JP3119651U - 鉄製多機能調理鍋 - Google Patents

Abstract

【課題】鉄製品のもつ耐熱・蓄熱機能を利用して、「むし焼き」調理が家庭でも簡単にできるようにとするものであり、あわせて器具（鍋）は他の調理にもいろいろと使用できるようにもなっている多機能調理鍋の提供。
【解決手段】耐熱・蓄熱機能の高い鉄鋳物又は厚手の容器（鍋）の中に、専用金網を設置して、「むし焼き」調理が簡単にできるようにした。器具（鍋）は他の煮炊き・炊飯・揚げ物・蒸し物・炒め物調理にも効果的な形態とした。
【選択図】なし

Description

本考案は、鉄製品のもつ耐熱・蓄熱機能を利用して家庭でも簡単に「むし焼き」調理ができて、あわせて他の調理にも幅広く使用できる調理器具に係わる考案である。

「むし焼き」調理とは、器に食材を入れ密封して焼く方法で、熱効率がよく・栄養分をのがさず・味もよい優れた調理法。料理店などではよく利用されているが、簡易な専用器具もないため、一般の家庭料理にまでには広く普及していない。

従来からの調理用鍋は、それぞれ煮炊き・炊飯・揚げ物・炒め物・焼き物・蒸し物などの調理法に合わせて、それぞれの製品ができている。

考案が解決しようとする課題

本考案は、「むし焼き」が簡単にできる器具を開発して、家庭料理にもむし焼き調理を広め、あわせて器具は他の調理にも使用できる複合型のものとする。

課題を解決するための手段

上記目的を達成するために、本考案においては素材を鉄鋳物又は厚手の鉄板として耐熱・蓄熱機能を高めた。

中段の位置に専用金網がセットされるようにして、むし焼き・蒸し物調理ができるようにした。

考案の効果

「むし焼き」調理が家庭でも簡単にできるようになる。

一台で多機能調理ができるため、台所の省スペースに貢献できる。

蓄熱機能が高いため、むらし効果・徐冷効果で、少量調理でも本格的な味付けの料理ができる。

鍋内に（液体・気体とも）対流をスムーズに起こすため、鍋の形は深さをやや深めにして、壁の部分は浅い傾斜をつけた。保温機能を高めるため、注ぎ口はできるだけ小さくした。鉄製品のもつ蓄熱機能との相乗効果で、それぞれの煮炊き・炊飯・揚げ物・炒め物・焼き物・蒸し物調理で高い能力が発揮される。

本考案の実施例について、図面を参照にして説明する。図１ａは本体の平面図（フタなし）、図１ｂは本体の断面図（フタ使用時）である。煮炊き・炊飯・揚げ物・炒め物調理にはこの状態で使用する。

図２ａは専用金網を設置した時の平面図（フタなし）、図２ｂは専用金網を設置した時の断面図（フタ使用時）である。むし焼き・蒸し物調理にはこの状態で使用する。

図３ａは専用金網の平面図、図３ｂは専用金網の立面図である。裏表２種類の高さで使用できるようになっている。

ａ 本考案の鍋本体の平面図である（フタなし）。ｂ 鍋本体の断面図である（フタ使用時）。 ａ 専用金網を設置した時の平面図である（フタなし）。ｂ 専用金網を設置した時の断面図である（フタ使用時）。 ａ 専用金網の平面図である。ｂ 専用金網の立面図である。

符号の説明

１ 注ぎ口
２ 取っ手
３ フタ
４ 専用金網
５ 支柱

Claims (1)

1. 一般家庭でも簡単に「むし焼き」調理ができて、他の煮炊き・炊飯・揚げ物・炒め物・蒸し物調理にも利用できる複合型の鉄製調理鍋。

Images