JP3118808U - 車椅子用脚衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子に腰掛けて乗ったときに、ズボンなどの脚衣の前身頃裾上がりを防止し、脚首を見せない車椅子用脚衣を提供する。
【解決手段】腰から脚首にかけて左右別々に覆うズボン、スラックス、パンタロンなどの脚衣1の膝関節相当高さ位置に、前身頃2の後身頃3側から膝頭側へ指向する1本または2本以上の襞を縫製した車椅子用の脚衣。
【選択図】図1

Description

本考案は、体の振る舞いや歩行に不自由な高齢者や障害者が車椅子を利用して散歩や買い物など移動する際に着用されるズボン、スラックス、パンタロン、パンツなどの車椅子用脚衣に関するものである。
従来技術
高齢化社会が進む中で高齢者も若者も、障害をもつ人もそうでない人も、全ての人が普通の生活が送られる様に、例えば人通りの多いデパートや街角においては、高齢者や障害者の生活や活動に不便な障害を取り除くために、階段や段差の一部をスロープ通路に代えるなど、福祉の街作りが積極的に進められている。また阪神・淡路大震災以後、社会をより良くするために、自分の技能と時間を自主的に無報酬で提供するボランティア活動が高まり、参加する人が増え、介護人が車椅子に乗った高齢者や障害者らに付き添いながら街や公園を散策する光景を多く見かける様になった。また健常者が車椅子を試乗体験し、障害者らと同じ目線で作り上げた便利な介護用品も多く出回っている。その車椅子は、材質にアルミナを使用し非常に軽く、デザインも改善されカラフルになり、使う人の身長や体の大きさに応じて枠組みフレームの形、座巾、背もたれの長さや足台などその人の体の状態に合わせて調整可能になり、段差解消機や階段昇降機を備えたものもある。また車椅子を乗って外出する場合の外出着も、伸縮性素材で、脱ぎ易い様に大きいボタンの前開き服、袖通し易い様に袖付けが大きめの服、着着崩れしない様に衿も大き過ぎるよりも小さめの服、注射や点滴のときに便利な袖口が開く服など、お洒落で多くの種類の車椅子着用服が市販されている。
また車椅子に腰掛けたまま穿けるズボン、スラックス、パンタロン、パンツなどの車椅子用脚衣についても、例えば特開2005−133261号公報は腰の曲がった人でも背部を露出する事のない介護ズボンを提供するもので、その要旨は、特許請求の範囲を要約して「前身頃のウエストラインを股ぐり線側が1/4ウエストよりも低く脇線側が1/4ウエストよりも長く傾斜させ、後身頃のウエストラインを1/4ウエストよりも高く脇線側が1/4ウエストよりも長く傾斜させ、さらに後身頃を非切り取り股ぐり部とする、介護スボン」である。また雑誌「おしゃれな介護服」(平成12月11月5日、ブッティック社発行)の13頁に「車椅子に腰掛けて乗ったとき、ズボンの裾がたくり上がって見せる脚首を隠すため、前身頃の裾を後身頃の裾よりも長めにしたズボン」が紹介されている。この他に「前ファスナーを下げズボンの前後を下ろした際に、ズボンが落ちない様に腰部にゴムベルトを付けた介護ズボン」など、多くの種類の便利な介護脚衣が創作されまた市販されている。
特開2005−133261号公報 「おしゃれな介護服」平成12年11月5日、ブッティック社発行
考案が解決しようとする課題
車椅子用脚衣の中でも前記した様に、前身頃の裾を後身頃の裾よりも長めにするズボンは、脚首が極端に細い障害者あるいは脚に外傷に負い包帯を巻いて歩けないの傷害者にとっては、人目を避ける好都合な車椅子用脚衣である。しかしながら、前裾が長過ぎる障害者などが車椅子を立ち上がって歩く場合に、脚元を隠し邪魔になって転倒し、二次災害を引き起こす危険性の問題があった。本考案は、この問題点を解消したズボン、スラックスなどの車椅子用脚衣を提供するものである。
課題を解決するための手段
本考案の要旨とは、腰から脚首にかけて左右別々に覆う脚衣の膝関節相当高さ位置に、前身頃の後身頃側から膝頭側へ指向する1本または2本以上の襞を縫製した車椅子用脚衣である。
考案の効果
上記の様に縫製された本考案の車椅子用脚衣は、車椅子に腰掛けたときに襞部分が膝裏に隠されるため人に異様感を与える事がなく、しかも脚衣の膝関節部分に縫製した襞の伸縮作用によって膝に生地が取られて裾をたくり上げる事もなく、立ち上がって歩く状態と同様に脚首を完全に覆うため、脚元をスッキリさせ、冷たい冬の風にも脚首を冷やす事なく行動できる特長がある。
以下、本考案の車椅子用脚衣について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例で、左右を重ね合わせる様に折り畳んだ場合の車椅子用脚衣の外観図を示す。図1において1は脚衣で、前身頃2と後身頃3を点線で示す様に縫い合わせて腰から脚首にかけて左右別々に覆うズボン、スラックス、パンタロン、パンツなどの穿衣類で、通常の型通りの穿衣類の他に、背中が露出しない様に後ろ股上を深くした特殊な型の穿衣類、さらには前記した様に前身頃の裾を長くした穿衣類など如何なる型の穿衣類であってもよい。本考案において脚衣1の型については、特に限定するものでない。脚衣1には、膝関節相当高さ位置でかつ前身頃2の後身頃3側(縫い合わせの点線側)から膝頭側へ指向する方向へ布を縫い縮めた襞4が、脚衣1の大きさや着用する人の好みに応じて1本(条)または2本以上が縫製されている。本考案において襞4とはダーツ、ギャザー、マチ、プリーツなど別名で呼ばれるものであって、人が車椅子に腰掛けたとき、脚衣1の膝部分に縫製した襞4で形成される膨らみが、屈折した膝に布が纏わり付いて生じる前身頃2の裾上がりを防止する。また襞4の1本の長さと巾と長さについては、特に限定するもでなく、脚衣1の大きさと好みに応じて適宜に決められばよい。
以上の様に縫製された本考案の車椅子用脚衣は、従来の健常者用のズボンや今日までの車椅子用脚衣などと同じ様に着用されるが、膝部分に縫製した襞4が、前身頃2の裾を上げるを防止する。従って、車椅子に腰掛けて乗った人の脚首を覆い隠して脚元をスッキリさせ、夏の暑い日差しや冬の冷たい風に直接曝される事もなく着用できる。また車椅子から立ち上がって歩行する場合も、脚元を隠し邪魔になる事もなく、通常の脚衣と同じ様に安心して着用できる。
本考案の車椅子用脚衣は、車椅子を利用する人のみに限らず、必要あれば健常者用のズボンにも利用できる。また前記した様に、腰部にゴムベルトを付けた介護ズボンや後ろ股上を深くした介護スボンなどにも本考案車椅子用脚衣の襞を縫製する事で、介護に便利な脚衣を提供できるなど、その汎用性は高く評価できる。
本考案の一実施例で、左右を重ね合わせる様に折り畳んだ場合の車椅子用脚衣の外観図を示す。
符号の説明
1 脚衣
2 前身頃
3 後身頃
4 襞

Claims (1)

  1. 腰から脚首にかけて左右別々に覆う脚衣の膝関節相当高さ位置に、前身頃の後身頃側から膝頭側へ指向する1本または2本以上の襞を縫製した事を特徴とする車椅子用脚衣。
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