーブの第一設置孔に配置される磁石(図示せず)を含むことが可能である。
また本考案は様々な実施例の構造が実施可能である。詳しい説明は次の通りである。
図6に示すように、本考案のもう一つの実施例では、底棒の緩徐排気部29Aは径方向に配置される内孔である。
図7に示すように、本考案のまたもう一つの実施例では、同様に気体密封ユニット90Bが磁桿ユニットのスリーブのボディーに装着される。また気体密封ユニット90Bは径方向に沿い端面に配置されかつ槽状を呈する緩徐排気部99Bを有するのに対し、設置座の底棒の緩徐排気部を配置する必要がなくなる。
図8に示すように、本考案のまたもう一つの実施例では、同様に気体密封ユニット90Cが磁桿ユニットのスリーブのボディーに装着される。また気体密封ユニット90Cは軸方向に沿い配置される細孔を呈する緩徐排気部99Cを有する。
図9に示すように、本考案のまたもう一つの実施例では、気体密封ユニット90Dが設置座の底棒に装着される。また気体密封ユニット90Dは通気孔95Dを有する。磁桿ユニットのスリーブは通気孔95Dと互いに通じるように端面に配置され、かつ槽状を呈する緩徐排気部49Dを有する。
図10に示すように、本考案のまたもう一つの実施例では、気体密封ユニット90Dは一つ前の実施例と同じである。磁桿ユニットのスリーブにはねじにより軸方向に沿い配置され緩徐な排気に用いられる細孔を呈する緩徐排気部471Eを有する排気ユニット47Eを取り付けることが可能である。
図11に示すように、本考案のまたもう一つの実施例では、気体密封ユニット90Fはねじにより磁桿ユニットのスリーブに装着される。また気体密封ユニット90Fは端面に槽状を呈するように配置される緩徐排気部99Fを有する。
上述の実施例の通り、本考案の特徴は次の通りである。
1.本考案による異なる排気速度を有する電磁弁は構造を簡単化することで電磁弁の急速な排気と緩徐な排気を兼ね備える機能を達成することが可能である
2.本考案による異なる排気速度を有する電磁弁は緩徐な排気のための構造が簡単で、組立が容易で、作動が確実で、耐久性が良好である。
本考案の一実施例による電磁弁を分解した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施例による電磁弁を分解した状態を示す平面図である。 本考案の一実施例による電磁弁の組立後の状態を示す底面図である。 図3の8−8線の方向に沿う断面図である。 本考案の一実施例による電磁弁の閉鎖作動の状態を示す模式図である。 本考案のもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。 本考案のまたもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。 本考案のまたもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。 本考案のまたもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。 本考案のまたもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。 本考案のまたもう一つの実施例による電磁弁の組立後の一部分を示す模式図である。
符号の説明
1 設置座、4 コイルユニット、7 磁桿ユニット、10 ヨーク、11 底板、12 側板、13 上方板、15 設置空間、18 固定用突出部、20 底棒、21 第一柱部、22 第二柱部、23 ばね押さえ部、25 ビストン棒、27 通気孔、29、29A、49D 緩徐排気部、30 固定蓋、31 板部、32 嵌合孔、33 窪み口、40 巻線座、41 ボディー、45 設置孔、47E 排気ユニット、49D、471E、 緩徐排気部、50 コイル、51 銅線、53 先端部、60 プラスチック膜、70 スリーブ、71 ボディー、73 第一設置孔、74 第二設置孔、75 ばね押さえ部、90、90B、90C、90D、90E、90F 気体密封ユニット、91 活栓、93 環状突出部、95D、95E 通気孔、99B、99C、99F 緩徐排気部、S スプリング

Claims (3)

  1. 設置空間を有するヨークと、ヨークの側板に装着される底棒と、底棒に配置される排気孔と、緩徐排気部とを有する設置座と、
    ボディーが長管状を呈しかつ設置孔を有する巻線座と、巻線座のボディーの外周を巻くコイルとを有するコイルユニットと、
    ボディーを有しかつその外周が巻線座の設置孔に位置付けられることで軸方向に沿って移動可能であるスリーブを有する磁桿ユニットと、
    磁桿ユニットを設置座の底棒に対して移動させるスプリングと、
    底棒のビストン棒に接触し排気孔を塞ぐことで気流を設置座の緩徐排気部から徐々に排出可能である活栓を有する気体密封ユニットと、
    を備えることを特徴とする異なる排気速度を有する電磁弁。
  2. 設置空間を有するヨークと、ヨークの側板に装着される底棒と、底棒に配置される排気孔とを有する設置座と、
    ボディーが長管状を呈しかつ設置孔を有する巻線座と、巻線座のボディーの外周を巻くコイルとを有するコイルユニットと、
    ボディーを有しかつその外周が巻線座の設置孔に位置付けられることで軸方向に沿って移動可能であるスリーブを有する磁桿ユニットと、
    磁桿ユニットを設置座の底棒に対して移動させるスプリングと、
    底棒のビストン棒に接触し排気孔を塞ぐ活栓と、気流を徐々に排出可能な緩徐排気部とを有する気体密封ユニットと、
    を備えることを特徴とする異なる排気速度を有する電磁弁。
  3. 設置空間を有するヨークと、ヨークの側板に装着される底棒と、底棒に配置される排気孔とを有する設置座と、
    ボディーが長管状を呈しかつ設置孔を有する巻線座と、巻線座のボディーの外周を巻くコイルとを有するコイルユニットと、
    ボディーを有しかつその外周が巻線座の設置孔に位置付けられることで軸方向に沿って移動可能であるスリーブと、緩徐排気部とを有する磁桿ユニットと、
    磁桿ユニットを設置座の底棒に対して移動させるスプリングと、
    底棒のビストン棒に接触し排気孔を塞ぐ活栓と、設置座の排気孔と磁桿ユニットの緩徐排気部とに繋がることで気流を設置座の緩徐排気部から徐々に排出可能である通気孔とを有する気体密封ユニットと、
    を備えることを特徴とする異なる排気速度を有する電磁弁。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
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