JP3117165U - 椅子、及び、劇場 - Google Patents

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功治 市川
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功治 市川
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Abstract

【課題】狭い領域を共有することができ、且つ、快適さが長時間に持続することができる椅子、及び、劇場を提供する。
【解決手段】構造本体座面形成部分3と、構造本体座面形成部分3の後方側で立ち上がる背もたれ部分2とから構成されている。構造本体座面形成部分3の座面は、第1座面5と、第1座面5より前方に位置する第2座面7を有している。第1座面5の横幅は第2座面7の横幅より広いので、第1座面に座る第1者は、第2座面に座る第2者の身体の両側に両脚を位置づけることができ、第1者は長時間的に第2者の後方で座り続けることができ、ダブルチェアの快適さが保証される。
【選択図】図1

Description

本考案は、椅子、及び、音楽ホール、映画館のような劇場に関し、特に、複数
人が同時的に共有的に用いることができる椅子、及び、劇場に関する。
二人が空間を共有することができるダブルチェアが知られている。公知のダブ
ルチェアは、若いカップルが横方向に隣り合って座ることができる椅子であり、
映画館の内部のような空間で用いられている。
一人のために与えられる空間領域が狭く限定される航空機の中では、幼児とそ
の母親が重なるように空間領域を部分的に共有することができれば、狭い空間を
より有効に利用することができる。そのような場合、快適さが重用視され、特に
、快適さが長時間に持続することが求められる。
本考案の課題は、狭い領域を共有することができる椅子、及び、劇場を提供す
ることにある。
本考案の他の課題は、狭い領域を共有することができ、且つ、快適さが長時間
に持続することができる椅子、及び、劇場を提供することにある。
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現
れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番
号、記号等は、本考案の実施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも
1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形
態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照
番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記
載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確に
している。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又
は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
本考案による椅子は、構造本体座面形成部分(3)と、構造本体座面形成部分
(3)の後方側で立ち上がる背もたれ部分(2)とから構成されている。構造本
体座面形成部分(3)の座面は、第1座面(5)と、第1座面(5)より前方に
位置する第2座面(7)を有している。第1座面(5)の横幅は第2座面(7)
の横幅より広いので、第2座面に座る第1者は、第1座面に座る第2者の身体の
両側に両脚を位置づけることができ、第1者は長時間的に第2者の後方で座り続
けることができる。全体的な平面形状は、T字形状、扇形状、台形状のように多
様に変形可能である。
第1座面(5)は、第2座面(7)の両端線より横方向に延びていて、第1者
は両脚の両方を第2者の身体の一方側の片側又は他方側の片側に位置づけること
ができ、脚の疲れに従って両脚の位置を第2者の身体に対して変えることができ
る。
第2座面(7)のもっとも低い部位は、第1座面(5)のもっとも高い部位よ
りも低いことが好ましい。このような高低の調整により、第2者の重心位置は第
1者の重心位置よりも低くなり、縦型ダブルチェアの快適さが保証され、第2者
が第1者の視線を遮ることがなく、後述される劇場用として好適に用いられる。
第1座面(5)のうちで第2座面(7)より横側にある部分は、より横方向に
進むに従って後方に曲がっている。このような曲がりは、第1者の両脚の開脚角
度をより任意にすることができ、更には、両脚を揃えて第2者の側方に位置づけ
ることが容易になり、長時間使用の際に、両脚の疲れを軽減することができる。
このような曲がりが与えられる第1座面は、半円形状であることが好ましい。
第1座面(5)と第2座面(7)の境界領域には、補助背もたれ(9)が配置
されることが好ましい。補助背もたれ(9)は、第1者の上半身の質量のうち第
1者にかかる重力に影響する質量を軽減することができる。
構造本体座面形成部分(3)は、後方部分(3A)と、前方部分(3B)とを
備え、後方部分(3A)は、前方部分(3B)に対して分割され、背もたれ(2
)は後方部分(3A)に一体的であり、第2座面(7)は前方部分(3B)に属
し、第1座面(5)は後方部分(3A)に属する。このような分割は、1つの椅
子を二人用と一人用に使用することを可能にする。
本考案による劇場は、第1ゾーンと、第2ゾーンを含み、第1ゾーンには一人
用席が配置され、第2ゾーンには二人用席が配置される。二人用席として、既述
の本考案による椅子が用いられる。
本考案による椅子、及び、劇場は、ダブルチェアの快適さを保証することがで
きる。
図に対応して、本考案による椅子の実施の形態は、座面が1つの椅子に2段的
に設けられている。その椅子1は、構造本体背もたれ部分2と、構造本体座面形
成部分3とから構成されている。構造本体座面形成部分3は、構造本体背もたれ
部分2に一体的に形成され得る。構造本体背もたれ部分2の前面には、背もたれ
柔軟構造部分4が形成されている。構造本体座面形成部分3の後方部分の上面で
ある第1座面5には、第1座面形成柔軟部分6が一体的に又は着脱自在に形成さ
れている。構造本体座面形成部分3の前方部分の上面である第2座面7には、第
2座面形成柔軟部分8が一体的に又は着脱自在に形成されている。
第1座面5の横幅は、第2座面の横幅より広い。第1座面5の両側は、第2座
面7の両端より横方向に延びている。第2座面7のもっとも低い部位は、第1座
面5のもっとも高い部位よりも低いことが好ましい。第1座面5のうちで第2座
面7より横側にある部分は、より横方向に進むに従って後方に曲がって、曲線又
は曲面10を形成している。第1座面5の横幅が第2座面7の横幅より広いこと
は、第1座面5と第2座面7の前後方向の境界領域で、第1座面5の前方領域の
横幅が第2座面7の後方領域の横幅より広いことを含む。
第1座面形成柔軟部分6は、弾力性と変形性に富んでいる。第2座面形成柔軟
部分8の弾力性と変形性は、第1座面形成柔軟部分6の弾力性と変形性よりもそ
れぞれにより優れている。第1上面5の横幅は、図2に示されるように、第2上
面7の横幅よりも広いことが好ましい。第1座面形成柔軟部分6には、第1者(
例示、男性又は母親)の腰部・脚部領域とそれより上方にある身体部分の第1重
力G1が圧力として作用する。第2上面7には、第2者(例示、女性又は幼児)
の腰部・脚部領域とそれより上方にある身体部分の第2重力G2が圧力として作
用する。第2座面形成柔軟部分8は、第2重力を受けて第2者の腰部・脚部の曲
面に対応して弾性的に変形する。その変形により、第2座面形成柔軟部分8の上
面は、断面が横向きのS字形に変形する。
第2者の上体は、より傾斜して第1者の胸部領域まで傾倒することは可能であ
る。構造本体背もたれ部分2はより傾斜するように周知のリクライニング機構が
採用され、その傾倒角度は自由に設定されることが好ましい。第1者の開脚姿勢
により両脚に疲れが生じた場合には、第1者の閉じた両脚の側方に第2者の胸部
側方が位置づけられ得る。
図1に示されるように、第2者用の補助背もたれ9が、固定的に又は着脱自在
に配置されることは好ましい。補助背もたれ9は、それの下端部位の両側端部が
簡素な軸受11に支持されている。補助背もたれ9は、軸受11の軸心線の周り
のある程度の角度範囲で回転が許容されることが好ましい。補助背もたれ9は、
軸受11に対して渦巻きばねによりその回転が弾力的であることが好ましい。補
助背もたれ9と軸受11とは、第1座面5と第2座面7の境界領域に配置されて
いる。
一人使用の場合には、補助背もたれ9は除去されるか、又は、図3に示される
ように、第2座面形成柔軟部分8の上面まで倒されることが好ましい。補助背も
たれ9の前面には、図1に示されるように、補助柔軟部分12が形成されている
。一人使用の場合には、その一人は、図3に示される使用形態ではなく、図4に
示されるように前方側のみを使用する使用形態に変更することができる。構造本
体背もたれ部分2を倒すことにより、椅子1はシングルベッドに変更され得る。
このような縦型ダブルチェアは、特に、家庭内で使用される。
図5は、本考案による椅子の実施の他の形態を示している。構造本体座面形成
部分3は、構造本体座面形成後方部分3Aと構造本体座面形成前方部分3Bとに
分割されている。構造本体背もたれ部分2と第1座面形成柔軟部分6とは、構造
本体座面形成後方部分3Aに一体に形成されている。第2座面形成柔軟部分8と
補助背もたれ9とは、構造本体座面形成前方部分3Bに一体に形成されている。
構造本体座面形成後方部分3Aの前方面には、凹面13Aが形成されている。構
造本体座面形成前方部分3Bの後方面には、凹面13Aに密着的に接合する凸面
13Bが形成されている。一人使用の際には、構造本体座面形成後方部分3Aは
、構造本体座面形成前方部分3Bから離脱し、椅子1は2つの椅子として使用さ
れる。
図6は、本考案による椅子の実施の他の形態を示している。劇場、映画館のよ
うな会館には、A席ゾーン、B席ゾーンの他に、D席ゾーン(ダブル席ゾーン)
14が配置されている。D席ゾーン14には、本考案による椅子の複数が配置さ
れる。
図1は、本考案による椅子の実施の形態を示す正面図である。 図2は、図1の平面図である。 図3は、図1の椅子の他の使用形態示す正面図である。 図4は、図1の椅子の更に他の使用形態示す正面図である。 図5は、本考案による椅子の実施の他の形態を示す正面図である。 図6は、本考案による椅子の実施の別な形態を示す平面図である。
符号の説明
2…背もたれ部分
3…構造本体座面形成部分
5…第1座面
7…第2座面
9…補助背もたれ
3A…後方部分
3B…前方部分

Claims (7)

  1. 構造本体座面形成部分と、
    前記構造本体座面形成部分の後方側で立ち上がる背もたれ部分とを含み、
    前記構造本体座面形成部分の座面は、
    第1座面と、
    前記第1座面より前方に位置する第2座面を有し、
    前記第1座面の横幅は前記第2座面の横幅より広い
    室内用の椅子。
  2. 前記第1座面は、前記第2座面の両端線より横方向に延びてい

    請求項1の室内用の椅子。
  3. 前記第2座面のもっとも低い部位は、前記第1座面のもっとも
    高い部位よりも低い
    請求項1又は2の室内用の椅子。
  4. 前記第1座面のうちで前記第2座面より横側にある部分は、よ
    り横方向に進むに従って後方に曲がっている
    請求項1〜3から選択される1請求項の室内用の椅子。
  5. 前記第1座面と前記第2座面の境界領域には、補助背もたれが
    配置されている
    請求項4の室内用の椅子。
  6. 前記構造本体座面形成部分は、
    後方部分と、
    前方部分とを備え、
    前記前方部分は、前記後方部分に対して分割され、
    前記背もたれは前記後方部分に一体的であり、
    前記第2座面は前記前方部分に属し、前記第1座面は前記後方部分に属する
    請求項1の室内用の椅子。
  7. 第1ゾーンと、
    第2ゾーンを含み、
    前記第1ゾーンには一人用席が配置され、
    前記第2ゾーンには二人用席が配置され、
    前記二人用席は、
    構造本体座面形成部分と、
    前記構造本体座面形成部分の後方側で立ち上がる背もたれ部分とを備え、
    前記構造本体座面形成部分の座面は、
    第1座面と、
    前記第1座面より前方に位置する第2座面を有し、
    前記第1座面の横幅は前記第2座面の横幅より広い
    劇場。
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