JP3116088U - 振り子式頚椎牽引道具 - Google Patents

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Abstract

【課題】頚椎の牽引を安価で簡単な道具で行うことが出来、また、牽引力の強弱の調整方法に大がかりな装置を必要とせず安価で寝ながら簡単に操作出来る道具を提供する。
【解決手段】仰向けに寝ている人の頭部を輪っか状に縛った帯の中に入れ、その輪っか状に縛った帯の上端を垂直上方向よりも頭頂側にロープで引っ張ることにより振り子の運動する力の向心力と重力との合力を利用し、頚椎の牽引を可能にする。また、帯が頭部から外たり、横ずれを起こすのを防止するための平ベルトを備え付けることで長時間、安定した頚椎の牽引を可能にする。また、ロープに長さ調節手段を設けることで被牽引者は寝ながらにして牽引力の強弱調整を可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、振り子の運動を頚椎の牽引に応用した頚椎牽引道具に関するものである。
従来の頚椎を牽引する技術や方法では、高額で大きな機械や装置を必要としていたため、通院を余儀なくされた。
従来の頚椎を牽引する技術や方法では、被牽引者は寝ながらにして頚椎の牽引を安価で簡単な道具で出来なかった。また、長時間、安定した牽引力を安価で簡単な方法で行うことが出来なかった。また、牽引力の強弱の調整方法には大がかりな装置が必要で安価で寝ながら簡単に操作出来る物はなかった。これらの点をこの考案は解決しょうとするものである。
上記問題を解決するため、仰向けに寝ている人の頭部を輪っか状に縛った帯の中に入れ、その輪っか状に縛った帯の上端を垂直上方向よりも頭頂側にロープで引っ張ることにより振り子の運動する力の向心力と重力との合力を利用し、頚椎の牽引を可能にする。
また、輪っか状に縛った帯に被牽引者の頬から顎を通り反対側の頬に平ベルトを連結させ、帯が頭部から外れたり、横ずれを起こすのを防止するための平ベルトを備え付けることで長時間、安定した頚椎の牽引を可能にする。
また、ロープに長さ調節手段を設けることで被牽引者は寝ながらにして牽引力の強弱調整が可能となり、上記問題点を解決している。
本考案は、従来の頚椎牽引の方法とは異なり、振り子の運動する力を応用し被頚椎牽引者自身の頭部にかかる重力と向心力の合力を利用することで、安価で簡単な道具を使用するだけで頚椎の牽引を可能にした。
本考案により、費用や使い安さの面から一般家庭内への普及が容易となり、治療のために通院を余儀なくされていた人達が自宅でいつでも手軽に頚椎の牽引が可能となる。
また、本考案により、従来の頚椎牽引装置や道具よりも装具の装脱着が簡単で、束縛感も少なく外れ、ずれの防止を可能にした。
本考案により、被牽引者はこの道具を枕代わりのようにして横になり、リラックスした状態で牽引力の強弱の調整を安易に寝ながら操作することを可能にした。
上記目的を達成するための最良の形態は、まず、家の中にある柱等に床から被牽引者の目の高さ付近に被牽引者の頭部を引き上げ、振り子運動を起こすための支点となる金属性のフックを設置する。そのフックの素材は金属性で幅は5mmの物を使用する。
被牽引者の頭部を包み入れる輪っか状に縛った帯の上端にロープの端を連結させ、そのロープのもう一端を前記金属製のフックに連結させる。
その輪っか状に縛った帯の幅は10cm、長さ80cm、素材は木綿の帯を使用する。
また、ロープは太さ5mm、長さは170cmの物を使用。
支点の金属製フックから輪っか状に縛った帯の上端までのロープの長さは輪っか状に縛った帯の下が床より少しだけ浮いている状態の長さに設定する。
そのロープの長さを調節するために、内径5mmの穴を2カ所持つ、横15mm、縦30mm、厚さ3mmのロープをスライドさせる金具を使用。
スライドさせる金具の一つの穴にロープを通して輪っか状の帯と連結、折り返してもう一つの穴に固定させ、金具をスライドさせることで長さ調節を行う。
被牽引者は自身の頭部を輪っか状態に縛った帯の中に入れ、フックの下に被牽引者の頭頂部が来るように仰向けで寝る。
次に、被牽引者は寝ながら自身の頭頂部を支点フックの真下地点より少しずつ離していきながら、適度の頚椎牽引力を得る。
また、輪っか状に縛った帯の内側には被牽引者の頭部と耳が痛くならないように、厚さ2cmのゴム製のスポンジを被牽引者の耳に当たる部分は除いて接着剤で固定しておく。
また、輪っか状に縛った帯に被牽引者の頬から顎を通り反対側の頬に平ベルトを連結させ、帯が頭部から外れたり、横ずれを起こすのを防止するための平ベルトを装着する。
本考案の実施状態を示した全体図である。 支点部分のフックの断面図である。 ロープの長さを調節するスライド金具の実施状態を示した部分図である。 輪っか状に縛った帯部分の斜視図である。
符号の説明
1 支点のフック
2 ロープ
3 スライド金具
4 輪っか状に縛った帯
5 マジックテープ(登録商標)凹面
6 マジックテープ(登録商標)凸面
7 ゴム製スポンジ
8 平ベルト

Claims (3)

  1. 仰向けに寝ている人の頭部を輪っか状に縛った帯の中に入れ、その輪っか状に縛った帯の上端を垂直上方向よりも頭頂側にロープで引っ張ることにより振り子の運動する力の向心力と重力との合力を利用し、頚椎の牽引を可能にする振り子式の頚椎牽引道具。
  2. 輪っか状に縛った帯に被牽引者の頬から顎を通り反対側の頬に平ベルトを連結させ、帯が頭部から外れたり、横ずれを起こすのを防止するための平ベルトを備え付けることで長時間、安定した頚椎の牽引を可能にすることを特徴とする請求項1記載の振り子式の頚椎牽引道具。
  3. ロープに長さ調節手段を設けることによって被牽引者の頭部の床からの高さと頚椎を牽引する力の強弱調整機能を有することを特徴とする請求項1記載の振り子式の頚椎牽引道具。
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