JP3114392U - 扉の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の閉じ途中から自動的に閉扉でき、しかも簡単な構造で且つ安価であり、小型化、軽量化できて容易に取付けることのできる。
【解決手段】扉の釣元側に固定されたカムケース2と、このカムケース2の開放下端部2a内に、その開放上端部3aが相対回転可能に嵌合されるように扉枠側に固定されたばねケース3と、両ケース2,3の同一回転軸心に貫通されて両ケースを連結したシャフト5と、シャフトに挿通されてばねケース3内に軸心方向に移動可能に且つ回り止め状に収容されたスライダー6と、ばねケース3内に収容されスライダー6をカムケース2側に押圧付勢するばね部材7と、を備える。カムケース2の内底面に、山頂面と、閉扉用斜面カム、及び開扉用斜面カムとを有するカム部9が一体に形成されている。スライダー6の先端に、扉の開閉と共に回転するカムケース2の回転に伴いカム部9に対し摺接するカムフォロアが一体に形成されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、扉を半自動的に閉める機能を備えた扉の開閉装置に関する。
従来、この種の扉の開閉装置には、一般に、シリンダーの中に作動油を充満し、その中を動くピストンによって強力なスプリングの反発力を制御し、扉を自動的に閉鎖する装置、すなわちドアクローザー(ドアチェックともいう)が使用される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−193740号公報
しかるに、上記ドアクローザーでは大型で重量が嵩張るため取付け作業にやや難があり、コスト高でもあるという問題があった。
本考案の目的は、このような問題を解決するためになされたもので、扉の閉じ途中から自動的に閉扉でき、しかも簡単な構造で且つ安価であり、小型化、軽量化できて容易に取付けることのできる扉の開閉装置を提供することにある。
本考案の扉の開閉装置は、扉の釣元側に縦方向に固定された有底筒状のカムケースと、このカムケースの開放下端部内に、その開放上端部が相対回転可能に嵌合されるように扉枠側に縦方向に固定された有底筒状のばねケースと、前記カムケースと前記ばねケースの同一回転軸心に貫通されて前記カムケースと前記ばねケースとを連結したシャフトと、該シャフトに挿通されて前記ばねケース内に軸心方向に移動可能に且つ回り止め状に収容されたスライダーと、前記ばねケース内に収容され前記スライダーを前記カムケース側に押圧付勢するばね部材と、を備えており、前記カムケースの内底面の前記シャフト周りに、径方向で対向する少なくとも一対の、全体が断面台形の山形状で平らな山頂面と、この山頂面の一端から内底面に向かって下る閉扉用斜面カム、および前記山頂面の他端から内底面に向かって下る開扉用斜面カムとを有するカム部が一体に形成されており、前記スライダーの先端における前記シャフトの周りに、前記扉の開閉と共に回転するカムケースの回転に伴い前記カム部に対し摺接する断面台形状のカムフォロアが一体に形成されており、前記扉の閉じ状態では、前記カム部が、前記スライダーに作用する前記ばね部材のばね圧と、前記カムフォロアと接触する前記閉扉用斜面カムの傾斜角度とによって、閉扉方向の回転トルクが発生するようにしてあることに特徴を有するものである。
ひとつの好適な態様として、本考案による扉の開閉装置は、前記扉の開き状態では、前記カム部が、前記スライダーに作用する前記ばね部材のばね圧と、前記カムフォロアと接触する前記開扉用斜面カムの傾斜角度とによって、開扉方向の回転トルクが発生するようにすることができる。
また、前記扉枠側に対するばねケースの固定手段として、前記扉枠側に有底筒状のケースカバーを固定し、このケースカバーの開放上端部から該ケースカバー内に前記ばねケースを回り止め状に且つ上下方向に抜差し可能に差し込むものとすることができる。この場合において、前記カムケースの開放下端部内に前記ばねケースの開放上端部が上下方向に移動可能に嵌合され、前記ばねケースの底部から下方へ突出する前記シャフトの下端側に雄ねじを付け、その雄ねじに螺合する雌ねじを有する筒部と、この筒部の上端に付けた鍔部とを備えた調整ナットの前記鍔部を、前記ばねケースの底部下面に当接させると共に、前記筒部の下端部を前記ケースカバーの底部から下方へ突出させたものとすることができる。
本考案によれば、扉の閉じ状態では、カム部が、スライダーをカムケース側に押圧付勢するばね部材のばね圧と、スライダーのカムフォロアと接触する閉扉用斜面カムの傾斜角度とによって閉じ方向の回転トルクが発生するようにしてあるので、扉を閉める途中から自動的に閉めることができる。
また、カム部を内底面に形成したカムケース、カムフォロアを有するスライダー、ばね部材、及びカムケースとばねケースとを連結したシャフトにより構成されるので、従来のドアクローザーに比べて小型化、軽量化できるため、取り付け易く、しかも構造簡単で低コストに提供できる。
扉の開き状態では、カム部が、スライダーに作用するばね部材のばね圧と、カムフォロアと接触する開扉用斜面カムの傾斜角度とによって、開扉方向の回転トルクが発生するようにしてあると、扉を開ける途中から自動的に開けることができる。
扉枠側に対するばねケースの固定手段として、扉枠側に有底筒状のケースカバーを固定し、このケースカバーの開放上端部から該ケースカバー内にばねケースを回り止め状に且つ上下方向に抜差し可能に差し込むものとしてあると、扉を取り外すときはばねケースをケースカバーから上方へ容易に抜き出すことができるので、容易に扉を取り外すことができる。
ばねケースの底部から下方へ突出するシャフトの雄ねじに調整ナットを螺合装着してあると、スライダーに作用するばね部材のばね圧を容易に調整でき、扉の開閉力、開閉速度を自由に変更できる。
本考案の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は本考案の一実施例を示す扉の開閉装置を閉扉状態で示す正面図、図2は同開閉装置による閉扉状態を示す平面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は同開閉装置のカム部の平面図、図5は同開閉装置のカムケース及びばねケースと、ケースカバーとを分解して示す縦断正面図、図6は同開閉装置の分解斜視図、図7は同開閉装置のカムケース及びばねケースと、ケースカバーとを分解して示す斜視図、図8は同開閉装置のカムケースの透視図、図9の(a)はカムケースのカム部を円周方向に切断して示す展開断面図、(b)はカムフォロアを円周方向に切断して示す展開断面図、図10の(a)は同開閉装置の閉扉状態時におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図、(b)は同開閉装置の開閉中間位置におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図、(c)は同開閉装置の開扉状態時におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図、図11は同開閉装置による開閉中間状態を図2に相応して示す平面図、図12は同開閉装置による開扉状態を図2に相応して示す平面図である。
本考案に係る扉の開閉装置Hは、図1〜図3に示すように、扉1の釣元側に固定される有底筒状のカムケース2と、このカムケース2の開放下端部2a内に、その開放上端部3aが相対回転可能に嵌合されるように扉枠4側に固定された有底筒状のばねケース3と、カムケース2とばねケース3の同一回転軸心に貫通されて両ケース2,3を連結したシャフト5と、該シャフト5に挿通されてばねケース3内に軸心方向に移動可能に且つ回り止め状に収容されたスライダー6と、ばねケース3内に収容されスライダー6をカムケース2側に押圧付勢する圧縮コイルばね等によるばね部材7と、を備える。
図4、図8、図9(a)に示すように、カムケース2はこれの内底面2bのシャフト5周りに、径方向で対向する少なくとも一対の、全体が断面台形の山形状で、平らな山頂面9aとこの山頂面9aの一端から内底面2bに向かって所定角度で下る閉扉用斜面カム9b、および山頂面9aの他端から内底面2bに向かって所定角度で下る開扉用斜面カム9cとを有するカム部9が一体に形成されている。隣接するカム部9とカム部9との間には断面三角形のストッパー突起10が形成されている。
図6、図9(b)に示すように、スライダー6は下方開放状の円筒部6aと、この円筒部6aの上端に一体に形成された頭部6bとを有し、頭部6bにおけるシャフト5の周りには、カムケース2の開閉回転に伴いカム部9に対し摺接するカムフォロア11,11が一体に形成されている。カムフォロア11は、平らな山頂面11aと、カム部9の閉扉用斜面カム9b及び開扉用斜面カム9cにそれぞれ倣う傾斜面11b,11cを有する断面台形状に形成されている。
而して、カムケース2のカム部9とスライダー6のカムフォロア11において、カムケース2のカム部9における開扉用斜面カム9cの傾斜角度(平らな内底面2bと成す角度)は、扉1の開き状態で、図10(c)に示すように、カムフォロア11の傾斜面11cと接触し、スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wを伴って開扉方向Xの回転力が発生する角度に設定している。カム部9の閉扉用斜面カム9bの傾斜角度は、扉1の閉じ状態で、図4、図10(a)に示すように、カムフォロア11の傾斜面11bと接触し、スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wを伴って閉扉方向Yの回転力が発生する角度に設定している。
図3、図5、図6に示すように、ばねケース3はこれの内底中央にシャフト5が挿通される筒状ボス12を一体に形成し、この筒状ボス12の開口上端部の外周に一対の回り止め突起13,13(図6では一方の突起13のみを示す)が径方向に対向するよう設けられ、スライダー6の円筒部6aに回り止め突起13,13が嵌まる一対の切欠14,14(図6では一方の切欠14のみを示す)が設けられ、スライダー6は切欠14,14を回り止め突起13,13に嵌め込むことによりばねケース3の開放上端部3a内に軸心方向に移動可能に且つ回り止め状に収容される。ばねケース3内において、ばね部材7は、その上端部がスライダー6の頭部6bの下面に当接し、その下端部がばねケース3の内底面3b上に当接するようにばねケース3の筒状ボス12の外周及びスライダー6の円筒部6aの外周に嵌め込まれる。
図3、図5に示すように、カムケース2の開放下端部2a内に、ばねケース3の開放上端部3aが相対回転可能に且つ上下方向に移動可能に嵌合される。その際、シャフト5は、カムケース2の閉塞上端部2cの中央、スライダー6の円筒部6a、及びばねケース3の筒状ボス12に貫通され、シャフト5の上端部5aはカムケース2の閉塞上端部2c中央の角孔15に回り止めに且つ止め輪16で抜け止め状に挿通固定され、シャフト5の下端部はばねケース3の底部から下方へ突出される。そのシャフト5の下端部には雄ねじ17が付けられ、その雄ねじ17には、ばね圧Wを調整するための調整ナット18が螺合される。調整ナット18はシャフト5の雄ねじ17に螺合する雌ねじ19を有する筒部18aと、この筒部18aの上端に付けた鍔部18bとを備え、その鍔部18bをばねケース3の底部下面に当接させる。
図1、図6、図7に示すように、カムケース2はこれの外周一部に取付片20を一体に張り出し形成し、この取付片20を扉1にビス21等で締め付けることにより、カムケース2が扉1の釣元側に縦方向に固定される。
一方、ばねケース3はこれの外周に複数個のキー状の突起22を軸心方向に設ける一方、有底筒状のケースカバー23の内周に突起22が嵌まる溝24をつけ、ばねケース3をケースカバー23の開放上端部から該ケースカバー23内に差し込むことによりばねケース3がケースカバー23内に回り止め状に且つ上下方向に抜差し可能にセットされる。その際、図3に示すように、調整ナット18の筒部18aの下端部18cはケースカバー23の内底部から下方へ突出させる。ケースカバー23はこれの外周一部に取付片25を一体に張り出し形成し、この取付片25を扉枠4にビス26等で締め付けることにより、ばねケース3が扉枠4に縦方向に固定される。
ばねケース3とケースカバー23とは差し込むだけで結合してあるので、この開閉装置Hの組み付け後において、扉1を取り外す必要がある場合は、ばねケース3をケースカバー23から上方へ容易に抜き出すことができるので、扉1の取り外しが容易である。
次に、上記構成の扉1の開閉装置Hの作動について図1、図2、図10(a)〜(c)を参照して説明する。
図1では扉1が閉じた状態を示している。この閉扉状態では、図2、図4、図10(a)に示すように、カム部9は、スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wと、スライダー6のカムフォロア11の傾斜面11bと接触している閉扉用斜面カム9bの傾斜角度とにより閉扉方向Yの回転力が発生している。その閉扉方向Yの回転力は任意の角度(カム部9の閉扉用斜面カム9bとカムフォロア11の傾斜面11bとが接触している間)で働き、自由に角度設定ができる。尚、図4中、閉扉用斜面カム9bは斜線で明示する。
この閉扉状態から扉1を開き方向に回転させて行くと、カム部9は、閉扉用斜面カム9bをカムフォロア11の傾斜面11bから乗り上げ、一旦、図10(b)に示すように、カム部9の平らな山頂面9aとカムフォロア11の山頂面11aとが面接触するが、この開閉中間位置(図11参照)ではばね部材7がその面を押さえているだけなので、回転力は発生しない。しかし、更に、扉1を開き方向に回転させて行くと、図10(c)に示すように、開扉用斜面カム9cがカムフォロア11の傾斜面11cと接触し始める。この接触により、カム部9が、スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wと、カムフォロア11の傾斜面11cと接触する開扉用斜面カム9cの傾斜角度とにより開扉方向Xの回転トルクが発生するようにしてあるため、この回転トルクの作用により、扉1を自動的に開けることができるし、また扉1が不用意に閉じ方向に回転するようなことがなくてその開扉状態(図12参照)を維持できる。この開扉状態時ではストッパー突起10とカムフォロア11の傾斜面11bとが接触することにより最大開角を規制する。
この開扉状態から扉1を閉扉方向に回転させて行くと、カム部9は、開扉用斜面カム9cをカムフォロア11の傾斜面11cから乗り上げて一旦、平らな山頂面9aをカムフォロア11の山頂面11aと面接触させる開閉中間位置(図10(b)、図11参照)の状態を経てから、図10(a)に示すように、閉扉用斜面カム9bがカムフォロア11の傾斜面11bと接触し始める。この接触により、カム部9が、スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wと、カムフォロア11の傾斜面11bと接触する閉扉用斜面カム9bの傾斜角度とにより閉扉方向Yの回転トルクが発生するようにしてあるため、この回転トルクの作用により、扉1を自動的に閉めることができるし、また扉1が不用意に開くようなことがなくてその閉扉状態を維持できる。
スライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wは調整ナット18を緩めたり、締めたりすることで変更調整できる。すなわち、ケースカバー23の内底部から下方へ突出する調整ナット18の下端部18cに工具を掛けて調整ナット18を時計方向又は反時計方向に回転させてばねケース3をカムケース2に対し軸方向に接近・離反させることでばね部材7を圧縮・伸長させることができ、これによりスライダー6に作用するばね部材7のばね圧Wを容易に調整でき、扉1の開閉力、開閉速度を自由に変更できる。つまり、扉1の開閉力、開閉速度はばね圧Wを調整ナット18で加減して自由に変更できる。
なお、図13に上記扉の開閉装置Hによる回転力の推移の一例を示す。
上記実施例では、扉1と扉枠4とは、図1に示すように、上記開閉装置Hで連結し、その開閉装置Hの上下箇所を丁番27,27で連結してあるが、これに代えて、扉1と扉枠4とはその上部を上記開閉装置Hで連結し、下部を丁番27で連結することもできる。
本考案の一実施例を示す扉の開閉装置を閉扉状態で示す正面図である。 同開閉装置による閉扉状態を示す平面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 同開閉装置のカム部の平面図である。 同開閉装置のカムケース及びばねケースと、ケースカバーとを分解して示す縦断正面図である。 同開閉装置の分解斜視図である。 同開閉装置のカムケース及びばねケースと、ケースカバーとを分解して示す斜視図である。 同開閉装置のカムケースの透視図である。 (a)はカムケースのカム部を円周方向に切断して示す展開断面図、(b)はカムフォロアを円周方向に切断して示す展開断面図である。 (a)は同開閉装置の閉扉状態時におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図、(b)は同開閉装置の開閉中間位置におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図、(c)は同開閉装置の開扉状態時におけるカム部とカムフォロアとの接触状態を示す展開断面図である。 同開閉装置による開閉中間状態を図2に相応して示す平面図である。 同開閉装置による開扉状態を図2に相応して示す平面図である。 同開閉装置による回転力推移の一例を示す図表である
符号の説明
H 開閉装置
X 開扉方向
Y 閉扉方向
1 扉
2 カムケース
2a カムケースの開放下端部
2b カムケースの内底面
3 ばねケース
3a ばねケースの開放上端部
4 扉枠
5 シャフト
6 スライダー
7 ばね部材
9 カム部
9a カム部の山頂面
9b 閉扉用斜面カム
9c 開扉用斜面カム
11 カムフォロア
17 雄ねじ
18 調整ナット
18a 調整ナットの筒部
18b 調整ナットの鍔部
18c 調整ナットの筒部の下端部
19 雌ねじ
23 ケースカバー

Claims (4)

  1. 扉の釣元側に縦方向に固定された有底筒状のカムケースと、このカムケースの開放下端部内に、その開放上端部が相対回転可能に嵌合されるように扉枠側に縦方向に固定された有底筒状のばねケースと、前記カムケースと前記ばねケースの同一回転軸心に貫通されて前記カムケースと前記ばねケースとを連結したシャフトと、該シャフトに挿通されて前記ばねケース内に軸心方向に移動可能に且つ回り止め状に収容されたスライダーと、前記ばねケース内に収容され前記スライダーを前記カムケース側に押圧付勢するばね部材と、を備えており、
    前記カムケースの内底面の前記シャフト周りに、径方向で対向する少なくとも一対の、全体が断面台形の山形状で平らな山頂面と、この山頂面の一端から内底面に向かって下る閉扉用斜面カム、および前記山頂面の他端から内底面に向かって下る開扉用斜面カムとを有するカム部が一体に形成されており、
    前記スライダーの先端における前記シャフトの周りに、前記扉の開閉と共に回転するカムケースの回転に伴い前記カム部に対し摺接する断面台形状のカムフォロアが一体に形成されており、
    前記扉の閉じ状態では、前記カム部が、前記スライダーに作用する前記ばね部材のばね圧と、前記カムフォロアと接触する前記閉扉用斜面カムの傾斜角度とによって、閉扉方向の回転トルクが発生するようにしてあることを特徴とする、扉の開閉装置。
  2. 前記扉の開き状態では、前記カム部が、前記スライダーに作用する前記ばね部材のばね圧と、前記カムフォロアと接触する前記開扉用斜面カムの傾斜角度とによって、開扉方向の回転トルクが発生するようにしてある、請求項1記載の扉の開閉装置。
  3. 前記扉枠側に対するばねケースの固定手段として、前記扉枠側に有底筒状のケースカバーを固定し、このケースカバーの開放上端部から該ケースカバー内に前記ばねケースを回り止め状に且つ上下方向に抜差し可能に差し込んでいる、請求項1又は2に記載の扉の開閉装置。
  4. 前記カムケースの開放下端部内に前記ばねケースの開放上端部が上下方向に移動可能に嵌合され、前記ばねケースの底部から下方へ突出する前記シャフトの下端側に雄ねじを付け、その雄ねじに螺合する雌ねじを有する筒部と、この筒部の上端に付けた鍔部とを備えた調整ナットの前記鍔部を、前記ばねケースの底部下面に当接させると共に、前記筒部の下端部を前記ケースカバーの底部から下方へ突出させている、請求項3記載の扉の開閉装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101943370B1 (ko) * 2017-11-27 2019-01-29 백진기 개방된 출입문에 설치되는 문틀 없는 비천공 자석식 중문 고정장치

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