JP3115261U - 水ごけ - Google Patents

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Abstract

【課題】水ごけの保水性や吸水性の安定した品質を確保する。
【解決手段】長さが150mm〜300mmの天然の繊維を主成分とした所定量の水ごけの繊維を切らずに細かく分けて定型化して小分け部とし、小分け部を任意数組み合わせた所定形状に包装した水ごけであって、直方体形状であり、吸水性は自重の10倍以上、24時間後の水分保持率20〜65%とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ランなどの植え込みに用いる水ごけに関する。
従来からランなどの栽培に水ごけが用いられている。この水ごけを使用するときは、1つの固まりになったものを必要量だけちぎって鉢に入れていたが、これでは水ごけの繊維がちぎれて短くなってしまい、作業性が悪く、保水性等が悪くなるなどの問題点があった。
そこで、本出願人は一定量の水ごけを、繊維を切らずに細かく分けてまとめて小分け部を構成し、これを一単位として必要個数だけ組み合わせて包装した小分け水ごけを提案した(特許文献1)。
これにより使用する鉢の容量に応じた数の小分け部を装填すればよく、作業性が改善されたが、水ごけの繊維の長さにバラツキがあると、小分け部全体の保水性や吸水性にもバラツキが生じ、安定した品質を確保しにくいという問題がある。
実用新案登録3081728号公報
本考案は以上に述べたような不具合を解消するためになされたもので、小分けした水ごけであっても、十分な保水性や吸水性を安定して確保することができ、鉢への装填作業が便利な水ごけを提供するものである。
前記課題を解決するため請求項1記載の考案にあっては、長さが150mm〜300mmの天然の繊維を主成分とした所定量の水ごけを所定形状に定型化して包装した水ごけとからなる。
また、請求項2記載の考案にあっては、前記水ごけは直方体形状であることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、水ごけは、前記繊維を切らずに細かく分けてまとめて定型化した小分け部を任意数組み合わせたことを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、水ごけは自重の10倍以上の吸水性を有することを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、水ごけは24時間後の水分保持率が20〜65%であることを特徴とする。
水ごけは、天然の苔類を乾燥させたもので、通気性、排水性にすぐれていることが知られている。水ごけの品種や産地は問わないが、小枝や葉っぱ等のゴミ類が少ないものが好ましい。
繊維の長さは150mm〜300mmが適当である。150mm以下では、十分な保水性、吸水性が得られず、また300mm以上では繊維を所定形状に保持する定形性に劣り、作業性が悪くなるためである。この繊維の水ごけを小分け分量の30〜90%、好ましくは40〜60%を含んでいる。
水ごけを定型化するためには、特に限定されるものではないが、多少水分を含んだ繊維を所定量型枠に充填し、圧縮成形するものである。
形状は立方体、直方体、円柱体、球体、等任意であるが、直方体形状にするのが運搬性、積載性が良く好ましい。
水ごけの包装に使用する包装材は任意であり、PP、PE,セロファン等々から選ばれるが、水ごけに水分を含ませている場合はその保水性を維持できる材質が好ましい。
本考案によれば、小分けした水ごけであっても、十分な保水性や吸水性を安定して確保することができ、鉢への装填作業が便利な水ごけを提供することができる。
以下、本考案の一実施形態を図に従って説明する。図1は本考案の水ごけの実施例である。
(第一の実施形態)
図1に示すように、本考案の水ごけは、天然の苔類などの繊維を乾燥させてなるもので、長さが150mm〜300mmの繊維を主成分として定型化し包装したものである。この構成により扱い易く、十分な水ごけの特性を得ることができる。
水ごけは150mm〜300mmの繊維が約40〜60%程度、残部は100〜150mm、50〜100mm程度の水ごけをそれぞれ20〜30%程度になるように調整する。150mm〜300mmの繊維の割合はこれより多くなってもかまわないが、後述する小分の水ごけを作成する場合には、150〜300mmの水ごけが40〜60%程度含まれていたほうがより扱い易い水ごけとなる。
上記の調整された繊維は水分を多少含んだ状態で、枠の中に充填され直方体形状に圧縮成形される。その場合繊維はそれぞれが、なるべく絡み合わないように単独で折り曲げた状態で枠の中に充填される。そして、それぞれの繊維は層状に積層しているほうが好ましい。
小分け部を1単位とする場合は、小さな直方体のブロックを1単位として作成する。ブロックは縦50mm、横50mm、高さ100mm程度の小ブロック2Aを基本構成とし、その小ブロック2Aと寸法の相違する数種類のブロックを設ける。本実施例では中ブロック2B、大ブロック2Cを設定した例を示す。
中ブロックは縦50mm、横100mm、高さ100mm程度。大ブロックは縦50mm、横120mm、高さ100mm程度とすることができる。
それぞれの寸法は横の長さだけ異なるように設定されているので、3種類のブロックを組み合わせた場合に、所定の直方体形状を形成することができる。包装体が直方体となっているので、さらに包装体を複数個梱包する場合や運搬性、積載性に優れている。
また、3種類のブロックを任意に組み合わせることで、必要に応じた出荷時の分量の調整を容易に行なうことができる。
水ごけを利用する場合も、鉢の必要分量にあわせて適宜包装材5から適当な小分け部を取り出し、水に浸し復元させて利用することができる。
繊維は小分けのブロックに形成されているから、従来の水ごけのように、鋏でカットしたり、手でちぎったりする労力を削減できるので便利である。
本考案の水ごけは自重の10倍以上の吸水性と24時間後の水分保持率が20〜65%となっている水ごけの方が植物の栽培に適している。また、吸水性は高いほうがより好ましく、20倍以上のものがより適している。
は本考案の水ごけブロックの斜視図である。 は本考案の包装された水ごけの斜視図である。
符号の説明
1
小分け水ごけ
2
小分け部
5 包装材

Claims (5)

  1. 長さが150mm〜300mmの天然の繊維を主成分とした所定量の水ごけを所定形状に定型化して包装した水ごけ。
  2. 前記水ごけは直方体形状であることを特徴とする請求項1に記載の水ごけ。
  3. 前記水ごけは、前記繊維を切らずに細かく分けてまとめて定型化した小分け部を任意数組み合わせたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水ごけ。
  4. 前記水ごけは自重の10倍以上の吸水性を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の水ごけ。
  5. 前記水ごけは24時間後の水分保持率が20〜65%である請求項1〜4の何れか1項に記載の水ごけ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710637U (ja) * 1993-07-14 1995-02-14 株式会社クボタ 除貝機能を有するバタフライ弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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