JP3114502U - かけ算九九計算尺セット - Google Patents

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洋一 向山
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Abstract

【課題】従来のかけ算九九表を改良し、また九九表使用を助ける曲がり尺を提供する。この二つを組み合わせて使用することで、かけ算九九表使用に伴う作業の軽減を可能にし、数字の操作に量の操作を対応させ、学習効率の向上を図るものとする。
【解決手段】間に直角を有し幅が少なくともかけ算九九表の1マス分以上、かつそれぞれの辺の長さも九九表の9マス分以上であるかけ算九九計算尺(1)を、かけ算九九表の乗数・被乗数の位置を表枠外左と下に配置し、その積をマス内右上に小さめに記したかけ算九九計算尺表(2)、もしくはかけ算の答えを全て同形同色の幾何学的模様に置き換えたかけ算九九計算尺円形表と組み合わせて使用する。
【選択図】図1

Description

本考案は従来のかけ算九九表を改良したかけ算九九計算尺表部材、並びに表上で九九の乗数、被乗数、積を限定して示すことのできるかけ算九九計算尺部材を組み合わせて使用する、目線の定まりにくい軽度知的障害を持つ子供にとっても学習効果のあるかけ算練習の教材であると共に、かけ算九九の数字と四角マスの面積を対応させ、数字と量を対応させて習得させる教材である。
乗除の基礎である小学校2年生のかけ算九九を知り、暗記することは日常生活において不可欠であるだけでなく、その後の算数科の学習を進めていく上でも重要な計算の基礎となる。かけ算九九を覚えられないことは、将来の日常生活及び学業に支障をきたすばかりか、時として、低学年の子どもが劣等感を持つ要因となっている。これまでにも数々のかけ算九九の学習法及び指導法の研究提案がなされてきた。簡単な構成で安価に製造でき、使い方の指導も容易である理由から、多くの教師の指示を得ているかけ算九九学習教材として、かけ算九九表がある。従来のかけ算練習は「2×3=6(二、三が六)」というように数字のみの操作を暗記するものであった。その表は碁盤の目のようになっており、一番上の行と一番左の列には乗数・被乗数を配置し、かけた答えをマス目とマス目の交差するところに表示するというものである。一般的に、従来の表を使ってのかけ算九九学習は、まず乗数と被乗数の位置を目、もしくは指等を使って確認し、目線もしくは指を左辺から右に、と同時に上辺から下に移動させ、目線もしくは指が重なったマスの数字をその答えとするまでの一連の作業を有する。
従来のかけ算九九表を使用する際の、数字のみの操作の作業の複雑さは、九九表使用の本来の目的である一位数と一位数との乗法計算の習得の妨げになっていると考えられる。特に、算数が不得手な子ども、及び、従来のかけ算九九表活用に伴う数字のみの一連の複雑な作業を行うことが、発達・知的障害等の理由により困難である子どもたちにとって、従来のかけ算九九表使用は有効な九九の学習方法とは言えない。
従って本考案は、かけ算九九計算尺部材を従来のかけ算九九表を改良したかけ算九九計算尺表部材またはかけ算九九計算尺円形表部材と組み合わせて使用することで、かけ算九九表使用に伴う作業の軽減を可能にし、数字の操作に量の操作を対応させ、学習効率の向上を図るものとする。
上記課題を解決するために、本考案のかけ算九九計算尺セットは、間に直角を有し、幅が少なくともかけ算九九計算尺部材における表枠の1マス分以上、かつそれぞれの辺の長さもかけ算九九計算尺部材における表枠の9マス分以上である曲がり尺、かけ算九九計算尺部材を、従来のかけ算九九表を改良したかけ算九九計算尺表部材またはかけ算九九計算尺円形表部材と組み合わせて使用することを特徴とするものである。
請求項1においては、かけ算九九計算尺部材と組み合わせてかけ算九九計算尺表部材を学習することで、答えを見つけるまでの作業がかけ算九九計算尺部材(曲がり尺)を所定の位置に合わせることにより単一化され、また所要時間も短縮され、視点のちらつきも抑えられる。数字の操作に量の操作が加わることにより、かけ算の意味を理解し習得を助ける。
請求項2において、従来のかけ算表と異なり、枠外に記された乗数及び被乗数は、表枠の外側のラインマスを形成する縦横に走るラインの交点の近くに位置し、これは表の左辺もしくは底辺から数えてその地点までの右に何列、上に何列があるかを示す数であるための配慮である。枠内においては、マス中右上に小さく示された数は、単にかけ算の解であるだけでなく、曲がり尺の内側にできる長方形の面積としてとらえられる。このことによりかけ算の積を、量として捉えることができる。これにより数字の操作と量の確認を同時にできることになり、理解と習得に著しい効果を上げることになる。つまり、本考案のかけ算九九計算尺部材は従来のマスいっぱいに数字が記入された計算主体のかけ算表に対して、幾何学的な思考を促すものである。
請求項3においては、請求項2の表内の数字を同形同色の幾何学的な模様に置き換え、かけ算の解をその個数によって視覚的に表現することで、数字の操作と量の操作のうち、より量の操作に重点をおいた学習への展開を図っている。さらに、5の合成分解線は、視覚的な量の把握を助ける働きを持つ。というのも、5の合成分解線がシグナルとなって、線手前の五つの円を数える手間が省かれる。すると、6以上の数は、この5のかたまりプラス1、2、3、4として捉えることが可能となり、このタイプのかけ算九九計算尺表部材のように、同形同色の幾何学的な模様が規則正しく並んでいた場合でも、一瞬で6以上の数を指などに頼らずとも、正確に認識することができる。
本考案の実施形態を図面を参照して説明する。まず、(2)の枠外に記載された、一位数より、任意の乗数・被乗数(6)・(7)(順不同)を定める。次に、(1)をその内側の横のラインが(2)に於いて下から数えて6(選んだ乗数もしくは被乗数)本目の横ライン、また(1)の内側の縦のラインが(2)の右から数えて7(選んだ乗数もしくは被乗数)本目の縦のラインに重ね合わせる。これによって、目線が(6)、(7)、(1)の直角部分内側に現れる(8)を一瞬にして捉えることができ、また視線が他にぶれずにすむ。と同時に、(1)の直角部分内側、(2)の左下部にあらわれる長方形の面積が42マス分であるということが一目で分かる。
さらに量の操作に重点を置いた学習を行うにあたって、同様の作業を(10)を使用して行うことができる。この黒く塗りつぶされた円は他の幾何学的模様に置き換えても構わない。すなわち乗数・被乗数、図中の(11)と(7)をさだめ、(1)の内側のラインを、かけ算九九計算尺円形表部材の場合、行・列のラインが表記されてはいないが、(11)の行に並ぶ円上、(7)の列に並ぶ円右横にあわせる。この際、3×7というかけ算の解が、同形同色の円の個数として理解される。(この場合は●が21個分となる。)
かけ算九九計算尺セットを上から見た図である。 かけ算九九計算尺表部材を上から見た図である。 かけ算九九計算尺部材をかけ算九九計算尺円形表部材の上に置いた図である。 かけ算九九計算尺円形表部材を上から見た図である。
符号の説明
1 かけ算九九計算尺部材
2 かけ算九九計算尺表部材
3 かけ算九九計算尺部材の幅(かけ算九九計算尺部材における1マス分以上)
4 かけ算九九計算尺部材内側の二直線それぞれの長さ(かけ算九九計算尺部材における9マス分以上)
5 かけ算九九計算尺部材を置いた際の目線の確定箇所
6 被乗数もしくは乗数
7 乗数もしくは被乗数
8 積、タイルの面積、もしくは個数
9 5の合成分解線
10 かけ算九九計算尺円形表部材
11 被乗数もしくは乗数

Claims (4)

  1. 正方形の縦横をそれぞれ十等分し、百マスに区分した表枠の底辺下に左から順に、また左辺外脇(左隣)に下から順に、1〜9の自然数が配置され、このうちの任意の一乗数(かける数)に対して被乗数(かけられる数)は他方の辺に属する一数とし、この二数の積が、表枠内で各乗数・被乗数の行及び列が垂直に交差するマス内に表示され、5の合成分解線、すなわち表の縦横を二分割する線を配した、かけ算九九計算尺表と、間に直角を有し、幅が少なくともかけ算九九表の1マス分以上、かつそれぞれの辺の長さも九九表の9マス分以上であるかけ算九九計算尺を組み合わせてかけ算練習をする学習教材。
  2. 前記のかけ算九九表において、かけ算の答えはマス内右上、すなわち、かけ算九九計算尺表内の縦横の線が交差する各点に対して左斜め45度に小さめに記してあり、枠外表示の乗数・被乗数は、かけ算表左辺脇に並ぶものに関しては、その左辺と枠内を横に走るラインが交わる各点の左斜め下45度に、かけ算表底辺下に並ぶものに関しては、底辺と枠内を縦に走るラインが交わる点の左斜め下45度に記してある請求項1記載のかけ算九九計算尺セット。
  3. 請求項1記載のかけ算九九計算尺セットにおいて、表枠外に一位の乗数・被乗数を配置し、その積を枠内の各乗数・被乗数の行又は列が垂直に交差するマス内に表示したかけ算九九計算尺表を、マス及び枠線を取り払った同形の表内に、円その他の幾何学的模様を縦×横が10×10になるよう等間隔で配置し、表の縦横それぞれを二分割する線を配したかけ算九九計算尺円形表に置き換えたかけ算九九計算尺セット。
  4. 前記のかけ算九九計算尺は、かけ算九九表の上にのせ、その直角部分が右上にくるようにして、表の左辺と底辺に尺の2辺が垂直にくるように合わせ、またその際、尺本体内側の直角のラインを求めたいかけ算の乗数と被乗数それぞれを示す縦横ラインに重ね合わせると、かけ算九九計算尺表においては、求めたいかけ算九九の答えにあたる数字が尺の直角部分の内側の1マスに表示されると同時に、尺の内側にできる長方形の面積として提示され、またかけ算九九計算尺円形表においては、九九の答えは数字ではなく尺の内側にあらわれる模様の個数であらわされる仕組みを持つ請求項1、2、または3に記載のかけ算九九計算尺セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017134299A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 明子 直井 算数学習用教材
JP6719675B1 (ja) * 2019-03-28 2020-07-08 明子 直井 算数学習用教材

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