JP3118417U - ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディスペンサーに、殺菌作用を有する光を照射できる電球やLED等の任意の発光体を備える殺菌装置を設け、その殺菌装置の発光体(殺菌LED2)を出口ノズル1に設けて直接出口ノズル1内に照射する。
【選択図】図1
Description
また、このディスペンサーはメーカー指定による内容で、店員が日常の動作点検と共に各部の清掃を実施している。
このことから、ディスペンサーの操作を店員が行う店舗に比べセルフサービスの店舗では、清掃箇所すなわち清涼飲料水やコーヒーが注出される出口ノズルの清潔度の低下が懸念されていた。
従って、本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもので、特にディスペンサーの客が触れてしまう確率が高い出口ノズルの清潔度を維持することができるディスペンサーを提供することを目的とするものである。
勿論、殺菌装置には電力のON/OFFスイッチやパイロットランプ等の部材が設けられていてもよく、そして、その部材が殺菌動作に直接関係ないものであってもよい。
そして、その照明手段による出口ノズル内の照明部位は、飲食物が通過する供給路内であると共に、雑菌が付着しやすい供給路の出口方向すなわちノズルの開口方向まで照明できるようにするのが望ましい。従って、照明手段は供給路内に設けるのがよい。
また、照明手段を供給路の周壁内に設けて、その照明手段の設置部位の少なくとも供給路側を発光体から照射された光が通過できるように、透明あるいは殺菌作用が低下しない程度の半透明にしてもよい。そして、照明手段は出口ノズルの外部から着脱できるようにしてもよく、例えば、出口ノズルにその外面から供給路に向かう孔を設けると共にその孔の底部と供給路との間を透明にして、その孔に照明手段を固定可能に挿入するようにしてもよい。
また、殺菌のための照明手段と共に、装飾用の照明手段の少なくとも2種類の照明手段を設けてもよい。すなわち、ディスペンサーの操作時や待受けの時に装飾用の照明手段を任意のパターンで発光や点滅等させて、ディスペンサーの操作を楽しませたり、また、待受けの際の集客効果を上げるようにしてもよい。
また、光照射部を供給路の周壁内に設けて、その光照射部の設置部位の少なくとも供給路側を光照射部から照射された光が通過できるように、透明あるいは殺菌作用が低下しない程度の半透明にしてもよい。そして、光照射部は出口ノズルの外部から着脱できるようにしてもよく、例えば、出口ノズルにその外面から供給路に向かう孔を設けると共にその孔の底部と供給路との間を透明にして、その孔に光照射部を固定可能に挿入するようにしてもよい。
出口ノズルの形態も特に限定するものではなく、全体を透明や半透明に形成してもよい。その場合、照明手段から照射される紫外線光がディスペンサーの操作者の目に入らないようにしなければならない。
そして、光の照射部が出口ノズル内にあるので、光が減光することもなく殺菌効率を高く維持できる。
そして、ディスペンサーの操作を店員が行う店舗においても出口ノズルが常に殺菌状態に置かれているため、出口ノズでの雑菌の繁殖を阻止することができ、清潔度を常に維持することができる。
図2は、図1の出口ノズル部材の平面図である。
図4は、図3の出口ノズル部材の平面図で、(a)図は、出口ノズル部材の平面図あり、(b)図は、殺菌LED部位の拡大図である。
図6は、図5の出口ノズル内を示す斜視図である。
図8は、図7の出口ノズル内を示す斜視図である。
図10は、図9の出口ノズル部材から照明部材を取外した状態を示す図で、すなわち、出口ノズル1の装着部1eからライトASSY2aを抜いた状態を示しているものである。
図11は、図10の状態から照明部を分離した状態を示す図で、すなわち、照明部であるライトASSY2aとコネクタ2bを分離した状態を示しているものである。従って、ライトASSY2aの交換が可能となる。
図13は、図12の出口ノズル部材の断面図であり、本図は、出口ノズル部材に殺菌LED3aおよび装飾用LED3bを一体的に配設すると共に、殺菌LED3aを出口ノズル1の内壁1c内の2箇所以上に埋設し、且つ内壁1cの殺菌LED3aの埋設部位を透明にしたものを示す。
図では、見易くするため殺菌LED3aを対向させて図示しているが、殺菌LED3aの配置は、そこから照射された光が直接ディスペンサーの操作者の目に入らないように配置するのが望ましい。また、図では示していないが、殺菌LED3aからの光が操作者の目に向くようであれば、シール部材等の任意の遮蔽手段によって殺菌LED3aからの光を遮蔽してもよい。
図16は、図15の出口ノズル内を示す斜視図で、図17は、図15の出口ノズル部材の平面図である。
また、出口ノズル1の装着部1eからの光ファィバーASSY4cの取外し状態、そして、光ファィバーASSY4cと光コネクタ4dの分離状態は、前記図10および図11と同様になる。従って、光ファィバーASSY4cの交換が可能となる。
1は出口ノズル、1aは接続口、1bは出口、1cは内壁、5はディスペンサー、6はディスペンサー5に備えるシロップ供給ノズル、6aはシロップが放出される出口、7はディスペンサー5に備える水供給路で、それは出口ノズル1の接続口1aに接続する。8はディスペンサー5の本体側に配設された殺菌ランプ、8aは殺菌ランプ8の電源ケーブルである。
5はディスペンサー、5aは殺菌手段を備える出口ノズル1を収容する出口ノズル収容部、5bは商品を選択するための選択ボタン、9は飲料水等が注がれるコップである。
5はディスペンサー、5aは殺菌手段を備える出口ノズル1を収容する出口ノズル収容部、5bは商品を選択するための選択ボタン、9は飲料水等が注がれるコップ、10は殺菌用照明の電源装置、10aは電源装置10のON/OFF用のスイッチ、2dは電力供給用の電源ケーブルである。
また、図では示していないが、図15に示す光ファイバー4を用いたもので、電源装置10内に光源(ランプ4b)を備える形態のものは、電源ケーブル2dが光ケーブル4aに変わり、その光ケーブル4aによって光が電源装置10から光ファイバー4まで供給(案内)される。
5はディスペンサー、5aは殺菌手段を備える出口ノズル1を収容する出口ノズル収容部、5bは商品を選択するための選択ボタン、9は飲料水等が注がれるコップ、11は殺菌用照明の電源装置、11aは電源装置11のON/OFF用のスイッチ、11bは電力供給用の電源ケーブルである。
また、図では示していないが、図15に示す光ファイバー4を用いたもので、電源装置11内に光源(ランプ4b)を備える形態のものは、電源ケーブル11bが光ケーブル4aに変わり、その光ケーブル4aによって光が電源装置11から光ファイバー4まで供給(案内)される。
Claims (15)
- 少なくとも飲料水を供給するディスペンサーに殺菌作用を有する任意の照明手段からなる殺菌装置が設けられており、その殺菌装置によって出口ノズルの少なくとも供給路内の雑菌の繁殖を阻止できるようになっていることを特徴とするディスペンサー
- 前記照明手段が供給路内に設けられていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記照明手段が供給路の周壁とほぼ面一に設けられていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記照明手段が供給路の周壁内に設けられており、その設置部位の少なくとも供給路側が発光体から照射された光が通過可能になっていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記照明手段が出口ノズルの外部から着脱できるようになっていることを特徴とする請求項4のディスペンサー
- 前記照明手段が複数設けられており、それらが供給路の所定の部位に配設されていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記照明手段と共に、装飾用の照明手段の少なくとも2種類の照明手段が設けられていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記装飾用の照明手段が供給操作によって任意のパターンで発光することを特徴とする請求項7のディスペンサー
- 前記殺菌装置が、任意の照明手段から照射された光を光ケーブルによって案内して供給路に照射するようになっているものであることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記光ケーブルの光照射部が供給路の周壁とほぼ面一に設けられていることを特徴とする請求項9のディスペンサー
- 前記光ケーブルの光照射部が供給路の周壁内に設けられており、その設置部位の少なくとも供給路側が発光体から照射された光が通過可能になっていることを特徴とする請求項9のディスペンサー
- 前記光ケーブルが出口ノズルの外部から着脱できるようになっていることを特徴とする請求項9のディスペンサー
- 前記照明手段が任意の発光ダイオードまたは任意の電球からなることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記出口ノズルの一部または全部が透明または半透明になっていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
- 前記出口ノズルに殺菌装置が一体的に配設されていることを特徴とする請求項1のディスペンサー
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