JP3117990B2 - 光電変換装置及び該装置を有する画像処理装置 - Google Patents

光電変換装置及び該装置を有する画像処理装置

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JP3117990B2 JP02316265A JP31626590A JP3117990B2 JP 3117990 B2 JP3117990 B2 JP 3117990B2 JP 02316265 A JP02316265 A JP 02316265A JP 31626590 A JP31626590 A JP 31626590A JP 3117990 B2 JP3117990 B2 JP 3117990B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光電変換装置及び該装置を有する画像処理
装置に関し、更に詳しくは、一次元ラインセンサに密着
させた状態で画像読み取りに係る原稿を相対的に移動さ
せつつ画像情報を読み取る画像処理装置であるファクシ
ミリ、イメージリーダー、ディジタル複写機及び電子黒
板等の入力部に好適な光電変換装置及び該装置を有する
画像処理装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、フアクシミリ、イメージリーダ等の画像処理装
置の小型化、高性能化のために、光電変換装置として、
等倍光学系で使用することができる長尺ラインセンサの
開発が行われている。
小型化、低コスト化のため、等倍フアイバーレンズア
レイを用いずに、ガラス等の透明スペーサを介して、セ
ンサが原稿からの反射光を直接検知する光電変換装置や
画像処理装置も提案されている。
第19図は、従来の光電変換装置を光電変換素子アレイ
の主走査方向から見た模式的断面図である。
第19図において、1は透光性センサ基板で、ガラス等
の透光性基板上に半導体プロセス等により形成された光
電変換素子(不図示)を設け、光電変換素子上には薄板
ガラス等の透明保護層2を設けている。
この透光性センサ基板1はAl等からなるベースプレー
ト3に固定されている。
ベースプレート3の一部には光源4からの照明光L′
を通過させるための照明窓5が設けられている。4は原
稿Pを照明する光源であり、例えば複数個のLEDチツプ
をアレイ状に配列したLEDアレイを有している。
6は原稿Pを透明保護層2に直接接続させて搬送する
搬送ローラーである。
而して、光源4からの照明光Lは、透光性センサ基板
1内を透過して原稿Pを照射し、原稿Pから反射した情
報光が透光性センサ基板1上の光電変換素子に入射し、
そこで電気信号に変換されて画像信号として出力され
る。
第19図に示される例では、透光性センサ基板1の原稿
搬出方向とは反対側の原稿給紙側に原稿搬送用のガイド
手段7を設けている。第19図では、ベースプレート3の
一部を突出させて、この表面を原稿が通過してゆく構造
を示している。
通常、透光性センサ基板1は、大型のガラス基板上に
半導体プロセスにより多数の光電変換素子アレイを形成
し、スライサー等により各光電変換素子アレイ毎に分割
することにより作成されるために、透光性センサ基板1
の端面にはチツピング等のバリ(不図示)が発生する。
これに対し、ガイド手段7と透光性センサ基板1との
間に透光性センサ基板1の端面のバリの凸量分だけ間隙
を設けることを行っている。
しかしながら、原稿給紙側より原稿の先端が読み取り
位置に向かって搬送されてくると、上記間隙に原稿の先
端が突入し、ジヤムを発生させることがある。
したがって、従来の光電変換装置及び該装置を有する
画像処理装置においては、ガイド手段7の高さを透光性
センサ基板1の高さより十分に大にすることにより、原
稿の先端が間隙に突入することを防いできた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の従来の光電変換装置及び該装置
を有する画像処理装置においては、さらなる低コスト
化、小型化を目指した場合、以下に示すような課題を生
ずる。
光電変換装置の低コスト化、小型化を達成する一つの
手段に、透光性センサ基板の幅、言い換えれば原稿搬送
方向の透光性センサ基板の幅を小にすることにより、前
記した大型の基板内の光電変換素子アレイの分割による
取り数の向上をはかることが行われる。
透光性センサ基板1の原稿搬送方向の幅を小にする
と、ガイド手段7の先端部と搬送ローラー6とが接近
し、原稿の搬送給紙空間が減少するために、原稿の先端
の具合によってはジヤムを生じ易くなる。
例えば、紙厚の薄い原稿を搬送する場合、原稿の先端
は曲率を示すこと(先端がカーブすること)が多いため
に、ジヤムを生じさせる場合があるという問題があっ
た。
また、紙厚の厚い原稿を搬送する場合、原稿のこしが
大であるために、原稿が保護層から浮いてしまい、被写
界深度を確保できなくなり、S/Nを大幅に落とす場合が
あるという問題があった。
一方、第20図に示すように透光性センサ基板1の保護
層2と原稿搬送用のガイド手段7を兼用することによ
り、前記した従来の光電変換装置の問題の回避をはかろ
うとする提案もなされている。
しかしながら、保護層としての機能とガイド手段とし
ての機能を兼用できるような部材の材料選択が困難であ
り、耐久性等の光電変換装置全体の性能向上や保守費用
の低減等の点では未だ解決される部分を有していた。
例えば、透明な有機フイルムを兼用の部材として用い
た場合、原稿の搬送に伴う激しい摩擦力により、フイル
ム表面上には傷の発生やゴミの付着が生じ、経時的にS/
Nを落ちてしまうという問題があった。
本発明は上記した問題点に鑑みなされたものであり、
常に安定した原稿の読み取りを行うことができる光電変
換装置及び該装置を有する画像処理装置を提供すること
を目的とする。
また、本発明は原稿の種類(材質、厚み等)によらず
原稿搬送時にジヤムや搬送不良がない光電変換装置及び
該装置を有する画像処理装置を提供することを目的とす
る。
更に本発明は、低コスト化、小型化に適した光電変換
装置及び該装置を有する画像処理装置を提供することを
目的とする。
加えて本発明は、原稿の種類によらず確実に合焦範囲
内に原稿を搬送でき確実な読み取りを行うことができる
光電変換装置及び該装置を有する画像処理装置を提供す
ることを目的とする。
また、本発明は、耐久性に富み、保守費用も低減もし
くは考えなくても良く、経済的な、読み取り時のS/N比
の低下も実質的に生じない光電変換装置及び該装置を有
する画像処理装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段(及び作用)〕
本発明では、原稿搬送のためのガイド手段を透光性基
板の端面にその少なくとも一部を接して設けることによ
り、また、原稿搬送用のガイド手段を可撓性材料で構成
することにより、あるいは、光電変換阻止の保護層上の
表面に原稿搬送用のガイド手段を延在させることによ
り、することにより、ジヤム等の原稿搬送不良を防ぎ、
かつS/Nの劣化も同時に防ぎ、光電変換装置のさらなる
低コスト化、小型化を実現することができる。
上記した問題点を解決する本発明の光電変換装置は、
原稿の画像情報を読み取る光電変換素子の複数、該光電
変換素子上に設けられた保護層、前記光電変換素子が配
されている透光性基板、前記透光性基板の原稿給送側に
設けられた原稿の搬送をガイドする可撓性のガイド手段
を有し、該ガイド手段は前記透光性基板の端面に少なく
とも一部が接し、該保護層の表面から連続的に設けら
れ、該ガイド手段の原稿搬送側面と該保護層の原稿搬送
側面とが連続的に段差なくされている、ことを特徴とす
る。
また、上記問題点を解決する別の本発明の光電変換装
置は、原稿の画像情報を読み取る光電変換素子の複数、
該光電変換素子上に設けられた保護層、前記光電変換素
子が配されている透光性基板、前記透光性基板の原稿給
送側に設けられた原稿の搬送をガイドする可撓性のガイ
ド手段を有し、該ガイド手段は前記透光性基板の端面に
少なくとも一部が接するとともに、弾性材料で形成され
ていることを特徴とする。
また、上記問題点を解決する更に別の本発明の光電変
換装置は、原稿の画像情報を読み取る光電変換素子の複
数、該光電変換素子上に設けられた保護層、前記光電変
換素子が配されている透光性基板、前記透光性基板の原
稿給送側であって、搬送ローラーと接触しない位置に設
けられ、前記保護層表面上に沿って少なくとも一部が延
在して設けられた原稿の搬送をガイドする厚さ0.3mm以
下の可撓性のガイド手段とを有する、ことを特徴とす
る。
加えて、本発明の画像処理装置は、原稿の画像情報を
読み取る光電変換素子の複数、該光電変換素子上に設け
られた保護層、前記光電変換素子が配されている透光性
基板、前記透光性基板の原稿給送側に設けられた原稿の
搬送をガイドする可撓性のガイド手段を有し、該ガイド
手段は前記透光性基板の端面に少なくとも一部が接し、
該保護層の表面から連続的に設けられ、該ガイド手段の
原稿搬送側面と該保護層の原稿搬送側面とが連続的に段
差なくされている、光電変換装置と、前記原稿を照明す
るための光源と、原稿を搬送するための搬送手段と、を
有することを特徴とする。
また、別の本発明の画像処理装置は、原稿の画像情報
を読み取る光電変換素子の複数、該光電変換素子上に設
けられた保護層、前記光電変換素子が配されている透光
性基板、前記透光性基板の原稿給送側に設けられた原稿
の搬送をガイドする可撓性のガイド手段を有し、該ガイ
ド手段は前記透光性基板の端面に少なくとも一部が接す
るとともに、弾性材料で形成されている光電変換装置
と、前記原稿を照明するための光源と、原稿を搬送する
ための搬送手段と、を有することを特徴とする。
更に別の本発明の画像処理装置は、原稿の画像情報を
読み取る光電変換素子の複数、該光電変換素子上に設け
られた保護層、前記光電変換素子が配されている透光性
基板、前記透光性基板の原稿給送側であって、搬送ロー
ラーと接触しない位置に設けられ、前記保護層表面上に
沿って少なくとも一部が延在して設けられた、原稿の搬
送をガイドする厚さ0.3mm以下の可撓性のガイド手段と
を有し、該ガイド手段は前記保護層上に沿って少なくと
も一部が延在して設けられている光電変換装置と、前記
原稿を照明するための光源と、原稿を搬送するための搬
送手段と、を有することを特徴とする。
これによって、常に安定した原稿の読み取りを行なう
ことができる光電変換装置及び該装置を有する画像処理
装置を提供することができる。
また、原稿の種類(材質、厚み等)によらず原稿搬送
時にジヤムや搬送不良がない光電変換装置及び該装置を
有する画像処理装置を提供することができる。
更に、低コスト化,小型化に適した光電変換装置及び
該装置を有する画像処理装置を提供することができる。
加えて、原稿の種類によらず確実に合焦範囲内に原稿
を搬送でき確実な読み取りを行うことができる光電変換
装置及び該装置を有する画像処理装置を提供することが
できる。
また、耐久性に富み、保守費用も低減もしくは考えな
くても良く、経済的な、読み取り時のS/N比の低下も実
質的に生じない光電変換装置及び該装置を有する画像処
理装置を提供することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例であり、本発明の光
電変換装置の光電変換素子アレイの主走査方向から見た
模式的断面図である。
ここで、1は透光性センサ基板であり、石英ガラスや
硼珪酸ガラス等の透光性および絶縁性を有する基板上に
半導体プロセス等により形成された光電変換素子アレイ
(不図示)を有し、光電変換素子アレイ上には薄板ガラ
ス等の保護層2を設けている。
この透光性センサ基板1はAl等からなるベースプレー
ト3に固定されている。ベースプレート3の一部には光
源4からの照明光Lを通過させるための照明窓5が設け
られている。
光源4は、LEDチツプからなる発光源を複数個直線状
に配列されたLEDアレイからなる。
6は、原稿Pを保護層2に直接接触させて搬送する搬
送ローラーである。
而して、光源4から発せられた照明光Lはベースプレ
ート3の照明窓5および透光性センサ基板1を透過し
て、原稿Pを照明し、原稿Pから反射した情報光L′を
透光性センサ基板1上の光電変換素子(不図示)に入射
して、光電変換素子より画像信号が出力される。
透光性センサ基板1の原稿搬送方向と反対側の原稿給
紙側には、原稿搬送用のガイド手段7を設けている。そ
してガイド手段7は、透光性センサ基板1および保護層
2の原稿給紙側の端面に少なくとも一部を接して設け、
保護層2の表面から実質的に連続的に形成されている。
なお、ガイド手段7は、図に示すような平な面でも、斜
め、曲率を有する連続面であっても良い。
また、ガイド手段7は、上記基板の端面に固着されて
設けられていても良いし、あるいは接触状態で設けられ
ていて良いものである。ガイド手段7は、原稿が入り込
むのに容易な間隙より少ない間隙であれば基板との間に
間隙が形成された状態で設けられても良い。しかしなが
ら、間隙によるジヤムの発生を防止するという点からみ
れば密着状態とした方が、より望ましいものである。
ガイド手段7の材料には、アクリル、不飽和ポリエス
テル、ポリスチレン、硬質ポリウレタン、シリコン等の
有機樹脂材料が好適に用いられる。また、ポリエステ
ル、エポキシ、ポリエチレン、塩化ビニール、ポリプロ
ピレン、ナイロン、ポリカーボネート等の有機樹脂材料
も使用できる。
原稿搬送用のガイド手段7を透光性センサ基板1およ
び保護層2の原稿給紙側の端面に固着させることによ
り、透光性センサ基板1とガイド手段7との間には間隙
が生じないので、原稿の先端が間隙に突入することによ
るジヤムを効果的に防ぐことができる。また、ガイド手
段7の表面を保護層2の表面から連続的に形成すること
で、透光性センサ基板1とガイド手段7との間には段差
が生じないので、たとえ紙厚の厚い原稿を搬送して読取
る場合においても、原稿が保護層2の表面から浮くこと
はなく、S/Nの低下を押えることができる。
第2図には、本発明の好適な第2の実施例が示されて
いる。第2図は第2の実施例の光電変換装置の光電変換
素子アレイの主走査方向から見た模式的断面図である。
本実施例は第1図に示される第1の実施例に示したガイ
ド手段を保護層上の搬送手段とは接触しない表面領域ま
で延在させ、かつ保護層の表面から連続的な傾斜を有す
るように構成したところが第1の実施例と異なってい
る。
本実施例によれば、第1図に示される第1の実施例と
同様に、透光性センサ基板1とガイド手段7との間に間
隙が生じないので原稿のジヤムを防ぐことができる。か
つ、本実施例は透光性センサ基板1の表面から連続的な
傾斜を有しているので、透光性センサ基板1とガイド手
段7との間に段差を生じないので、効果的に原稿の浮き
を防ぎ、S/Nの低減を押えることができる。
第3図は、本発明の好適な第3の実施例が示されてい
る。第3図は第3の実施例の光電変換装置の光電変換素
子アレイの主走査方向から見た模式的断面図である。本
実施例は第1図の第1の実施例に示したガイド手段に透
光性部材を用い、さらに原稿排紙側にも透光性のガイド
手段を設けたところが第1の実施例と異なっている。
遮光性のガイド手段10は透光性センサ基板1および保
護層2の端面に固着しているので、原稿の給紙側および
排紙側から入射して透光性センサ基板1および保護層2
の端面から光電変換素子アレイを照射する不要な外光Lx
を低減し、より効果的にS/Nを確保することができる。
ところで小型化、低コスト化のために透光性センサ基
板1の幅を小にすると、光電変換素子アレイと透光性セ
ンサ基板1の端面とが接近することになる。したがっ
て、光源4から発せられる照明光Lの中で透光性センサ
基板1の端面を照射する迷光Lyが増加し、端面で反射さ
れた光が光電変換素子アレイを照射し、S/Nを低下させ
るようになる。
本実施例ではこのような照明光Lの一部が透光性セン
サ基板1の端面で反射し、光電変換素子アレイを照射す
る迷光Lyをも低減し、S/Nの低下を抑える効果も有して
いる。
遮光性のガイド手段10は、上記した有機材料にたとえ
ば顔料を混入させて、あるいは上記した有機材料を染料
等で染色することで形成することができる。
第4図には、本発明の好適な第4の実施例が示されて
いる。第4図は第4の実施例の光電変換装置の光電変換
素子アレイの主走査方向から見た模式的断面図である。
本実施例は、ガイド手段に集積回路あるいは電気的接続
手段等の封止機能を兼ねたところに特徴を有している。
透光性センサ基板1は、光電変換素子アレイの駆動用集
積回路9およびワイヤボンデイング等の電気的接続手段
24を有する透光性配線基板8上に設けられ、ガイド手段
7は集積回路9および電気的接続手段24を保護する封止
機能を兼用している。
従来必要であった封止工程がガイド手段の形成工程と
同一工程で賄えるので、工程数を削減することができ
る。
本発明の光電変換装置のガイド手段は、たとえば第5
図(a)〜(g)の製造方法により製造することができ
る。ただし、第3図に示した第3の実施例の構成を例に
説明する。
光電変換素子(不図示)を半導体プロセスにより形成
し、光電変換素子上に透明保護層2を設けた透光性セン
サ基板1をベースプレート3に固定する(第5図
(a))。
ベースプレート3を支持台26上に取り付ける(第5図
(b))。
ガイド手段形成用の型25を透光性センサ基板1上の透
明保護層2の表面に直接接するように取り付ける(第5
図(c))。これは、透光性センサ基板1上に透明保護
層2の表面を基準面として保護層2の表面から連続的に
ガイド手段を形成するためである。
なお、型25には、ガイド手段を形成する材料を注入す
るための注入口27を設けている。
型25の材料には弾性と離型性を必要とし、シリコー
ン、ゴム等が好適に用いられる。弾性が要求されるの
は、透明保護層2上に損傷を与えず、かつ透光性センサ
基板1の平面度を吸収するためである。
ガイド手段形成用の型25の注入口27から注入器28、例
えばデイスペンサを用いて、型25、ベースプレート3、
透光性センサ基板1および支持体26により構成される空
間にガイド手段を形成する材料10を充填する(第5図
(d))。
充填終了後、材料10を硬化させる(第5図(e))。
材料10が硬化した後に、型25を取り除く(第5図
(f))。このとき注入口27の影響で、バリ29が生じ
る。
バリ29を除去して、光電変換装置のガイド手段10が完
成する(第5図(g))。
本製造方法では、注入口27を型25に設けたが、支持台
26に設けても良い。
第6図は、第1図、第2図、第3図、第4図の実施例
に係る透光性センサ基板を光電変換素子アレイの主走査
方向から見た模式的断面図である。
透光性を有するガラス基板11上には、マトリクス配線
部12、照明窓13、光電変換素子14、電荷蓄積部15および
蓄積された電荷を適宜のタイミングで転送するスイツチ
ング用の薄膜トランジスタ(TFT)16が形成されてい
る。
これら各素子の層構成は、ガラス基板11上にCrからな
る遮光性下電極17、SiNからなる絶縁層18、a−Si:Hか
らなる光導電性半導体層19、n+a−Si:Hからなるオー
ミツクコンタクト層20およびAlからなる上電極21が順次
積層され、各素子とも同一の製造プロセスにより形成さ
れている。
また、光電変換素子14、電荷蓄積部15およびTFT部16
等は、SiNからなるパシベーシヨン層22に覆われ、さら
にパシベーシヨン層22の上には接着層23を介して薄板ガ
ラスからなる保護層2が設けられている。
薄板ガラス2は、原稿Pとの摩擦から光電変換素子14
等を保護する耐摩耗層としての機能と原稿Pと光電変換
素子14との距離を一定に確保するスペーサとしての機能
を有している。
かかる構成において、透光性センサ基板1の原稿Pと
は反対の面側に設けられた光源4から照射された照明光
Lは透光性センサ基板1を透過して原稿Pを照明する。
そして原稿Pで反射された情報光L′は光電変換素子14
に受光される。
第7図は、本発明に係る光電変換装置を用いて構成し
た画像処理装置(例えばフアクシミリ)の一例を示す。
ここで、102は原稿Pを読み取り位置に向けて給送す
るための給送ローラー、104は原稿Pを一枚ずつ確実に
分離給送するための分離片である。6は光電変換装置10
0の読み取り位置に設けられて原稿Pの被読み取り面を
規制するとともに原稿Pを搬送する搬送ローラーであ
る。
Wは図示の例ではロール紙形態をした記録媒体であ
り、光電変換装置100により読み取られた画像情報ある
いはフアクシミリ装置等の場合には外部から送信された
画像情報が形成される。110は当該画像形成をおこなう
ための記録ヘツドであり、サーマルヘツド、インクジエ
ツト記録ヘツド等種々のものを用いることができる。ま
た、この記録ヘツドは、シリアルタイプのものでも、ラ
インタイプのものでもよい。112は記録ヘツド110による
記録位置に対して記録媒体Wを搬送するとともにその被
記録面を規制するプラテンローラである。
120は、操作入力を受容するスイツチやメツセージそ
の他、装置の状態を報知するための表示部等を配したオ
ペレーシヨンパネルである。
130は、システムコントロール基板であり、各部の制
御を行う制御部や、光電変換素子の駆動回路、画像情報
の処理部、送受信部等が設けられる。140は、装置の電
源である。
上記第7図に示される装置に、夫々上記第1の実施例
乃至第4の実施例の構成を組み込んで実際に読み取りを
行ったところ、いずれの構成を用いた場合もジヤム等の
原稿詰まりが発生せず極めて安定した読み取りを行うこ
とができた。
特に、第3の実施例では、余計な外光のセンサーへの
入射もなく、より一層安定した読み取りを行うことがで
きた。
第8図は、本発明の好適な第5の実施例が示されてい
る。又、第8図は第5の実施例の光電変換装置の光電変
換素子アレイの主走査方向から見た模式的断面図であ
る。
ここで、1は透光性センサ基板であり、石英ガラスや
硼珪酸ガラス等の透光性および絶縁性を有する基板上に
半導体プロセス等により形成された光電変換素子アレイ
(不図示)を有し、光電変換素子アレイ上には薄板ガラ
ス等の保護層2を設けている。
この透光性センサ基板1はAl等からなるベースプレー
ト3に固定されている。ベースプレート3の一部には光
源4からの照明光Lを通過させるための照明窓5が設け
られている。
光源4は、LEDチツプからなる発光源を複数個直線状
に配列されたLEDアレイからなる。
6は、原稿Pを保護層2に直接接触させて搬送する搬
送ローラーである。
而して、光源4から発せられた照明光Lはベースプレ
ート3の照明窓5および透光性センサ基板1を透過し
て、原稿Pを照明し、原稿Pから反射した情報光L′を
透光性センサ基板1上の光電変換素子(不図示)に入射
して、光電変換素子より画像信号が出力される。
透光性センサ基板1の原稿搬送方向と反対側の原稿給
紙側には、可撓性材料からなる原稿搬送用のガイド手段
7を透光性センサ基板1に接触するよう設けている。
ガイド手段7に可撓性材料を用いると、透光性センサ
基板1とガイド手段7とを接触させても、ガイド手段7
の可撓性により透光性センサ基板1の端面のバリ等を吸
収するので、従来必要であった透光性センサ基板1とガ
イド手段7との間の間隙を不要にすることができる。
また、ガイド手段7は可撓性材料であると、透光性セ
ンサ基板1の保護層2の原稿と接する面の高さよりもガ
イド手段7の原稿と接する面の高さの方を高くしても、
搬送ローラー6により押圧されて容易に変形するので、
被写界深度も容易に保持することができる。
ガイド手段7の可撓性材料としては、有機材料を用い
ると良い。たとえば、多孔質体であるスポンジやゴム等
の材料自体が可撓性に富んだ材料を用いたり、ポリカー
ボネート、ABS樹脂等の材料を形状的加工を施して可撓
性を持たせた部材を用いたりすることができる。
したがって、ガイド手段として可撓性材料を用いるこ
とにより、透光性センサ基板とガイド手段との間には原
稿の先端が突入するような間隙は生じないので、間隙に
原稿の先端を突入することによるジヤムを防止すること
ができ、同時に透光性センサ基板の保護層とガイド手段
との相対的な高さに大きな段差が生じないので、紙厚の
ばらつきによるS/Nの低下を防止することができる。
第9図は、本発明の好適な第6の実施例が示される。
第9図は第6実施例の光電変換装置の光電変換素子アレ
イの主走査方向から見た模式的断面図である。本実施例
は第8図の第5の実施例に示したガイド手段に導電性を
付与したところが第5図の実施例と異なっている。第9
図ではガイド手段7の原稿搬送面側の表面を導電性とし
ている。
本実施例では可撓性材料からなるガイド手段7の原稿
搬送側の表面に導電層118を設け、さらに導電層118の電
位を一定に保持している。
フアクシミリ、イメージリーダー、デジタル複写機、
電子黒板等の本発明の光電変換装置を適用する装置で
は、一般に原稿搬送時に発生する静電気から装置内の電
気回路を保護する必要があり、そのために除電ブラシが
用いられてきた。
本実施例によるガイド手段に設けた導電層118は原稿
搬送時の静電気の発生を低減し、電気回路を保護する効
果があり、除電ブラシを不要にすることが出来る。さら
には、光電変換素子やその周辺のIC等を静電シールドす
る効果も期待できる。
導電層118は、ITO、Al、Ni、カーボン等の導電性材料
を可撓性材料の上に印刷、蒸着、メツキ等の加工手段を
用いて形成される。また、原稿搬送時に発生する静電気
の除去は原稿のジヤム防止も効果的に行い得るものであ
る。
なお、本実施例においては、ガイド手段の表面に導電
性を付与したが、導電性の付与の仕方はこれに限定され
ることなく、ガイド手段全体が導電性を有していても良
い。
第10図は、本発明の好適な第7の実施例が示される。
第10図は第7の実施例の光電変換装置の光電変換素子ア
レイの主走査方向から見た模式的断面図である。本実施
例は第8図の第5の実施例に示したガイド手段の原稿搬
送側面に更に低摩擦層を設けたところが第5の実施例と
異なっている。
低摩擦層119は、原稿Pとガイド手段との摩擦を低減
し、原稿を安定に搬送する効果を有する。
低摩擦層119の材料としては、原稿との摩擦係数が小
の材料、たとえばテフロン、ポリエチレン等を用いるこ
とができる。もちろん全体を低摩擦材で構成してもよ
い。
第11図は、本発明の好適な第8の実施例が示される。
第11図は第8の実施例の光電変換装置の光電変換素子ア
レイの主走査方向から見た模式的断面図である。本実施
例は第8図の第5の実施例に示したガイド手段に遮光性
部材を用いた点が第5の実施例と異っている。
遮光性のガイド手段1110は、原稿給紙側から入射して
透光性センサ基板を照射する不要な外光Lxを低減し、S/
Nを確保する効果がある。これは、たとえば透光性セン
サ基板1の端面から光が入射し、光電変換素子を照射す
ることを防ぐからである。
第6図に示される本発明の実施例に係る透光性センサ
基板を光電変換素子アレイの主走査方向から見た模式的
断面図は、第8図、第9図、第10図、第11図にも適用で
きる。
第6図の説明は上述してあるのでここでは省略する。
上記した第9図に示される装置に上記第5の実施例乃
至第8の実施例を夫々用いて読み取りを行ったところ、
いずれの場合もジヤム等の原稿詰まりが生ぜず極めて安
定した画像読み取りを行うことができた。中でも第4の
実施例を用いた場合は余計な外光がセンサーに入射しな
いため極めて安定した読み取りを行うことができた。
第12図には、本発明の好適な第9の実施例が示されて
いる。第12図は、本発明の第9の実施例の光電変換装置
の光電変換素子アレイの主走査方向から見た模式的断面
図である。
ここで、1は透光性センサ基板であり、石英ガラスや
硼珪酸ガラス等の透光性および絶縁性を有する基板上に
半導体プロセス等により形成された光電変換素子アレイ
(不図示)を有し、光電変換素子アレイ上には薄板ガラ
ス等の保護層2を設けている。
この透光性センサ基板1はAl等からなるベースプレー
ト3に固定されている。ベースプレート3の一部には光
源4からの照明光Lを通過させるための照明窓5が設け
られている。
光源4は、LEDチツプからなる発光源を複数個直線状
に配列されたLEDアレイからなる。
6は、原稿Pを保護層2に直接接触させて搬送する搬
送ローラーである。
而して、光源4から発せられた照明光Lはベースプレ
ート3の照明窓5および透光性センサ基板1を透過し
て、原稿Pを照明し、原稿Pから反射した情報光L′を
透光性センサ基板1上の光電変換素子(不図示)に入射
して、光電変換素子より画像信号が出力される。
透光性センサ基板1の原稿搬送方向と反対側の原稿給
紙側には原稿搬送用のガイド手段7を設けている。
ガイド手段7は、透光性センサ基板1の保護層2上の
搬送ローラー6とは接触しない表面に延在する構成をと
り、ガイド支持部材148により接着もしくは圧接、ねじ
止め等により固定されている。
したがって、透光性センサ基板の幅が小であるにかか
わらず、原稿の搬送給紙空間を大きく確保することがで
き、透光性センサ基板とガイド手段との間には原稿の先
端が突入するような間隙は生じないので、第19図に示さ
れる従来の光電変換装置のようにセンサ基板とガイド手
段との間隙に原稿の先端を突入することによるジヤムを
防止することができる。同時に透光性センサ基板の保護
層とガイド手段を別の部材により分離してガイド手段に
は搬送ローラーが直接接触しないようにしたので、ガイ
ド手段には大きな摩擦力は作用しなくなり、第20図に示
される従来の光電変換装置の構成で生ずるおそれのあっ
たフイルムの傷やゴミの付着によるS/Nの劣化を防止す
ることができる。
ガイド手段7には、テフロン、PET、PEEK、PC、ナイ
ロン等の有機フイルムからなる可撓性の材料を用いるこ
とが望ましい。可撓性の材料を用いると、ガイド手段が
保護層にならうため組み立て精度が緩和され、また厚さ
の厚い原稿を読み取る時においても、原稿の浮きをフイ
ルムの厚みのみの最小限に押えることができる。
厚さの薄い板部材のガイド手段は、板部材端部のバリ
により透光性センサ基板の保護層の表面に傷をつけるお
それがあるが、この点について充分な処置が施されてい
れば板部材も使用することができる。この様な板部材と
しては、金属薄板及び/又はプラスチツク薄板等を用い
ることができる。また、上記した有機フイルムを上記板
部材に設けた形状としても良いものである。
ガイド手段7の厚さは、搬送ローラー6との位置関係
により選択されるが、0.3mm以下とされるのが望まし
い。
以上のように、保護層上の搬送ローラーとは接触しな
い表面に原稿搬送用のガイド手段を延在させたことによ
り、原稿ジヤムの原因であった原稿の搬送給紙空間の減
少を回避し、同時にS/Nの劣化の原因であったゴミ等の
付着も回避することが可能となり、光電変換装置のさら
なる低コスト化、小型化を実現することができる。
第13図には、本発明の好適な第10の実施例が示され
る。第13図は第10実施例の光電変換装置の光電変換素子
アレイの主走査方向から見た模式的断面図である。本実
施例は第12図の第9の実施例に示したガイド手段の原稿
搬送側の面側に導電性を付与した点が第9の実施例と異
っている。
有機フイルム等の可撓性材料からなるガイド手段7の
原稿搬送側の表面に導電層149を設け、さらに導電層149
の電位を一定に保持している。
フアクシミリ、イメージリーダー、デジタル複写機、
電子黒板等の本発明の光電変換装置を適用する装置で
は、一般に原稿搬送時に発生する静電気から装置内の電
気回路を保護する必要があり、そのために除電ブラシが
用いられてきた。
本実施例によるガイド手段に設けた導電層149は原稿
搬送時の静電気の発生を低減し、電気回路を保護する効
果があり、除電ブラシを不要にすることが出来る。さら
には、光電変換素子やその周辺のIC等を静電シールドす
る効果も期待できる。この場合も第5の実施例と同様に
静電気に起因する原稿ジヤムを効果的に防ぐこともでき
る。
導電層149は、ITO、Al、Ni、カーボン等の導電性材料
を有機フイルムの上に印刷、蒸着、メツキ等の加工手段
を用いて形成することができる。
なお、本実施例においては、ガイド手段の表面に導電
性を付与したが、導電性の付与の仕方はこれに限定され
ることなく、ガイド手段全体が導電性を有していても良
い。
導電層149が遮光性を有する場合(例えば金属の場
合)は、後述する迷光によるS/N比の改善をも期待する
ことができる。
第14図は、本発明の好適な第11の実施例が示されてい
る。第14図は第11の実施例の光電変換装置の光電変換素
子アレイの主走査方向から見た模式的断面図である。本
実施例は第12図の第9の実施例に示したガイド手段を遮
光性部材とした点で第9の実施例と異なっている。
遮光性のガイド手段1410は、保護層2の搬送ローラー
6とは接触しない表面に延在されているため、原稿給紙
側から入射して透光性センサ基板を照射する不要な外光
Lxを低減し、S/Nを確保する効果がある。これは、たと
えば透光性センサ基板1の端面から光が入射し、光電変
換素子等を照射することを防ぐからである。もちろんガ
イド手段1410は表面又は内部に透光性部材を有する構成
としてもよい。又、透光性は第3の実施例で述べた方法
を変形することでも得られる。
第6図に示される第1図、第2図、第3図の本発明の
実施例に係る透光性センサ基板を光電変換素子アレイの
主走査方向から見た模式的断面図にも適用できる。
第6図の説明は上述したとおりであるのでここでは省
略する。
尚、上記実施例は必要に応じて組み合わせて用いるこ
ともできる。たとえば原稿ガイドを上述した如く連続的
に形成し、かつその形成材を可撓性材としても良い。あ
るいは、原稿ガイドを可撓性材として更にフイルム状の
ガイドを設けても良い。あるいはまた、原稿ガイドを圧
縮変形可能なフイルム状のガイドとしても良い。
原稿ガイドを上述した如く連続的に形成し更に上述の
ようなフイルム状のガイドを設けても良い。
必要があれば、更に上記例の組み合わせも可能であ
る。しかしながら、コストの増加、作製の手間等々を考
えれば各々単独に用いることも望ましいことである。
第9図に示される装置に上記第9の実施例乃至第11図
の実施例で説明した形状のガイド部材を用いて読み取り
を行ったところ、いずれの場合もジヤム等の原稿詰まり
発生せず究めて安定した読み取りを行うことができた。
特に第11の実施例は、外光の不要な入射を防止し、特に
安定した読み取りを行なえた。
次に、第7図に示される画像処理装置等に適用するこ
とのできる出力方法としては上述したようにサーマルヘ
ツドを用いた熱転写記録方法や感熱記録方法、あるいは
インクジエツト記録ヘツドを用いたインクジエツト記録
方法がある。
このような方式の記録ヘツドを出力手段として画像処
理装置の出力部分に適用した場合の構成例を説明する。
尚、ここでは出力部分のみの説明を(以下に)行う。
インクジエツト記録方式の中でも、キヤノン株式会社
が提唱するところの熱エネルギーを利用した方式の記録
ヘツドを用いることは本発明にとってより優れた効果を
もたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式は所謂オンデマンド型、コンテイニユアンス型のい
ずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場
合には、液体(インク)が保持されているシートや液路
に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に
対応している核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少
なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気
熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘツドの熱
作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一
対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有効で
ある。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して
液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形
成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切
に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた
液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。この
パルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号
明細書、同第4345262号明細書に記載されているような
ものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関
する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、更に優れた記録を行うことができ
る。
記録ヘツドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用
いた構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数
の電気熱変換体に対して、共通するスリツトを電気熱変
換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第123670
号公報や熱エネルギーの圧力液を吸収する開孔を吐出部
に対応せる構成を開示する特開昭59年第138461号公報に
基づいた構成としても本発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘツドとして
は、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘ
ツドの組み合わせによって、その長さを満たす構成や一
体的に形成された一個の記録ヘツドとしての構成のいず
れでも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に発
揮することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との
電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能にな
る交換自在のチツプタイプの記録ヘツド、あるいは記録
ヘツド自体に一体的に設けられたカートリツジタイプの
記録ヘツドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録
ヘツドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘツドに
対しての、キヤツピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記
録を行うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色
のみの記録モードだけではなく、記録ヘツドを一体的に
構成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異
なる色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少な
くとも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効であ
る。
以上説明した本発明実施例においては、液体インクを
用いて説明しているが、本発明では室温で固体状である
インクであっても、室温で軟化状態となるインクであっ
ても用いることができる。上述のインクジエツト装置で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を
行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制
御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時に
インクが液状をなすものであれば良い。加えて、積極的
に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態から液体
状態への態変化のエネルギーとして使用せしめることで
防止するか又は、インクの蒸発防止を目的として放置状
態で固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱
エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液
化してインク液状として吐出するものや記録媒体に到達
する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エ
ネルギーによって初めて液化する性質のインク使用も本
発明には適用可能である。このような場合インクは、特
開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に
記載されるような、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状
又は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
このような熱エネルギーを利用して液体(インク)を
吐出して記録を行う方式に利用されるインクジエツト記
録ヘツドについて簡単に説明する。
第15図はこの様なインクジエツト記録ヘツドの一例を
説明するための概略構成図であり、エツチング・蒸着・
スパツタリング等の半導体製造プロセス工程を経て、基
板1102上に成膜形成された電気熱変換体1103、電極110
4、液路壁1105、天板1106から構成されているインクジ
エツト記録ヘツドが示されている。記録用液体1112は図
示していない液体貯蔵室から液体供給管1107を通して記
録ヘツド1101の共通液室1108内に供給される。図中1109
は液体供給管用コネクタである。共通液室1108内に供給
された液体1112は所謂毛管現象により液路1110内に供給
され、液路先端の吐出口面(オリフイス面)でメニスカ
スを形成することにより安定に保持される。ここで電気
熱変換体1103に通電することにより、電気熱変換体面上
の液体が急峻に加熱され、液路中に気泡が生起され、そ
の気泡の膨張・収縮により吐出口1111から液体を吐出し
液滴が形成される。上述したような構成により、吐出口
密度16ノズル/mmといった高密度の吐出口配列で128吐出
口或いは256吐出口という、更には、記録幅内全域にわ
たって吐出口が配置されたマルチノズルの(あるいはフ
ルラインタイプ)のインクジエツト記録ヘツドが形成で
きる。
第16図はインクジエツト記録方式を用いた出力部分の
外部構成の概略を示した斜視図である。第18図におい
て、1801は所定の記録信号に基づいてインクを吐出し、
所望の画像記録するインクジエツト記録ヘツド(以下、
記録ヘツドと称す。)1802は前記記録ヘツド1801を記録
行方向(主走査方向)に走査移動するためのキヤリツジ
である。前記1802は、ガイド軸1803、1804によって摺動
可能に支持されており、タイミングベルト1808に連動し
て主走査方向に往復運動する。プーリ1806、1807に係合
している前記タイミングベルト1808は、プーリ1807を介
してキヤリツジモーター1805によって駆動される。
記録紙1809、ペーパーバン1810によってガイドされ、
ピンチローラで圧接させられている図示しない紙送りロ
ーラーによって搬送される。この搬送は、紙送りモータ
1816を駆動源として行われる。搬送された記録紙1809
は、排紙ローラ1813と拍車1814とによりテンシヨンを加
えられていて、弾性部材で形成される紙押え板1812によ
ってヒータ1811に圧接させられているため、ヒータ1811
に密着させられながら搬送される。ヘツド1801により噴
射されたインクが付着した記録紙1809は、ヒータ1811に
よって温められ、付着したインクはその水分が蒸発して
記録紙1809に定着する。
1815は回復系と呼ばれるユニツトで、記録ヘツド1801
の吐出口(図示せず)に付着した異物や粘度の高くなっ
たインクを除去することにより、吐出特性を正規の状態
に維持するためのものである。
1818aは回復系ユニツト1815の一部を構成するキヤツ
プであり、インクジエツト記録ヘツド1801の吐出口をキ
ヤツピングして、目詰りの発生を防止するためのもであ
る。キヤツプ1818aの内部には、インク吸収体1818を配
することが望ましい。
また、回復系ユニツト1815の記録領域側には、記録ヘ
ツド1801の吐出口が形成された面と当接し吐出口面に付
着した異物やインク滴をクリーニングするためのクリー
ニングブレード1817が設けられている。
本発明においては、光電変換装置で読み取られた画像
情報を担った電気信号を画像処理手段によって記録のた
めの電気信号に変換し、CPU(中央演算処理装置)等の
コントローラーによりキヤリツジモーター、紙送りモー
ター、回復装置等をコントロールして記録を行う。
尚、前記画像情報を担った電気信号は、通信手段を介
して別の画像処理装置に送信され、そこで出力されても
良い。
フルラインタイプのインクジエツト記録ヘツド1932が
搭載された場合の出力部分の概略を第19図に示す。第17
図において、1965は記録媒体を搬送するための搬送ベル
トであり、この搬送ベルト1965は搬送ローラ1964の回転
に伴って不図示の記録媒体を搬送する。インクジエツト
記録ヘツド1932の下面は、記録媒体の記録領域に対応し
て吐出口が複数配された吐出口面1931となっている。
この場合においても前記したシリアルタイプの場合と
同様に記録を行うことができる。
もちろん、上述した出力部分は一例として挙げられた
ものであって多くの変形例が考え得る。
しかしながら、上述したように熱エネルギーを利用し
て液体を吐出する方式を利用した場合は、より小型化が
可能になるばかりでなく、より高精細な記録を行えるた
め、本発明の効果をより一層きわだたせることができ、
画像処理装置全体としてみても極めて優れたものとする
ことができる。
第18図に本発明の画像処理装置に適用可能なブロツク
図の一例を示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればジヤム等の原稿
搬送不良を防ぎ、かつS/Nの劣化を同時に防止すること
を可能にし、光電変換装置の低コスト化、小型化をひい
ては画像処理装置の低コスト化、小型化をも実現するこ
とができる。
また本発明によれば、極めて安定した画像読み取りを
行える光電変換装置が提供することができる。
加えて本発明によればガラス基板のような透光性部材
を封止することが可能になるので電気的接続手段等の封
止をガイド手段の形成と同時に行なうことが可能になり
作製工程数を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図、第8図乃至第14図は夫々、本発明の
光電変換装置を説明するための模式的断面図、 第5図(a)乃至第5図(g)は夫々本発明の光電変換
装置の製造方法の一例を説明するための模式的断面図、 第6図は本発明の実施例に係る透光性センサ基板を光電
変換素子アレイ主走査方向から見た模式的断面図、 第7図は本発明を適用可能な画像処理装置の模式的断面
図、 第15図はインクジエツト記録ヘツドの概略図、 第16図及び第17図は夫々本発明の画像処理装置に適用す
ることができる出力部分を説明するための概略図、 第18図は本発明の画像処理装置に適用可能なブロツク
図、 第19図および第20図は夫々従来の光電変換装置を説明す
るための模式的断面図である。 1……透光性センサ基板 2……保護層 3……ベースプレート 4……光源 5……ベースプレートの照明窓 6……搬送ローラー 7……ガイド手段 8……透光性配線基板 9……駆動用集積回路 10……遮光性のガイド手段 11……ガラス基板 12……マトリクス配線部 13……透光性センサ基板の照明窓 14……光電変換素子 15……電荷蓄積部 16……TFT部 17……下電極 18……絶縁層 19……光導電性半導体層 20……オーミツクコンタクト層 21……上電極 22……パシベーシヨン層 23……接着層 24……電気的接続手段 25……ガイド手段形成用の型 26……支持台 27……注入口 28……注入器 29……バリ L……照明光 L′……情報光 Lx……外光 Ly……迷光 P……原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木谷 充志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松島 豊樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 台信 智一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 嶋田 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/028 - 1/207 H04N 5/30 - 5/335 H01L 27/14 - 27/148

Claims (42)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像情報を読み取る光電変換素子の
    複数、 該光電変換素子上に設けられた保護層、 前記光電変換素子が配されている透光性基板、 前記透光性基板の原稿給送側に設けられた原稿の搬送を
    ガイドする可撓性のガイド手段を有し、該ガイド手段は
    前記透光性基板の端面に少なくとも一部が接し、該保護
    層の表面から連続的に設けられ、該ガイド手段の原稿搬
    送側面と該保護層の原稿搬送側面とが連続的に段差なく
    されている、 ことを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド手段は有機材料からなることを
    特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド手段が遮光性を有していること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 【請求項4】前記ガイド手段は集積回路チップあるいは
    電気的接続手段の封止機能を兼ねていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換装
    置。
  5. 【請求項5】前記保護層は薄板ガラスであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光
    電変換装置と、前記原稿を照明するための光源と、原稿
    を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  7. 【請求項7】更に、前記光電変換装置、光源、搬送手段
    をコントロールするためのコントローラーを有すること
    を特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】更に、画像情報を担った電気信号を用い
    て、記録媒体に記録を行うための出力部を有することを
    特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記出力部はインクジェット記録ヘッド又
    はサーマル記録ヘッドを有することを特徴とする請求項
    8に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記インクジェット記録ヘッドは液体中
    に気泡を生じせしめ、それによって液体を吐出するのに
    利用される熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
    を有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】前記出力部はカートリッジタイプの記録
    ヘッドを有することを特徴とする請求項8又は9に記載
    の画像処理装置。
  12. 【請求項12】原稿の画像情報を読み取る光電変換素子
    の複数、 該光電変換素子上に設けられた保護層、 前記光電変換素子が配されている透光性基板、 前記透光性基板の原稿給送側に設けられた原稿の搬送を
    ガイドする可撓性のガイド手段を有し、該ガイド手段は
    前記透光性基板の端面に少なくとも一部が接するととも
    に、弾性材料で形成されていることを特徴とする光電変
    換装置。
  13. 【請求項13】前記弾性材料は多孔質体であることを特
    徴とする請求項12に記載の光電変換装置。
  14. 【請求項14】前記ガイド手段は更に原稿搬送側面に設
    けられた導電層を有することを特徴とする請求項12に記
    載の光電変換装置。
  15. 【請求項15】前記導電層は一定の電位に保持されてい
    ることを特徴とする請求項14に記載の光電変換装置。
  16. 【請求項16】前記導電層は少なくともITO、Al、Ni、
    カーボンからなる群から選ばれる材料から成ることを特
    徴とする請求項14又は15に記載の光電変換装置。
  17. 【請求項17】前記ガイド手段は更に原稿搬送側面に設
    けられた低摩擦層を有することを特徴とする請求項12に
    記載の光電変換装置。
  18. 【請求項18】前記低摩擦層はテフロン又はポリエチレ
    ンから選ばれる材料から成ることを特徴とする請求項17
    に記載の光電変換装置。
  19. 【請求項19】前記ガイド手段は導電性であることを特
    徴とする請求項12に記載の光電変換装置。
  20. 【請求項20】前記ガイド手段が低摩擦材で形成されて
    いることを特徴とする請求項12に記載の光電変換装置。
  21. 【請求項21】請求項12乃至20のいずれか1項に記載の
    光電変換装置と、前記原稿を照明するための光源と、原
    稿を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴と
    する画像処理装置。
  22. 【請求項22】前記光電変換装置、光源、搬送手段をコ
    ントロールするためのコントローラーを有することを特
    徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】更に、画像情報を担った電気信号を用い
    て、記録媒体に記録を行うための出力部を有することを
    特徴とする請求項21に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】前記出力部はインクジェット記録ヘッド
    又はサーマル記録ヘッドを有することを特徴とする請求
    項23に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】前記インクジェット記録ヘッドは液体中
    に気泡を生じせしめ、それによって液体を吐出するのに
    利用される熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
    を有することを特徴とする請求項24に記載の画像処理装
    置。
  26. 【請求項26】前記出力部はカートリッジタイプの記録
    ヘッドを有することを特徴とする請求項23又は24に記載
    の画像処理装置。
  27. 【請求項27】原稿の画像情報を読み取る光電変換素子
    の複数、 該光電変換素子上に設けられた保護層、 前記光電変換素子が配されている透光性基板、 前記透光性基板の原稿給送側であって、搬送ローラーと
    接触しない位置に設けられ、前記保護層表面上に沿って
    少なくとも一部が延在して設けられた、原稿の搬送をガ
    イドする厚さ0.3mm以下の可撓性のガイド手段とを有す
    る、 ことを特徴とする光電変換装置。
  28. 【請求項28】前記ガイド手段は有機材料を有すること
    を特徴とする請求項27に記載の光電変換装置。
  29. 【請求項29】前記ガイド手段が遮光性を有しているこ
    とを特徴とする請求項27又は28に記載の光電変換装置。
  30. 【請求項30】前記ガイド手段は有機フィルムで形成さ
    れていることを特徴とする請求項27乃至29のいずれか1
    項に記載の光電変換装置。
  31. 【請求項31】前記保護層は薄板ガラスであることを特
    徴とする請求項27乃至30のいずれか1項に記載の光電変
    換装置。
  32. 【請求項32】前記ガイド手段は更に原稿搬送側面に設
    けられた導電層を有することを特徴とする請求項27乃至
    30のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  33. 【請求項33】前記導電層は原稿搬送側面に設けられて
    いることを特徴とする請求項32に記載の光電変換装置。
  34. 【請求項34】前記導電層は少なくともITO、Al、Ni、
    カーボンからなる群から選ばれる材料から成ることを特
    徴とする請求項33に記載の光電変換装置。
  35. 【請求項35】前記有機材料はテフロン、PET、PEEK、P
    C、ナイロンからなる群から選ばれる材料からなること
    を特徴とする請求項28に記載の光電変換装置。
  36. 【請求項36】前記ガイド手段は導電性であることを特
    徴とする請求項27に記載の光電変換装置。
  37. 【請求項37】請求項27乃至36のいずれか1項に記載の
    光電変換装置と、原稿を照射するための光源と、原稿を
    搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とする
    画像処理装置。
  38. 【請求項38】前記光電変換装置、光源、搬送手段をコ
    ントロールするためのコントローラーを有することを特
    徴とする請求項37記載の画像処理装置。
  39. 【請求項39】更に、画像情報を担った電気信号を用い
    て、記録媒体に記録を行うための出力部を有することを
    特徴とする請求項37に記載の画像処理装置。
  40. 【請求項40】前記出力部はインクジェット記録ヘッド
    又はサーマル記録ヘッドを有することを特徴とする請求
    項39に記載の画像処理装置。
  41. 【請求項41】前記インクジェット記録ヘッドは液体中
    に気泡を生じせしめ、それによって液体を吐出するのに
    利用される熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
    を有することを特徴とする請求項40に記載の画像処理装
    置。
  42. 【請求項42】前記出力部はカートリッジタイプの記録
    ヘッドを有することを特徴とする請求項39乃至40のいず
    れか1項に記載の画像処理装置。
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