JP3114709B2 - 変調指数測定装置及び方法、変調指数制御装置及び方法、並びに周波数変調信号送信装置 - Google Patents

変調指数測定装置及び方法、変調指数制御装置及び方法、並びに周波数変調信号送信装置

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JP3114709B2 JP10306780A JP30678098A JP3114709B2 JP 3114709 B2 JP3114709 B2 JP 3114709B2 JP 10306780 A JP10306780 A JP 10306780A JP 30678098 A JP30678098 A JP 30678098A JP 3114709 B2 JP3114709 B2 JP 3114709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数変調送信装置
に関し、特に周波数変調指数を制御した周波数変調送信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数変調通信方式は、通信、放送等、
極めて広い範囲で実用されている。
【0003】周波数変調方式を実現するに当たっては、
受信側において周波数変調信号が復調器の帯域から外れ
ないようにするため、また復調器の出力を一定に保つた
めに送信側で最大周波数偏移量を一定に保つ必要があ
る。
【0004】周波数変調通信方式において送受信器間で
やりとりされる周波数変調信号は、周知のように一般に
下式で表すことができる。
【0005】
【数1】 ただし、Aは搬送波の振幅、fcは搬送波の周波数、Δ
fは最大周波数偏移量、fmは変調周波数(FM変調器
に入力される信号の周波数)、θは搬送波の位相であ
る。
【0006】ここで、最大周波数偏移量は、搬送波の周
波数と周波数変調信号の瞬時最高周波数(或いは最低周
波数)との差である。
【0007】上式で表示される周波数変調信号は、下式
のようにベッセル関数を用いて展開することができる。
【0008】
【数2】 ここで、Jn(β)はn次のベッセル関数を表す。な
お、低次のベッセル関数のβに対する変化の様子を図3
に示す。上の式から、周波数変調信号の各周波数成分の
振幅は、AJn(β)で表されることがわかる。従って
各成分の振幅は変調指数β(=Δf/fm)で決定され
る。
【0009】上式からも明らかなように、周波数変調信
号は無限級数で展開されるため、周波数変調信号は多く
の側帯波から構成される。
【0010】しかしながら、各側帯波は、搬送波周波数
を中心に変調信号の周波数と同じ周波数間隔で並んでい
るが、この周波数間隔はΔfには無関係であるため、瞬
時最大周波数(或いは最低周波数)は周波数成分として
含まれていない。従って、瞬時最大(最小)周波数成分
を抽出して変調指数を知ることはできない。これに対
し、各側帯波の振幅は変調指数βをパラメータとして含
んでいる。このことを利用して、変調指数βを求めるに
際し、2つ以上の側帯波の振幅を測定し、その結果をベ
ッセル関数の値と比較する方法が考えられる。
【0011】このため、例えば特開昭61−23146
7に記載が見られるように、従来から2つの側帯波とし
て基本波成分と第1側帯波の振幅を測定し、その比から
変調指数を算出する方式が試みられてきた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、基本波と第1側帯波の振幅比が変調指数βに対して
単調に、しかも大きな変化量をもって変化する必要があ
る。しかしながら、図4に示した振幅比の挙動からもわ
かるように、実際はβが比較的小さい領域ではこの条件
が満たされる一方、βが1.5程度より大きくなると両
者の比のβに対する変化が少なくなり、2.5を越える
と増減の向きが入れ替わるため、β>1.5の領域では
βの算出が困難となっていた。この問題を解決するため
には、2つよりも十分多い数の側帯波の振幅を測定し、
互いの比を比較してβを算出する必要がある。しかしな
がら、このような構成を採用した場合、βの算出に必要
な回路の大規模化が避けられず、従って変調指数の制御
装置も大型とならざるを得ないという問題があった。
【0013】本発明の目的は、上記の課題を解決し、よ
り簡便な回路で変調指数の測定及び制御が可能な変調指
数測定装置及び変調指数制御装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の変調指数測定装置は、前記周波数変調信号
を分周し、分周信号を出力する分周器と、前記分周信号
に含まれる基本波成分及び該基本波成分以外の第1の周
波数帯域成分の各々のパワーを検出する周波数成分検出
器と、前記基本波成分及び第1の周波数帯域成分の各々
のパワーの比から前記周波数変調指数を算出する演算装
置とを備えている。
【0015】ここで、前記第1の周波数帯域成分は第1
側帯波成分、前記基本波成分よりも小さい全ての周波数
成分、あるいは前記基本波成分よりも大きい全ての周波
数成分、のいずれかであることが望ましい。
【0016】また、前記第1の周波数帯域成分が第1側
帯波成分である場合、前記周波数成分検出器は、前記分
周信号が入力され、前記基本波成分の周波数と前記第1
側帯波成分の周波数を各々通過周波数として有する第1
及び第2の帯域濾波器と、該第1及び第2の帯域濾波器
の出力信号を各々検波し、入力信号電力に対応したレベ
ルを有する直流信号として出力する第1及び第2の検波
器とを備えていることが望ましい。
【0017】さらに、前記第1の周波数帯域成分が前記
基本波成分よりも小さい全ての周波数成分である場合、
前記周波数成分検出器は、前記分周信号が入力され、前
記基本波成分の周波数を通過周波数として有する帯域濾
波器と、前記分周信号が入力され、前記基本波成分より
も小さい周波数を通過させ、その他の周波数は遮断する
低域通過フィルタと、前記帯域濾波器の出力信号を検波
し、該出力信号の電力に対応したレベルを有する直流信
号として出力する第1の検波器と前記低域通過フィルタ
の出力信号を検波し、該出力信号の電力に対応したレベ
ルを有する直流信号として出力する第2の検波器とを備
えていることが望ましい。また、前記第1の周波数帯域
成分が前記基本波成分よりも大きい全ての周波数成分で
ある場合、前記周波数成分検出器は、前記分周信号が入
力され、前記基本波成分の周波数を通過周波数として有
する帯域濾波器と、前記分周信号が入力され、前記基本
波成分よりも大きい周波数を通過させ、その他の周波数
は遮断する高域通過フィルタと、前記帯域濾波器の出力
信号を検波し、該出力信号の電力に対応したレベルを有
する直流信号として出力する第1の検波器と前記高域通
過フィルタの出力信号を検波し、該出力信号の電力に対
応したレベルを有する直流信号として出力する第2の検
波器とを備えていることが望ましい。
【0018】また、本発明の変調指数制御装置は、上記
の変調信号測定装置と、周波数変調信号の生成に用いる
変調入力信号を外部から入力される制御信号に基づいて
減衰させる可変減衰器と、前記変調信号測定装置で算出
された前記周波数変調指数が予め定められた値となるよ
う、前記可変減衰器に前記制御信号を与える制御装置と
を備えている。
【0019】また、本発明の周波数変調信号送信装置
は、上記の変調信号制御装置と、前記可変減衰器の出力
信号に基づき所定の搬送波に周波数変調を施して出力す
る周波数変調器と、該周波数変調器の出力信号を分岐し
て、その一部を前記変調指数制御装置に供給し、他の一
部を前記周波数変調信号として出力する分岐器とを備え
ている。
【0020】また、本発明の変調指数測定方法は、周波
数変調信号を所定の分周比で分周する分周工程と、該分
周工程の結果得られる信号の基本波成分と該基本波成分
以外の第1の周波数帯域成分各々のパワーを検出するパ
ワー検出工程と、該パワー検出工程により求められた前
記基本波成分と前記第1の周波数帯域成分各々のパワー
の比から前記周波数変調指数を算出する算出工程とを含
んでいる。
【0021】ここで、前記第1の周波数帯域成分は、第
1側帯波成分、前記基本波成分よりも小さい全ての周波
数成分、あるいは前記基本波成分よりも大きい全ての周
波数成分、のいずれかであることが望ましい。
【0022】また、本発明の変調指数制御方法は、上記
の変調指数測定方法に含まれる工程と、前記算出工程で
算出された前記周波数変調指数が予め定められた値とな
るよう、前記周波数変調信号を生成するための変調入力
信号のパワーを制御する制御工程とを含んでいる。
【0023】上述したように、本発明においては、周波
数変調指数を測定する対象である周波数変調信号を所定
の分周比で分周し、これにより強制的に周波数変調指数
を低下させている。その結果得られる周波数変調信号に
対して、基本波とその他の周波数成分1つを抽出するこ
とにより変調指数を求めている。抽出した成分のパワー
比に対し周波数変調指数は、低変調指数では、単調に変
化する。従って、測定対象の周波数変調信号の変調指数
が大きい場合であっても、上記のように適当な分周比で
予め分周することにより、精度良く変調指数を測定する
ことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の変調指数測定装置、変調
指数制御装置及び周波数変調信号送信装置につき、図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の1実施例による周波数変調
信号送信装置の構成図である。
【0026】本実施例の周波数変調信号送信装置は、所
定の周波数偏移量が得られるように入力信号の振幅を調
整する可変減衰器1と、入力信号を周波数変調信号に変
換するFM変調器2と、周波数変調信号の一部を制御用
に分岐する分岐器3と、周波数変調信号をN分周するN
分周器4と、周波数変調信号の搬送波周波数の1/Nに
相当する周波数のみ通過する第1の帯域濾波器5と、周
波数変調信号の搬送波周波数の1/Nの周波数の周囲に
発生する第1側波帯の周波数のみ通過する第2の帯域濾
波器6と、第1の帯域濾波器5の出力信号振幅に応じた
直流電圧を出力する第1の検波器7と、第2の帯域濾波
器6の出力信号振幅に応じた直流電圧を出力する第2の
検波器8と、第1の検波器7の出力と第2の検波器8の
出力との比が所定の変調指数の1/Nになるように可変
減衰器1を制御する制御部9とから構成される。
【0027】次に本発明の実施例の動作を、100MH
zの入力信号を搬送波周波数2GHz、周波数偏移量4
00MHzの周波数変調信号に変換する場合を例にとり
説明する。
【0028】本周波数変調信号送信装置への変調入力信
号は、可変減衰器1で振幅を調整された後、FM変調器
2で周波数変調信号に変換される。周波数変調の概略を
図2に示すが、周知のように、周波数変調では入力信号
の振幅の変化を搬送波の周波数の変化に置き換える。な
お、図2は入力信号の振幅値が大きくなるに従い搬送波
周波数は高くなり、逆に入力信号の振幅値が小さくなる
に従い搬送波周波数は低くなるような変調を施す例であ
る。
【0029】周波数変調された信号は、分岐器3により
分岐され、その一方は変調指数の制御に用いられる。他
方の分岐器出力は伝送路に送出される。
【0030】制御用に分岐された周波数変調信号は、N
分周器4に入力され、N分周される。N分周器4は入力
される信号の周波数を1/Nに分周する。N分周器4と
しては、周知のデジタル分周器を使用することができ
る。例えば、2分周器としてのTフリップフロップをk
段縦続接続することで、2のk乗の分周比を持つ分周器
が構成できる。
【0031】本実施例では、分周比Nを4として以下説
明する。この場合、N分周器4へ入力される周波数変調
信号は、搬送波周波数2GHzを中心に±400MHz
の周波数偏移を有する。この信号を4分周した場合、搬
送波周波数2GHzは1/4の500MHzとなる。ま
た入力される信号の最高周波数2.4GHzは600M
Hzに、最低周波数1.6GHzは400MHzとな
る。このように、4分周することにより、2GHz±4
00MHzの周波数変調信号は、500MHz±100
MHzの周波数変調信号に変換される。この場合、N分
周器4へ入力される周波数変調信号のスペクトルを図5
に、また、N分周器4の出力のスペクトルを図6に示
す。
【0032】N分周器の出力信号の変調指数βは、変調
信号fm=100MHz、最大周波数偏移量Δf=10
0MHzとなるため、β=Δf/fm=1になり、基本
波成分と第1次側波帯成分との振幅比により周波数偏移
量を検出できる範囲にある。
【0033】N分周された周波数変調信号は、2つに分
けられ一方は、搬送波周波数の1/Nの周波数成分(基
本波成分)のみを通過する第1の帯域濾波器5をとお
り、検波器7にて分周後の搬送波成分のパワーに応じた
直流電圧に変換される。本実施例では、帯域濾波器5と
して通過周波数500MHzのものを使用する。また他
方は、搬送波周波数の1/Nの周波数、つまり分周後の
搬送波周波数から変調信号周波数fmだけ離れた周波数
成分(=fc/4+fm)のみを通過させる第2の帯域
濾波器6を通り、検波器8にて分周後の第1次側波帯成
分のパワーに応じた直流電圧に変換される。本実施例で
は、第2の帯域濾波器として通過周波数2GHz/4+
100MHz=600MHzのものを使用する。
【0034】制御部9では、まず、2つの検波器7、8
の出力電圧の比を算出する。この電圧比からさらに変調
指数を検出する。次に、この算出した変調指数を、制御
目標である所定の変調指数と比較し、その結果を可変減
衰器1に帰還し、上記制御目標と上記算出された変調指
数の差が小さくなるように、可変減衰器1の減衰量を制
御する。可変減衰器1としては、市販されている電圧制
御形減衰器を使用することができる。あるいは、抵抗減
衰器を構成する一部の抵抗としてPINダイオードを用
い、これに流す電流を変化させることにより、抵抗減衰
器の減衰量を制御する構成を採用することもできる。P
INダイオードを用いた抵抗減衰器の例を図7に示す。
【0035】以上の制御を実施することにより、FM変
調器2の出力周波数変調信号の変調指数は、制御部で検
出される変調指数のN倍の変調指数に安定化される。
【0036】以上述べてきた実施例では、第2の帯域濾
波器の通過周波数をfc/4+fmとした。しかし、周
波数変調信号スペクトルは、搬送波周波数を中心に左右
対称であり、fc/4−fmの周波数成分を利用しても
得られる効果は同じであるため、第2の帯域濾波器とし
てfc/4−fmの周波数成分のみを通過する帯域濾波
器を適用することもできる。
【0037】さらに、分周後の周波数変調信号のスペク
トルは、図6からもわかるように、搬送波周波数成分に
相当する成分と第1の側波帯に相当する周波数成分以外
は無視できるレベルである。従って、第1の側波帯に相
当する周波数成分を抜き出す第2の帯域濾波器の代わり
に搬送波周波数成分に相当する周波数より高い周波数を
通過させる高域濾波器を使用しても構わない。
【0038】また、上述したように、低周波側の側帯波
を用いても効果に差は無いため、第2の帯域濾波器の代
わりに搬送波周波数成分に相当する周波数より低い周波
数を通過させる低域濾波器を使用してもよい。
【0039】また、本実施例では説明の便宜上、分周比
を4に設定したが、周波数変調信号の変調指数に応じ
て、分周比を他の値に設定することが望ましい。この際
は、変調指数が大きくなるに従い、大きな分周比に設定
すべきである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変調指数
測定装置及び変調指数制御装置では、変調指数が大きく
ても搬送波周波数成分の振幅と第1の側波帯の振幅を比
較するだけで正確に変調指数を検出でき、回路の小型
化、低コスト化が期待できる。また、今まで適用の難し
かった大きな変調指数での安定化が可能となり、周波数
変調伝送システムの高性能化、伝送品質向上が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施例におけるFM変調器の動作を
示す図である。
【図3】 低次のベッセル関数の挙動を表す図である。
【図4】 0及び1次のベッセル関数の比の挙動を表す
図である。
【図5】 本発明の実施例におけるFM変調器出力のス
ペクトルを表す図である。
【図6】 本発明の実施例におけるN分周器出力のスペ
クトルを表す図である。
【図7】 可変減衰器の構成例を表す図である。
【符号の説明】
1 可変減衰器 2 FM変調器 3 分岐器 4 N分周器 5 帯域濾波器 6 帯域濾波器 7 検波器 8 検波器 9 制御部

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変調信号の周波数変調指数を測定
    する変調指数測定装置であって、 前記変調指数測定装置は、 前記周波数変調信号を分周し、分周信号を出力する分周
    器と、 前記分周信号に含まれる基本波成分及び該基本波成分以
    外の第1の周波数帯域成分の各々のパワーを検出する周
    波数成分検出器と、 前記基本波成分及び第1の周波数帯域成分の各々のパワ
    ーの比から前記周波数変調指数を算出する演算装置とを
    備えていることを特徴とする変調指数測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変調指数測定装置であっ
    て、前記第1の周波数帯域成分は第1側帯波成分である
    ことを特徴とする変調指数測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の変調指数測定装置であっ
    て、前記第1の周波数帯域成分は前記基本波成分よりも
    小さい全ての周波数成分であることを特徴とする変調指
    数測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の変調指数測定装置であっ
    て、前記第1の周波数帯域成分は前記基本波成分よりも
    大きい全ての周波数成分であることを特徴とする変調指
    数測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の変調指数測定装置であっ
    て、 前記周波数成分検出器は、 前記分周信号が入力され、前記基本波成分の周波数と前
    記第1側帯波成分の周波数を各々通過周波数として有す
    る第1及び第2の帯域濾波器と、 該第1及び第2の帯域濾波器の出力信号を各々検波し、
    入力信号電力に対応したレベルを有する直流信号として
    出力する第1及び第2の検波器とを備えていることを特
    徴とする変調指数測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の変調指数測定装置であっ
    て、 前記周波数成分検出器は、 前記分周信号が入力され、前記基本波成分の周波数を通
    過周波数として有する帯域濾波器と、 前記分周信号が入力され、前記基本波成分よりも小さい
    周波数を通過させ、その他の周波数は遮断する低域通過
    フィルタと、 前記帯域濾波器の出力信号を検波し、該出力信号の電力
    に対応したレベルを有する直流信号として出力する第1
    の検波器と前記低域通過フィルタの出力信号を検波し、
    該出力信号の電力に対応したレベルを有する直流信号と
    して出力する第2の検波器とを備えていることを特徴と
    する変調指数測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の変調指数測定装置であっ
    て、 前記周波数成分検出器は、 前記分周信号が入力され、前記基本波成分の周波数を通
    過周波数として有する帯域濾波器と、 前記分周信号が入力され、前記基本波成分よりも大きい
    周波数を通過させ、その他の周波数は遮断する高域通過
    フィルタと、 前記帯域濾波器の出力信号を検波し、該出力信号の電力
    に対応したレベルを有する直流信号として出力する第1
    の検波器と前記高域通過フィルタの出力信号を検波し、
    該出力信号の電力に対応したレベルを有する直流信号と
    して出力する第2の検波器とを備えていることを特徴と
    する変調指数測定装置。
  8. 【請求項8】 周波数変調信号の周波数変調指数を制御
    する変調指数制御装置であって、 前記変調指数制御装置は、 請求項1乃至請求項7のいずれかの請求項に記載された
    変調信号測定装置と、 周波数変調信号の生成に用いる変調入力信号を外部から
    入力される制御信号に基づいて減衰させる可変減衰器
    と、 前記変調信号測定装置で算出された前記周波数変調指数
    が予め定められた値となるよう、前記可変減衰器に前記
    制御信号を与える制御装置とを備えていることを特徴と
    する変調指数制御装置。
  9. 【請求項9】 外部から入力される変調入力信号に基づ
    き周波数変調信号を生成し出力する周波数変調信号送信
    装置であって、 前記周波数変調信号送信装置は、 請求項8記載の変調信号制御装置と、 前記可変減衰器の出力信号に基づき所定の搬送波に周波
    数変調を施して出力する周波数変調器と、 該周波数変調器の出力信号を分岐して、その一部を前記
    変調指数制御装置に供給し、他の一部を前記周波数変調
    信号として出力する分岐器とを備えていることを特徴と
    する周波数変調信号送信装置。
  10. 【請求項10】 周波数変調信号の周波数変調指数を測
    定する変調指数測定方法であって、 前記変調指数測定方法は、 前記周波数変調信号を所定の分周比で分周する分周工程
    と、 該分周工程の結果得られる信号の基本波成分と該基本波
    成分以外の第1の周波数帯域成分各々のパワーを検出す
    るパワー検出工程と、 該パワー検出工程により求められた前記基本波成分と前
    記第1の周波数帯域成分各々のパワーの比から前記周波
    数変調指数を算出する算出工程とを含んでいることを特
    徴とする変調指数測定方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の変調指数測定方法で
    あって、前記第1の周波数帯域成分は第1側帯波成分で
    あることを特徴とする変調指数測定方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の変調指数測定方法で
    あって、前記第1の周波数帯域成分は前記基本波成分よ
    りも小さい全ての周波数成分であることを特徴とする変
    調指数測定方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の変調指数測定方法で
    あって、前記第1の周波数帯域成分は前記基本波成分よ
    りも大きい全ての周波数成分であることを特徴とする変
    調指数測定方法。
  14. 【請求項14】 周波数変調信号の周波数変調指数を制
    御する変調指数制御方法であって、 前記変調指数制御方法は、 請求項10乃至請求項13のいずれかの請求項に記載さ
    れた変調指数測定方法に含まれる工程と、 前記算出工程で算出された前記周波数変調指数が予め定
    められた値となるよう、前記周波数変調信号を生成する
    ための変調入力信号のパワーを制御する制御工程とを含
    んでいることを特徴とする変調指数制御方法。
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