JP3115425B2 - 塗料組成物及びこの塗料組成物による塗膜が構成されてなるフィン材、フィンの製造方法並びに熱交換器 - Google Patents

塗料組成物及びこの塗料組成物による塗膜が構成されてなるフィン材、フィンの製造方法並びに熱交換器

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JP3115425B2
JP3115425B2 JP04213022A JP21302292A JP3115425B2 JP 3115425 B2 JP3115425 B2 JP 3115425B2 JP 04213022 A JP04213022 A JP 04213022A JP 21302292 A JP21302292 A JP 21302292A JP 3115425 B2 JP3115425 B2 JP 3115425B2
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堅 勝又
建 当摩
千弘 真砂
秀樹 手塚
雅之 泉
千鶴 芦田
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Kyoeisha Chemical Co Ltd
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Kyoeisha Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料組成物及びこの塗
料組成物による塗膜が構成されてなるフィン材、フィン
の製造方法並びに熱交換器に関するものである。
【0002】
【発明の背景】最近、生活水準の向上に伴いルームエア
コンが急速に普及し、熱交換器用のフィン材の需要は著
しく高い。このフィン材としては、軽量性、加工性、さ
らには熱伝導性に優れたアルミニウム又はアルミニウム
合金(以下、アルミニウム合金)が広く使用されてい
る。そして、熱交換器に組み込まれているフィンは、熱
交換効率の向上を目的として、すなわちフィンの水濡性
を良くする為に、アルミニウム合金材の表面にベーマイ
ト処理などの化成処理を施したり、塗装処理することが
行われている。つまり、フィン材であるアルミニウム合
金の腐食防止の為のみならず、熱交換器の運転中に発生
する凝縮水の付着による通風抵抗の増大を防止し、熱交
換効率の低下を起こさせないようにする為、ベーマイト
処理などの化成処理を施したり、塗装処理することが行
われている。
【0003】ところで、アルミニウム合金材をフィンの
形状に加工した後、塗装処理などの表面処理がなされる
のが一般的であったが、最近では、工程の簡略化や塗膜
の均一性といった面から、フィンに加工する前のアルミ
ニウム合金材からなるコイルの表面に塗装を施し、この
後フィンの形状に加工するといったプレコート法に対す
る期待が高まっている。
【0004】このようなプレコート法として、例えばコ
イル表面に界面活性剤やシリカを含有する水性塗料を塗
布した後、フィンの形状に加工するといった手段が提案
(特開昭55−164264号公報)されている。すな
わち、塗膜に存在しているシリカと界面活性剤の作用に
より、塗膜に付着した凝集水を拡がらせ、フィン間を通
過する空気の通路断面積の減少を防止し、通風抵抗を減
少させ、風量の増加を図ろうとするものである。
【0005】しかしながら、この提案のものでは、界面
活性剤やシリカを含有する水性塗料を塗布した後にフィ
ンの形状に加工するものであるから、塗膜に存在するシ
リカの為に金型の耐久性に乏しく、それ故コストが高く
付く問題点が起きるに至った。そこで、表面に親水性高
分子化合物と架橋剤を含有する塗料を塗布、硬化させた
後、アルカリ水溶液による処理を施し、これによって表
面粗さを粗くして水濡性を向上させたコイルを得た後、
フィンの形状に加工するといった手段が提案(特開昭6
1−227877号公報)されている。
【0006】これによれば、シリカを塗膜中に存在せし
めていないことから、プレス加工に用いられる金型の耐
久性の低下を防止できているものの、表面処理の工程が
増えており、この点からコストが高く付いており、根本
的な解決を得るに至っていない。又、親水性も充分なも
のではなかった。
【0007】
【発明の開示】本発明の目的は、熱交換器を低廉なコス
トで製造できる技術を提供することである。この本発明
の目的は、ニトリル基を有する共役系単量体(a)、ヒ
ドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カルボキシル
基を有する共役系単量体(c)、アルキル基を有する共
役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/又は非共役
系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)を用いて構
成された重合体(α)の酸基が、アミン系化合物(β)
及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中和すること
により構成された親水性の樹脂と、ポリグリシジルエー
テルの群の中から選ばれる少なくとも一つの硬化剤とを
含有することを特徴とする塗料組成物によって達成され
る。
【0008】又、ニトリル基を有する共役系単量体
(a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
和することにより構成された親水性の樹脂と、ポリグリ
シジルエーテルの群の中から選ばれる少なくとも一つの
硬化剤とを反応させて構成された塗膜が表面に設けられ
てなることを特徴とするフィン材によって達成される。
【0009】又、ニトリル基を有する共役系単量体
(a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
和することにより構成された親水性の樹脂と、ポリグリ
シジルエーテルの群の中から選ばれる少なくとも一つの
硬化剤とを含有する塗料をアルミニウム又はアルミニウ
ム合金材の表面に塗布した後、所定の形状に加工するこ
とを特徴とするフィンの製造方法によって達成される。
【0010】又、ニトリル基を有する共役系単量体
(a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
和することにより構成された親水性の樹脂と、ポリグリ
シジルエーテルの群の中から選ばれる少なくとも一つの
硬化剤とを反応させて構成された塗膜が表面に設けられ
てなるフィンが組み込まれてなることを特徴とする熱交
換器によって達成される。
【0011】尚、上記の発明におけるニトリル基を有す
る共役系単量体(a)/ヒドロキシ基を有する共役系単
量体(b)/カルボキシル基を有する共役系単量体
(c)/アルキル基を有する共役系単量体(d)/Pを
有する共役系及び/又は非共役系単量体(e)の割合
は、重量比で5〜25/3〜15/60〜85/0.5
〜7/0〜6(但し、0を含まない)、望ましくは10
〜20/3〜8/70〜80/2〜5/1〜5であるこ
とが好ましく、そして前記の単量体の総量100重量部
に対してリン酸塩化合物(f)は0.1〜7重量部、望
ましくは0.5〜3重量部であるものが好ましく、又、
重合体(α)の平均分子量は1000〜50000、望
ましくは2000〜35000であるものが好ましく、
又、重合体(α)の部分中和の程度は0.5〜7、望ま
しくは1〜3であるものが好ましく、そして親水性の樹
脂/硬化剤の割合は、重量比で1.05〜1.2、望ま
しくは1.10〜1.15であるものが好ましい。
【0012】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。塗膜を構成する樹脂の構成成分である共役系単量体
(a)におけるニトリル基は、極性が著しく高い。この
ことは、樹脂の親水性を高くすることを意味するもの
の、樹脂自体のアルミニウム合金に対する密着性を低下
させるといったような水溶化に至ることはない。それの
みか、このニトリル基の存在によってアルミニウム合金
に対する密着性が向上するものとなる。
【0013】尚、このような単量体(a)としては、例
えばアクリロニトリルやメタアクリロニトリルなどが挙
げられる。中でも、アクリロニトリルは好ましい一例で
ある。塗膜を構成する樹脂の構成成分であるヒドロキシ
基を有する共役系単量体(b)は、硬化剤成分と架橋反
応を起こし、アルミニウム合金に対する密着性、機械的
強度(強靱性)、可撓性などの特性に優れた塗膜を構成
するものとなる。
【0014】尚、このような単量体(b)としては、例
えば2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシブ
チルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルアクリレート、2,3−ジヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、2,3−ジヒドロキ
シプロピルアクリレートなどが挙げられる。中でも、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピルメタ
クリレート、2,3−ジヒドロキシプロピルアクリレー
トなどが好ましいものである。
【0015】塗膜を構成する樹脂の構成成分であるカル
ボキシル基を有する共役系単量体(c)は、アニオン系
の親水性を有する機能が有り、そしてアミン系化合物や
アルカリ金属の水酸化物との部分中和物は一層親水性を
高めるものとなる。又、硬化剤成分と架橋反応を起こ
し、アルミニウム合金に対する密着性、機械的強度(強
靱性)、可撓性などの特性に優れた塗膜を構成するもの
となる。
【0016】尚、このような単量体(c)としては、例
えばアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、クロ
トン酸、イタコン酸、フマル酸、あるいはこれらの酸の
ハーフエステルなどが挙げられる。中でも、アクリル酸
やメタクリル酸が好ましいものである。塗膜を構成する
樹脂の構成成分であるアルキル基を有する共役系単量体
(d)は、上記単量体(a),(b),(c)のみによ
って構成された樹脂がガラス転移温度の高すぎるものと
なり、密着性、強靱性及び柔軟性に劣るものとなったこ
とから、このガラス転移温度を低下させる為に用いられ
るものである。すなわち、この単量体(d)を用いるこ
とによって、密着性、強靱性及び柔軟性の特長が向上
し、塗膜性が高まるものとなる。
【0017】尚、このような単量体(d)としては、例
えばメチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、エチルアクリレート、プロピルメタ
クリレート、プロピルアクリレート、シクロヘキシルメ
タクリレート、シクロヘキシルアクリレートなどが挙げ
られる。中でも、メチルメタクリレート、エチルアクリ
レート、シクロヘキシルアクリレートなどが好ましいも
のである。
【0018】塗膜を構成する樹脂の構成成分であるPを
有する共役系及び/又は非共役系単量体(e)は、リン
原子P自体の有する不対電子の効果によって有機電子論
的にマイナスを帯び、これによってアルミニウム合金に
対する密着性が向上すると共に、アミン系化合物やアル
カリ金属の水酸化物との作用により親水性を向上させる
ものともなる。
【0019】尚、このような単量体(e)のうちの共役
系単量体としては、例えば2−ホスホキシエチルメタク
レート、2−ホスホキシエチルアクレート、2−ホスホ
キシプロピルメタクレート、2−ホスホキシプロピルア
クレートなどが挙げられ、又、非共役系単量体として
は、例えば3−ホスホキシアリール、3−ホスホキシメ
タリール、3−ホスホンアリール、3−ホスホンメタリ
ールなどが挙げられる。中でも、2−ホスホキシエチル
メタクレート、2−ホスホキシエチルアクレートなどの
共役系のものが好ましい。
【0020】塗膜を構成する樹脂の構成成分であるリン
酸塩化合物(f)は、次亜リン酸ナトリウムや次亜リン
酸カリウムのような次亜リン酸塩とか亜リン酸ナトリウ
ムや亜リン酸カリウムのような亜リン酸塩、特に次亜リ
ン酸や亜リン酸のアルカリ金属塩が挙げられるものであ
って、このリン酸塩化合物(f)の存在によって樹脂の
分子量が決められるものであり、すなわち末端に付加し
てポリマーの一部となり、これによって付加重合反応が
停止すると共に、この因子がアニオン系の親水性を有し
ているから親水性を向上させるものとなり、更にはアル
ミニウム合金に対する密着性を向上させるものとなる。
【0021】上記のような単量体を用いて付加重合反
応、例えば水性媒体中での通常の重合反応が行われる。
単量体(a)、単量体(b)、単量体(c)、単量体
(d)及び単量体(e)の配合割合は、単量体(a)/
単量体(b)/単量体(c)/単量体(d)/単量体
(e)が重量比で5〜25/3〜15/60〜85/0
/5〜7/0〜6である場合が好ましかった。又、リン
酸塩化合物(f)の配合割合は、単量体(a)と単量体
(b)と単量体(c)と単量体(d)と単量体(e)の
総和100重量部に対して0.1〜7重量部のものであ
る場合が好ましかった。
【0022】そして、このような配合組成のものに重合
開始剤を加えて反応を行わせる。重合開始剤としては、
ビニル系の重合反応に使用されるものを使用することが
出来るが、水溶性の過硫酸アンモニウムや過硫酸カリウ
ムが好ましく、あるいはメタ亜硫酸ナトリウムやチオ硫
酸ナトリウム等を併用することも出来る。尚、このよう
な重合開始剤は上記の単量体の総和100重量部に対し
て0.1〜7重量部であることが好ましい。重合温度
は、レドックス系の場合には20〜50℃で行われ、そ
の他の場合には75〜85℃で行われる。
【0023】重合反応の結果得られる重合体(α)は、
平均分子量が1000〜50000、特に2000〜3
5000のものであることが好ましい。そして、この重
合体(α)は、アミン系化合物(β)及びアルカリ金属
の水酸化物(γ)で部分中和され、親水性の樹脂とされ
る。尚、この中和に際しては、ホスホン酸基は全て中和
されるものであり、カルボン酸基のみが一部中和された
ものとなる。中和処理は、重合操作後に行っても、ある
いは重合前の単量体の状態で行っていても良い。
【0024】アミン系化合物(β)は、重合体(α)の
親水性を増大させる役割を発揮し、又、硬化剤との反応
促進の役割をも発揮する。尚、このようなアミン系化合
物(β)としては、例えばアンモニア、炭素数1〜3の
アルキル基を有するモノ、ジあるいはトリアルキルアミ
ン(メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン)、アンモニアに炭素数2〜3のアルキレンオキサイ
ドを1〜3モル付加したモノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノー
ルアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールア
ミン、第4級アミンの水酸化物(トリメチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド、トリエチルアンモニウムハイド
ロオキサイド、トリプロピルアンモニウムハイドロオキ
サイド、ジメチルベンジルアンモニウムハイドロオキサ
イド、ジエチルベンジルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、ジプロピルベンジルアンモニウムハイドロオキサイ
ド)などが挙げられる。中でも、アンモニアや第4級ア
ミンの水酸化物が好ましい。尚、アンモニアを用いる場
合にはアンモニア水を用いても良い。
【0025】そして、このアミン系化合物(β)の配合
量は、重合体(α)100重量部に対して3〜15重量
部、望ましくは5〜12重量部であることが好ましい。
アルカリ金属の水酸化物(γ)は、重合体(α)の親水
性を増大させる役割を発揮し、又、硬化剤との硬化反応
後の塗膜に潤滑性を付与する役割が発揮される。
【0026】尚、このようなアルカリ金属の水酸化物
(γ)としては、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリ
ウムあるいは水酸化カリウムなどが挙げられる。中で
も、水酸化カリウムが好ましい。そして、このアルカリ
金属の水酸化物(γ)の配合量は、重合体(α)100
重量部に対して0.1〜7重量部、望ましくは0.5〜
5.5重量部であることが好ましい。
【0027】そして、ニトリル基を有する共役系単量体
(a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
を用いて構成された重合体(α)を、アミン系化合物
(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中和す
ることにより構成された親水性の樹脂に対して併用され
るポリグリシジルエーテルの群の中から選ばれる硬化剤
は、親水性、多孔性、さらには潤滑性を維持したまま塗
膜硬化の役割を発揮するものである。すなわち、ニトリ
ル基を有する共役系単量体(a)、ヒドロキシ基を有す
る共役系単量体(b)、カルボキシル基を有する共役系
単量体(c)、アルキル基を有する共役系単量体
(d)、Pを有する共役系及び/又は非共役系単量体
(e)、及びリン酸塩化合物(f)を用いて構成された
重合体(α)を、アミン系化合物(β)及びアルカリ金
属の水酸化物(γ)で部分中和することにより構成され
た親水性の樹脂のみによって形成される塗膜、あるいは
硬化剤が用いられたとしてもポリグリシジルエーテル以
外の硬化剤では不十分なものであったのである。
【0028】エポキシ系の硬化剤であるポリグリシジル
エーテルとしては、例えばポリエチレングリコールの部
分の分子量が44〜400のポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテルや、ポリプロピレングリコールの部
分の分子量が56〜600のポリプロピレングリコール
ジグリシジルエーテルなどが挙げられる。勿論、これ以
外にも各種のものが有るが、ポリエチレングリコールの
部分の分子量が44〜400のポリエチレングリコール
ジグリシジルエーテルを用いることが好ましい。
【0029】ポリグリシジルエーテルは、上記親水性の
樹脂100重量部に対して75〜95重量部用いられる
ことが好ましい。上記親水性の樹脂及びポリエチレング
リコールジグリシジルエーテル等の硬化剤からなる塗料
組成物がアルミニウム合金からなるコイル材の表面に塗
布されて塗膜が構成される訳であるが、この塗膜の厚さ
は0.5〜5μm、望ましくは1〜2μmであることが
好ましい。 塗布手段としては、ハケ塗り、浸漬、スプ
レー、静電塗装、ロールコーターなどの適宜な手段を用
いることが出来る。乾燥は公知な手段を用いることが出
来るが、180℃〜250℃の温度下に10秒〜90秒
維持することで良い。
【0030】そして、本発明になる塗料組成物からなる
塗料が塗布されてなるアルミニウム合金コイルに対して
所定の加工が施されてフィンが構成される。この加工に
際して、アルミニウム合金材の表面には上記特徴の塗膜
が設けられているから、金型の耐久性が良い。すなわ
ち、アルミニウム合金材の表面に設けられた塗膜自身に
潤滑機能があることから、金型に損傷が起きにくいので
ある。しかも、塗膜にはシリカのような成分を添加して
いないから、金型に損傷が一層起きにくい。
【0031】かつ、得られたフィン表面に形成されてい
る塗膜は親水性を有しており、水濡性に優れたものであ
る。しかも、アルミニウム合金材表面に形成されている
親水性及び潤滑性を有する塗膜の形成は1回の塗布で済
むものであり、極めて簡単なものであるから、フィンの
製造コストが低廉である。
【0032】以下、本発明を実施例により具体的に説明
する。
【0033】
【実施例】
〔実施例1〜3〕攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート及び窒素ガス導入管を付した1リットルの四つ口フ
ラスコに、イオン交換水300g、次亜リン酸ソーダ1
2g、過硫酸アンモニア15g、アクリル酸170g、
イタコン酸60g、無水マレイン酸30g、アクリル酸
n−ブチル25g、アクリロニトリル85g、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート40g、及び2−ホスホキ
シエチルメタクリレート4.1gを仕込み、窒素ガス気
流下で5時間ラディカル重合反応を行わせ、濃度が59
%の重合体(α)を得た。
【0034】このようにして得られた重合体(α)を、
水酸化リチウム(実施例1)、水酸化ナトリウム(実施
例2)、水酸化カリウム(実施例3)を各々用いてpH
5まで部分中和し、さらに25%アンモニア水でpH7
に調整し、この後イオン交換水により濃度を20%に調
整し、親水性の樹脂A−1,A−2,A−3を得た。そ
して、この親水性の樹脂A−1,A−2,A−3に対し
て表1に示す硬化剤を配合し、本発明になる塗料組成物
を調整した。
【0035】〔実施例4〜6〕攪拌機、還流冷却器、温
度計、滴下ロート及び窒素ガス導入管を付した1リット
ルの四つ口フラスコに、イオン交換水300g、次亜リ
ン酸ソーダ20g、過硫酸カリウム15g、アクリル酸
150g、クロトン酸20g、無水マレイン酸120
g、アクリル酸エチル15g、アクリロニトリル60
g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート30g、及び
2−ホスホキシエチルメタクリレート15gを仕込み、
窒素ガス気流下で5時間ラディカル重合反応を行わせ、
濃度が59%の重合体(α)を得た。
【0036】このようにして得られた重合体(α)を、
水酸化リチウム(実施例4)、水酸化ナトリウム(実施
例5)、水酸化カリウム(実施例6)を各々用いてpH
4まで部分中和し、さらにトリエタノールアミンでpH
5に、そして25%アンモニア水でpH7に調整し、こ
の後イオン交換水により濃度を20%に調整し、親水性
の樹脂B−1,B−2,B−3を得た。
【0037】そして、この親水性の樹脂B−1,B−
2,B−3に対して表1に示す硬化剤を配合し、本発明
になる塗料組成物を調整した。 〔実施例7〜9〕攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート及び窒素ガス導入管を付した1リットルの四つ口フ
ラスコに、イオン交換水500g、次亜リン酸ソーダ2
g、過硫酸ソーダ0.5g、重亜硫酸ソーダ0.4g、
ノニオライトAL−50を7g、ノニオライトPN−7
Hを1g、ネオライトLAを0.2g、アクリル酸18
0g、メタクリル酸40g、無水マレイン酸40g、メ
チルメタクリレート20g、アクリロニトリル35g、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート15gを仕込み、
窒素ガス気流下、45℃で2時間レドックス重合を行わ
せ、濃度が40%の重合体(α)を得た。
【0038】このようにして得られた重合体(α)を、
水酸化リチウム(実施例7)、水酸化ナトリウム(実施
例8)、水酸化カリウム(実施例9)を各々用いてpH
3まで部分中和し、さらにジメチルベンジルアンモニウ
ムハイドロオキサイドでpH3.2に、さらにトリエタ
ノールアミンでpH4に、そして25%アンモニア水で
pH7に調整し、この後イオン交換水により濃度を20
%に調整し、親水性の樹脂C−1,C−2,C−3を得
た。
【0039】そして、この親水性の樹脂C−1,C−
2,C−3に対して表1に示す硬化剤を配合し、本発明
になる塗料組成物を調整した。 〔比較例1〜6〕攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロ
ート及び窒素ガス導入管を付した1リットルの四つ口フ
ラスコに、イオン交換水280g、アクリル酸60g、
アクリルアミド120g、メチロールアクリルアミド1
5g、アクリロニトリル45g、2−ヒドロキシエチル
アクリレート180g、イソプロピルアルコール50
g、アゾビスイソブチロニトリル9gを仕込み、窒素ガ
ス気流下で5時間ラディカル重合反応を行わせ、濃度が
60%の重合体を得た。
【0040】このようにして得られた重合体を、水酸化
リチウム(比較例1,比較例2)、水酸化ナトリウム
(比較例3,比較例4)、水酸化カリウム(比較例5,
比較例6)を各々用いてpH5まで部分中和し、そして
25%アンモニア水でpH7に調整し、この後イオン交
換水により濃度を20%に調整し、親水性の樹脂D−
1,D−2,D−3を得た。
【0041】そして、この親水性の樹脂D−1,D−
2,D−3に対して表1に示す硬化剤を配合し、本発明
外の塗料組成物を調整した。 表 1 実 施 例 比 較 例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 2 3 4 5 6 樹脂(重量部) A−1 100 A−2 100 A−3 100 B−1 100 B−2 100 B−3 100 C−1 100 C−2 100 C−3 100 D−1 100 D−1 100 D−2 100 D−2 100 D−3 100 D−3 100 硬化剤(重量部) K−1 75 75 75 80 80 80 80 80 80 20 20 10 10 K−2 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 20 20 L−1 2 1 1 0.5 0.5 L−2 2 1 1 0.5 L−3 2 0.5 0.5 PEG-1 10 10 10 PEG-2 25 25 25 K−1:エポキシ当量394、水溶率100%、粘度1
60センチポイズのポリエチレングリコール(n=9)
ジグリシジルエーテル
【0042】
【化1】
【0043】K−2:エポキシ当量587、水溶率10
0%、融点45℃のポリエチレングリコール(n=2
2)ジグリシジルエーテル
【0044】
【化2】
【0045】L−1:エポキシ当量166、水溶率10
0%、粘度1500センチポイズのポリグリセロール
(m=2)ポリグリシジルエーテル
【0046】
【化3】
【0047】L−2:エポキシ当量141、水溶率99
%、粘度145センチポイズのグリセロールジグリシジ
ルエーテル
【0048】
【化4】
【0049】L−3:エポキシ当量195、水溶率10
0%、粘度40センチポイズのポリエチレングリコール
(n=4)ジグリシジルエーテル
【0050】
【化5】
【0051】PEG-1:分子量4000のポリエチレング
リコール PEG-2:分子量20000のポリエチレングリコール 〔特性〕上記各例で得た塗料組成物をアルミニウム合金
材の表面に塗布し、表面の水濡性(親水性接触角)、潤
滑性、密着性について調べたので、その結果を表2に示
す。
【0052】 水濡性:試料を240時間水に浸漬した後の水滴の接触
角を測定 ○印;30°以下 △印;31°〜50° ×印;50°以上 潤滑性:試料にプレス油を塗布し、バウデン式摩擦試験
機にて表面の動摩擦係数を測定 ○印;0.15以下 △印;0.16〜0.25 ×印;0.26以上 密着性:試料にプレス油を塗布し、トリクレン溶液にて
脱脂した後、JIS H 4001碁盤目試験にて判定 ○印;剥離全く無し ×印;一部剥離有り これによれば、本発明になる塗料組成物は、水濡性に富
むものであり、従ってフィン表面に塗布されていること
により、水滴が付着しても、この水滴は拡がり、通風抵
抗の著しい増大をもたらすといったことが解決され、従
って熱交換効率に優れたものとなることが判る。
【0053】又、潤滑性にも優れたものであるから、予
め塗膜を形成しておき、この後プレス加工などを施して
も金型が損傷することが少ないものであり、従ってそれ
だけ製造コストが低廉なものとなる。さらには、潤滑性
にも優れていることは、プレス加工に際して潤滑油の使
用量をそれだけ少なくすることが可能であり、潤滑油の
使用量を少なくした場合には、後工程での潤滑油の除去
が簡単となるのみならず、水濡性の低下をそれだけ防止
できることにもなり、極めて好都合である。
【0054】そして、塗膜の密着性に富むことは、それ
だけ耐久性に富むことであり、従って水濡性もそれだけ
長く維持でき、かつ、耐食性にも富むことであり、フィ
ンの耐久性、引いては熱交換器の耐久性が富むことにな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F28F 1/00 F28F 1/00 // C09D 133/00 C09D 133/00 (72)発明者 真砂 千弘 奈良県奈良市朱雀5−1−1−48−203 (72)発明者 手塚 秀樹 奈良県奈良市五条3−9−1 離宮ケ丘 寮 (72)発明者 泉 雅之 奈良県奈良市五条3−9−1 離宮ケ丘 寮 (72)発明者 芦田 千鶴 奈良県奈良市五条3−9−1 離宮ケ丘 寮 (56)参考文献 特開 平3−139574(JP,A) 特開 昭54−36338(JP,A) 特開 昭53−16061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 163/00 C09D 5/00 C09D 5/08 B05D 7/14 C08G 59/40 F28F 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニトリル基を有する共役系単量体
    (a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
    ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
    を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
    又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
    を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
    合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
    和することにより構成された親水性の樹脂と、 ポリグリシジルエーテルの群の中から選ばれる少なくと
    も一つの硬化剤とを含有することを特徴とする塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】 ニトリル基を有する共役系単量体(a)
    /ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)/カルボキ
    シル基を有する共役系単量体(c)/アルキル基を有す
    る共役系単量体(d)/Pを有する共役系及び/又は非
    共役系単量体(e)の割合が、重量比で5〜25/3〜
    15/60〜85/0.5〜7/0〜6(但し、0を含
    まない)であることを特徴とする請求項1の塗料組成
    物。
  3. 【請求項3】 ニトリル基を有する共役系単量体
    (a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
    ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
    を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
    又は非共役系単量体(e)の総量100重量部に対して
    リン酸塩化合物(f)が0.1〜7重量部であることを
    特徴とする請求項1の塗料組成物。
  4. 【請求項4】 重合体(α)の平均分子量が1000〜
    50000であることを特徴とする請求項1の塗料組成
    物。
  5. 【請求項5】 重合体(α)の部分中和の程度が0.5
    〜7であることを特徴とする請求項1の塗料組成物。
  6. 【請求項6】 親水性の樹脂/硬化剤の割合が、重量比
    で1.05〜1.2であることを特徴とする請求項1の
    塗料組成物。
  7. 【請求項7】 ニトリル基を有する共役系単量体
    (a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
    ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
    を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
    又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
    を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
    合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
    和することにより構成された親水性の樹脂と、 ポリグリシジルエーテルの群の中から選ばれる少なくと
    も一つの硬化剤とを反応させて構成された塗膜が表面に
    設けられてなることを特徴とするフィン材。
  8. 【請求項8】 ニトリル基を有する共役系単量体
    (a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
    ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
    を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
    又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
    を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
    合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
    和することにより構成された親水性の樹脂と、 ポリグリシジルエーテルの群の中から選ばれる少なくと
    も一つの硬化剤とを含有する塗料をアルミニウム又はア
    ルミニウム合金材の表面に塗布した後、所定の形状に加
    工することを特徴とするフィンの製造方法。
  9. 【請求項9】 ニトリル基を有する共役系単量体
    (a)、ヒドロキシ基を有する共役系単量体(b)、カ
    ルボキシル基を有する共役系単量体(c)、アルキル基
    を有する共役系単量体(d)、Pを有する共役系及び/
    又は非共役系単量体(e)、及びリン酸塩化合物(f)
    を用いて構成された重合体(α)の酸基が、アミン系化
    合物(β)及びアルカリ金属の水酸化物(γ)で部分中
    和することにより構成された親水性の樹脂と、 ポリグリシジルエーテルの群の中から選ばれる少なくと
    も一つの硬化剤とを反応させて構成された塗膜が表面に
    設けられてなるフィンが組み込まれてなることを特徴と
    する熱交換器。
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