JP3119499U - 廃プラスチック材の分解処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃プラスチック材を加熱炉内に投入して加熱処理により、溶融・分解させて、油脂成分に変換させ、それの気化ガスを抽き出して冷却することで液相に戻し油化する手段において、炉床に敷き詰める長石から放射させる放射線による廃プラスチック材の分解溶融の促進の効果を一層向上させる分解処理装置を提供する。
【解決手段】外周に、ヒーターaを装設し、それの外周を断熱材bにより被覆した加熱炉1に、被処理物を供給するフィーダー2と、気化ガスを取り出す気化ガス取出管4と、残渣排出装置6とを接続させて設け、前記気化ガス取出管4を、気化ガス冷却装置5に接続してなる廃プラスチック材の分解処理装置において、加熱炉1の内壁面の略全面に、パネル状に成形した天然御影石のセラミックパネルmを貼り付ける。
【選択図】図4

Description

本考案は、加熱炉内に廃プラスチック材を投入し、加熱処理により分解処理して再利用を可能とする物質に変換させる廃プラスチック材の分解処理手段についての改良に関する。
上述の、廃プラスチック材を加熱処理により分解処理して再利用を可能とする物質に変換させる手段は、従前にあっては、廃プラスチック材を加熱炉内に投入し、フタル酸ナトリウムや、ステアリン酸ソーダ等の分解促進剤の添加のもとに、500度C〜800度Cの高温に加熱して、廃プラスチック材の分子構造を分解し溶融させて、液化してくる油脂成分に生成し、これを取り出して分別精製することで、再利用が可能なナフサ等の油脂に変換させるようにしている。
また、この廃プラスチック材の分解処理手段が、廃プラスチック材を加熱溶融させるために、加熱炉内を昇温させるのに要する燃料費のコストが嵩むことから、加熱炉内の炉床に、加熱によりアルファー線(α線)を放射する長石等を敷き詰めておいて、これの加熱により放射されるα線によって廃プラスチック材の分解を促進せしめて、燃料費のコストの低減を図る廃プラスチック材の分解処理手段が、本願の出願人による特開2004−168806号公報により開示されている。
この手段は、分解促進剤の添加に併せて、炉床に敷き詰めた長石からの、加熱により放射される放射線のα線が、結果として、廃プラスチック材を溶融・分解させるための熱処理の際の加熱温度の上限を降下させて、廃プラスチック材の溶融・分解をコスト上効率的なものとしているだけで、その長石から放射される放射線のα線が廃プラスチック材の溶融・分解に対しどのように作用・機能しているのかが明らかではないので、炉床に長石をどのように敷き詰めればよいのか、どの位の量の長石を敷き詰めればよいのか、また、どのような成分の長石を選択すればよいのか、が明らかで無い問題がある。
特開2004−168806号公報
本考案において解決しようとする課題は、廃プラスチック材を加熱炉内に投入して加熱処理により、溶融・分解させて、油脂成分に変換させ、それの気化ガスを抽き出して冷却することで液相に戻し油化する手段において、炉床に敷き詰める長石から放射させる放射線による廃プラスチック材の分解溶融の促進の効果を一層向上させることにある。
上述の課題を解決する本考案手段は、加熱炉の炉内の炉床に敷き詰める長石から放射される放射線が、炉内における廃プラスチック材の加熱処理に対し、どのように作用し、また、どのように機能して役割を果たしているかについて種々の検討を加えて得られた知見に基づいてなされたものである。
すなわち、加熱炉内において加熱処理する廃プラスチック材に対して照射する放射線は、それのα線がプラスチック材の分子結合をゆるめるように働き、β線が分子ごとに分断していくように働き、γ線が分断された分子を油の状態に結合させるように働いて、これにより、廃プラスチック材を、融点が140度C程度の発泡スチロールについていえば、98度C程度になってきたときに、油脂成分に分解した気化ガスが発生してきて、その気化ガスを冷却する冷却装置を経たところに、液化した油が出はじめてくること、このとき、照射する放射線は、α線だけでは駄目で、β線及びγ線が併せて照射されることが必要であること、このことからα線を多く放射し、β線・γ線の放射が少ない長石は、不向きで、α線β線・γ線を多く放射する御影石を用いることで、融点よりも低い温度で油脂成分に分解した成分の気化ガスが出はじめるという前述の効果が得られるようになること、そして、このように用いる天然の御影石は、それをパネル状に形成して加熱炉の内壁面に張り付けるか、それを粉砕してセメントと混ぜ、モルタル状に加熱炉の内壁面に塗着し、加熱炉の稼動による加熱で焼成することで、加熱炉の内壁面にパネル状に張り付けておくことが炉床に敷き込むよりも、効率的であることが判ってきた。
そして、このことから、本考案においては、上述の課題を達成するための手段として、請求項1に記載した、
周壁10の外周に、ヒーターaを装設し、それの外周を断熱材bにより被覆して加熱炉1を形成し、その加熱炉1に、それの炉内に被処理物を供給するフィーダー2と、供給した被処理物の熱分解により該加熱炉1内に生成してくる気化ガスを取り出す気化ガス取出管4と、供給した被処理物の熱分解により生成してくる残渣を排出する残渣排出装置6とを接続させて設け、前記気化ガス取出管4を、気化ガス冷却装置5に接続してなる廃プラスチック材の分解処理装置において、加熱炉1の内壁面の略全面に、パネル状に成形した天然御影石のセラミックパネルmを貼り付けたことを特徴とする廃プラスチック材の分解処理装置。
および請求項2に記載した、
周壁10の外周に、ヒーターaを装設し、それの外周を断熱材bにより被覆して加熱炉1を形成し、その加熱炉1に、それの炉内に被処理物を供給するフィーダー2と、供給した被処理物の熱分解により該加熱炉1内に生成してくる気化ガスを取り出す気化ガス取出管4と、供給した被処理物の熱分解により生成してくる残渣を排出する残渣排出装置6とを接続させて設け、前記気化ガス取出管4を、気化ガス冷却装置5に接続してなる廃プラスチック材の分解処理装置において、加熱炉1の内壁面の略全面に、粉砕した天然御影石を、耐火セメント及び水と練和して、モルタル状に塗着したことを特徴とする廃プラスチック材の分解処理装置。
を提起するものである。
廃プラスチック材を油化還元するための本考案による廃プラスチック材の分解処理装置は、廃プラスチック材を加熱処理する加熱炉内の内壁面に、パネル状に形成した天然の御影石のパネルを張り付けるか、粉砕した天然の御影石を、耐火セメント及び水と混和してモルタル状に塗着して張り付けることで、加熱炉内に天然の御影石を存在させ、熱処理の際に、廃プラスチック材が、加熱により天然の御影石からランダムに放射されるα線・β線・γ線の放射線の照射を浴びるようにして、それの融点以下の温度において分解が行われるようにしていることから、加熱炉の炉内の温度を、低い温度に保持せしめて分解処理が行えるので、熱処理のための燃料費のコストを著しく低減できる。
また、被処理物の廃プラスチック材を、油成分と炭素とに分解することから残渣の殆どが炭素となるようになって、残渣を商品価値の高いものとする。そして、連続運転を可能とすることで、運転効率を良いものとする。
本考案手段において、加熱炉の炉内壁面に張り付ける天然石の御影石は、加熱炉内に存在して廃プラスチック材の熱処理の際に、加熱によりα線・β線・γ線の放射線をランダムに放射するようになればよく、加熱炉を炉床を具備する形態に構成する場合にあっては、その炉床に敷き込むようにしてよい。
また、加熱炉を円筒状または上面側が平らで周壁が側断面においてU字状をなすU字管状に形成して、それの一端側に廃プラスチック材の供給口を設け他端側に排出口を設けて、連続運転式に分解処理装置を構成した場合に、加熱炉の炉内壁面に天然の御影石を張り付けるようにする。
この加熱炉の内壁面に張り付ける天然石の御影石は、それをパネル状に成形加工して、そのパネルを炉内壁面に張り付けるか、天然石の御影石を粉砕し、それを耐火セメントと混ぜ、水を加えて練り、モルタル状に炉内壁面に塗着することで行う。塗着した天然石の御影石の粉末は、最初の廃プラスチック材の熱処理の際の加熱により焼成されて天然御影石のセラミックとなり、以後、炉内壁面に張り付けた御影石のセラミックパネルとして作用するようになる。
このセラミックパネルを焼成するために、粉砕した御影石に耐火セメントと水とを混ぜ練和するとき、粉砕した御影石には、小石程度の粗い破砕片を含むものとしておくことで、焼成したセラミックパネルに、クラックが生じてくるのを抑止するようになる。
次に実施の一例を図面に従い説明する。
図1は本考案手段による廃プラスチック材の分解処理装置Aの全体の正面図、図2は同上の左側面図、図3は同上の右側面図、図4は同上の一部縦断した正面展開図、図5は同上の加熱炉の縦断側面図、図6は同上の加熱炉の縦断正面図で、これら図において、1は加熱炉で、この例においては軸線方向を左右方向とした円筒状に形成してあって、その筒状をなす周壁10は、それの外周面にヒーターaが巻き付けられ、その外周に断熱材bが多層に巻き付けてあり、左右の側端はそれぞれ側壁11・11で閉塞してある。
mは、周壁10の内面および前記側壁11・11の内面の略全面に張り巡らせた天然石の御影石よりなるセラミックパネルで、天然石を粉砕し、耐火セメントと混ぜ、加水して練和し、加熱炉1の内壁面にモルタル状に塗着して、最初に加熱炉1を稼動するときの熱により焼成することでセラミックパネルに形成してある。
このパネルは、天然石の御影石を成形加工することで形成し、それを加熱炉1の内壁面に張り付けるようにする場合がある。
この加熱炉1は、図1〜図3に示しているように、サポート1aにより機枠Fに固定して装架され、それの内腔の軸芯部位には、前記機枠Fに軸架した回転軸12が左右に貫通するように配設され、それの周面には、図4に示すように、モーターM1の作動によって回転軸12が駆動回転することで回動する螺旋状のアジテータ13が取付けてある。
2は、この加熱炉1内に廃プラスチック材を供給するフィーダーで、ホッパー20と、それの下口21に接続する搬送筒22と、その搬送筒22内に軸架するスクリュー状のコンベア23と、そのコンベア23を駆動するモーターM2とからなり、ホッパー20内に投入した廃プラスチック材を、モーターM2の駆動によるコンベア23の作動で、搬送筒22の先端側に向けて圧送し、その先端側に接続する接続筒24を介し加熱炉1の一端側に設けた供給口14送り込むようにしてある。
このフィーダー2には、加熱炉1内に供給した廃プラスチック材の熱分解により生成される気化ガスの圧力が、逆流するように噴出してくるのを阻止するために、廃プラスチック材を圧送するコンベア23の終端側に、回転バルブ状の繰出機構25が設けられる。
また、このフィーダー2は、加熱炉1内に供給する廃プラスチック材が、水洗いして、水切りも乾燥も行わない濡れた状態でも送り込めるようにコンベア23を構成してあって、濡れた状態の廃プラスチック材を供給することで加熱炉1内に加水する加水手段を兼ねたものとしている。
3は、加熱炉1内にナトリウム系の触媒を供給する触媒フィーダーで、ホッパー30と、そのホッパー30内に投入した触媒を所定の量に制御して切り出す定量繰出機構31と、切り出す触媒を誘導する搬送筒32とからなり、その搬送筒32の下端側は、前述のフィーダー2の搬送筒22の搬送方向における中間部位に接続させてあり、添加する触媒を、フィーダー2により供給される廃プラスチック材に混和させた状態で、その廃プラスチック材と共に加熱炉1内に送り込むようにしている。
4は、加熱炉1内に投入した廃プラスチック材から、加熱処理により分解して生成されてくる気化ガスを抽き出し冷却装置5に導く気化ガス取出管で、加熱炉1の内腔に連通する接続口40は、図5に示しているように、周壁10の軸芯位置を通る上下の中心線Xに対して略30度程度の角度に偏る部位に開設してあり、これにより、加熱炉1の炉内の上部に、廃プラスチック材から生成される気化ガスと、廃プラスチック材から生成される気化ガスと、廃プラスチック材中に混在する塩化ビニール材から生成されてくる塩素ガスと、加熱炉1内に供給するナトリウム系の触媒から生成してくるナトリウムガスと、供給する水から生じてくる水蒸気ガスとが混ざり合った状態に保持せしめるための空間が形成されるようにしてある。
5は、この気化ガス取出管4で抽き出される気化ガスを冷却処理する冷却装置で、気密に形成した冷却ボックス50と、それの内部に、配設したラジエータ状の熱交換器51と、これに、循環させる冷凍機により冷却した冷却水を貯留する冷却水タンク52と、そのタンク52内の冷却水を循環させるポンプP1とにより構成してあって、それの冷却ボックス50の内部で前記熱交換器51の下方には、冷却により凝縮して油化してくる油脂成分を受ける受器53がトレー状に形成して配設してあり、この受器53の底部には、貯留された油脂成分を排出させる油排出管54がバルブV1を介して接続し、その先に回収タンクt1が接続させてある。
この受器53内には、加熱炉1内に供給した水から生成して気化ガスと共に気化ガス取出管4を経て冷却ボックス50内に導かれてくる水蒸気から復水した水が、前述の油化した油脂成分と一緒に貯留される。
加熱炉1内に生成してくる塩素ガスと添加したナトリウム系の触媒から生成してくるナトリウムガスとは、高温の状態では殆ど反応して結合することはないが、気化ガス取出管4により冷却装置5内に導かれてくる間の温度降下により200度C程度になってくると、互いに結合するように反応し始め塩(NaCl)となって固定され、これが冷却装置3の冷却ボックス50内において熱交換器51により冷却されて凝縮してくる水に溶解して、塩水となって前述の受器53内に貯留され、油脂成分とは二層に分離して下層に滞留する。そして、受器53の底面側には、この下層の塩水を取り出す水排出管55がバルブV2を介し接続し、それの下端側には塩水タンクt2が接続させてある。
6は、加熱炉1内に生成される主として炭素からなる残渣を排出する残渣排出装置で、加熱炉1の他端側の端部に設けた残渣排出口14と、その排出口14に接続させて設けた排出管60と、その排出管60に、前記残渣排出口14を外部に対し密閉した状態として、そこに送られてくる残渣を強制的に送り出すように設けたバルブシッター状の残渣取出機構61と、それの送出方向の下流側に接続させて設けた残渣取出ビン62とからなり、前記残渣取出機構61がモーターM3による駆動で作動することで、残渣を順次残渣取出ビン62内に送り込むようにしてある。
残渣取出ビン62は、この例においては、それの外周が、ウォータージャケットよりなる冷却器63により囲われ、そこに、前述の冷却装置5の、冷却機により冷却される冷水タンク52内の冷却水がポンプP2により循環して、残渣取出ビン62内に回収される殆どが炭素の残渣を冷却し、かつ、気密に保持せしめておいて、その炭素よりなる残渣が空気と接触した状態での熱との相乗による粉塵爆発を起こすのを抑えるようにしてある。
この残渣を回収する残渣取出ビン62は、それの底部に、冷却された残渣を排出する取出口64が設けられるが、この取出口64にも、残渣取出ビン62内に生じてくる圧力が噴出するのを阻止するシャッター65が開閉自在に設けられ、そのシャッター65を開放して冷却された残渣を通常のコンベア66により取り出すようにしている。
本考案を実施せる廃プラスチック材の分解処理装置の全体の正面図である。 同上装置の左側面図である。 同上装置の右側面図である。 同上装置の一部縦断した展開図である。 同上装置の加熱炉の縦断側面図である。 同上装置の加熱炉の縦断正面図である。
符号の説明
A…廃プラスチック材の分解処理装置、F…機枠、M1・M2・M3…モーター、P1・P2…ポンプ、V1・V2…バルブ、a…ヒーター、b…断熱材、m…セラミックのパネル、t1…回収タンク、1…加熱炉、1a…サポート、10…周壁、11…側壁、12…回転軸、13…アジテータ、14…残渣排出口、15…供給口、2…フィーダー、20…ホッパー、21…下口、22…搬送筒、23…コンベア、24…接続筒、25…繰出機構、3…触媒フィーダー、30…ホッパー、31…定量繰出機構、32…搬送筒、4…気化ガス取出管、40…接続口、5…冷却装置、50…冷却ボックス、51…熱交換器、52…冷却水タンク、53…受器、54…油排出管、55…水排出管、6…残渣排出装置、60…排出管、61…残渣取出機構、62…残渣取出ビン、63…冷却器、64…取出口、65…シャッター、66…コンベア。

Claims (2)

  1. 周壁10の外周に、ヒーターaを装設し、それの外周を断熱材bにより被覆して加熱炉1を形成し、その加熱炉1に、それの炉内に被処理物を供給するフィーダー2と、供給した被処理物の熱分解により該加熱炉1内に生成してくる気化ガスを取り出す気化ガス取出管4と、供給した被処理物の熱分解により生成してくる残渣を排出する残渣排出装置6とを接続させて設け、前記気化ガス取出管4を、気化ガス冷却装置5に接続してなる廃プラスチック材の分解処理装置において、加熱炉1の内壁面の略全面に、パネル状に成形した天然御影石のセラミックパネルmを貼り付けたことを特徴とする廃プラスチック材の分解処理装置。
  2. 周壁10の外周に、ヒーターaを装設し、それの外周を断熱材bにより被覆して加熱炉1を形成し、その加熱炉1に、それの炉内に被処理物を供給するフィーダー2と、供給した被処理物の熱分解により該加熱炉1内に生成してくる気化ガスを取り出す気化ガス取出管4と、供給した被処理物の熱分解により生成してくる残渣を排出する残渣排出装置6とを接続させて設け、前記気化ガス取出管4を、気化ガス冷却装置5に接続してなる廃プラスチック材の分解処理装置において、加熱炉1の内壁面の略全面に、粉砕した天然御影石を、耐火セメント及び水と練和して、モルタル状に塗着したことを特徴とする廃プラスチック材の分解処理装置。
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