JP3116952B2 - 台車方式リニアモータの給電方式 - Google Patents
台車方式リニアモータの給電方式Info
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- JP3116952B2 JP3116952B2 JP63238964A JP23896488A JP3116952B2 JP 3116952 B2 JP3116952 B2 JP 3116952B2 JP 63238964 A JP63238964 A JP 63238964A JP 23896488 A JP23896488 A JP 23896488A JP 3116952 B2 JP3116952 B2 JP 3116952B2
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- Japan
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- bogie
- power supply
- coil
- coil group
- vehicle
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地上からリニアモータに駆動電力を供給す
る、いわゆる地上一次リニアモータの給電システムに関
するものである。
る、いわゆる地上一次リニアモータの給電システムに関
するものである。
従来、地上一次リニアモータでは、「電気学会雑誌」
105巻11号(昭和60年11月号)第57頁に記載のように、
地上の電機子コイルを車両長以上の距離毎に電気的に区
分し、車両が存在する区分区間だけに給電するようにし
ている。このような給電システムでは、車両がある区間
から次の区間に移動する時にその駆動力に変動が生じな
いよう、この区間を交互に2群に分け、開閉器−き電線
−周波数変換器(駆動電源)から成る給電系を2群設け
て、車両の移動に合わせて順次切り換えていくようにし
ている。
105巻11号(昭和60年11月号)第57頁に記載のように、
地上の電機子コイルを車両長以上の距離毎に電気的に区
分し、車両が存在する区分区間だけに給電するようにし
ている。このような給電システムでは、車両がある区間
から次の区間に移動する時にその駆動力に変動が生じな
いよう、この区間を交互に2群に分け、開閉器−き電線
−周波数変換器(駆動電源)から成る給電系を2群設け
て、車両の移動に合わせて順次切り換えていくようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕 前記のような給電システムでは、リニアモータの定格
電圧に等しい定格をもつ電機子コイル、開閉器、き電線
ならびに周波数変換器を全線にわたって配置する必要が
あり、大容量のリニアモータでは技術的、経済的に問題
があった。
電圧に等しい定格をもつ電機子コイル、開閉器、き電線
ならびに周波数変換器を全線にわたって配置する必要が
あり、大容量のリニアモータでは技術的、経済的に問題
があった。
本発明は、台車に対向する電機子コイルを電気的に複
数に分けて給電することによって、沿線設備の定格電圧
を低減し、これらの問題を解決しようとするものであ
る。
数に分けて給電することによって、沿線設備の定格電圧
を低減し、これらの問題を解決しようとするものであ
る。
すなわち、本発明の台車方式リニアモータの給電シス
テムは、台車間距離の整数倍毎に電気的に区分された電
機子コイルを一つおきに幾つか直列に接続し、車両の先
頭台車と後尾台車の間隔長以上の間隔を隔てて構成した
コイルグループと、前記コイルグループに沿って敷設さ
れた3組のき電線と、前記き電線に給電するために前記
各き電線にそれぞれ接続された3組の周波数変換器と、
前記コイルグループを前記3組の各き電線に車両移動方
向に順次接続する開閉器とを具備することを特徴とす
る。
テムは、台車間距離の整数倍毎に電気的に区分された電
機子コイルを一つおきに幾つか直列に接続し、車両の先
頭台車と後尾台車の間隔長以上の間隔を隔てて構成した
コイルグループと、前記コイルグループに沿って敷設さ
れた3組のき電線と、前記き電線に給電するために前記
各き電線にそれぞれ接続された3組の周波数変換器と、
前記コイルグループを前記3組の各き電線に車両移動方
向に順次接続する開閉器とを具備することを特徴とす
る。
第1図は、本発明中の、電機子コイル部の構成例を示
したものである。車両1の構成要素である台車2には、
界磁極が取り付けられる。また、地上の電機子コイル3
は、台車間距離L毎に電気的に区分される。ここで、区
分された電機子コイルは、一つおきに直列接続され、各
々コイルグループ4、5を構成する。
したものである。車両1の構成要素である台車2には、
界磁極が取り付けられる。また、地上の電機子コイル3
は、台車間距離L毎に電気的に区分される。ここで、区
分された電機子コイルは、一つおきに直列接続され、各
々コイルグループ4、5を構成する。
第2図は、本発明の一例を示したものである。台車と
電機子コイルの構成は、第1図で述べたとおりである。
ここでは、区分された電機子コイルを一つおきに3個直
列に接続し、一つのグループを構成している。そして、
コイルグループ4は開閉器8を介してき電線12に接続さ
れる。同様に、コイルグループ5は開閉器9を介してき
電線13に、コイルグループ6は開閉器10を介してき電線
14に、コイルグループ7は開閉器11を介してき電線12に
それぞれ接続される。この例では、多数のコイルグルー
プは、各々開閉器を介して、3組のき電線に順次接続さ
れる。また、3組のき電線には、各々周波数変換器15、
16、17が接続される。
電機子コイルの構成は、第1図で述べたとおりである。
ここでは、区分された電機子コイルを一つおきに3個直
列に接続し、一つのグループを構成している。そして、
コイルグループ4は開閉器8を介してき電線12に接続さ
れる。同様に、コイルグループ5は開閉器9を介してき
電線13に、コイルグループ6は開閉器10を介してき電線
14に、コイルグループ7は開閉器11を介してき電線12に
それぞれ接続される。この例では、多数のコイルグルー
プは、各々開閉器を介して、3組のき電線に順次接続さ
れる。また、3組のき電線には、各々周波数変換器15、
16、17が接続される。
第3図は、第2図の給電システムにおける車両の位置
と開閉器の動作との関係を示したものである。ここで
は、車両1は、図中左から右に移動するものとしてい
る。図の位置、すなわち台車の先頭部が地点P1にある
時、開閉器8と9はONされており、台車に対向するコイ
ルグループ4、5は各々周波数変換器15、16から給電さ
れる。次に、台車の先頭部がコイルグループ6にさしか
かった地点P2で、開閉器10をONして周波数変換器17から
6に給電を行う。そして、台車がコイルグループ4を抜
けた地点P3で、開閉器8をOFFして4への給電を停止す
る。以下同様に、台車がそのコイルグループにさしかか
ったら、これに対応する開閉器をONして給電を開始し、
台車がこれを抜けた時点で、その開閉器をOFFして給電
を停止する。
と開閉器の動作との関係を示したものである。ここで
は、車両1は、図中左から右に移動するものとしてい
る。図の位置、すなわち台車の先頭部が地点P1にある
時、開閉器8と9はONされており、台車に対向するコイ
ルグループ4、5は各々周波数変換器15、16から給電さ
れる。次に、台車の先頭部がコイルグループ6にさしか
かった地点P2で、開閉器10をONして周波数変換器17から
6に給電を行う。そして、台車がコイルグループ4を抜
けた地点P3で、開閉器8をOFFして4への給電を停止す
る。以下同様に、台車がそのコイルグループにさしかか
ったら、これに対応する開閉器をONして給電を開始し、
台車がこれを抜けた時点で、その開閉器をOFFして給電
を停止する。
第4図は、区分された電機子コイルを一つおきに4個
直列に接続して、グループを構成した例を示している。
各コイルグループは、車両の先頭台車と後尾台車の間隔
長3L以上の間隔、すなわち3Lならびに5Lの間隔を隔て
て、順次、構成される。コイルグループ404は開閉器908
を介してき電線12に接続される。同様に、このコイルグ
ループ404より3L長隔てたコイルグループ405は開閉器90
9を介してき電線13に、さらにコイルグループ405より5L
長隔てたコイルグループ406は開閉器910を介してき電線
14にというように、各コイルグループは各々開閉器を介
して3組のき電線に、車両移動方向に順次接続される。
また、3組のき電線には、各々周波数変換器15、16、17
が接続される。
直列に接続して、グループを構成した例を示している。
各コイルグループは、車両の先頭台車と後尾台車の間隔
長3L以上の間隔、すなわち3Lならびに5Lの間隔を隔て
て、順次、構成される。コイルグループ404は開閉器908
を介してき電線12に接続される。同様に、このコイルグ
ループ404より3L長隔てたコイルグループ405は開閉器90
9を介してき電線13に、さらにコイルグループ405より5L
長隔てたコイルグループ406は開閉器910を介してき電線
14にというように、各コイルグループは各々開閉器を介
して3組のき電線に、車両移動方向に順次接続される。
また、3組のき電線には、各々周波数変換器15、16、17
が接続される。
本発明によれば、駆動に必要な電力な常に2組ないし
3組の周波数変換器から供給されるため、電機子コイ
ル、開閉器、き電線ならびに周波数変換器の定格電圧
を、従来システムの1/2に低減することができる。
3組の周波数変換器から供給されるため、電機子コイ
ル、開閉器、き電線ならびに周波数変換器の定格電圧
を、従来システムの1/2に低減することができる。
第1図は本発明中の電機子コイル部の構成例を示したも
の、第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図は
第2図の給電システムの動作を示すタイムチャート、第
4図は実施例として電機子コイルを4個直列に接続した
場合の構成図である。 1……車両 2……台車 3……電機子コイル 4、5、6、7、404、405、406、407、408、409、410
……電機子コイルグループ 8、9、10、11、908、909、910、911、912、913、914
……開閉器 12、13、14……き電線 15、16、17……周波数変換器
の、第2図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図は
第2図の給電システムの動作を示すタイムチャート、第
4図は実施例として電機子コイルを4個直列に接続した
場合の構成図である。 1……車両 2……台車 3……電機子コイル 4、5、6、7、404、405、406、407、408、409、410
……電機子コイルグループ 8、9、10、11、908、909、910、911、912、913、914
……開閉器 12、13、14……き電線 15、16、17……周波数変換器
Claims (1)
- 【請求項1】車上の界磁極を台車に取り付け、地上に電
機子コイルを配置したリニアシンクロナスモータの給電
システムにおいて、 台車間距離の整数倍毎に電気的に区分された電機子コイ
ルを一つおきに幾つか直列に接続し、車両の先頭台車と
後尾台車の間隔長以上の間隔を隔てて構成したコイルグ
ループと、前記コイルグループに沿って敷設された3組
のき電線と、前記き電線に給電するために前記各き電線
にそれぞれ接続された3組の周波数変換器と、前記コイ
ルグループを前記3組の各き電線に車両移動方向に順次
接続する開閉器とを具備することを特徴とする台車方式
リニアモータの給電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63238964A JP3116952B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 台車方式リニアモータの給電方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63238964A JP3116952B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 台車方式リニアモータの給電方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0287906A JPH0287906A (ja) | 1990-03-28 |
JP3116952B2 true JP3116952B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17037913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63238964A Expired - Fee Related JP3116952B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 台車方式リニアモータの給電方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116952B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05304702A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-16 | Railway Technical Res Inst | 短き電セクション多重き電方式 |
US7549801B2 (en) | 2004-02-05 | 2009-06-23 | Yugen Kaisha Newly Laboratory | Heavy load support system |
KR100857769B1 (ko) * | 2008-01-11 | 2008-09-09 | 주식회사 동양이지텍 | 무선안테나를 이용한 온수매트용 온도조절기의 전자파자동차폐장치 |
CN106740248B (zh) * | 2017-01-24 | 2019-01-22 | 株洲中车时代电气股份有限公司 | 一种高速磁悬浮交通系统及其列车的牵引供电系统 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63238964A patent/JP3116952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0287906A (ja) | 1990-03-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |