JP3114230U - 補助装置を備えたルームランナー - Google Patents

補助装置を備えたルームランナー Download PDF

Info

Publication number
JP3114230U
JP3114230U JP2005005060U JP2005005060U JP3114230U JP 3114230 U JP3114230 U JP 3114230U JP 2005005060 U JP2005005060 U JP 2005005060U JP 2005005060 U JP2005005060 U JP 2005005060U JP 3114230 U JP3114230 U JP 3114230U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
support
waist
frame body
auxiliary device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005005060U
Other languages
English (en)
Inventor
祐三 仲本
Original Assignee
祐三 仲本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 祐三 仲本 filed Critical 祐三 仲本
Priority to JP2005005060U priority Critical patent/JP3114230U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114230U publication Critical patent/JP3114230U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】両手を使用せずに身体を支えた状態で安全に歩行または走行することができる補助装置を備えたルームランナーを提供する。
【解決手段】エンドレスベルト4を支持する複数の支持ローラRがフレーム本体2に所定間隔で回転自在に支持され、フレーム本体2の後方には背当部6及び腰当部8を備えた補助装置が一体的に設けられ、上記背当部6は、フレーム本体2の両側面に立設した支柱5a,5b上部に高さ調整可能なホルダ22と、ホルダ22に上下に揺動可能に支持されたブラケット24と、ブラケット24の上下に水平方向に回転自在に近接支持された2本の弾性ローラ25a,25bとから成り、腰当部8は、後端側が支柱5a,5bの高さ方向略中間部位に取付けられて、先端側がフレーム本体2の幅方向に拡開するように揺動可能に取付けられた一対の腰当フレーム42a,42bを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、補助装置を備えたルームランナーに係り、更に詳しくは、一般家庭の室内でも使用することができる補助装置を備えたルームランナーに関する。
従来から使用されているルームランナーは、使用者が室内で歩行や走行を行うことで足、腰の鍛錬やリハビリなどを行う運動施設の1つとして公共のフィットネスクラブやジム、病院などの大型の建物内に設置されている。
この種のルームランナーは、所定速度で走行するベルト上に乗った使用者が所定のベルト移動速度に併せて歩行または走行できるように構成されている。ところが、特にリハビリなどを行う使用者や高齢者などは、限られたスペースのベルト上で歩行または走行を長時間継続して安定状態で行うことは必ずしも容易ではないことから、身体の態勢を安定状態に維持して歩行または走行を行うために手で身体を支えるハンドルを走行方向前方に立設したルームランナーが提案されている(特許文献1参照)。
このルームランナーは、ベルト走行方向前方に立設したハンドルと、当該ハンドルに連結されたフレームと、該フレームに回転可能に支持された複数の金属性のローラと、該ローラを取り囲んで配置された補強合成ゴム製のエンドレスベルトなどから構成されている。そして、上記のルームランナーを使用する使用者は、所定の走行速度で走行するエンドレスベルト上で走行または歩行を行う際には身体が後方に移動され易くなり、また身体のバランスを取るためにハンドルを両手で把持した態勢が終始維持されている。
実用登録第3026645号公報
ところが、上記のルームランナーで長時間に亘ってハンドルを両手で身体を支えた状態で歩行または走行していると、両手が自由にならないだけでなく手が疲労する問題を有していた。
一方、上記のような公共の運動施設に設置されているルームランナーでは、使用時間に制限があるため、何時でも好きな時間に使用したり長時間使用することができない問題も有していることから、家庭などでも使用することができるルームランナーが望まれていたが、従来の大形サイズのルームランナーでは、家庭などの制限されたスペースでは設置するのが困難となる問題を有していた。
本考案は、このような問題点に着目してなされたもので、両手を使用せずに身体を支えた状態で安全に歩行または走行することができる補助装置を備えたルームランナーを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本考案の請求項1に記載の補助装置を備えたルームランナー1は、フレーム本体2のベルト走行部Sを前後方向に所定速度で移動するエンドレスベルト4の上面で使用者10が歩行または走行するルームランナー1に於いて、上記ベルト走行部Sは、上記エンドレスベルト4を支持するための複数の支持ローラRが上記フレーム本体2に所定間隔で回転自在に支持されるとともに、上記フレーム本体2の後方には、歩行または走行移動時に使用者10の背中を支える背当部6及び使用者の腰部後面ないし側面を支える腰当部8を備えた補助装置が一体的に設けられ、上記背当部6は、上記フレーム本体2の両側面に立設した一対の支柱5a,5bの上部に高さ調整可能に取付けられたホルダ22と、該ホルダ22に所定角度の範囲で上下に揺動可能に支持軸に支持されたブラケット24と、該ブラケット24の上下に上記ベルト4の移動方向と直交する水平方向に回転自在に近接支持された2本の弾性ローラ25a,25bとから成り、上記腰当部8は、後端側が支柱5a,5bの高さ方向略中間部位に高さ調整可能に取付けられるとともに、上記使用者10の前方側を向く先端側が上記フレーム本体2の幅方向に拡開するように水平面上で揺動可能に取付けられた一対の腰当フレーム42a,42bを備えて成り、上記腰当部8は、後端側が少なくとも上記使用者10の腰部幅より狭い間隔になるよう構成されるとともに、上記先端側が上記使用者10の腰部幅より広くなるように構成されることを特徴とする補助装置を備えたルームランナーである。
上記の補助装置を備えたルームランナー1によれば、ルームランナー1の使用者10は、歩行または走行時に当該使用者10の背中が背当部6で支えられるとともに、使用者10の腰部後面ないし側面が使用者10の腰部幅より狭い間隔となる腰当部8により支えられ、両手で身体を支持せずに所定速度で移動するエンドレスベルト4の上面を歩行または走行される。
本考案の請求項2に記載の補助装置を備えたルームランナー1は、上記背当部6が、上記2本の弾性ローラ25a,25bを支持するブラケット24が、上記ホルダ22に対し上下に揺動する揺動端において衝撃を緩衝する衝撃緩衝手段35を有していることを特徴とする補助装置を備えたルームランナー1である。
上記の補助装置を備えたルームランナー1によれば、使用者10がエンドレスベルト4の上面を歩行または走行する際に、上下動する背中を支える背当部6が、湾曲した背中の上下動に追従して上下に揺動するので背中が常に2本の弾性ローラ25a,25bで支持され、上下に揺動する揺動端では衝撃緩衝手段35により衝撃が緩衝される。
本考案の請求項3に記載の補助装置を備えたルームランナー1は、上記背当部6は、上記ブラケット24が、上記ホルダ22に対し上記使用者10の前方側に向けて前後に移動可能に支持され、且つ上下に揺動する揺動角度が、上記ブラケット24の前後位置における下面と対面する上記ホルダ22の当接面との当接により調整可能に支持されていることを特徴とする補助装置を備えたルームランナーである。
上記の補助装置を備えたルームランナー1によれば、2本の弾性ローラ25a,25bを支持するブラケット24の前後位置を調整することで、上記ブラケット24の下面と対面するホルダ22の当接面と当接する間隔が変化し、ブラケット24の上下に揺動する揺動角度が設定される。
本考案の請求項4に記載の補助装置を備えたルームランナー1は、上記フレーム本体2の前端側には一対の支柱12a,12bが立設保持されており、該支柱12a,12bの上部に支持台14及び引出し16付き支持台15が使用者の略腹部前方に対向するように取付けられ、所定間隔をもって上下に調整可能に配置されていることを特徴とする補助装置を備えたルームランナー1である。
上記の補助装置を備えたルームランナー1によれば、使用者の略腹部前方に対向するように所定間隔をもって支柱に取付けられた支持台14及び引出し16付き支持台15上に書籍やパソコンなどが載置される。
本考案は以下の効果を奏する。
請求項1に記載の考案によれば、ルームランナーの使用者は、背中が背当部で支えられるとともに、その腰部後面ないし側面が使用者の腰部幅より狭い間隔となる腰当部により支えられるので、使用者の両手で身体を支持せずに所定速度で移動するエンドレスベルトの上面を安全に歩行または走行することができ、歩行または走行時には、所定間隔で回転自在に支持された複数の支持ローラ上で足裏面を刺激することができる。
請求項2に記載の考案によれば、使用者がエンドレスベルトの上面を歩行または走行する際に、湾曲した背中の上下動に追従して上下に揺動するので使用者の背中を常に2本の弾性ローラで支持することができ、上下に揺動する揺動端では衝撃緩衝手段により衝撃を緩衝することができる。
請求項3に記載の考案によれば、ブラケットの上下に揺動する揺動角度が調整可能となっているので、使用者の体形や背中の湾曲度合にかかわらず使用者の背中を2本の弾性ローラで支持することができる。
請求項4に記載の考案によれば、エンドレスベルトの上面を歩行または走行する使用者は、その略腹部前方に対向配置された支持台及び引出し付き支持台上の書籍やパソコンなどを両手で使用することができる。
本考案の実施例を以下に説明する。
図1〜図3には、補助装置を備えたルームランナー及び補助装置が示されている。図1は、本考案に係る補助装置を備えたルームランナーの実施例を示す全体斜視図、図2は上記実施例の補助装置である背当部の分解組立斜視図、図3は上記実施例の補助装置である腰当部の斜視図である。
図1に示すように、ルームランナー1は、平面視後方側が開放するコ字形のフレーム本体2と、左右のサイドフレーム2a,2bに回転自在に支持されて当該フレーム本体2の縦方向に所定間隔で配置された複数の支持ローラRと、フレーム本体2の前方に支持されて電動モータにより駆動される駆動ローラ(不図示)と、フレーム本体2の後端に回転自在に支持された前後移動可能な従動ローラR1に巻回されて複数の支持ローラR上を所定の移動速度で前方に走行するゴム製のエンドレスベルト4により構成されている。
尚、ゴム製のエンドレスベルト4の上面には、柔らかいスポンジまたはウレタンゴム等が貼着されており、素足でも感触が良く滑ることなくジョギングや散歩ができ、複数の支持ローラRによって足裏マッサージ効果を得ることができる。
複数の支持ローラRは、使用者10が歩行または走行する際にエンドレスベルト4上に載る領域となるベルト走行部Sに配置されており、支持ローラRの間隔は使用者の体重や足の大きさによって適宜変更することも可能である。
このように、ベルト走行部Sは複数の支持ローラRによってエンドレスベルト4を支持しているので、従来のように支持板上をエンドレスベルト4が走行する方式に比較して、支持板とエンドレスベルト4との摩擦が低減するので、摩擦熱の発生が軽減されると共にモータに作用する負荷が軽減されるため、長時間の運転が可能となり使用者の許容体重を増やすことも可能となる。
次に、ルームランナー1に備えられた補助装置に付き図2、図3を参照して説明する。
補助装置は、上記フレーム本体2の後方にあって、歩行または走行移動時に使用者10の背中を支える背当部6と、使用者の腰部後面ないし側面を支える腰当部8とから主に構成されており、これらは上記フレーム本体2に一体的に設けられている。
更に他の補助装置として上記フレーム本体2の前方に、使用者の比較的低い略腹部前方側に対向して棚部Tが配置されると共に、フレーム本体2の側面にもベルト速度の設定操作部や使用時間の表示部を設けた操作パネル20が配置されている。尚、本実施例において操作パネル20は、使用者10の右側に配置されているが左側に配置することも可能であり、左利きの使用者でも対応できるようになっている。
先ず、背当部6は、図2に示すように上記フレーム本体2の両側面に立設した一対の支柱5a,5bの上端に高さ調整可能に取付けられた平面視コ字形に形成されたホルダ22と、このホルダ22に所定角度の範囲で上下に揺動可能に支持軸に支持されたブラケット24と、このブラケット24の上下に上記エンドレスベルト4の移動方向と直交する水平方向に回転自在に近接支持された2本の弾性ローラ25a,25bとから構成されている。
詳しくは、上記ホルダ22は、一対の支柱5a,5b上端に取付けられた上部支持具Hに着脱可能に取付けられており、この上部支持具Hは、一対の支柱5a,5b上端の開口端部に差込み可能な差込み部を垂直管の下端部に形成すると共にこの垂直管を水平に折曲した水平管により形成される一対の支持フレーム28a,28bと、これら支持フレーム28a,28bの上記水平管の対向する端部に直交するように接合されて前方に向けて延設する支持アーム30a,30bとから構成されている。
ホルダ22は、鋼鈑を折曲して底板26cの両側から前方に突設する側板26a,26bを形成して、これら側板26a,26bの中央に前後に延びる一対の水平な長孔27を形成すると共に底板26cの裏面には補強板36が接合されている。
そして、支柱5a,5bの上端に差込まれた支持フレーム28a,28b下端部、ないしホルダ22底板26cの補強板36は、一対の支柱5a,5bの上端、及び上部支持具Hの支持アーム30a,30b先端に、取付けネジLを介してそれぞれ取付けられている。
また、ブラケット24は、2本の弾性ローラ25a,25bを支持すべく底板34の両側にローラ支持部32a,32bを前方に突設すると共に、両ローラ支持部32a,32bの側面には先端外周にネジを螺設した一対の支持軸38が突設し、底板34裏面には衝撃緩衝手段としての平板状のスポンジゴム35が貼着されている。
そこで、底板34裏面にスポンジゴム35を貼着したブラケット24を、コ字形に形成されたホルダ22の両側板26a,26bの内側に内装した状態で一対の支持軸38を水平な長孔27に挿入して支持軸38先端に図示しない皿座金を介してナットを螺着する。
これにより、ブラケット24は、長孔27の所定高さ位置に支持軸38を介して上下方向に揺動可能に支持される。ブラケット24の揺動範囲は、底板34裏面の上下側端部がホルダ22の底板26c内面に当接した位置で決められるが、長孔27における支持軸38の高さ位置の調整によって揺動範囲は変更することができる。
ブラケット24の底板34裏面には、スポンジゴム35が貼着されているので、上下に揺動する揺動端においてホルダ22の底板26c内面に当接した際の衝撃は、スポンジゴム35により緩和される。
尚、衝撃緩衝手段としては、スポンジゴム35に限らず弾性体としてコイルばねや板ばねなどを利用しても良いことは勿論である。
次に、腰当部8は、図3に示すように上記フレーム本体2の両側面に立設した一対の支柱5a,5bの高さ方向略中間部位に一対の腰当フレーム42a,42bが取付けられている。
これら腰当フレーム42a,42bは、後端側が一対の支柱5a,5bに高さ調整可能に取付けられるとともに、上記使用者10の前方側を向く先端側が上記フレーム本体2の幅方向に拡開するように水平面上で揺動可能に構成されている。
更に、これら腰当フレーム42a,42bは、後端側が少なくとも上記使用者の腰部幅より狭い間隔Wになるよう構成されるとともに、上記先端側が上記使用者10の腰部幅より広い幅W1になる揺動角度θまで水平方向に拡開揺動されている。
詳しくは、腰当フレーム42a,42bは、管体をコ字形に折曲形成した後端側が縦長の揺動軸44a,44bに接合されており、揺動軸44a,44b下方の側面には、外方に突設する一対の支持アーム46,48が上下に配置され、これら支持アーム46,48の先端は、両支柱5a,5bに揺動可能に挿嵌されて取付けネジLを介してそれぞれ取付けられている。
従って、腰当フレーム42a,42b後端側の間隔Wは、使用者10の腰幅より狭く形成されており、使用者10が、拡開揺動した腰当フレーム42a,42bの先端側間に腰部を挟んだ状態で後方(矢印方向)に移動すると、上記使用者の腰部後面ないし両側面が狭い間隔Wとなった腰当フレーム42a,42bの後端側に支えることができるようになっている。
尚、腰当フレーム42a,42bは、一対の支柱5a,5bに高さ調整可能に取付けられているので、使用者10の体格に応じて上下に移動して適切な位置に設置することができる。
一方、上記フレーム本体2の前方には、他の補助装置となる棚部Tが配置されており、この棚部Tは、フレーム本体2の前端側に立設保持された一対の支柱12a,12bの上部に取付けられた支持台としてのテーブル14と、このテーブル14下面に所定間隔をもって調整可能に取付けられた引出し16付き支持台(テーブル15)が使用者10の略腹部前方に対向するように設けられている。
上記のテーブル14や引出し16付きテーブル15上には、パソコンや書籍類を適宜載置することができ、引出し16内には筆記具やメモなどの小物の文具類や眼鏡などを収納することができるようになっている。
また、エンドレスベルト4上で歩行または走行する使用者10の側面には、操作パネル20がフレーム本体2の片側側面に立設した支柱18の上端に取付けられており、この操作パネル20には、エンドレスベルト4の速度を設定する設定操作部や、使用時間を表示する表示部が設けられている。
次に、上記ルームランナーの使用例に付き説明する。
ルームランナー1の腰当部8である腰当フレーム42a,42bの前方側を向く先端側を大きく開放して、腰当フレーム42a,42bの内側に使用者10が入った状態で、使用者10の両足をルームランナー1の左右のサイドフレーム2a,2b上に載せて、拡開している両腰当フレーム42a,42bを内側に揺動させて使用者10の腰部両側に接近させる。
次に、使用者10は、操作パネル20の起動ボタンを押し、操作ボタンを操作してエンドレスベルト4のベルト速度を例えば歩行モードに設定し、走行するエンドレスベルト4上に両足を乗せて歩行を開始する。
この時、使用者10の身体は、エンドレスベルト4の走行により後方へ移動するので、使用者10の腰部が左右に拡開している前方側から次第に狭くなる間隔W間に移動して、両腰当フレーム42a,42b間の内側で支持される。
同様にして、使用者10の背中は、背当部6のブラケット24の上下に回転自在に近接支持された2本の弾性ローラ25a,25bに当接して支持され、これら弾性ローラ25a,25bは、支持軸38を中心として上下に揺動するので、歩行移動する使用者10の背中は、歩行時に上下動しても湾曲した背中の上下動に追従して支持することができる。
以上のような実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)ルームランナー1の使用者10は、背中が背当部6で支えられるとともに、その腰部の後面ないし側面が、使用者10の腰部幅より狭い間隔Wとなる腰当部8により支えられるので、使用者10の両手で身体を支持せずに所定速度で移動するエンドレスベルト4の上面を安全に歩行または走行することができ、歩行または走行時には、所定間隔で回転自在に支持された複数の支持ローラR上で足裏面を刺激することができる。
(2)使用者10が、エンドレスベルト4の上面を歩行または走行する際に、2本の弾性ローラ25a,25bが湾曲した背中の上下動に追従して上下に揺動するので使用者10の背中を常に2本の弾性ローラ25a,25bで支持することができ、上下に揺動する揺動端では衝撃緩衝手段としてのスポンジゴム35により衝撃を緩衝することができる。
次に、上記実施例で述べたルームランナーの変形例に付き図4を参照して説明する。図4はルームランナーの変形例に係る補助装置を備えたルームランナーの全体斜視図である。
尚、上記実施例の構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
この変形例におけるルームランナー及び補助装置の構成ならびに作用、効果は、上記実施例に対し基本的には同一であるがエンドレスベルトの構成が異なるものである。
すなわち、本変形例のエンドレスベルト50は、走行面はカーペット地となる織布で構成されて複数の貫通孔52が整列形成されてベルトが使用されている。
従って、この変形例によれば、複数の貫通孔52が整列形成されたエンドレスベルト50を使用することで、電動モータや駆動ローラから発生する熱が複数の貫通孔52から逃げるので、熱がフレーム本体2内部に篭ることがなく、電動モータの発熱が抑制され、ベルトの延びも抑制される。
また、上記実施例では、腰当フレーム42a,42bの後端側が縦長の揺動軸44a,44bに接合されているが、この腰当フレーム42a,42bの後端側を更に後方に延長させても良く、又は後端側を内側に湾曲させて伸長することも可能である。これにより、後端側の間隔Wより細い体形の使用者や子供などでも腰部を支持することができる。
本考案に係る補助装置を備えたルームランナーの実施例を示す全体斜視図である。 上記実施例の補助装置である背当部の分解組立斜視図である。 上記実施例の補助装置である腰当部の斜視図である。 ルームランナーの変形例に係る補助装置を備えたルームランナーの全体斜視図である。
符号の説明
1 ルームランナー
2 フレーム本体
2a,2b サイドフレーム
4 エンドレスベルト
5a,5b 支柱
6 背当部
8 腰当部
10 使用者
12a,12b 支柱
14,15 テーブル(支持台)
16 引出し
18 支柱
20 操作パネル
22 ホルダ
24 ブラケット
25a,25b 弾性ローラ
26a,26b 側板
26c 底板
27 長孔
28a,28b 支持フレーム
30a,30b 支持アーム
32a,32b ローラ支持部
34 底板
35 スポンジゴム(衝撃緩衝手段)
36 補強板
38 支持軸
42a,42b 腰当フレーム
44a,44b 揺動軸
46,48 支持アーム
50 エンドレスベルト
52 貫通孔
H 上部支持具
L 取付けネジ
R 支持ローラ
R1 従動ローラ
S ベルト走行部
T 棚部

Claims (4)

  1. フレーム本体2のベルト走行部Sを前後方向に所定速度で移動するエンドレスベルト4の上面で使用者10が歩行または走行するルームランナー1に於いて、上記ベルト走行部Sは、上記エンドレスベルト4を支持するための複数の支持ローラRが上記フレーム本体2に所定間隔で回転自在に支持されるとともに、上記フレーム本体2の後方には、歩行または走行移動時に使用者10の背中を支える背当部6及び使用者の腰部後面ないし側面を支える腰当部8を備えた補助装置が一体的に設けられ、上記背当部6は、上記フレーム本体2の両側面に立設した一対の支柱5a,5bの上部に高さ調整可能に取付けられたホルダ22と、該ホルダ22に所定角度の範囲で上下に揺動可能に支持軸に支持されたブラケット24と、該ブラケット24の上下に上記ベルト4の移動方向と直交する水平方向に回転自在に近接支持された2本の弾性ローラ25a,25bとから成り、上記腰当部8は、後端側が支柱5a,5bの高さ方向略中間部位に高さ調整可能に取付けられるとともに、上記使用者10の前方側を向く先端側が上記フレーム本体2の幅方向に拡開するように水平面上で揺動可能に取付けられた一対の腰当フレーム42a,42bを備えて成り、上記腰当部8は、後端側が少なくとも上記使用者10の腰部幅より狭い間隔になるよう構成されるとともに、上記先端側が上記使用者10の腰部幅より広くなるように構成されることを特徴とする補助装置を備えたルームランナー。
  2. 上記背当部6は、上記2本の弾性ローラ25a,25bを支持するブラケット24が、上記ホルダ22に対し上下に揺動する揺動端において衝撃を緩衝する衝撃緩衝手段35を有していることを特徴とする請求項1記載の補助装置を備えたルームランナー。
  3. 上記背当部6は、上記ブラケット24が、上記ホルダ22に対し上記使用者10の前方側に向けて前後に移動可能に支持され、且つ上下に揺動する揺動角度が、上記ブラケット24の前後位置における下面と対面する上記ホルダ22の当接面との当接により調整可能に支持されていることを特徴とする請求項1または2に記載の補助装置を備えたルームランナー。
  4. 上記フレーム本体2の前端側には一対の支柱12a,12bが立設保持されており、該支柱12a,12bの上部に支持台14及び引出し16付き支持台15が使用者の略腹部前方に対向するように取付けられ、所定間隔をもって上下に調整可能に配置されていることを特徴とする請求項1記載の補助装置を備えたルームランナー。
JP2005005060U 2005-06-30 2005-06-30 補助装置を備えたルームランナー Expired - Fee Related JP3114230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005060U JP3114230U (ja) 2005-06-30 2005-06-30 補助装置を備えたルームランナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005060U JP3114230U (ja) 2005-06-30 2005-06-30 補助装置を備えたルームランナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3114230U true JP3114230U (ja) 2005-09-29

Family

ID=43276556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005060U Expired - Fee Related JP3114230U (ja) 2005-06-30 2005-06-30 補助装置を備えたルームランナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114230U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020195350A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 不二精機株式会社 動物用運動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020195350A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 不二精機株式会社 動物用運動装置
JP7218912B2 (ja) 2019-06-05 2023-02-07 不二精機株式会社 動物用運動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101766888B (zh) 能够进行适应性弯曲轨道运动的锻炼装置
US8556787B2 (en) Tilting inversion exerciser
CN101773716B (zh) 具有滑动脚连接件枢转引导件的锻炼装置
US5531658A (en) Exercise device for building and rehabilitating waist
JP2017519609A (ja) 活性化プラットホーム
JP2012523287A (ja) スライド式腹部エクササイズ装置
US20160206910A1 (en) Exercise Rocking Chair
JP2011025015A (ja) 運動器具
EP2393397B1 (en) Chair back support system
JP3114230U (ja) 補助装置を備えたルームランナー
US20040192521A1 (en) Multi-mode exerciser
EP2346581B1 (en) Exercise apparatus
US5628632A (en) Pivotable torso exercise support
US5486148A (en) Flexible cycling apparatus
KR101099244B1 (ko) 전신 운동기구
JP2002306629A (ja) 運動機器
KR102352271B1 (ko) 로잉머신
JP2003000752A (ja) トレーニングマシン
TW201244773A (en) Rehabilitation and fitness equipment with upper limb stretching function
RU78679U1 (ru) Тренажер для упражнений с качаниями и поворотами в талии6
KR200442075Y1 (ko) 실내 운동용 자전거
JPH0123491Y2 (ja)
TWM559118U (zh) 全自動健身運動椅
JP2011010767A (ja) 運動用具
KR20230099955A (ko) 복근 강화기구

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees