JP3116810U - 送りネジに落下防止メカニカルブレーキユニットを使用したポール昇降機。 - Google Patents

Abstract

【課題】積柱式ポール昇降機の送りねじ駆動部ハンドル軸にメカニカルブレーキユニットを取り付けることによって、昇降作業中にポールおよび積載物の落下を防止し、安全性を高めた昇降機を提供する。
【解決手段】送りネジを回転させるハンドル軸に、メカニカルブレーキユニットを取付け、ポールの昇降中に回転ハンドルを手から離しても、ブレーキユニットの摩擦板とデスクハブが密着してハンドル回転にブレーキ力が発生し、ポールおよび積載物の自然落下を防止する昇降機である。
【選択図】図１

Description

この考案は、積柱式ポール昇降機の送りネジ駆動部のハンドル軸に、メカニカルブレーキユニットを使用することによって昇降作業中に、ポールおよび積載物の落下を防止し安全性を高めることを特徴とするものである。

従来の積柱式ポール昇降機は、構造簡単な落下防止機構を備えたものであった。

考案が解決しようとする課題

この昇降機には、次のような欠点があった。
（１）落下防止機構は、ポール軸にポール材と摩擦材料とのすべり摩擦力を応用した、構造簡単な落下防止機構であった。
（２）昇降操作のストローク作業中、積載重量およびポール全体の重量が大きくなった場合、ストローク作業の挙動のちょつとしたばらつきで、積載物およびポールが落下する事故があり安全性に不安があった。
本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

課題を解決するための手段

送りねじを回転させるハンドル軸に、メカニカルブレーキユニットを取り付け、ポールの昇降中に回転ハンドルを手から離しても、ブレーキユニットの摩擦板とデスクハブが蜜着してハンドル回転軸にブレーキ力が発生し、ポールおよび積載物の自然落下を防止する昇降機である。

考案の効果

送りねじの昇降ハンドルに、メカニカルブレーキユニットが組み込まれているので、昇降作業中にどの位置で作業を中止しても、その時点でブレーキ力が発生するので自然落下することなく安全である。

以上本考案の実施例について説明する。
この昇降機は、（２）ハンドル車を回すと（３）かさ歯車、（４）アイドル軸、（５）平歯車を介して（１）送りねじを回転させる。（１）送りねじが回転することで、（７）ブラケットが上昇、下降する構造となっている。
本考案は、（３）かさ歯車の軸と、（２）ハンドル車の間に（１）メカニカルブレーキユニットを設けることで、任意の位置でハンドル車から、手を離してもメカニカルブレーキユニット内に摩擦力が発生して、自然落下を防止する構造である。

本考案の正面図 メカニカルブレーキの詳細図

符号の説明

１メカニカルブレーキユニット ２ハンドル車
３かさ歯車 ４アイドル軸
５平歯車 ６送りねじ
７ブラケット

Claims (1)

1. ボールねじ駆動軸にメカニカルブレーキユニットを使用したポール昇降機。

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