JP3119224U - 分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体の内部を冷却するために温度の低い冷却水を供給したときに、結露によって生じた水が装置本体内部に流れ込むのを防止する。
【解決手段】冷却水を供給するホース4と内部配管11とを連結するジョイント12を保持するジョイントホルダ10の取付板部10aを、筐体1の後面板1aから離し、且つ外方に倒れる方向に傾斜するように取り付ける。これにより、ジョイント12、ジョイントブロック13、ナット14、ジョイントホルダ10が冷やされることで結露した水が内部配管11を伝って装置本体側には流れず、取付板部10aを伝い流れてその下端から滴下して水受け槽16に回収される。
【選択図】図2

Description

本考案は、装置本体内部に発熱部を有し、この発熱部を冷却するために装置本体外部からホースを通して冷却液(冷却水又は冷媒)を供給するようにした分析装置に関する。
誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分析装置では、ネブライザ等により噴霧した試料液をプラズマトーチ中の高温の高周波プラズマ中に導入して励起発光させ、その発光光を分光器により波長分散させて検出器で検出することにより発光スペクトルを取得し、その発光スペクトルに現れているスペクトル線の波長から試料液に含まれる元素の定性分析を、スペクトル線の強度からその元素の定量分析を行う。
この装置においては、ICP光源の温度が非常に高くなるため、分光器や検出器などを熱から保護するために従来より冷却水が使用されている(例えば特許文献1など参照)。そのため、装置本体には外部から冷却水を供給するためのホースが接続される連結部が設けられる。通常、この連結部は装置筐体の側面側や背面側の垂直壁面を貫通するように設置されている。
このように外部から冷却水を供給して装置本体内部を冷却する場合に、冷却性能を上げるには冷却水として常温の水でなく外部の冷却器で温度を下げた水(又は冷媒)を使用する必要がある。ところが、冷却水の温度を下げると、連結部を介して金属体であるその周囲の筐体の壁面自体の温度が下がり、装置本体の内部で結露が発生して水滴が付着するおそれがある。こうして発生した水は装置本体内に配設される管路の外面を伝ってゆき、装置本体内の電気部品などが被水して、最悪の場合、装置が故障するおそれもある。
特開平9−54041号公報
本考案は上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、装置本体内の発熱部の冷却に伴う該装置本体内部への結露水の侵入を抑制することができる分析装置を提供することである。なお、本考案に係る分析装置は、ICP発光分析装置以外にも、外部から供給される冷却液により装置本体内部を冷却する分析装置一般に利用することができる。
上記課題を解決するために成された本考案は、装置本体内部に発熱部を有し、該装置本体外部からホースを通して供給する冷却液により前記発熱部を冷却する分析装置において、
装置外部のホースと装置本体内部に配設される管路とを連結する連結部と、該連結部を保持する保持部と、を備え、前記保持部は装置本体の筐体の立壁面よりも外方に突出して設けられ、且つ、前記保持部による前記連結部の保持個所が該連結部に連結される前記管路が前記立壁面を貫通する個所よりも低い位置とされていることを特徴としている。
本考案に係る分析装置では、ホース及び管路中を流れる冷却液により連結部を介して保持部の温度が下がり、結露によって保持部に水滴が付着した場合でも、その水が管路外面を伝って装置本体側に流れることはない。また、保持部に結露した水が下方に滴下しても装置本体の筐体の外側であるので装置本体内部には侵入しない。これにより、装置本体内部への結露水の流入を回避することができ、装置本体内部の各種部品の被水を防止することができる。
本考案の一実施態様としては、前記保持部は前記連結部を略直交する方向に保持する板状部を含み、該保持部は前記筐体の立壁面に対し前記板状部が外方に倒れ込む方向に傾斜するように固定されている構成とすることができる。
これによれば、簡単な構成で以て、保持部を装置本体の筐体の立壁面よりも外方に突出して設け、且つ、保持部による連結部の保持個所が管路の立壁面の貫通個所よりも低い位置となるようにすることができる。また、板状部に結露した水を該板状部を伝って下方に流下させ、その下端から下方に確実に滴下させることができる。
なお、保持部の下方に液受け槽をさらに備える構成とすれば、上述のように滴下した結露水を回収して周囲を濡らしたり周囲に拡がったりすることを防止することができる。
以下、本考案に係る分析装置の一実施例であるICP発光分析装置を図1、図2を参照して説明する。図1は本実施例のICP発光分析装置の概略図、図2は図1中の配管接続部3の詳細図である。
このICP発光分析装置は、装置本体の筐体1の内部に、プラズマトーチや分光器、光検出器などを含む分析光学系2を有しており、この分析光学系2の温度を下げるために、外部に設置された冷却器(図示しない)で冷却された水がホース4を通して筐体1の背面側から装置本体内部に供給されるようになっている。即ち、分析光学系2が本考案における発熱部に相当する。配管接続部3はこのホース4と内部配管11とを接続する部分であって、冷却水以外に、例えばプラズマトーチに使用されるアルゴンガスなどの各種ガス供給ホースの接続部も兼ねているが、ここでは特に冷却水について着目して説明する。
図2に示すように、その内部でホース4と内部配管11とを接続する本考案における連結部としてのジョイント12はジョイントブロック13に螺着され、ジョイントブロック13はナット14によりジョイントホルダ10の取付板部10aを挟み込むように固定されている。このジョイントホルダ10が本考案における保持部に相当する。ナット14と筐体1の後面板1aとの間の内部配管11の外側は断熱材15で被覆されており、さらに筐体1の内部でも結露防止のために発熱部近傍まで配管11は断熱材で被覆されている。後面板1aには内部配管11を貫通させるためにその内部配管11の外径よりも一回り大きな内径の配管挿通穴1bが形成されているが、ここでは内部配管11は固定されていない。したがって、ホース4及び内部配管11の固定(保持)個所はジョイントホルダ10のみである。
このジョイントホルダ10は上面から見た形状が略L字状の板状部材であり、図示しないボルト等により、取付板部10aが筐体1の後面板1aから外方に所定距離離間するようにして強固に固定されている。この際に、取付板部10aは直立している後面板1aと平行ではなく、外方に倒れ込む方向に傾斜するようにされており、それによって、ジョイントブロック13とナット14とによるジョイントホルダ10への固定個所は、内部配管11が貫通する配管挿通穴1bよりも低い位置になっていて、その間の内部配管11も装置本体の外方に向かって(後面板1aからジョイントホルダ10へ向かって)下傾斜になっている。図2中に示した傾斜角度θは例えば2〜3°程度としておけばよい。さらに、この取付板部10aの下方には上面が開口した水受け槽16が配置されている。
上記構成において、ホース4に外部から冷却水が流されると、この冷却水はジョイント12を経て内部配管11から分析光学系2に供給される。この際に、冷却水からの熱伝導によりジョイント12、ジョイントブロック13、ナット14は温度が下がり、ジョイントホルダ10、特に取付板部10aも冷たくなる。そのため、これら部材の周囲には結露による水滴が付着する。上述したように後面板1aとジョイントホルダ10の取付板部10aとの間において内部配管11は外方に向かって下傾斜しているので、結露により生じた水は装置本体側には流れず、主としてジョイントホルダ10の取付板部10aを伝って下に流れ、その下端から滴下して水受け槽16に落ちる。このようにして結露水は水受け槽16に回収されるため、装置本体内部に結露水が流れ込むことを防止することができる。
なお、ジョイント12の形状や種類は特に限定されるものではない。また、ジョイントホルダ10に装着するジョイントブロック13の数も特に問わない。また、冷却水でなく冷媒等を供給するものでも同様である。また、上記実施例はICP発光分析装置に本考案を適用した例であるが、装置本体に何らかの発熱部を有し、この発熱部を冷却するために外部から冷却水や冷媒などを送給する必要があるような各種の分析装置に適用することができる。
また、それ以外の点においても本考案の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行うことができることは明らかである。
本考案の一実施例であるICP発光分析装置の概略図。 図1中の配管接続部の詳細図。
符号の説明
1…筐体
1a…後面板
1b…配管挿通穴
2…分析光学系
3…配管接続部
4…ホース
10…ジョイントホルダ
10a…取付板部
11…内部配管
12…ジョイント
13…ジョイントブロック
14…ナット
15…断熱材
16…水受け槽

Claims (3)

  1. 装置本体内部に発熱部を有し、該装置本体外部からホースを通して供給する冷却液により前記発熱部を冷却する分析装置において、
    装置外部のホースと装置本体内部に配設される管路とを連結する連結部と、該連結部を保持する保持部と、を備え、前記保持部は装置本体の筐体の立壁面よりも外方に突出して設けられ、且つ、前記保持部による前記連結部の保持個所が該連結部に連結される前記管路が前記立壁面を貫通する個所よりも低い位置とされていることを特徴とする分析装置。
  2. 前記保持部は前記連結部を略直交する方向に保持する板状部を含み、該保持部は前記筐体の立壁面に対し前記板状部が外方に倒れ込む方向に傾斜するように固定されていることを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記保持部の下方に液受け槽をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の分析装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114992415A (zh) * 2022-06-01 2022-09-02 李书杰 一种活动式管件接头

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