JP3114363U - 車椅子用補助ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】補助者が前に回ってフレームを持ち上げる段差や、補助者が後ろ向きで引いていくような下り坂、砂利道や雪道などの悪路でも安定して、且つ安全に走行することができる車椅子用補助ハンドルを提供する。
【解決手段】パイプで形成された車椅子1のフレーム2の、座席の両側に設けられたサイドフレーム2aの前部に形成された湾曲した上部コーナー部10に取付けられるハンドル固定部14と、このハンドル固定部14から斜め上方に突設されたハンドル部15とからなり、ハンドル固定部14のブラケット18の湾曲した凹部16にサイドフレーム2aのコーナー部10を挿着して、この外側から押え板21で押えて、ボルト22で固定するようにした車椅子用補助ハンドル12。
【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子に取り付ける補助ハンドルに関するものである。
一般に手押し式の車椅子は、利用者が椅子に座り、補助者が後ろ側からハンドルを手で握って押して進行していくようになっている。車椅子は大径の主車輪の前方に小径の補助輪があり、体重のかかる部分はセンターよりやや後方の主車輪の部分に多くかかり、補助輪には余り力が加わらず、自由に向きを変えられるようになっている。このため、段差などを乗り超える時には、ハンドルに力を入れて押し下げることにより、主車輪を回転中心として前輪の捕助輪をやや浮かせることにより、補助輪が段差を乗り越え易くなっている。また、後方から押しても乗り越えられないような歩道と車道との大きな段差があるところでは、車椅子の前側に回ってサイドフレームを持ち上げて車椅子を歩道に引き上げている。
また急な下り坂やスロープなどでは、車椅子を前後に反転させて補助者が後ろ向きになってゆっくりと下がっていく。しかしながら砂利道や凹凸のある工事中の道路、雪道などでは、補助輪が自由に方向が変わるので、まっすぐ押しても進行方向が定まらず蛇行してしまことがある。このような時には、車椅子を反転させて主車輪を前輪として後ろ向きの状態で引いていくことがあるが、これは不安定で危険であった。
本考案は上記問題を改善し、補助者が前に回ってサイドフレームを持ち上げたりする段差や、補助者が後ろ向きで引いていくような下り坂や、砂利道、雪道などの悪路でも安定して、且つ安全に走行することができる車椅子用補助ハンドルを提供するものである。
本考案の請求項1記載の車椅子用補助ハンドルは、パイプで形成された車椅子のフレームの、座席の両側に設けられたサイドフレームの前部に取付けられるハンドル固定部と、このハンドル固定部から上方に突設されたハンドル部とからなることを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の車椅子用補助ハンドルは、ハンドル固定部が、サイドフレームの前部に形成された湾曲した上部コーナー部に取付けられ、パイプ状のサイドフレームを挿入する湾曲した凹部と、ねじ孔とからなるブラケットと、ボルト挿通孔を開孔し、サイドフレームを外側から押える押え板とから構成され、前記ブラケットの凹部にサイドフレームのコーナー部を挿着して、この外側から押え板で押えて、ボルト挿通孔からボルトを挿通して前記ねじ孔に螺合して固定するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の車椅子用補助ハンドルは、ハンドル固定部が、サイドフレームの前部を囲むようにパイプ状に形成されたフレーム連結部と、これに連結され、パイプの底部が閉塞したハンドル挿着部とから構成され、ハンドル挿着部にハンドル部を挿着して固定するようにしたことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の車椅子用補助ハンドルによれば、後方から押しても乗り越えられないような歩道と車道との大きな段差があるところでは、前側に回ってフレームの前部に取付けた補助ハンドルを握って容易に引き上げることができる。また下り坂では、補助者は車椅子の前側に回ってサイドフレームの前部に取付けた補助ハンドルを握って後ろ向きに後退する。また砂利道や凹凸のある工事中の道路、雪道などの悪路を走行する時には、補助者は車椅子の前側に回って補助ハンドルを握って、主車輪を前輪として車椅子を後ろ向きに押して走行できるので、安定して安全に走行することができ、補助者の疲労を少なくすることができる。
また請求項2記載の車椅子用補助ハンドルによれば、ブラケットの凹部にパイプフレームの上部コーナー部を挿着して、この外側から押え板で押えて、ボルト挿通孔からボルトを挿通してブラケットのねじ孔に螺合して固定するようにしたので、補助ハンドルの取付位置が使用中にずれることなく確実に固定することができる。
また請求項3記載の車椅子用補助ハンドルによれば、ハンドル固定部が、サイドフレームの前部を囲むようにパイプ状に形成されたフレーム連結部と、これに連結さたハンドル挿着部とから構成されているので、サイドフレームの前部の任意の位置に取付けることができ、補助者に合わせてハンドル部の高さを調整することができる。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図において1は車椅子で、これはパイプで椅子状に形成されたフレーム2の両側に大径の主車輪3が設けられ、この外側にハンドリム4が一体に取付けられていると共に、主車輪3の前方のサイドフレーム2aの下部に小径の補助輪5が設けられている。また、サイドフレーム2aの中央部にシート6が取付けられ、このシート6の前方のサイドフレーム2aの下部にフットプレート7が取付けられていると共に、フレーム2の背面側上部にハンドル8が取付けられている。
前記左右のサイドフレーム2aの前部には、湾曲した上部コーナー部10が形成され、この下に側板11が取付けられている。この湾曲したコーナー部10に補助ハンドル12が前方に向かって斜め上方に突設されている。
この補助ハンドル12は図2に示すように、ハンドル固定部14と、このハンドル固定部から斜め上方に突設されたハンドル部15とから形成されている。またハンドル部15は下部側が上方に傾斜し、上部側が水平に形成され、この先端にゴムグリップ13が取付けられている。またハンドル固定部14は図3に示すように、パイプで形成されたサイドフレーム2aのコーナー部10が挿入される湾曲した凹部16と、ねじ孔17を形成したブラケット18と、ボルト挿通孔19を開孔し、サイドフレーム2aのコーナー部10を外側から押える押え板21とから構成されている。
この補助ハンドル12の取付け方法は、先ずサイドフレーム2aのコーナー部10をブラケット18の湾曲した凹部16に嵌め込んでから、押え板21を閉じて、このボルト挿通孔19からボルト22を挿入してねじ孔17に螺合して、サイドフレーム2aを両側から挟持して固定する。ブラケット18の凹部16にサイドフレーム2aのコーナー部10が挿着され、この外側から押え板21をボルト22で固定しているので、補助ハンドル12の取付位置が使用中にずれることなく確実に固定することができる。
上記構成の補助ハンドル12を取付けた車椅子1は、通常走行する状態では図1に示すように、利用者をシート6に座らせてから、補助者が後ろに回ってハンドル8を握って前進走行する。また、後方から押しても乗り越えられないような歩道と車道との大きな段差があるところでは、前側に回ってサイドフレーム2aの前部に取付けた補助ハンドル12を握って引き上げると、容易に歩道に乗り移ることができる。
また下り坂では、シート6に座っている利用者が前に転倒しないように、補助者は車椅子1の前側に回ってサイドフレーム2aの前部に取付けた補助ハンドル12を握って後ろ向きに後退する。また砂利道や凹凸のある工事中の道路、雪道などの悪路を走行する時には、補助輪5が自由な方向に回転して蛇行してしまうので、補助者は車椅子1の前側に回ってサイドフレーム2aの前部に取付けた補助ハンドル12を握って、主車輪3を前輪として車椅子1を後ろ向きに押して走行するので安定して走行することができ、補助者の疲労も少ない。
図4および図5は本考案の他の実施の形態を示すもので、ハンドル固定部14のブラケット18は、ダイキャストで形成され、パイプで形成されたサイドフレーム2aのコーナー部10が挿入される湾曲した凹部16と、この湾曲した側面に一体に突設した円筒状のハンドル挿着部23とで構成されている。
更にブラケット18の湾曲した凹部16には、ここに挿着される湾曲したコーナー部10を押さえるボルト24が取付けられるねじ孔25が形成されていると共に、凹部16の横に、ねじ孔17が開孔されている。またハンドル挿着部23と、ここに挿着されるハンドル部15にはピン孔27が形成され、ここに連結ピン28を通して連結するようになっている。
この補助ハンドル12の取付け方法は、先ずサイドフレーム2aのコーナー部10を、ハンドル固定部14のブラケット18に形成した湾曲した凹部16に嵌め込んでから、ねじ孔25にボルト24を螺合させて固定する。次に押え板21を閉じて、このボルト挿通孔19からボルト22を挿入してねじ孔17に螺合して、サイドフレーム2aを両側から挟持して固定する。この後、ハンドル挿着部23にパイプで形成されたハンドル部15を挿着して、連結ピン28で連結して取付けを完了する。
図6および図7は本考案の他の実施の形態を示すもので、ハンドル固定部14はサイドフレーム2aの前部中間に、これを囲むように取付けられ、パイプ状に形成されたフレーム連結部30と、これに連結されるパイプで形成されたハンドル挿着部31とから構成されている。前記フレーム連結部30は図6に示すように板材をパイプ状に湾曲させて、その端部を折り曲げて、締付板32を平行に形成し、ここに3個のボルト挿通孔19が開孔されている。また締付板32を突設した部分と反対側の側面の上下には2個の連結片33が突設され、上部の連結片33には長孔34が開孔されていると共に、下部側の連結片33にはボルト挿通孔19が開孔されている。
またパイプで形成されたハンドル挿着部31の底面は円板35で塞がれており、このパイプの側面には2枚の平行な挟持片36が上下に取付けられ、ここにボルト挿通孔19が開孔されている。またハンドル挿着部31の側面と、パイプで形成されたハンドル部15に、それぞれ連結ピン28が貫通するピン孔27が開孔されている。
この補助ハンドル12の取付け方法は、先ずサイドフレーム2aの前部にフレーム連結部30を囲むように取付けてから、締付板32、32のボルト挿通孔19にボルト22を通してナットで締付けて固定する。またフレーム連結部30の側面から突設した連結片33を両側から挟むようにハンドル挿着部31の挟持片36を取付けてボルト22で連結する。この後、底部が円板35で閉塞されたハンドル挿着部31にハンドル部15を挿着してから、連結ピン28で一体に連結する。従って、サイドフレーム2aの前部の任意の位置に取付けることができ、補助者に合わせてハンドル部15の高さを調整することができる。
なお本考案では、ハンドル固定部14の湾曲した凹部16の内側に、ゴムなどの弾性マットを張り付けても良い。またハンドル部15の形状や長さは任意に選定することができる。またハンドル部15を取り外した場合、ハンドル挿着部23、31にゴムカバーを取り付けると良い。また図4に示すハンドル固定部14のブラケット18は、ダイキャストで形成したものに限らず機械加工で形成したものでも良い。更に本考案の車椅子用補助ハンドルは市販の車椅子1に、後から取り付けることもできるし、また車椅子1を製造する段階で予め取付けても良い。
本考案の実施の一形態による補助ハンドルを取付けた車椅子の斜視図である。 図1の車椅子用補助ハンドルを示す側面図である。 図2の車椅子用補助ハンドルを示す断面図である。 本考案の他の実施の形態による補助ハンドルの側面図である。 図4の車椅子用補助ハンドルを示す断面図である。 本考案の他の実施の形態による補助ハンドルを分解して示す斜視面である。 図6の補助ハンドルを車椅子に取付けた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 車椅子
2 フレーム
2a サイドフレーム
3 主車輪
4 ハンドリム
5 補助輪
6 シート
7 フットプレート
8 ハンドル
10 コーナー部
11 側板
12 補助ハンドル
14 ハンドル固定部
15 ハンドル部
16 湾曲した凹部
17 ねじ孔
18 ブラケット
19 ボルト挿通孔
21 押え板
22 ボルト
23 ハンドル挿着部
24 ボルト
25 ねじ孔
27 ピン孔
28 連結ピン
30 フレーム連結部
31 ハンドル挿着部
32 締付板
33 連結片
34 長孔
35 円板
36 挟持片

Claims (3)

  1. パイプで形成された車椅子のフレームの、座席の両側に設けられたサイドフレームの前部に取付けられるハンドル固定部と、このハンドル固定部から上方に突設されたハンドル部とからなることを特徴とする車椅子用補助ハンドル。
  2. ハンドル固定部が、サイドフレームの前部に形成された湾曲した上部コーナー部に取付けられ、パイプ状のサイドフレームを挿入する湾曲した凹部と、ねじ孔とからなるブラケットと、ボルト挿通孔を開孔し、サイドフレームを外側から押える押え板とから構成され、前記ブラケットの凹部にサイドフレームのコーナー部を挿着して、この外側から押え板で押えて、ボルト挿通孔からボルトを挿通して前記ねじ孔に螺合して固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車椅子用補助ハンドル。
  3. ハンドル固定部が、サイドフレームの前部を囲むようにパイプ状に形成されたフレーム連結部と、これに連結され、パイプの底部が閉塞したハンドル挿着部とから構成され、ハンドル挿着部にハンドル部を挿着して固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車椅子用補助ハンドル。

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