JP2002088721A - 防音壁用パネルおよびその取付方法 - Google Patents
防音壁用パネルおよびその取付方法Info
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Abstract
共に、小片の剥落事故等の生じるおそれがなく、しかも
取付場所が高所であっても容易に設置できる防音壁用パ
ネルを提供する。 【解決手段】 少なくとも、心材と心材の両面側に位置
するスキン材とで構成される防音部を有する防音壁用パ
ネルであって、前記スキン材が、繊維強化プラスチック
からなることを特徴とする防音壁用パネル。
Description
道路に併設される防音壁として用いられる防音壁用パネ
ルの改良に関し、詳しくは繊維強化プラスチック製の防
音壁用パネルおよびその取付方法に関する。
分には、周知のように沿線地域住民への騒音を緩和する
目的で主としてコンクリート製や金属製の防音壁が設置
されている。これら材質のものは比較的重量物であるこ
とから、大質量による遮音の原理上、鉄道車輌や自動車
から発生する騒音の防止や騒音の拡散に所定の効果が得
られるものではあった。
リート製や金属製の防音壁は、重量物であるが故にその
運搬と取付けには取付場所に重機類と専用の取付機械の
搬入が必須となり、特に設置場所が鉄道の高架橋の場合
には、線路側から防音壁設置場所に専用の建設機械を接
近させることが難しいという問題や、たとえ接近し得た
としてもその取付作業は高架下からの高所作業等が避け
られず、危険でもあった。
らの剥落等に見られるように、コンクリート製の防音壁
には、アルカリ脆化や経年劣化による、部分的な剥離や
小片落下の問題があった。
し、騒音の防止ないしはその拡散に効果があると共に、
小片の剥落等の生じるおそれがなく、しかも取付場所が
高所であっても容易に設置できる防音壁用パネルおよび
その取付方法を提供することにある。
に、本発明の防音壁用パネルは、少なくとも、心材と心
材の両面側に位置するスキン材とで構成される防音部を
有する防音壁用パネルであって、前記スキン材が、繊維
強化プラスチックからなることを特徴とするものからな
る。
両側に、該防音部を支える柱体が設けられている構造を
採ることができ、柱体は防音部と一体に成形することも
でき、柱体を金属から構成することもできる。
と延性のある繊維強化プラスチック製のスキン材を用い
て構成することにより、コンクリートのような脆性材料
特有の亀裂や剥離、落下を防ぐことができ、間に保持さ
れる心材とともに良好な防音効果を発揮できる。また、
繊維強化プラスチック特有の軽量性により、取付作業を
容易化することもできる。
は、たとえば、上記のような防音壁用パネルに設けられ
た取付用穴を、あらかじめ建築物躯体に設置されたアン
カーボルトに通し、さらにナットを用いて防音壁用パネ
ルを建築物躯体に固定することを特徴とする方法からな
る。
態を図面を参照して説明する。図1および図2は、本発
明の一実施態様に係る防音壁用パネルの全体斜視図で、
図1は正面側から見た図、図2はその背面側から見た図
である。実際の設置に際しては図の防音壁用パネル1を
複数個水平方向や上下方向に併設して連続した防音壁を
構成する。いずれの側を車輌の通行側にするかはその用
途や設置場所によるが、鉄道車輌の場合は通常、背面側
を車輌の通行側にする。
は、防音部2と、柱体3と、取付部4とで構成され、本
実施態様ではこれらが一体的に成形されている。本実施
態様においては、取付部4は防音部2の下部に設けられ
ている。ただし、設置場所によっては、防音部2の左右
または上部であってもよく、このような態様も本発明に
含まれる。
の転落防止とを達成するための平面形状に形成されてお
り、かつ、複数の防音部2を連接できるよう、矩形状に
形成されている。断面構造は、図1に示すように、中心
に位置する心材2dと、その両面側に位置するスキン材
2a、2bと、両スキン材2a、2bをつなぐリブ2c
とからなり、これらは後述する方法で一体成形されてい
る。防音部2の外形寸法は、用途にもよるが、鉄道高架
橋における高欄として使用する場合は、縦寸法Hが50
0〜3000mm、好ましくは1000〜2000m
m、横寸法(幅)Wは1体で最大25m位まで実現可能
であり(それ以上になると、寸法的に運搬が難しくな
る。)、比較的小型のものを連接する場合、横寸法Wが
500〜2000mm、厚さTが10〜100mmの各
範囲内であることが、騒音の拡散防止と保線作業員の転
落防止の観点上好ましい。横寸法Wが比較的大きい場合
には、防音部2の少なくとも一部を、高架橋などのカー
ブに沿って湾曲した湾曲部に形成形成し、防音壁として
曲面部を有するものに構成することもできる。
のためのスペーサの役割をするものであり、その材質と
しては、例えば30倍発泡の硬質ウレタン発泡体等の軽
量の材料を用いることが好ましいが、その他木材、ハニ
カム材としてもよい。また、防音効果を高めるために振
動減衰効果の高い材料を選択する等、特殊な機能を付加
するための材料を用いてもよい。心材2dの好ましい厚
さt1 は8〜98mmの範囲であり、より好ましくは3
0〜70mmの範囲内である。
パネルの外表面を構成するもので、繊維強化プラスチッ
クで構成されている。強化繊維としては、例えばガラス
繊維、炭素繊維、アラミド繊維等が挙げられ、その繊度
は100〜2000dtexの範囲内のものが好ましい
が、本発明における小片の落下防止の観点からは200
〜1000dtexがより好ましい。また、マトリクス
樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂等が挙げられるが、本発
明における小片の落下防止の観点からはエポキシ樹脂を
用いるのが好ましい。強化繊維の体積含有率Vfとして
は、15〜60%が好ましく、30〜50%がより好ま
しい。また、防音部2の全厚さTと、各スキン材2a、
2bの厚さt2 との比T:t2 としては、5:1〜5
0:1の範囲内にあることが好ましい。この範囲を超え
てスキン材2a、2bの厚さt2 が厚くなると、本発明
の防音壁の特徴である軽量性が損なわれる。また、逆に
スキン材2a、2bがこの範囲よりも薄くなると、防音
壁に必要な主として台風時等の風圧に対する強度が十分
に発現できなくなるおそれがある。とくに軽量性を確保
するためには、後述の柱体3と取付部4を除く、防音部
2の単位面積あたりの重量が、10〜60kg/m2 の
範囲内にあることが好ましい。
材2a、2bを形成する繊維強化プラスチックのマトリ
クス樹脂として高難燃性の樹脂、たとえばフェノール樹
脂を用いることも可能である。
で、その構成は本実施態様では前述の防音部と同様、中
心部の心材3bとこれを包囲する繊維強化プラスチック
からなるスキン材3aとで構成されている。本実施態様
では、柱体3は、その外形形状が防音部2の上下方向に
沿って先細になるように形成されており、防音部2と一
体的に成形されている。なお、柱体3は、防音部2に強
度を要する場合に必要に応じて設けるものであるが、例
えば台風シーズン時のように相当の風圧に耐えるには、
防音部2のスキン材2a、2bの内部に、炭素繊維強化
プラスチックからなる層を少なくともスキン材に対する
厚さ比で5%以上含むことが望ましい。また、さらに強
化するためには、柱体3のスキン材3aも同様に炭素繊
維強化プラスチックからなる層を少なくともスキン材に
対する厚さ比で5%以上含むことが望ましい。また、風
圧に対する防音壁のたわみや共振を防ぐ必要があるが、
その場合には、防音部や柱体部におけるスキン材2a、
2bやスキン材3aの強化繊維の種類や量、マトリクス
樹脂の種類を適宜設計することで両部材の曲げ剛性を高
くすることができる。
音部2には柱体3間の幅方向のみに強度と剛性を持た
せ、柱体部には鉛直方向にのみ強度と剛性を持たせれば
よくなり、繊維強化プラスチック特有の材料異方性を利
用した、強度・剛性上無駄な材料を使用しない設計が可
能となり、さらなる軽量化を実現することができる。
として横(幅)方向に強度と剛性を持たせればよいの
で、防音部2の繊維強化プラスチック製スキン材2a、
2bが、たとえば、柱体3の延在方向に対して60°以
上の傾きを持つ方向に延びる連続強化繊維を含むことが
好ましい。
ものに形成されており、ケミカルアンカー5a、金属プ
レート5b、ナット5cなどで建築物躯体6に固定され
ているが、要はコンクリート面や金属面などの躯体にボ
ルト、ナット類などの適当な締結金具で固定されればよ
いので、その固定手段、形状、材質、寸法などには限定
されない。
要部である防音部2の重量がそれ自体では比較的軽量で
あるので、それ自体のみでは大幅な遮音効果は望めない
が、軽量化と遮音性能の両立を図るには、防音壁用パネ
ルを高架橋などの高所に設置後、例えば作業者が人力で
運搬可能な8〜30kg/m2 程度の重さの金属製また
はコンクリート製の遮音プレートを必要枚数、防音部2
の背面に別途固定することで達成できる。
壁用パネルは次の効果を有する。防音部2と柱体3とが
繊維強化プラスチックからなるスキン材を用いて構成さ
れているので、コンクリートや鉄等の一般的な金属に比
べて比強度が高く、防音壁用パネルとしての必要な強度
を持たせることと大幅な軽量化を図ることができ、重機
類などの専用架設装置を用いずとも高所への設置を容易
にできる。
道路の高架部分に適用した場合、高所に設置される構造
物が大幅に軽量化されるので、高架橋支柱を補強するの
と同様に、高架橋の耐震性能を向上させることができ
る。
プラスチックは、プラスチックの材質を適当に選択する
ことにより、水分や化学薬品に対する耐性を高くするこ
とができ、錆止め塗装等のメンテナンスを必要としな
い。ただし紫外線に対しては、徐々にプラスチックが劣
化して強度等の物性の低下を生じるので、長期間の屋外
での使用を前提とする場合は、表面を有色ゲルコート層
で被覆したり、また顔料、染料、トナー、インク等で着
色されたプラスチックを用いることにより、紫外線の構
造体内部への侵入を防ぐことが望ましい。逆にこれらの
対策を採ることにより、有色ゲルコートの色選択の自由
度や、繊維強化プラスチックの複雑な形状成形の自由度
を活かして、従来のコンクリート製や金属製の製品には
ない、極めて意匠性の高い表面を容易に実現することが
でき、外観上好ましい結果を得ることができる。例え
ば、表面をレンガ積み模様等の有色ゲルコート層で被覆
することができる。
b間に介在する心材2dは、その表面を全てスキン材で
覆うことができ、水分や紫外線等の侵入を完全に遮断す
ることができる。心材2dの厚さt1 は、要求される防
音性能や強度特性等に応じて適宜設定すればよい。
体下部に、建築物躯体への取付部4を有することができ
る。このことにより本発明の防音壁用パネルは、それ自
身単独で建築物躯体に設置することができ、別に柱や桟
を必要とする一般的な構造の防音壁に比べて、設置のた
めの手数と時間を少なく抑えることができる。
材と心材からなるサンドイッチパネルの曲げ物性である
ので、スキンの引張・圧縮物性ばかりでなく、心材のせ
ん断物性の影響をも大きく受ける。従って、心材の材料
に、軽量性を重視した材質を選択した場合、防音部の強
度と剛性が低下するおそれがある。これを防ぐために、
防音部の心材内に、相対する繊維強化プラスチック製ス
キン材を相互に接続する、繊維強化プラスチック製リブ
2c(ウェブ)を設けることが望ましい。リブ2cを設
けることにより、防音部の強度と剛性が心材のせん断物
性の影響を受けなくなり、その結果前述の様に心材の材
質を自由に選択することができる。
ての防音部2には主として横(幅)方向に強度と剛性を
持たせればよいので、リブ2cの少なくとも一部が、た
とえば、柱体3の延在方向に対して60°以上の傾きを
持つ方向に延設されていることが好ましい。
は、全て一体的に成形されていることが望ましい。一体
的に成形することにより、組立接合のための手数と時間
を省くことができるばかりでなく、高い強度を安定して
発現させることが難しい接合部を無くすことによって、
防音壁用パネル全体の強度を安定して発揮させることが
でき、ひいては無駄な部分のない軽量な防音壁用パネル
とすることができる。
としては、例えばハンドレイアップ法、オートクレーブ
法等、一般的な繊維強化プラスチックの成形方法のいず
れでも成形することができる。また、プルトルージョン
法等の連続成形法により成形した各部材を、適当な寸法
に切断の後、組立接合により成形することもできる。し
かし、好ましくは、前述の一体的な成形が容易で、かつ
繊維含有率を高めて軽量化を達成しやすい、いわゆるR
TM法やRIM法、また、成型部位を減圧すると同時に
注入樹脂の拡散材を配置する一体成型法(SCRIMP
法)等、強化繊維を配置したキャビティー内に液体状の
プラスチックを注入する成形法の採用が望ましい。
付ける方法としては、上記実施態様におけるの締結金具
による取付方法の他、例えば樹脂系接着剤を用いて取付
部を建築物躯体に接着接合する、また、モルタル打ち込
みにより取付部を埋設する等の方法も適用できる。
離や小片の落下は、防音壁部のみでなく、建築物躯体そ
のものにも発生するおそれがある。防音壁と異なり、建
築物躯体を取り換えることは容易ではない。しかし、こ
のような剥離や落下は、建築物躯体そのものの強度や耐
久性に影響を及ぼすものではないので、地上への落下を
防ぐことにより、懸念される第3者への被害を防ぐこと
ができる。本発明の防音壁用パネルには、建築物躯体か
ら剥離したコンクリート小片の地上への落下を防ぐため
に、例えば図3に示すように、防音壁用パネル1の構造
体本体の下部に、建築物躯体6の表面を覆うカバー7を
取付ボルト8等を用いて着脱可能なように取り付けるこ
とができる。
体のコンクリート打ち込み時に既に埋設されているもの
であってもよく、建築物躯体の施工終了後に、穿孔する
ことにより打ち込まれたもの、たとえばケミカルアンカ
ーであってもよい。取付強度を確保するために、取付用
アンカーボルトが、建築物躯体に対して少なくとも80
mm以上の深さまで打ち込まれたM16以上の径のボル
トであることが好ましい。
方法を、防音壁用パネル1の構造体本体を建築物躯体6
に取り付けたままで着脱可能な方法とすることにより、
コンクリートの剥離発生の有無を容易に点検することが
でき、また必要であれば、補修を施すことも容易であ
る。また例えば、鉄道高架橋に実施する場合、カバーを
構造体本体の線路側にボルト締結によって取り付ける構
造とすれば、着脱は可能でありながら、ボルト緩みは定
期的な保線点検で発見することができ、また万一ボルト
緩みが生じても、カバーが地上に落下することのない構
造とすることもできる。
ではないが、好ましくは本発明の防音壁用パネルと同じ
繊維強化プラスチック製としておくことにより、軽量で
着脱が容易で、かつ表面の意匠性に優れた、例えば外側
表面がレンガ積み模様等の有色ゲルコート層で被覆され
たカバーを実現できる。
道ではその必要性が高い、信号用等のケーブルを敷設す
るために、例えば図4に示すように、防音壁用パネル1
の構造体本体の背面に、トラフ9を一体的に固定するこ
とができる。トラフ9には、トラフ蓋10を取り付ける
ことができる。トラフ9の材質や固定方法は、特に限定
されるものではないが、好ましくは防音壁用パネル1と
同じ繊維強化プラスチック製とすることにより、本体の
軽量性を損うことなく、かつ一体成形による強固な固定
とすることもできる。
やキロポスト、勾配標といった道路や軌道に付帯する小
構造物を取り付けるために、例えば図4に示すように、
防音壁用パネル1の構造体本体の背面に、把持部11を
一体的に固定することができる。把持部11の材質や固
定方法は、特に限定されるものではないが、好ましくは
防音壁用パネル1と同じ繊維強化プラスチック製とする
ことにより、本体の軽量性を損うことなく、かつ一体成
形による強固な固定とすることもできる。
壁用パネル21を示している。本実施態様においては、
防音部22は、平板状のパネルに構成されており、該防
音部22は前述の図1に示したような、心材と心材の両
面側に位置するスキン材とのサンドイッチ構造を有して
いる。この防音部22に、本実施態様では金属製の柱体
23が、防音部22と一体的に設けられている。柱体2
3は防音部22の下方まで延び、この延設部分が建築物
躯体への取付部24に構成されている。防音部22内に
リブを設ける場合には、柱体23の延在方向25に対し
て60°以上の傾きを持つ方向26に延設されることが
好ましい。また、防音部22の繊維強化プラスチック製
スキン材は、柱体23の延在方向25に対して60°以
上の傾きを持つ方向に延びる連続強化繊維を含むことが
好ましい。
も可能であり、柱体23を金属で構成することの利点
は、繊維強化プラスチックで構成する場合に比べ、金属
の方が一般的に同じ形状でも強度が勝るため、図示例の
如く、防音壁の裏側に取付部などの突き出しを無くした
スペース効率の良い形状設計を容易に行えることにあ
る。ただし、同じ重量あたりの強度は繊維強化プラスチ
ックよりも一般に劣るため、重量は増加する。したがっ
て、重量増加が問題ない程度に抑えられる場合には、金
属製の柱体23とすることが好ましい。
る防音壁用パネル31を示している。本実施態様におい
ては、防音部32の頂部に、内側(防音部32の背面
側)に向けて延びる折り返し部33が設けられており、
該折り返し部33が防音部32と一体に成形されてい
る。このように内側に折返しのついた形状であっても、
一体的に成形することができ、折り返し部33によって
音が閉じ込められる効果があるので、防音効果が一層向
上される。
る防音壁用パネル41を示している。本実施態様におい
ては、隣接するパネル同士が部分的に重なり合うよう
に、各防音壁用パネル41の防音部42の側端部に重ね
合わせ部43が設けられている。重ね合わせ部43は、
本実施態様では、防音部42におけるパネルの厚さを半
分ずつにすることによって形成されており、重ね合わせ
部43同士が重ね合わされることにより隣接する防音壁
用パネル41同士の継ぎ目部が構成されるようになって
いる。この重ね合わせ部43同士間には、若干の隙間を
形成しておき、その隙間に充填材、たとえば、スポンジ
やその他のシール材あるいはシール剤からなる充填材、
さらにはその他の部材を配置してもよい。このように重
ね合わせ部43同士が重ね合わせにより防音壁用パネル
41同士の継ぎ目部を構成することにより、連接された
一連の防音壁用パネル41による外観を向上し防音効果
をさらに高めることが可能である。充填材を配置すれ
ば、一層防音効果を高めることが可能となる。なお、図
7における44は高架橋等の建築物躯体、45はアンカ
ーボルト、46は取付用ナットをそれぞれ示している。
ル51の高架橋等の建築物躯体52への取付構造例を示
しており、とくに建築物躯体52用のカバー53を取り
付けた場合を示している。たとえば、建築物躯体52に
あらかじめ設けられたアンカーボルト54とナット55
により防音壁用パネル51の取付部56が建築物躯体5
2が固定され、取付部56の外側にカバー53を配置
し、その一部を建築物躯体52の上面へと差し込んで、
カバー取付用アンカーボルト57とナット58によりこ
の部分も固定されている。
音部と取付部にガラス繊維0/90゜織物を、柱体部に
ガラス繊維0/±45゜多軸織物と炭素繊維0゜一方向
織物を、またリブ部(ウェブ部)にガラス繊維0/±4
5゜多軸織物を配置し、各部の心材として30倍発泡硬
質ポリウレタン発泡体を用いて、SCRIMP法により
不飽和ポリエステル樹脂を含浸・硬化させることによ
り、図1に示すような高さが1525mm、幅が990
mm、防音部の全厚さTが53mmの繊維強化プラスチ
ック製防音壁用パネル1を得た。このとき、防音壁用パ
ネル1の構造体本体の重量は、20.6kgであった。
ケミカルアンカー5a、金属プレート5b、ナット5c
を用いて、建築物躯体6に取り付けた。さらに、建築物
躯体6を回転して防音壁用パネル1の防音部2が水平に
なるようにし、大型の万能試験機により、防音部2に鉛
直上方から圧縮荷重を負荷したところ、荷重20kNで
防音壁用パネルの柱体部3が破壊した。この荷重値は、
防音部2の面積で除すると約13kN/m2 となり、風
による入力に対しては十分な強度を有していることが判
った。
出し、ホワイトノイズに対する遮音性能を測定したとこ
ろ、透過損失は13dBであった。なお、全厚さ100
mmのコンクリートブロックに対して同様の測定を行っ
た結果、透過損失は22dBであった。
音部の表側にガラス繊維チョップドストランドマット、
ガラス繊維0/90°織物、炭素繊維0°織物をそれぞ
れ1プライずつ配置し、心材として30倍発泡硬質ポリ
ウレタン発泡体、また、裏側のスキン材としてガラス繊
維0/90°織物を1プライ配置し、さらに、柱体部と
取付部を一体の100mm×50mmの矩形断面を有す
る肉厚2mmのSUS304製パイプとした繊維強化プ
ラスチック製防音壁用パネルを、前述したSCRIMP
法により不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて成形し
た。なお、SUS304製パイプの内部に、不飽和ポリ
エステル樹脂が入らないように、パイプの開口部にはあ
らかじめフィルムによるシールを施した。このとき、炭
素繊維0°織物の繊維方向は、柱体をなすSUS304
製パイプの方向に対して90°の角度をなすこととし、
また、それと同じ方向に、320mmピッチで4箇所に
リブを配置した。リブの材質は、ガラス繊維0/±45
°多軸織物とした。こうして得られた繊維強化プラスチ
ック製防音壁用パネルは、防音部の高さが1600m
m、両端の図7に示したような重なり部を含めた全幅が
1040mm、取付部は防音部の下部に400mm突き
出す形状となった。また、カバーを取り付けるための取
付部として、裏側に130mm突出するSUS304製
金具を取り付けた。この繊維強化プラスチック製防音壁
用パネル本体の重量は、42kgであった。
ナットを用いて、建築物躯体に取り付けた。さらに、建
築物躯体を回転して防音部が水平になるようにし、大型
の万能試験機により、防音部に鉛直上方から圧縮荷重を
負荷した。荷重5kNまで負荷して除荷したところ、構
造体本体には変化が見られなかった。また、荷重7kN
まで負荷して除荷したしたところ、取付部のSUS30
4パイプに、わずかに塑性変形が認められた。7kNの
荷重値を防音部の面積で除すると、約4.4kN/m2
となり、風による入力に対しては十分な強度を有してい
ることが判った。透過損失に関しては、防音部の構成が
実施例1とほぼ同じであるため、同様の性能であった。
音壁をウォールカッターを用いて小さく切断して除去し
た後、実施例2に記載の繊維強化プラスチック製防音壁
用パネルを、M16ケミカルアンカーとナットを用いて
高架橋躯体に取り付けた。さらに、繊維強化プラスチッ
ク製防音壁用パネルの裏側に突出したカバー取付部を使
用して、繊維強化プラスチック製カバーを取り付けた。
なお、この繊維強化プラスチック製カバーの重量は12
kgであった。
バーは1人で十分持てる重量であるので、吊り上げ用の
重機は不要であり、作業員3人が乗ることのできる、ス
テージタイプの高所作業車1台のみで工事が可能であっ
た。
スペースや作業のためのスペースを必要としない構造で
あるため、電車の運行を妨げることなく工事が可能であ
った。これらの要因により、安全、環境、効率上有利で
ある、昼間工事が可能であり、工事にかかるトータル的
な費用を低く抑えることができた。
パネルによれば、その主要構成部である防音部、さらに
は防音部と柱体部とが強度、延性のある繊維強化プラス
チック製であるので、コンクリートのような脆性材料特
有の小さな繰り返し入力による亀裂の進展を起こさなく
なり、ひいては剥離の発生、小片の落下を防ぐことがで
きる。また、コンクリートや鉄等の一般的な金属に比べ
て比強度が高く、防音壁として必要な強度を有したま
ま、大幅な軽量化を図ることができ、この結果高架橋な
どの設置場所においては吊り上げのための重機類の搬入
が不要になる等、高所への設置を容易に行うことができ
る。さらに、その構造体本体下部に、建築物躯体への取
付部を有することにより、それ自身単独で建築物躯体に
設置することができ、別に柱や桟を必要とする一般的な
構造の防音壁に比べて、設置のための手数と時間を少な
く抑えることができる。
面方向から見た場合の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
部分断面図である。
示す全体斜視図である。
正面方向から見た場合の全体斜視図である。
ネルの正面方向から見た場合の全体斜視図である。
ネルの正面方向から見た場合の全体斜視図である。
付状態の一例を示す概略縦断面図である。
Claims (37)
- 【請求項1】 少なくとも、心材と心材の両面側に位置
するスキン材とで構成される防音部を有する防音壁用パ
ネルであって、前記スキン材が、繊維強化プラスチック
からなることを特徴とする防音壁用パネル。 - 【請求項2】 防音部の両側に、該防音部を支える柱体
が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
防音壁用パネル。 - 【請求項3】 防音部の下部に、建築物躯体への取付部
が設けられていることを特徴とする、請求項1または2
に記載の防音壁用パネル。 - 【請求項4】 心材の両面側に位置するスキン材同士を
接続するリブが設けられていることを特徴とする、請求
項1〜3のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項5】 少なくとも、防音部はその心材とスキン
材とが一体的に成形されていることを特徴とする、請求
項1〜4のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項6】 前記防音部と柱体とが一体的に成形され
ていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記
載の防音壁用パネル。 - 【請求項7】 防音部と取付部とが一体的に成形されて
いることを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載
の防音壁用パネル。 - 【請求項8】 防音部の背面に、8〜30kg/m2 の
範囲内の重量のパネルが固定されていることを特徴とす
る、請求項1〜7のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項9】 防音部の下部に、建築物躯体の表面を覆
うカバーが着脱可能に取り付けられていることを特徴と
する、請求項1〜8のいずれかに記載の防音壁用パネ
ル。 - 【請求項10】 防音部の背面に、信号用等の電気ケー
ブルを敷設するためのトラフが一体的に固定されている
ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の防
音壁用パネル。 - 【請求項11】 防音部の背面に、標識やキロポスト、
勾配標等を取り付けることのできる把持部が一体的に固
定されていることを特徴とする、請求項1〜10のいず
れかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項12】 防音部の全厚さTと各スキン材の厚さ
t2 との比T:t2が5:1〜50:1の範囲内にある
ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の
防音壁用パネル。 - 【請求項13】 スキン材が、炭素繊維強化プラスチッ
クからなる層をスキン材に対する厚さ比で少なくとも5
%以上含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれ
かに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項14】 防音部の表面がレンガ積み模様等の有
色ゲルコート層で被覆されていることを特徴とする、請
求項1〜13のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項15】 防音部の外表面に、顔料、染料、トナ
ー、インクのうちのいずれかで着色されたプラスチック
が設けられていることを特徴とする、請求項1〜14の
いずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項16】 カバーが繊維強化プラスチックで成形
されており、かつ、カバーの外側表面が、レンガ積み模
様等の有色ゲルコート層で被覆されていることを特徴と
する、請求項9〜15のいずれかに記載の防音壁用パネ
ル。 - 【請求項17】 トラフが繊維強化プラスチックで成形
されていることを特徴とする、請求項10〜16のいず
れかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項18】 把持部が繊維強化プラスチックで成形
されていることを特徴とする、請求項11〜17のいず
れかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項19】 スキン材の強化繊維が、ガラス繊維、
炭素繊維、アラミド繊維の少なくとも一つからなる、請
求項1〜18のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項20】 スキン材のマトリクス樹脂が、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、フェノール樹脂のいずれかからなる、請求項1〜1
9のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項21】 スキン材の繊維強化プラスチックに占
める強化繊維の体積含有率が15〜60%の範囲内にあ
る、請求項1〜20のいずれかに記載の防音壁用パネ
ル。 - 【請求項22】 心材と心材の両側面に位置する繊維強
化プラスチック製スキン材とで構成される防音部を有
し、かつ防音部を支える柱体が設けられている防音壁用
パネルにおいて、前記柱体が金属からなることを特徴と
する防音壁用パネル。 - 【請求項23】 前記柱体の下部に、建築物躯体への取
付部が設けられていることを特徴とする、請求項22に
記載の防音壁用パネル。 - 【請求項24】 前記柱体の少なくとも一部分が防音部
に埋設されることにより、防音部と柱体が接合されてい
ることを特徴とする、請求項22または23に記載の防
音壁用パネル。 - 【請求項25】 前記防音部と柱体とが一体的に成形さ
れていることを特徴とする、請求項22〜24のいずれ
かに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項26】 前記繊維強化プラスチック製スキン材
が、柱体の延在方向に対して60°以上の傾きを持つ方
向に延びる連続強化繊維を含むことを特徴とする、請求
項22〜25のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項27】 前記防音部の内部に、心材の両面側に
位置するスキン材を接続するリブが設けられており、か
つ、該リブの少なくとも一部が、柱体の延在方向に対し
て60°以上の傾きを持って延設されていることを特徴
とする、請求項22〜26のいずれかに記載の防音壁用
パネル。 - 【請求項28】 前記柱体および取付部を除く、防音部
の単位面積あたりの重量が、10〜60kg/m2 の範
囲内にあることを特徴とする、請求項22〜27のいず
れかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項29】 前記スキン材を形成する繊維強化プラ
スチックが、マトリクス樹脂として高難燃性の樹脂を用
いたものであることを特徴とする、請求項22〜28の
いずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項30】 前記防音部の少なくとも一部が湾曲部
に形成されている、請求項1〜29のいずれかに記載の
防音壁用パネル。 - 【請求項31】 前記防音部の頂部に内側に向けて延び
る折り返し部が設けられており、該折り返し部が防音部
と一体に成形されている、請求項1〜30のいずれかに
記載の防音壁用パネル。 - 【請求項32】 隣接するパネル同士が部分的に重なり
合うように、側端部に重ね合わせ部が設けられている、
請求項1〜31のいずれかに記載の防音壁用パネル。 - 【請求項33】 隣接するパネルの重ね合わせ部間に充
填材が設けられている、請求項32に記載の防音壁用パ
ネル。 - 【請求項34】 請求項1〜23のいずれかに記載の防
音壁用パネルに設けられた取付用穴を、あらかじめ建築
物躯体に設置されたアンカーボルトに通し、さらにナッ
トを用いて防音壁用パネルを建築物躯体に固定すること
を特徴とする、防音壁用パネルの取付方法。 - 【請求項35】 取付用アンカーボルトが、建築物躯体
のコンクリート打ち込み時に既に埋設されていることを
特徴とする、請求項34に記載の防音壁用パネルの取付
方法。 - 【請求項36】 取付用アンカーボルトが、建築物躯体
の施工終了後に、穿孔することにより打ち込まれたケミ
カルアンカーであることを特徴とする、請求項34に記
載の防音壁用パネルの取付方法。 - 【請求項37】 取付用アンカーボルトが、建築物躯体
に対して少なくとも80mm以上の深さまで打ち込まれ
たM16以上の径のボルトであることを特徴とする、請
求項34〜36のいずれかに記載の防音壁用パネルの取
付方法。
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