JP3118593U - 石綿飛散防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で石綿の飛散を防止し、建築物に容易に且つ簡単に設置できる石綿飛散防止構造を提供する。
【解決手段】建築物の天井面1に吹付けられた石綿層2の劣化や破損により、石綿繊維が大気中に飛散するのを防止する石綿飛散防止構造3が石綿層2の表面と対面状に配置されている。この石綿飛散防止構造3は、シート状の被覆材4と、被覆材4を建築物に支持する被覆材支持構造5と、被覆材4と石綿層2の表面との間隙に形成される合成樹脂発泡体層6とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の表面に吹付けられた石綿が飛散するのを防止する石綿飛散防止構造であって、石綿の表面に対して適当間隙空けて対面状に配置されるシート状又は板状の被覆材と、この被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、被覆材と石綿の表面の間に形成された合成樹脂発泡体層とを備えた石綿飛散防止構造に関するものである。
従来から、珪酸マグネシウムを主成分にした繊維状の鉱物である石綿(アスベスト)は、耐熱性、難燃性、耐磨耗性、電気絶縁性、耐薬品性などに優れ且つ天然の鉱物として安価であることから建築用の断熱材、耐火材、防音材として、建築物の天井面や側壁面等に吹付けられてきた。しかし、天井面や側壁面等に吹付けられ石綿層が劣化や損傷等すると、大気中に石綿繊維が飛散し、これを人が吸い込むと、石綿肺、ガンなどの病気の原因となることから、石綿が人体に有害であることが大きな社会問題となっていた。
そこで、従来から、建築物の表面に吹付けられた石綿の飛散を防止する管理処理方法として、吹付けられた石綿層全体を人手にて剥離除去する石綿除去処理や、石綿層の表面に固化剤を塗布して塗膜を形成する塗膜性石綿封じ込め処理や、石綿層の内部に固化剤を浸透させて、石綿繊維の結合力を強化する浸透性石綿封じ込め処理等が実用に供されている。
例えば、特許文献1には、合成樹脂、無機質難燃剤、無機質充填剤及び水を主成分とする石綿飛散防止処理剤を建築物の表面に吹付けられた石綿層の表面に塗布し、乾燥後形成された塗膜により石綿の飛散が防止される石綿封じ込め処理が開示されている。
特開平6−49391号公報
しかし、石綿除去処理では、剥離除去する際、石綿の粉塵が工事現場の大気中に飛散しないように環境全体をシート等でシール化する必要があるので、環境への飛散防止対策に大がかりな工事が必要となる上、石綿層の除去工事の期間が長いので、工事費が高価になる。また、石綿層剥離除去後の建築物の表面や間隙に石綿の組織が残留する可能性がある。
塗膜性石綿封じ込め処理では、特に、天井面等に吹付けられた石綿に固化剤を塗布した場合、塗布された固化剤と石綿の接着力の関係で、固化剤の自重により石綿そのものが天井面から剥離して脱落する虞がある。また、天井面や壁面の構造や形状によっては隙間部分まで固化剤を塗ることができないので、石綿の表面に固化剤を均一に塗布することができず、石綿を完全に封じ込めない虞もある。
浸透性石綿封じ込め処理では、石綿層の表面に塗布された固化剤が内部まで浸透するように、固化剤の粘性を高くして多量に固化剤を塗布していた。しかし、石綿は、自身のもつ吸水能力との関係で、一定量の固化剤を吸水するとその後吸水しにくくなる性質を有するので、石綿層に多量の固化剤を吸水させるには、固化剤を何回も繰り返し塗布する必要がある上、塗布する毎に固化剤を硬化させるための養生や乾燥時間が必要となる。
さらに、特許文献1では、塗膜石綿封じ込め処理と同様の問題が生じると共に、固化剤として複数の組成物で構成された石綿飛散防止処理剤を使用するので、材料費が非常に高価になる。これらの石綿封じ込め処理では、作業現場において、固化剤の塗布作業中は、塗布と同時に固化剤の垂れを防止するため乾燥作業も必要となるので、他の作業ができず、時間的及び経済的な面で効率的な石綿飛散防止処理を図ることができない。
本考案の目的は、簡単な構造で石綿の飛散を確実に防止できる石綿飛散防止構造を提供すること、建築物に容易に且つ簡単に設置できる石綿飛散防止構造を提供すること、時間的及び経済的に効率的な石綿飛散防止処理ができる石綿飛散防止構造を提供することである。
請求項1の石綿飛散防止構造は、建築物の表面に吹付けられた石綿が飛散するのを防止する石綿飛散防止構造において、建築物に連結されて石綿の表面に対して適当間隙を空けて対面状に配置されたシート状又は板状の被覆材と、被覆材が前記配置となるように被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、被覆材と石綿の表面の間に充填状に発泡させて形成された合成樹脂発泡体層とを備えたことを特徴とするものである。
この石綿飛散防止構造には、シート状又は板状の被覆材と、この被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、合成樹脂発泡体層とが設けられている。建築物に被覆材支持構造が連結固定され、この被覆材支持構造により、被覆材が建築物の表面に吹付けられた石綿の表面に対して適当間隙を空けた対面状の配置状態となるように支持される。そして、被覆材と石綿の表面との間に合成樹脂発泡体が充填状に注入され、注入後その場で発泡させて硬化した合成樹脂発泡体層が形成されるので、石綿の飛散が防止される。
請求項2の石綿飛散防止構造は、請求項1の考案において、被覆材支持構造は、前記建築物に連結された複数の固定金具と、複数の固定金具に架着されて被覆材を所定間隔おきに支持する複数のワイヤ又は長尺材とを有するものである。
請求項3の石綿飛散防止構造は、請求項2の考案において、石綿が建築物の天井面に吹付けられており、被覆材支持構造は、複数の第1のワイヤ又は長尺材に直交状に連結されて被覆材を適当間隔おきに支持する複数の第2のワイヤ又は長尺材とを有するものである。
請求項4の石綿飛散防止構造は、請求項1〜3の発明において、被覆材は複数の合成樹脂発泡体製のボードからなるものである。
請求項1の石綿飛散防止構造によれば、シート状又は板状の被覆材と、この被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、被覆材と石綿の表面の間に充填状に発泡させて形成された合成樹脂発泡体層とを備えた構造であるため、簡単な構造で石綿の飛散を防止できる。また、大がかりな工事を必要とせず、建築物に容易に且つ簡単に設置でき、工事期間を大幅に短縮することができると共に、工事費を抑制することができる。
さらに、被覆材と石綿の表面の間に合成樹脂発泡体層を形成した構造なので、建築物の天井面や壁面等の構造や形状に影響されることなく、石綿表面に対して充填状に注入された合成樹脂発泡体層を均一に形成することができる。作業性においては、被覆材と被覆材支持構造を設置した後、石綿と被覆材との間隙に合成樹脂発泡体を充填するので、作業現場において、注入された液状の合成樹脂発泡体が地面に垂れることがなく、しかも短時間で硬化するので、乾燥作業等を行う必要がなく、時間的及び経済的に効率的な石綿飛散防止処理を行うことができる。また、被覆材により、外観上の見栄えも損なうこともない。さらに、安価な合成樹脂発泡体を使用するので材料費を抑制でき、石綿表面に対する接着性が高く、建築物の断熱性を高めることができ、経年変化が少ないので耐久性や耐熱性に優れ長期間使用することができる。
請求項2の石綿飛散防止構造によれば、被覆材支持構造は、建築物に連結された複数の固定金具と、複数の固定金具に架着されて被覆材を所定間隔おきに支持する複数のワイヤ又は長尺材とを有するので、この被覆材支持構造により、建築物の壁面の構造や形状に応じて被覆材及び合成樹脂発泡体層を確実に固定保持することができる。
請求項3の石綿飛散防止構造によれば、石綿が建築物の天井面に吹付けられており、被覆材支持構造は、複数の第1のワイヤ又は長尺材に直交状に連結されて被覆材を適当間隔おきに支持する複数の第2のワイヤ又は長尺材とを有するので、この被覆材支持構造により、天井面に沿って被覆材と合成樹脂発泡体層とを安全且つ確実に固定保持することができる。
請求項4の石綿飛散防止構造によれば、被覆材は複数の合成樹脂発泡体製のボードからなるので、入手容易で且つ安価な既存の合成樹脂発泡体製のボードを使用することにより製作費を抑制でき、実用化する上で有利である。
本考案の石綿飛散防止構造は、建築物に連結されて前記石綿の表面に対して適当間隙を空けて対面状に配置されたシート状又は板状の被覆材と、被覆材が前記配置となるように被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、被覆材と石綿の表面の間に充填状に発泡させて形成された合成樹脂発泡体層とを備えたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜3に示すように、建築物の天井面1に吹付けられた石綿層2の劣化や破損により、石綿繊維が大気中に飛散するのを防止する石綿飛散防止構造3が建築物の天井面1と対面状に配置されている。この石綿飛散防止構造3は、シート状の被覆材4と、被覆材4を建築物に支持する被覆材支持構造5と、被覆材4と石綿層2の表面の間に形成される合成樹脂発泡体層6とを備えている。以下、図1に示す正面視にて前後左右を前後左右として説明する。
被覆材4は、例えば、塩化ビニル樹脂を主原料として、可塑剤、安定剤、顔料、充填剤などを加えて成型されたビニールシート部材で構成され、天井面1に吹付けられた石綿層2の表面を覆う大きさに構成されている。この被覆材4は、被覆材支持構造5を介して建築物に連結され、被覆材4と石綿層2の表面との間に形成される合成樹脂発泡体層6の厚み分(例えば、10cm)の間隙を空けて石綿層2の表面に対して対面状に配置される。
被覆材支持構造5は、支持ネット7と、建築物に連結された複数の固定金具8と、複数の固定金具8に架着された複数のワイヤ9と、長尺材10とを有する。
支持ネット7は、網状に構成され、前記被覆材4と同様の大きさであり、被覆材4の裏面側に設置される。
複数の固定金具8は、建築物の天井側に左右方向に所定間隔おきに設けられた複数(例えば、2つ)の梁としてのI型鋼11に、夫々、長手方向(建築物の前後方向)に所定間隔おきに複数個連結固定され、左右に複数設けられている。各左右1対の固定金具8に、ワイヤ9の両端部が夫々固定されている。このワイヤ9の一端側部分には、ターンバックル12が介装され、このターンバックル12によりワイヤ9を張架状態とすることができる。こうして、複数のワイヤ9が複数の固定金具8に架着されて、被覆材4を前後方向所定間隔おきに下側から支持可能になる。
長尺材10は、角棒(丸棒でもよい)に形成され、複数のワイヤ9の下側(上側でもよい)において、I型鋼11の長手方向と平行(左右方向)に伸長するように配置されている。長尺材10を複数のワイヤ9と直交状に連結するために、長尺材10には、長手方向に所定間隔おきに複数の止め金具13が設けられている。こうして、複数の長尺材10が、複数のワイヤ9に夫々連結されて、被覆材4を左右方向所定間隔おきに下側から支持可能になる。これら複数の長尺材10と、複数のワイヤ9に支持ネット7が載置支持され、この支持ネット7上に被覆材4が固定支持されている。
次に、合成樹脂発泡体層6について説明する。
合成樹脂発泡体層6は、例えば、ポリイソシアネール(図1でA液に相当する)とポリオールと触媒、発泡剤及び整泡剤等を混合したポリオール化合物(図2でB液に相当する)とを混合して泡化反応と樹脂化反応を同時に行わせて得られるポリウレタンフォームやポリイソシアヌレートフォームなどで構成されている。この合成樹脂発泡体層6を形成する発泡装置14は、例えば、前記ポリイソシアネールとポリオール化合物の2成分を含む物質が夫々収納された原液タンク15,16と、前記2成分の原液が加圧されるポンプ17と、これら2成分を混合して泡化反応と樹脂化反応とを同時に行わせると共に、前記物質の混合液を被覆材4と石綿層2の表面の間隙に注入する注入機19と、この注入機19を充填時に高圧状態とするコンプレッサ18とを備えている。
次に、石綿飛散防止構造3の作用、効果について説明する。
建築物の天井面1に吹付けられた石綿層2の劣化や破損により、石綿繊維が大気中に飛散するのを防止する石綿飛散防止構造3が石綿層2の表面と対面状に配置されている。この石綿飛散防止構造3は、シート状の被覆材4と、被覆材4を建築物に支持する被覆材支持構造5と、被覆材4と石綿層2の表面の間隙に形成される合成樹脂発泡体層6とを備えている。
建築物に被覆材支持構造5が連結固定され、被覆材4が、この被覆材支持構造5を介して天井面1に吹付けられた石綿層2の表面に対して適当間隙を空けた対面状の配置状態で支持される。そして、発泡装置14において、原液タンク15,16からポンプ17内へ搬送された2成分の原液が加圧され、泡化反応と樹脂化反応を同時に行わせると共に、前記2成分の物質を含む混合液が被覆材6と石綿層2の表面の間にコンプレッサ18により高圧状の注入機19のノズルから連続的に充填状に注入され、その場で発泡させて硬化した均一な合成樹脂発泡体層6が形成されるので、簡単な構造で石綿の飛散を防止できる。また、大がかりな工事を必要とせず、建築物に容易に且つ簡単に設置でき、工事期間を大幅に短縮することができると共に、工事費を抑制することができる。
さらに、作業性においては、被覆材支持構造5と被覆材4とを設置した後、被覆材4と被覆材支持構造5の間隙に合成樹脂発泡体を充填するので、注入された液状の合成樹脂発泡体が地面に垂れることがなく、しかも短時間で硬化するので、充填された合成樹脂発泡体の乾燥作業等を行う必要がないため、時間的及び経済的に効率的な石綿飛散防止処理を行うことができる。さらに、安価な合成樹脂発泡体を使用するので材料費を抑制でき、石綿層2の表面に対する接着性が高く、建築物の断熱性を高めることができ、経年変化が少なく耐久性や耐熱性に優れ長期間使用することができる。
被覆材支持構造5は、建築物に連結された複数の固定金具8と、これら複数の固定金具8に架着されて被覆材4を所定間隔おきに支持する複数のワイヤ9と、これら複数のワイヤ9に直交状に連結されて被覆材4を適当間隔おきに支持する複数の長尺材10とを有するので、この被覆材支持構造5により、被覆材4及び合成樹脂発泡体層6を安全且つ確実に固定保持することができる。
次に、上記実施例の石綿飛散防止構造を部分的に変更する例について説明する。
1]実施例では、被覆材4がシート状の部材で構成されたが、板状の部材で構成してもよい。
2]図4に示すように、被覆材4を構成するシート状の部材を板状の部材とする場合、既存の複数の合成樹脂発泡体製のボード4aで構成してもよい。このボード4aは、例えば、縦100cm、横200cm、厚み3cmのものであり、石綿層2を覆う領域の大きさに応じた枚数のボード4aが適用され、これらボード4aの端面同士を突き合わせるように並べて配置する。尚、このボード4aを建築物に支持する被覆材支持構造も設けられているが、図示を省略する。例えば、実施例の被覆材としても適用可能である。
3]実施例の被覆材支持構造5は、複数の固定金具8と、複数のワイヤ9と、これら複数のワイヤ9に直交状に連結されて被覆材4を適当間隔おきに支持する長尺材10とで構成したが、図5に示すように、複数の固定金具8と、複数のワイヤ9(第1のワイヤに相当する)と、これら複数のワイヤ9に直交状に連結されて被覆材4を適当間隔おきに支持する複数のワイヤ9a(第2のワイヤに相当する)とを有する構成としてもよい。
4]図6に示すように、被覆材支持構造5は、複数の固定金具8aと、複数の長尺材10(第1の長尺材に相当する)と、これら複数の長尺材10aに直交状に連結されて被覆材4を適当間隔おきに支持する複数の長尺材10a(第2の長尺材に相当する)とを有する構造としてもよい。
5]図7に示すように、被覆材支持構造5を、ワイヤ9、長尺材10及び支持ネット7を省略して、複数の固定金具8と、シート状の被覆材4を長尺材からなる被覆材支持材20,21で支持する。この場合、被覆材支持材20に被覆材4の一端側部分を固定し、被覆材支持材21に被覆材4の他端側部分を当接状に受け止め、その被覆材支持材20から被覆材支持材21と反対側へ延びる部分の被覆材4を引張り止めることで張架状態とする構成にしてもよい。
6]実施例では、石綿飛散防止構造3を、天井面や側壁に吹付けられた石綿層2に設置する一例を示したが、この石綿飛散防止構造3は、その他、石綿が部分的に吹付けられた箇所等(例えば、鉄骨造建築物の柱、鉄製床板またはダクト等)にも設置可能である。
7]その他、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、当業者であれば、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本考案はそのような変更された種々の形態を包含するものである。
本考案の実施例に係る石綿飛散防止構造の正面断面図である。 石綿飛散防止構造の斜視図である。 石綿飛散防止構造の要部拡大断面図である。 変更例に係る石綿飛散防止構造の正面断面図である。 変更例に係る石綿飛散防止構造の斜視図である。 変更例に係る石綿飛散防止構造の斜視図である。 変更例に係る石綿飛散防止構造の斜視図である。
符号の説明
1 天井面
3 石綿飛散防止構造
4 被覆材
4a 合成樹脂発泡体製ボード
5 被覆材支持構造
6 合成樹脂発泡体層
8,8a 固定金具
9,9a ワイヤ
10,10a長尺材

Claims (4)

  1. 建築物の表面に吹付けられた石綿が飛散するのを防止する石綿飛散防止構造において、 前記建築物に連結されて前記石綿の表面に対して適当間隙を空けて対面状に配置されたシート状又は板状の被覆材と、
    前記被覆材が前記配置となるように被覆材を建築物に支持する被覆材支持構造と、
    前記被覆材と石綿の表面の間に充填状に発泡させて形成された合成樹脂発泡体層と、
    を備えたことを特徴とする石綿飛散防止構造。
  2. 前記被覆材支持構造は、前記建築物に連結された複数の固定金具と、複数の固定金具に架着されて被覆材を所定間隔おきに支持する複数のワイヤ又は長尺材とを有することを特徴とする請求項1に記載の石綿飛散防止構造。
  3. 前記石綿が建築物の天井面に吹付けられており、
    前記被覆材支持構造は、前記複数の第1のワイヤ又は長尺材に直交状に連結されて被覆材を適当間隔おきに支持する複数の第2のワイヤ又は長尺材とを有することを特徴とする請求項2に記載の石綿飛散防止構造。
  4. 前記被覆材は複数の合成樹脂発泡体製のボードからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の石綿飛散防止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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