JP3117738U - ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 - Google Patents
ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3117738U JP3117738U JP2005008585U JP2005008585U JP3117738U JP 3117738 U JP3117738 U JP 3117738U JP 2005008585 U JP2005008585 U JP 2005008585U JP 2005008585 U JP2005008585 U JP 2005008585U JP 3117738 U JP3117738 U JP 3117738U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plug
- wiper ring
- main body
- ball
- wiper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】ボール・ナット本体の両端に外から内へ向かって軸方向に延伸する固定グルーブを還流孔に対応して夫々開設し、エンド・プラグの収容設置に供すると共に、本体の両端面に夫々エンドレス・グルーブを開設してワイパー・リングの固設に供し、且つ各エンド・プラグと隣り合わせのワイパー・リングに対応して組合せ構造を設け、各ワイパー・リングと隣り合わせのエンド・プラグを予め組合せた後、本体に装着し、且つワイパー・リングを固定することによって、エンド・プラグを本体の固定グルーブに固定する。
【選択図】図2
Description
又、前記本体8の両端には、夫々エンドレス・グルーブ86を開設してワイパー・リング87を取り付け、且つボルト88によってワイパー・リング87を固定し、異物が本体8内に入り込むのを防止している。
前述ボール・ナットの構造では、本体8とエンド・プラグ82がしっかり結合できるようにするために、本体8及びエンド・プラグ82に固定ボルト84、85をねじ込む貫通孔及びボルト穴を設置しなければならない。これは製造上の加工工程を増やすだけでなく、組立てに際しては先ずエンド・プラグ82を取り付け固定してから、ワイパー・リング87を取り付けなければならない。エンド・プラグ82又はワイパー・リング87にかかわらず、何れもボルトによって固定しなければならいので、その取付け手順は実に面倒で不便である。言い換えれば、前述のボール・ナット構造は製造・組立て手順をかなり煩雑にするのみならず、作業能率にも影響して製造コストをアップさせる。
また、エンド・プラグ82の上には、軸方向及び径方向に貫通する穴の設計を行わなければならない。エンド・プラグ82自体の構造強度を弱め、特に、コンパクト化したエンド・プラグにとっては、固定ボルト84、85の押し付けによって、エンド・プラグ82の破裂を招き、製品の品質に問題が生じる恐れがある。
従って、製造・組立て手順の簡略化及びコストダウンを達成するためには、前述ボール・ナットの構造は確かに更に改善する必要がある。
本考案の次の目的は、エンド・プラグの組合せ構造によってワイパー・リングと結合させ、エンド・プラグと本体を固定する構造を省略し、ボール・ナットの寸法を縮減できるようにすることにある。
溝を設け、ボールをその中で転動させ、且つ前記本体の中に螺旋溝を横に跨る還流孔を設置すると共に、前記本体の両端に対応する還流孔に夫々外から内へ向かって軸方向に延伸する固定グルーブを開設することによって、夫々エンド・プラグを収容設置し、前記各エンド・プラグの中には夫々還流道があり、前記各還流道の両端は夫々前記螺旋溝及び還流孔につながり、ボールをその中で循環還流させ、前記本体の両端面に夫々エンドレス・グルーブを開設することによって、夫々ワイパー・リングを固設し、各エンド・プラグと隣り合わせのワイパー・リングに対応して組合せ構造を設け、各ワイパー・リングと隣り合わせるエンド・プラグを組合せた後、本体の中へ軸方向に装着すると共に、ワイパー・リングによってエンド・プラグを固定することを特徴とする、ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造を提供する。
本願の第2考案は、前記本体には、前記各エンドレス・グルーブに対応して夫々一個以上の径方向に貫通するボルト孔を設けることによって、その中にボルトをねじ込んで各ワイパー・リングを固定することを特徴とする、前記第1考案に記載のボール・ナットのエンド・プラグ固定構造を提供する。
本願の第3考案は、前記各ワイパー・リングの外径には夫々凹槽が設けられ、且つ前記各エンド・プラグと隣り合わせるワイパー・リングの凹槽に対応して夫々突起ブロックを設け、各ワイパー・リングの凹槽と隣り合わせるエンド・プラグの突起ブロックとが相互に嵌りあって前述の組合せ構造を構成することを特徴とする、前記第1考案に記載のボール・ナットのエンド・プラグ固定構造を提供する。
また、エンド・プラグ2は、組合せ構造によってワイパー・リング15で固定しているので、従来技術におけるエンド・プラグに設置した軸方向及び径方向の貫通孔を省略してより好ましい構造強度を保持し、エンド・プラグのコンパクト化を行う時強度不足の問題が生じることがない。
こうすれば、前述第一実施例と同等の効果を達成できるほか、更にエンド・プラグ2Aと本体を固定する構造を省いて、エンド・プラグ2Aの幅を縮減し、更にボール・ナットの寸法を縮減することが出来る。
11・・・・・・螺旋溝
12・・・・・・還流孔
13・・・・・・固定グルーブ
14・・・・・・エンドレス・グルーブ
15・・・・・・ワイパー・リング
15A・・・・・ワイパー・リング
15B・・・・・ワイパー・リング
15C・・・・・ワイパー・リング
15D・・・・・ワイパー・リング
151・・・・・凹槽
151A・・・・カム・リング
151B・・・・凹槽
151C・・・・穴
151D・・・・収容槽
16・・・・・・ボルト穴
17・・・・・・ボルト
2・・・・・・・エンド・プラグ
2A・・・・・・エンド・プラグ
2B・・・・・・エンド・プラグ
2C・・・・・・エンド・プラグ
2D・・・・・・エンド・プラグ
21・・・・・・還流道
22・・・・・・突起ブロック
22A・・・・・凹槽
22B・・・・・突起ブロック
22C・・・・・ピン
8・・・・・・・本体
80・・・・・・螺旋溝
81・・・・・・還流孔
82・・・・・・エンド・プラグ
821・・・・・還流道
83・・・・・・固定グルーブ
84・・・・・・固定ボルト
85・・・・・・固定ボルト
86・・・・・・エンドレス・グルーブ
87・・・・・・ワイパー・リング
88・・・・・・ボルト
Claims (3)
- 中空管状を呈する本体を有し、
その内径に螺旋溝を設け、
ボールをその中で転動させ、且つ前記本体の中に螺旋溝を横に跨る還流孔を設置すると共に、
前記本体の両端に対応する還流孔に夫々外から内へ向かって軸方向に延伸する固定グルーブを開設することによって、夫々エンド・プラグを収容設置し、
前記各エンド・プラグの中には夫々還流道があり、
前記各還流道の両端は夫々前記螺旋溝及び還流孔につながり、ボールをその中で循環還流させ、
前記本体の両端面に夫々エンドレス・グルーブを開設することによって、夫々ワイパー・リングを固設し、
各エンド・プラグと隣り合わせのワイパー・リングに対応して組合せ構造を設け、
各ワイパー・リングと隣り合わせるエンド・プラグを組合せた後、本体の中へ軸方向に装着すると共に、ワイパー・リングによってエンド・プラグを固定することを特徴とする、
ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造。 - 前記本体には、前記各エンドレス・グルーブに対応して夫々一個以上の径方向に貫通するボルト孔を設けることによって、その中にボルトをねじ込んで各ワイパー・リングを固定することを特徴とする、請求項1に記載のボール・ナットのエンド・プラグ固定構造。
- 前記各ワイパー・リングの外径には夫々凹槽が設けられ、且つ前記各エンド・プラグと隣り合わせるワイパー・リングの凹槽に対応して夫々突起ブロックを設け、各ワイパー・リングの凹槽と隣り合わせるエンド・プラグの突起ブロックとが相互に嵌りあって前述の組合せ構造を構成することを特徴とする、請求項1に記載のボール・ナットのエンド・プラグ固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008585U JP3117738U (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008585U JP3117738U (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117738U true JP3117738U (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=43468054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008585U Expired - Lifetime JP3117738U (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117738U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200001220U (ko) * | 2017-10-31 | 2020-06-12 | 쭈-잉 리 | 볼 스크류 |
-
2005
- 2005-10-18 JP JP2005008585U patent/JP3117738U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200001220U (ko) * | 2017-10-31 | 2020-06-12 | 쭈-잉 리 | 볼 스크류 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100283193A1 (en) | Clamp of Anti-Vibration Spring | |
US7357591B2 (en) | Ball-and-socket joint | |
JP2009008155A (ja) | 転がり軸受固定装置 | |
JP3136113U (ja) | 工具用ソケット | |
JP2008536065A (ja) | 金属割軸受圧縮荷重ボールジョイント | |
JP3117738U (ja) | ボール・ナットのエンド・プラグ固定構造 | |
US7793952B2 (en) | Knuckle with integrated ball joint and method of assembly | |
US20080115609A1 (en) | Circulation System for a Ball Screw | |
US7066479B2 (en) | Axle housing suspension seat assembly | |
US20070295133A1 (en) | Ball Screw with an Engaging Type Circulation Cassette | |
KR100690499B1 (ko) | 너클일체형 볼조인트 및 그 조립방법 | |
JP2005233358A (ja) | ボールねじ軸の支持構造 | |
KR100699427B1 (ko) | 가스스프링의 볼조인트 및 그 제조 방법 | |
KR100743577B1 (ko) | 가스스프링의 볼조인트 체결 구조 | |
JP3118005U (ja) | ボール・ナットの還流部材固定構造 | |
KR200428109Y1 (ko) | 220볼트 콘센트의 접지 단자 접속 구조 | |
JP4775629B2 (ja) | ボールねじ機構 | |
JP3911442B2 (ja) | シリンダ装置 | |
JP2005510666A (ja) | ジョイント | |
JP4256278B2 (ja) | ラバーブッシュ | |
JP5210701B2 (ja) | 工具用ソケット | |
JP7268495B2 (ja) | ころ軸受 | |
CN212130572U (zh) | 气门传动系统及可切换摇臂 | |
US10995792B1 (en) | Self-retaining concentric bushing assembly | |
KR20100010746U (ko) | 스테빌라이져 바아의 설치를 위한 스테빌라이져링크 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |