JP3116780U - 作業用目盛りをプリントした資材。 - Google Patents

Abstract

【課題】厳密な加工精度を要求しない下水道工事、電気工事、空調工事、建設工事などにおいて、作業時にスケールを使って切り取り、曲げなどのマーキングの必要のない工事用資材を提供する。
【解決手段】上水道、下水道、プラント工事用樹脂管およびスチール管、空調配管及び断熱材、電気、通信工事用配管及び電線、建築用資材及び仮設材、テープ状の加工及び加工補助材等の工事用資材を製造する段階で、作業用目盛りをプリントしておく。下水道、電気、空調、建設などの資材加工、工事では数ミリ単位の制度を必要としない場合が多く、資材にプリントした作業用目盛りが有効に使える。また、ドラムに巻いた電線、チューブ、テープなどを巻き戻して切り取る作業では作業ロス、資材ロスの改善が期待できる。
【選択図】図１

Description

産業上の利用分野

主に、上水道、下水道、空調、電気、通信、建設などの資材加工、現場工事。

請求項１に示す資材には、加工作業及び工事を容易にする為の工事用目盛りがプリントされていない。

考案が解決しょうとする問題点

資材を必要な長さに切断、又は曲げ、組み立てなどの作業をする時、その都度、資材に物差しを当ててマーキングする必要があった。

ドラムに巻いたもの、ループ状にした電線、樹脂管、パイプなどの資材を巻き戻して切り取る作業では、材料に曲げ癖が残り正確に測り取りにくい。この為に、材料不足を避けようとして資材を余分に切り取る傾向がり、ロスを招いている。

課題を解決する為の手段

資材を製造する段階で、請求項２に示す作業目盛りをプリントしておく。
目盛りの単位、マーク類は、資材の種類、加工方法により適切なものを選択する。

考案の効果

この提案により次の効果が期待できる。 （１）加工精度が許される範囲で全体を測る必要が無くなる。 または、限られた区間の目盛りのみ測ればよい。 （２）長手方向に連続した目盛りがあることで、曲げ方向の目安になる。 （３）ドラムに巻いた資材の採寸が容易になり余分に切り取るロスが減少する。 （４）資材を測り売りする販売店でもこの目盛りは利用出来る。 （５）直管にプリントされた目盛りを使えば簡易的な物差しに利用できる。 （６）半端になった資材の残量も容易にわかる。

は、工事用資材である水道用塩化ビニール配管に、資材の長さを示す目盛りをプリントした状態を示す。目盛りの単位、マーキングは資材の種類、工事、加工方法により適切なものを選択する。

Claims (2)

1. 加工及び工事用資材に、作業を容易にする為の作業用目盛りを付けた資材。
   資材とは、（１）上水道、下水道、プラント工事用の樹脂管及びスチール管。 （２）空調用配管及び断熱材。 （３）電気、通信工事用配管および電線。 （４）建設用資材および仮設資材。 （５）テープ状の加工および加工補助材等。
2. 資材に付ける作業用目盛りは、メートル法に基づく目盛りで、資材の表面の長手方向に平行して、資材の種類、工法に適合した目盛りやマークをプリントしたもの。

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