JP3114678B2 - コンタクトおよびこれを使用した高密度コネクタ - Google Patents

コンタクトおよびこれを使用した高密度コネクタ

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JP3114678B2 JP09318825A JP31882597A JP3114678B2 JP 3114678 B2 JP3114678 B2 JP 3114678B2 JP 09318825 A JP09318825 A JP 09318825A JP 31882597 A JP31882597 A JP 31882597A JP 3114678 B2 JP3114678 B2 JP 3114678B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交換機等の基板
対基板の接続に使用するコンタクトおよび該コンタクト
を使用した高密度コネクタに関する。
【0002】
【従来技術】図4は従来一般の基板ー基板間コネクタの
嵌合状態を示す斜視図であって、高密度コネクタは雄側
コネクタハウジング12と、それに係止される複数個の
雄型端子71とからなる雄コネクタと、雌側コネクタハ
ウジング11と、それに係止され、各々が個々の雄型端
子71と接触嵌合する弾性舌片を先端部に有する複数個
の雌型端子73とからなる雌コネクタとにより構成され
る。なお、参照符号74は雌型端子73に接続される柱
状L字形端子である。
【0003】従来、基板対基板の接続等で使用する雌型
端子は、実開昭62−158772の図6に示されてい
るように、弾性金属板のプレス打ち抜き加工により一対
の弾性舌片65−1及び65−2と外部接続端子62と
を形成し、その後プレス曲げ加工により筒状部および弾
性舌片先端のU字型曲げを形成する。従来、この雌型端
子は基板対基板接続等に使用する合成樹脂で形成された
コネクタハウジングの雌型端子挿入窓口内に挿入され、
係止される。
【0004】図5から図7は従来の雄型端子と雌型端子
との嵌合状態を示す断面図である。
【0005】図6に示されるように、雄型端子71を雌
型端子73用のコネクタハウジング11の雌型端子挿入
窓口11a内に挿入する際、雄型端子71に雌型端子7
3の弾性舌片72が接触し、弾性舌片72は雄型端子7
1の挿入方向に対し実質的に垂直に変位する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例における第一の
問題点は、雄型端子71を雌型端子挿入窓口11a内に
挿入する際、雄型端子71に雌型端子73の弾性舌片7
2が接触し、該弾性舌片72の先端外側部72aが突出
しているため、コネクタハウジング11の雌型端子挿入
窓口内壁11bと干渉しやすく、コネクタの設計段階に
雌型端子挿入窓口11bの幅W2 を弾性舌片72の変位
量を考慮に入れて広く設計しなければならない、という
点である。
【0007】第二の問題点は、雄型端子71がコネクタ
ハウジング11の雄型端子挿入口11cの内壁11dを
介して挿入される際、雄型端子71は一対の弾性舌片7
2、72の両先端間の雄型端子受け口によって確実に受
け止められなければならない。コネクタ小型化の目的で
雄型端子挿入口11cの深さ寸法を短くしたり、電気的
接続シーケンスを得るために弾性舌片72の挿入係止位
置が浅いものを設定したりした場合、従来例において
は、雄型端子71と雌型端子73とを嵌合させる際、雄
型端子71の先端の許容振れ量が大きくなるので、予め
定められた雌型端子挿入窓口11bの幅W2 の範囲内で
雌型端子73の雄型端子受け口幅Gを広く設計しなけれ
ばならない、という点である。その理由は、弾性舌片7
2がU字形に折り曲げられており、弾性舌片72の先端
外側部72aが雄型端子71の挿入方向に対し垂直方向
に突出していることによる。
【0008】本発明は従来技術における上述した事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弾性
舌片の先端部が雄型端子により変位しても、コネクタハ
ウジングの雌型端子挿入窓口内壁と弾性舌片の先端外側
面とが干渉せず、また雄型端子の先端振れ量が従来より
大きい場合に対しても、雌型端子の雄型端子受け口によ
って確実に雄型端子が受け止められ、雄型端子との嵌合
が可能な雌型端子を有するコンタクト及びこれを使用し
た高密度コネクタ提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、棒状雄型端子に接触嵌合する先端部を有す
る一対の弾性舌片と、該弾性舌片に一体的に接続された
筒状部と、前記弾性舌片の先端部とは反対側の端部にお
いて該筒状部に一体的に接続されているプリント基板接
続用の柱状L字形端子とを有する双葉型雌型端子が、入
口にテーパーを有する雄型端子挿入口と該雄型端子挿入
口とは反対側に位置し該雄型端子挿入口よりも開口幅が
大きい雌型端子挿入窓口とを備えた絶縁体よりなる雌側
コネクタハウジング内の前記雌型端子挿入窓口に挿入係
止され、前記棒状雄型端子が前記双葉型雌型端子の前記
一対の弾性舌片に挿入嵌合されたことによって前記弾性
舌片が前記棒状雄型端子の挿入方向に対し実質的に垂直
方向に変位したとき、前記弾性舌片の先端外側面が前記
弾性舌片の撓み角を考慮した角度で前記雌型端子挿入窓
口の内壁と平行になるように面つけテーパー延長部が前
記弾性舌片の先端部に形成され、前記雌側コネクタハウ
ジングの前記雌型端子挿入口に圧入などにより収納係止
されている前記双葉型雌型端子の弾性舌片側の先端部
と、箱状に形成された絶縁体よりなる雄側コネクタハウ
ジングの端面に圧入係止された前記棒状雄型端子の先端
接触部とが、雌側コネクタハウジングおよび双葉型雌型
端子からなる雌コネクタと雄側コネクタハウジングおよ
び棒状雄型端子からなる雄コネクタとを嵌合させること
で電気的機械的に接続され、且つ、これらの雌コネクタ
と雄コネクタとはプリント基板に設けられたスルーホー
ルに端子部がそれぞれ半田付けまたは弾塑性接触部より
なるプレスフィットにより接続されて付設され、これら
の両基板同士を電気的に接続可能な構成にした高密度コ
ネクタにおいて、Yを前記雌型端子挿入口の端面から
前記雌型端子の前記弾性舌片の先端までの距離、tを前
記弾性舌片の板厚、W1を前記雄型端子挿入口の幅、D
を前記棒状雄型端子の先端部のテーパー部の長さ、Xを
前記雄型端子挿入口奥行き長、θを前記弾性舌片の前
記面つけテーパー延長部のテーパー角、θ’を前記棒
状雄型端子が前記雄型端子挿入口を介して前記雌型端子
挿入窓口内に挿入されるときの挿入角、θを前記弾性
舌片の先端部の反り角、θを前記棒状雄型端子の先端
部のテーパー角とすると、前記棒状雄型端子が前記雌側
コネクタハウジングの前記雄型端子挿入口から前記雌型
端子挿入窓口内に挿入されるときの挿入角θ’が最大
となるとき、前記一対の弾性舌片の両面つけテーパー延
長部先端間の距離である雄型端子受け口の幅G’が下記
の相関式を満足することを特徴として高密度コネクタを
構成した。
【0010】G'=2{Y−t・cosθ/tan(θ+θ
)}tanθ'+W−2D・tanθ/cosθ'+2t・si
/tan(θ+θ)
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1および2は本発明の高密度コネクタの
雄型端子と雌型端子との嵌合状態を示す断面図である。
【0015】図1および2を参照すると、雌型端子21
は、その弾性舌片31の先端部に形成された面付けテー
パー延長部31aの先端外側面31bが、弾性舌片31
の変位時にその撓み角を考慮して棒状雄型端子23の挿
入方向に対して平行になるように、且つ、弾性舌片31
の雄型端子受け口部の長さEが減少せず、また弾性舌片
31の変位量が定められているときに、すなわち雌型端
子挿入窓口11aの幅W2 ,W2 ′が定められていると
きに、図5ないし図7に示される従来の一対の弾性舌片
72、72の両先端間の距離である雄型端子受け口の幅
Gに比べ、図1および図2に示されている本発明による
一対の弾性舌片31、31の両先端間の距離である雄型
端子受け口の幅G′の方が広くなるように形成される。
【0016】よって、雄型端子23の雌型端子21への
挿入時に、雄型端子23の先端の振れ量が大きな場合に
対しても、コネクタの挿入嵌合時に弾性舌片31、31
の先端間の雄型端子受け口部によって確実に雄型端子が
受け止められる。さらに、雄型端子23により弾性舌片
31の先端が変位したとき、弾性舌片31の先端の雄型
端子受け口部の長さEが減少せず、且つ、コネクタハウ
ジング11の雌型端子挿入窓口11aの内壁11bと干
渉しない条件で弾性舌片31の変位量を最大とすること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、この点を添付の図面に示した実施例に
従って更に詳細に説明する。
【0018】図1から図3において、弾性金属板のプレ
ス打ち抜き加工およびプレス曲げ加工により形成された
雌型端子21は、合成樹脂で形成された雌型コネクタハ
ウジング11の雌型端子挿入窓口11a内に挿入され、
係止されている。同様に、雄型端子23も雄型コネクタ
ハウジング12に挿入され、係止されている。
【0019】ここで、一般に高密度コネクタの場合、コ
ネクタハウジング11の雌型端子挿入窓口の幅W2 、W
2 ′を大きくとることができない。
【0020】そこで、図1に示されているように、雌型
端子21の弾性舌片31が雄型端子23の挿入によって
その挿入方向と実質的に垂直に変位する場合、つまり雄
型端子23がコネクタハウジング11の雄型端子挿入口
11cの内壁11eと干渉しながら角度θ1 ′で斜行
して挿入嵌合されるときに、雌型端子21の弾性舌片3
1の部分的断面図である図3に示される弾性舌片31の
面付けテーパー延長部31aの最適な面付けテーパー角
θ0 を各部寸法から、 θ0=3(Ytanθ’+(W−W)/2)/2L…(1) (ただし、Y2 はコネクタハウジング11の雌型端子
挿入窓口11aの端面から雌型端子21の弾性舌片31
のくびれ部までの距離であり、またW1 は雄型端子挿
入口11cの開口幅であり、さらにW3 は一対の弾性
舌片31、31のくびれ部間の幅である。)とすること
により、雌型端子挿入窓口11aの内壁11bと弾性舌
片31の先端外側面31bとが干渉することなく、且
つ、雌型端子挿入窓口11aの幅W2′を最小に定める
ことができる。
【0021】このときW2 ′は次式、 W2 ′≧2{Y2 tan θ1 ′+(Y2 −Y1 )tan θ3 }+W1 …(2) (ただし、Y1 は雌型端子挿入窓口11aの端面から
弾性舌片31の面付けテーパー延長部31aの基端部ま
での距離であり、またθ3 は弾性舌片31の反り角θ
2 に雄型端子23の挿入嵌合による弾性舌片31の撓
み角を加えた角度である。)で最小値が定められる。
【0022】一方、図5および図7に示される従来例で
は、W2 は次式、 W2 ≧2{Y2 tan θ1 +(Y2 −Y1 )tan θ3 +t・cos θ3 } +W1 …(3)で最小値が定められる。
【0023】従って、本発明のように弾性舌片31の先
端に面付けテーパー延長部31aを形成することにより
雌型端子挿入窓口11aの幅W’を、2t・cosθ
け狭くすることができる。言い換えれば、W’を従来
と同一とすれば、一対の弾性舌片31、31の両先端間
の幅、すなわち、雄型端子受け口の幅G’を従来のGよ
り2t・cosθだけ広くすることができる。
【0024】従来のコネクタ設計において、例えば、図
5におけるそれぞれの文字変数をY=0.3mm、Y
=0.5mm、W=0.5mm、W=0.8m
m、θ=15.7°、θ=32.6°、θ=4
2.3°、L=2.64mm、t=0.2mmと定めた
とき(ただし、Lは弾性舌片31のばね長であり、tは
弾性舌片31の板厚である)、従来コネクタハウジング
11の雌型端子挿入窓口11bの幅Wは、W=2.
78mmとなる。
【0025】ところで、高密度コネクタにおいては、コ
ネクタハウジング11の雌型端子挿入窓口11bの幅W
、W’がより小さいことが必要条件となる。そこ
で、本発明のように、弾性舌片31の面つけテーパー延
長部31aのテーパー角が、θ=1.12°となるよ
うに設計すると、W’は、 W’=2.34mm となり、従来の設計方法によるコネクタ端子ピッチを W−W’=0.44mm(従来比16%減) だけ小さくすることができ、より高密度なコネクタを実
現することができる。
【0026】また、従来の雄型端子71と雌型端子73
の弾性舌片72との嵌合状態を示す図5ないし図7を参
照すると、コネクタを小型化する場合に、雄型端子挿入
口11cの深さ寸法Cを可能な限り小さくすることが望
まれるが、雄型端子71の許容振れ量は雄型端子挿入窓
11cのテーパー部11eを除く奥行き寸法Xにより規
定されるので、雄型端子71が弾性舌片72に確実に受
け止められる条件は雄型端子71の振れ幅に対して、雌
型端子72の雄型端子受け口の幅Gが以下の式を満足し
ていなければならない。 G≧2Ytanθ+W−(2D×tanθ/cosθ)…(4)
【0027】さらに、寸法Xとの相関式は、 cosθ={W+(W −(W +X)(t −X) )1/2}/(W +X)・・(5) ところで、図5において、コネクタを小型化するため
に、コネクタハウジング11の長さ寸法Aをさらに小さ
くしたい場合、雄型端子挿入口11cの深さ寸法Cを小
さく、すなわち、雄型端子挿入口11cのテーパー部1
1eを除く奥行き寸法Xを小さく設計する方法が考えら
れるが、その結果、雄型端子71の振れ量は大きくな
り、従来の設計においては雌型端子73の雄型端子受け
口によって雄型端子71を受け止めることができなくな
る。つまり上記の式(5)において等号が成立する寸法
関係のときの寸法Xが最小といえる。
【0028】そこで、さらに寸法Xを小さくするために
は、本発明による設計を実施し、弾性舌片31の先端に
面付けテーパ延長部31aを形成することにより、雌型
端子21の接点位置および雌型端子挿入窓口の幅W
を変えることなく、雌型端子21の雄型端子受け口の幅
GをG’に広げることができ、そのときのG’は、 G'=2{Y−t・cosθ/tan(θ+θ)}tanθ'
+W−2D・tanθ/cosθ'+2t・sinθ/tan
+θ) となる。
【0029】これによって雄型端子23の最大振れ量の
許容値が大きくなり、その結果寸法Xを更に小さく設計
することができ、コネクタハウジング11の長さ寸法A
をより小さく設計することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、弾性
舌片の先端に面付けテーパー延長部が形成してあり、弾
性舌片がその先端外側部でコネクタハウジング内壁と干
渉せずに変位量を大きくとれ、かつ接点位置を変えるこ
となく雌型端子の雄型端子受け口の幅を広げることがで
きるので、雄型端子先端の最大振れ量の許容値を大きく
とれる。これにより、次のような極めて優れた効果を有
する。 (1)弾性舌片の変位量を上述の方法で増加させると
き、コネクタハウジング内壁の幅寸法を変えることなく
行える。これにより、高密度コネクタを設計する際、概
してコネクタハウジング内壁の幅寸法は狭くなる傾向に
あるが、従来よりも弾性舌片の変位量を大きくとりなが
らコネクタハウジング内壁の幅寸法を狭くでき、ばね設
計およびコネクタハウジング設計が容易にできるように
なる。 (2)弾性舌片の変位量を上述の方法で増加させると
き、弾性舌片先端部の雄型端子受け口部の長さを短くす
ることなく行えることである。これにより雄型端子を挿
入する際の嵌合条件を、従来より厳しくすることなく、
より高密度のコネクタを容易に設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雄型端子と雌型端子との嵌合直前状態
を示す断面図である。
【図2】本発明の雄型端子と雌型端子との嵌合状態を示
す断面図である。
【図3】本発明の雌型端子の先端断面図である。
【図4】従来一般の基板ー基板間コネクタの概略斜視
図、
【図5】従来例における雄型端子と雌型端子との嵌合直
前状態を示す断面図である。
【図6】従来例における雄型端子と雌型端子との嵌合状
態を示す断面図である。
【図7】従来例における雄型端子と雌型端子との嵌合直
前状態及び嵌合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 雌型コネクタハウジング 11a 雌型端子挿入窓口 11b 雌型端子挿入窓口内壁 11c 雄型端子挿入口 11d 内壁 11e テーパー部 12 雄型コネクタハウジング 21 雌型端子 23 棒状雄型端子 31 弾性舌片 31a 面付けテーパ延長部 31b 先端外側面 71 雄型端子 72 弾性舌片 72a 先端外側部 73 雌型端子 74 柱状L字型端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 H01R 24/06 H01R 12/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状雄型端子に接触嵌合する先端部を有
    する一対の弾性舌片と、該弾性舌片に一体的に接続され
    た筒状部と、前記弾性舌片の先端部とは反対側の端部に
    おいて該筒状部に一体的に接続されているプリント基板
    接続用の柱状L字形端子とを有する双葉型雌型端子が、
    入口にテーパーを有する雄型端子挿入口と該雄型端子挿
    入口とは反対側に位置し該雄型端子挿入口よりも開口幅
    が大きい雌型端子挿入窓口とを備えた絶縁体よりなる雌
    側コネクタハウジング内の前記雌型端子挿入窓口に挿入
    係止され、 前記棒状雄型端子が前記双葉型雌型端子の前記一対の弾
    性舌片に挿入嵌合されたことによって前記弾性舌片が前
    記棒状雄型端子の挿入方向に対し実質的に垂直方向に変
    位したとき、前記弾性舌片の先端外側面が前記弾性舌片
    の撓み角を考慮した角度で前記雌型端子挿入窓口の内壁
    と平行になるように面つけテーパー延長部が前記弾性舌
    片の先端部に形成され、 前記雌側コネクタハウジングの前記雌型端子挿入口に圧
    入などにより収納係止されている前記双葉型雌型端子の
    弾性舌片側の先端部と、箱状に形成された絶縁体よりな
    る雄側コネクタハウジングの端面に圧入係止された前記
    棒状雄型端子の先端接触部とが、雌側コネクタハウジン
    グおよび双葉型雌型端子からなる雌コネクタと雄側コネ
    クタハウジングおよび棒状雄型端子からなる雄コネクタ
    とを嵌合させることで電気的機械的に接続され、且つ、
    これらの雌コネクタと雄コネクタとはプリント基板に設
    けられたスルーホールに端子部がそれぞれ半田付けまた
    は弾塑性接触部よりなるプレスフィットにより接続され
    て付設され、これらの両基板同士を電気的に接続可能な
    構成にした高密度コネクタにおいて、 Yを前記雌型端子挿入口の端面から前記雌型端子の前
    記弾性舌片の先端までの距離、tを前記弾性舌片の板
    厚、Wを前記雄型端子挿入口の幅、Dを前記棒状雄型
    端子の先端部のテーパー部の長さ、Xを前記雄型端子挿
    入口奥行き長、θを前記弾性舌片の前記面つけテーパ
    ー延長部のテーパー角、θ’を前記棒状雄型端子が前
    記雄型端子挿入口を介して前記雌型端子挿入窓口内に挿
    入されるときの挿入角、θを前記弾性舌片の先端部の
    反り角、θを前記棒状雄型端子の先端部のテーパー角
    とすると、前記棒状雄型端子が前記雌側コネクタハウジ
    ングの前記雄型端子挿入口から前記雌型端子挿入窓口内
    に挿入されるときの挿入角θ’が最大となるとき、前
    記一対の弾性舌片の両面つけテーパー延長部先端間の距
    離である雄型端子受け口の幅G’が下記の相関式を満足
    することを特徴とする高密度コネクタ。 G'=2{Y−t・cosθ/tan(θ+θ)}tanθ'
    +W−2D・tanθ/cosθ'+2t sinθ /tan
    +θ )
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