JP3115658U - あかすり用手拭 - Google Patents

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泰次 宮田
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【課題】天然の麻糸で編織したタオルのような感触が得られて、あかすり効果も良好で、さらに耐久性にすぐれたあかすり用手拭を製造する。
【解決手段】複数本の合成繊維糸3を組み合わせた芯材にメローミシンによって合成繊維糸6を巻縫いして合成繊維糸の結束糸7を形成し、この合成繊維糸の結束糸7を経糸または/および緯糸に使用して所定の大きさの手拭の織物を形成するものである。2〜6本のポリエステルの合成繊維糸の芯材にナイロンの合成繊維糸6を巻縫いして合成繊維糸の結束糸7を形成することが好ましく、合成繊維糸の結束糸7を経糸および緯糸の全部に使用して手拭を編織することが望ましい。
【選択図】図2

Description

本考案は、浴用分野におけるあかすり用手拭に関するものである。
日本人は、温泉をはじめ、サウナ風呂や通常の風呂を好み、身体を洗うのに専らタオルを使用して行っている。この浴用のタオルは、通常では布地にパイルを設けたものが知られているが、布地やパイルが弱く、耐久性に乏しいものであった。
そこで、特許調査した結果、実登録第3071619号公報、実登録第3069147号公報などが検索された。
実登録第3071619号公報は、基布の糸を260デニール、浮糸を850デニールの太さのものとしたりして強化し、かつ布帛内の空隙を多くして泡立ち性が良く、ハリ、コシを有するものとしている。
また、実登録第3069147号公報は、アクリル繊維を主成分として熱収縮性アクリル繊維の花糸を直交方向に多数挟み込んで、花糸を熱収縮して花糸による毛羽を叢生したアクリル繊維のあかすりタオルとしたものである。
しかし、これらの繊維布は、泡立ち性がよく、風合いもよくできるものの、天然の麻糸で編織したタオルのような感触が得られなく、あかすり効果が今一歩であった。
実登録第3071619号公報 実登録第3069147号公報
本考案の解決しようとする課題は、天然の麻糸で編織したタオルのような感触が得られて、あかすり効果も良好で、さらに耐久性にすぐれたあかすり用手拭を製造することにある。
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、複数本の合成繊維糸を組み合わせた芯材にメローミシンによって合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成し、この合成繊維糸の結束糸を経糸または/および緯糸の一部または全部に使用して所定の大きさの手拭の織物を形成したことを特徴とするあかすり用手拭を提供するにある。
また、2〜6本のポリエステルの合成繊維糸の芯材にナイロンの合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成したことを特徴とするあかすり用手拭を提供するにある。
さらに、合成繊維糸の結束糸を経糸および緯糸に使用して手拭を編織したことを特徴とするあかすり用手拭を提供するにある。
さらにまた、芯材の合成繊維糸を10〜20デニール、巻縫いする合成繊維糸を20〜40デニールとし、合成繊維糸の結束糸を3〜5mmピッチのやや粗目状に編織したことを特徴とするあかすり用手拭を提供するにある。
本考案のあかすり用手拭は、複数本の合成繊維糸を組み合わせた芯材にメローミシンによって合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成したので、合成繊維糸を結束状態にできて泡立てをよくできるとともに、巻縫いによって麻状の感触がえられ、さらに耐久性も得られるものである。
そして、この合成繊維糸の結束糸を経糸または/および緯糸の一部または全部に使用して所定の大きさの手拭の織物を形成したことによって、泡立てのよい、麻状の感触で、耐久性のよいあかすり用手拭が得られるものである。
また、2〜6本のポリエステルの合成繊維糸の芯材にナイロンの合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成したことによって、天然の麻素材の感触を実用化できて、上記のように耐久性のよいあかすり用手拭が得られるものである。
さらに、合成繊維糸の結束糸を経糸および緯糸の全部に使用して手拭を編織したことによって、上記した合成繊維糸の結束糸が経糸、緯糸の両方に編組みされたあかすり用手拭の好適なものを得ることができる。
さらにまた、芯材の合成繊維糸を10〜20デニール、巻縫いする合成繊維糸を20〜40デニールとし、合成繊維糸の結束糸を3〜5mmピッチのやや粗目状に編織したことによって、芯材は細くて、ハリ、コシを得られるとともに、巻縫い糸が少し太くて、麻状の感触の耐久性のよいあかすり用手拭が得られるものである。
本考案のあかすり用手拭は、複数本の合成繊維糸を組み合わせた芯材にメローミシンによって合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成し、この合成繊維糸の結束糸を経糸または/および緯糸の一部または全部に使用して所定の大きさの手拭の織物を形成したことを特徴としている。
あかすり用手拭1は、図1のようにオーバーロックのメローミシン2を利用して、2ないし複数本の合成の繊維糸3を組み合わせた芯材4をメローミシン2に供給し、この芯材4をミシン針5を介して合成の繊維糸の針糸6を上記した組み合わせの芯材4に掛合して巻縫いし、所要の合成繊維糸の結束糸7を形成していくようにしている。
そして、図2のようにこの結束糸7を経糸8または/および緯糸9に使用して所定の大きさの手拭の織物を編織し、あかすり用手拭として使用できるようにしている。
この合成の繊維糸3は、複数本とすることにより含水性のある、泡立てのよい、天然の麻素材の感触を実用化できて、上記のように耐久性のよいあかすり用手拭が得られるものである。この繊維糸3としては、本考案の趣旨の範囲で手拭に好ましい適宜の太さ、本数とすることができる。
上記した結束糸7は、図1のようにオーバーロックのメローミシン2に上記した芯材4を供給して、搖動昇降するミシン針5の針糸6に上糸11、下糸12をかがり縫いして掛合することによって容易かつ迅速に得ることができる。
このように形成した結束糸7を図2のように編成機に経糸8または/および緯糸9に使用し、この緯糸または経糸に同じく結束糸7またはポリエステル等の合成繊維糸を編成糸として平織り等の所定の大きさの手拭の織物を編織していくことができるもので、本考案の趣旨にもとづいて適宜に編織することができるものである。
図1、図2は、本考案の一実施例を示すものである。10〜20デニールのポリエステルの繊維糸3の2〜4本を適宜に混合して、図1のようにオーバーロックのメローミシン2のガイド板13に供給し、メローミシン2を駆動してミシン針5を搖動、昇降して10〜20デニールのポリエステルの繊維糸の針糸6を上糸11、下糸12を介して掛合して巻縫いし、ポリエステルの繊維糸3を適宜に混合した結束糸7を作っていく。その際、メローミシン2の後方に引っ張り用にローラーを設けて引っ張るようにするのが、円滑に結束糸7を作れて好ましい。
そして、この結束糸7を図2のように経糸8および緯糸9として供給し、織物機で編織していくものである。このようにして平織り等に編織した手拭をあかすり用手拭として使用することができる。
その際、合成繊維糸の結束糸を3〜5mmピッチのやや粗目状に編織すると、やや粗目状の手拭が得られ、より麻素材の感触のあかすり用として好適なものである。
本発明の一実施例の結束糸の形成説明用図、 同上の手拭の織物の製造説明用図。
符号の説明
1…あかすり用手拭 2…メローミシン 3…繊維糸 4…芯材
7…結束糸

Claims (4)

  1. 複数本の合成繊維糸を組み合わせた芯材にメローミシンによって合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成し、
    この合成繊維糸の結束糸を経糸または/および緯糸の一部または全部に使用して所定の大きさの手拭の織物を形成したことを特徴とするあかすり用手拭。
  2. 2〜6本のポリエステルの合成繊維糸の芯材にナイロンの合成繊維糸を巻縫いして合成繊維糸の結束糸を形成した請求項1に記載のあかすり用手拭。
  3. 合成繊維糸の結束糸を経糸および緯糸に使用して手拭を編織した請求項1または2に記載のあかすり用手拭。
  4. 芯材の合成繊維糸を10〜20デニール、巻縫いする合成繊維糸を20〜40デニールとし、合成繊維糸の結束糸を3〜5mmピッチのやや粗目状に編織した請求項1ないし3のいずれかに記載のあかすり用手拭。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291372A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Miyata Fuhaku Kk 巻縫いした炭素繊維糸およびその織物
JP2012193482A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Hyogo Prefecture 繊維強化複合材料およびその成形体
JP2014012920A (ja) * 2013-09-06 2014-01-23 Miyata Fuhaku Kk 織物による炭素繊維強化複合材料の成形方法
JP2019189971A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 兵庫県 巻き縫い掛合による彩色糸

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