JP3118607U - 中継アダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタとアダプタとの間において安定した接触が得られる中継アダプタを提供する。
【解決手段】絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子11を設けてなるベース1と、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジング2,3と、弾性を有する当接部41を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板4とを含み構成する。
【選択図】図1
【解決手段】絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子11を設けてなるベース1と、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジング2,3と、弾性を有する当接部41を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板4とを含み構成する。
【選択図】図1
Description
この考案はアダプタに関し、特に通信設備における信号伝送ケーブルを接続する中継アダプに関する。
信号伝送ケーブルを接続するためのアダプタは、主に高周波数のネットワーク信号の伝送に用いられる。信号伝送ケーブルは、高伝導率の芯材を絶縁性の強化繊維で被覆した複数の信号線をシールド層で被覆する。また、信号の伝送率を高め、信号伝送時における干渉、もしくは距離による減衰が発生しないようにケーブル内の信号線を2本ずつ撚り合わせる。係る構成によって伝送効率が高まり、伝送する信号のクロストーク現象が消去される。
信号伝送ケーブルの一端に接続したコネクタと、アダプタとの間の接触と固定は、コネクタに形成した係合部がコネクタに係合することによって得られる。但し、両者の間の信号の伝送は、ケーブル内の信号線の導電材と、アダプタ内の導電端子とが接触して行われる。よって、コネクタをアダプタに接続した状態において、仮に接触した部分に隙間が存在していれば、両者の間の接触が不確実になり伝送効率に大きな影響を与える。
また、複数のデバイスを組み合わせてシステムを構成する場合、または外部接続デバイスを接続してシステムを拡張する場合において、信号伝送ケーブルの長さが足りない時は、2本の信号伝送ケーブルを接続するアダプタを必要とする。既存の信号伝送ケーブルを接続するアダプタは、二つの挿入孔と、両コネクタに接触する基板とによって構成される。係る構造は基本的な接続の目的を達成することができるが、体積が大きくなるため材料のコストが増えるのみならず、信号を伝送する距離が長くなり、信号伝送の品質が大きく落ちる。
この考案は、コネクタとアダプタとの間において安定した接触が得られる中継アダプタを提供することを課題とする。
また、この考案は導電端子が長期の使用によって変形することのない中継アダプタを提供することを課題とする。
また、この考案は伝送する信号の減衰を減少させ、かつ信号を伝送する際に発生するクロストーク現象を防ぎ、好ましい伝送効率が得られる中継アダプタを提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子を設けてなるベースと、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジングと、弾性を有する当接部を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板とを含み構成することによって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する中継アダプタは、絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子を設けてなるベースと、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジングと、弾性を有する当接部を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板とを含む。
請求項1に記載する中継アダプタは、絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子を設けてなるベースと、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジングと、弾性を有する当接部を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板とを含む。
請求項2に記載する中継アダプタは、請求項2におけるベースが、前後両端縁部からそれぞれ上下に壁面が延伸して支持部を形成し、且つ該上下ハウジングには対応する挿入孔をそれぞれ形成する。
請求項3に記載する信号伝送ケーブル用アダプタは、請求項1における導電端子が、中間の位置から両端がそれぞれ延伸し、上下に自由端を形成する。
請求項4に記載する信号伝送ケーブル用アダプタは、請求項3における導電端子が、両端のコネクタに接触する部分に、それぞれ湾曲部を形成し、且つ、該湾曲部が、該導電端子がコネクタに接触する側に隆起するように湾曲して形成される。
本考案によるアダプタは、コネクタと確実に接続し、安定した信号伝送を達成するとともに、接続するコネクタとの間の距離を縮小することによって信号の減衰を減少させ、クロストーク現象の発生を防ぎ、安定した信号の伝送を保持することができるという利点を有する。
この考案は、信号伝送ケーブルを接続する中継アダプタを提供するものであって、絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子を設けてなるベースと、該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジングと、弾性を有する当接部を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板とを含み構成し、確実な接続と好ましい信号の伝送効率を得るという目的を実現した。
係る構成の中継アダプタについて、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
係る構成の中継アダプタについて、その構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、以下に説明する。
図1はこの考案によるアダプタの分解図である。図面に開示するように、この考案はベース1と、上ハウジング2と、下ハウジング3と、当止板4とを含んでなる。
ベース1は絶縁材によってなり、前後両端縁部からそれぞれ上下に壁面が延伸して支持部10を形成する。ベース1には導電端子11を設ける。導電端子11はベース1の上面から底面に延伸し、上下対応し弾性的な自由端を形成する状態となる。また、導電端子11は、両端の
コネクタ5に接触する部分に、それぞれ湾曲部111を形成する。湾曲部111は、導電端子11がコネクタ5に接触する側に隆起するように湾曲して形成される(図3参照)。
コネクタ5に接触する部分に、それぞれ湾曲部111を形成する。湾曲部111は、導電端子11がコネクタ5に接触する側に隆起するように湾曲して形成される(図3参照)。
上ハウジング2と下ハウジング3は箱体であって、上下に組み立てることによって、内部に中空部を形成し、該中空部を収納空間とする。また、前後両端面にはそれぞれコネクタ5を挿入する挿入孔21、31を形成するとともに、係合部22、32を形成する。
当止板4は、ベース1に接触する部分から外方向に延伸して当接部41を形成し、当接部41が上下ハウジング2、3の挿入孔21、31内に位置して挿入孔21、31にコネクタ5を挿入した場合の挟持力を発生させる。
図4は図1に開示する部材を組み立てた状態を示した斜視図である。上述する部材を組み立ててアダプタを構成する場合、導電端子11をベース1に設け、上ハウジング2と下ハウジング3内にそれぞれ当止板4を設ける。また、当止板4の当接部41が上下ハウジング2、3の挿入孔21、31内に位置するように設ける。更に、上下ハウジング2、3をそれぞれベース1の支持部上に設け、ベース1を上下ハウジング2、3内に収納して組み立てを完成させる。
図6に開示するように、コネクタ5を挿入すると、当止板4の当接部41の付勢力によって、挿入孔21、31内においてコネクタ5に対する挟持力が発生し、アダプタとコネクタ5との接続が安定し、ぶれることがなくなる。よって、好ましい伝送効率を達成することができる。
この考案は上下ハウジング2、3の前後両端にそれぞれ挿入孔21、31を形成して、コネクタ5を接続するアダプタを構成する(図5参照)。この場合、図6に開示するように両方のコネクタ5に接触する導電端子11が一体に成形されるため(図3参照)、両コネクタ5との間の距離を効率良く縮小することができる。更に、信号伝送ケーブルを接続して信号を伝送する場合に発生する信号の減衰を防止することができる。よって、本考案による中継アダプタは、市販されている複数の導電端子を組み合わせてなる二挿入孔式のアダプタに比して、伝送効率が遥かに高い。
また、この考案における導電端子11は、両端に湾曲部111を形成して強度が高まるように構成する。よって、長期に使用しても導電端子11が変形する恐れがない。
以上はこの考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
1 ベース
11 導電端子
111 湾曲部
2 上ハウジング
3 下ハウジング
21、31 挿入孔
32、33 係合部
4 当止板
41 当接部
5 コネクタ
11 導電端子
111 湾曲部
2 上ハウジング
3 下ハウジング
21、31 挿入孔
32、33 係合部
4 当止板
41 当接部
5 コネクタ
Claims (4)
- 絶縁材によってなり、中央の位置に信号を伝送するための導電端子を設けてなるベースと、
該ベースを内部に収納し、且つコネクタを挿入する挿入孔を形成してなる上下ハウジングと、
弾性を有する当接部を具え、該挿入孔内に挿入したコネクタに対する挟持力を提供する当止板とを含むことを特徴とする中継アダプタ。 - 前記ベースが、前後両端縁部からそれぞれ上下に壁面が延伸して支持部を形成し、且つ該上下ハウジングには対応する挿入孔をそれぞれ形成することを特徴とする請求項1に記載の信号伝送ケーブル用アダプタ。
- 前記導電端子が、中間の位置から両端がそれぞれ延伸し、上下に自由端を形成することを特徴とする請求項1に記載の信号伝送ケーブル用アダプタ。
- 前記導電端子が、両端のコネクタに接触する部分に、それぞれ湾曲部を形成し、且つ、該湾曲部が、該導電端子がコネクタに接触する側に隆起するように湾曲して形成されることを特徴とする請求項3に記載の信号伝送ケーブル用アダプタ。
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JP2005009562U JP3118607U (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | 中継アダプタ |
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---|---|---|---|---|
JP2011243304A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | コネクタ |
JP2021128816A (ja) * | 2020-02-10 | 2021-09-02 | 矢崎総業株式会社 | 電子ユニット |
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2005
- 2005-11-15 JP JP2005009562U patent/JP3118607U/ja not_active Expired - Fee Related
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