JP3114198U - 活水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成により、効率的に浴槽水等を活水化させることなどが可能な活水装置を提供する。
【解決手段】粒子状のトルマリン2と、永久磁石3と、これらを収容するケーシング4と、ケーシングの少なくとも一部を覆う金箔4kとを備える活水装置。金箔による外観の美しさ、及び鎮静効果が得られ、金箔による血液循環効果等によりトルマリンの効果を増強できる。ケーシングは、収容部4jに収容される粒子状のトルマリンより小径の開口部が複数穿設され、収容部とケーシングの外部とを連通させる網状部と、収容部内で永久磁石を支持する支持部4eとを有することが好ましい。ケーシングは、永久磁石の外側に、永久磁石の磁力の遮蔽手段5と、永久磁石の表面を覆う被覆手段6を備えることが好ましい。粒子状のトルマリンは、トルマリン鉱石を破砕して2mm以上、5mm以下の粒径としたものが好適である。
【選択図】図2

Description

本考案は、トルマリン等を用いて浴槽水等を活水化させるための活水装置に関する。
トルマリンは、「電気石」とも呼ばれ、結晶体に圧力を加えると電圧を発生させ、温度変化により表面に電荷を生じるなどの特性を有する。このトルマリンは、水に触れると、水分子を水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)とに分離する。そして、水素イオンは、マイナス電極に引きつけられ、そこから放出される電子と結合して水素ガスとなり、水をアルカリ化する。一方、水酸イオンは、周囲の水分子と結合し、界面活性物質であるヒドロキシルイオン(H3O2-)に変化する。
また、トルマリンからは、人体に有用なカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、ケイ素(Si)、ホウ素(B)等のミネラル分を溶出させる作用があるとともに、水分子の集団を小さくする作用、すなわち、水のクラスターを小さくする作用もあるといわれている。
上記特徴を有するトルマリンで処理した水を飲料水としたり、浴槽水として用いると、新陳代謝を活発にしたり、血液浄化、血行促進等に効果的であり、鎮静作用及び温熱作用もあり、細胞を活性化したり、情緒を安定にするなど人体に有益であることが知られている。
一方、磁場に水を通すと、磁気流体力の作用によって水の分子構造が変化し、クラスタが細分化され、保湿、浸透、溶解、洗浄、抗菌、熱伝導率等に優れた磁気水に改質される。この磁気水は、飲用水としてのみならず、調理や食器等の洗浄、入浴にも効果的であり、動植物の成育を向上させるなどの効果もあることが知られている。
そこで、トルマリンと磁石の両方の効果を同時に得るため、両者を組み合わせ、洗面器、浴槽等に沈めることにより、洗顔、入浴の効果を高めるようにした生活用水の浄化法(特許文献1参照)、美容器(特許文献2参照)が提案されている。
また、トルマリン及び磁石の上記特性をさらに効果的に発揮させるため、特許文献3には、風呂水を強制循環させる手段を取り入れ、まず、風呂水にトルマリンを作用させ、その上で永久磁石により磁気水化する2段構成としたイオン発生器が提案されている。
特開平9−47766号公報 特開平10−305073号公報 特開2002−126765号公報
しかし、特許文献1に記載の生活用水の浄化法では、トルマリンを含む複合鉱物を用いて磁場を形成しているが、磁場の平均ガウスが、50〜650と小さいため、浴槽水等を活水化させるにあたって、磁気流体力の作用による効果を充分に得ることができないおそれがあった。
また、特許文献2に記載の美容器では、トルマリン鉱石を粉砕して他のセラミックス原料と混合し、半月状に成形して約800℃程度で焼結させた焼結体としているが、トルマリンは、650〜1050℃で加熱すると、水をアルカリ化する効果が失われ、遠赤効果しか得られないという問題があった。
さらに、特許文献3に記載の風呂水のイオン発生器は、風呂水を強制循環させるため、ポンプが必要になるとともに、イオン発生器自体も構造が複雑で、製造コストが上昇するという問題があった。
そこで、本考案は、上記従来の活水装置等における問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成により、効率的に浴槽水等を活水化させることのできる活水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、活水装置であって、粒子状のトルマリンと、永久磁石と、前記粒子状のトルマリン及び前記永久磁石を収容するケーシングと、該ケーシングの少なくとも一部を覆う金箔とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、粒子状のトルマリンと、永久磁石と、これらを収容するケーシングの少なくとも一部を覆う金箔とを備えるため、金箔による外観の美しさによって鎮静効果が得られるとともに、水または湯に対して永久磁石を介して磁気流体力を作用させることができ、さらに、金箔による血液循環効果、マイナスイオン効果、スーパーイオン効果によりトルマリンの効果を増強することができ、簡単な構成により、効率的に浴槽水等を活水化させることが可能となる。
前記活水装置において、前記ケーシングを、前記収容部に収容される前記粒子状のトルマリンより小径の開口部が複数穿設され、前記収容部と該ケーシングの外部とを連通させる網状部と、前記収容部内で前記永久磁石を支持する支持部とを有するように構成することができる。
この構成によれば、収容部に収容したトルマリン及び永久磁石と、ケーシングの外部とが網状部を介して連通するため、該ケーシングを浴槽等の中に載置すると、水または湯と、トルマリンとの接触が容易に行われるとともに、水または湯に対して永久磁石を介して磁気流体力を作用させることができるため、トルマリン及び永久磁石の活水機能を最大限に発揮させることができる。
前記活水装置において、前記ケーシングを、前記永久磁石の外側に、該永久磁石の磁力の遮蔽手段を備えるように構成することができる。これによって、例えば、200ガウス以上の強力な永久磁石を用いた場合でも、入浴中の者に磁場によってもたらされる悪影響を防止することができる。
前記活水装置において、前記永久磁石の表面を覆う被覆手段を備えるように構成することができる。これによって、永久磁石が水または湯に直接触れることを防止し、水または湯への磁石の成分の溶出等を防止することができる。
前記粒子状のトルマリンは、トルマリン鉱石を破砕して2mm以上、5mm以下の粒径としたものとすることができる。多孔質のトルマリンを用いると、孔部に汚れが詰まったり、バクテリア等が繁殖するおそれがあるが、トルマリン鉱石を破砕することにより、多孔質ではないトルマリンが得られるため、上述のようなおそれがなく、粒径を2mm以上、5mm以下とすることにより、トルマリンと水等との接触面積を大きくすることができる。
以上のように、本発明によれば、簡単な構成により、効率的に浴槽水等を活水化させることなどが可能な活水装置を提供することができる。
図1乃至図3は、本発明にかかる活水装置の一実施の形態を示し、この活水装置1は、図2に明示されるように、大別して、粒子状のトルマリン2と、永久磁石3と、ケーシング4と、永久磁石3の磁力の遮蔽手段としての合成樹脂板5と、永久磁石3の表面を覆う被覆手段としてのキャップ6等で構成される。
ケーシング4の収容部4jに収容されるトルマリン2には、トルマリン鉱石を破砕して2mm以上、5mm以下の粒径としたものを用いることができる。トルマリン鉱石を破砕したものを用いると、多孔質ではないため、バクテリア等の繁殖の心配がない。また、粒径を5mm以下とするのは、トルマリンと水等との接触面積を大きくするためである。但し、粉状にするとケーシング4の網状部4dからこぼれるおそれがあるため、2mm以上とすることが好ましい。また、ケーシング4の収容部4jには、活水装置1を浴槽中に入れ続けた際にバクテリアの集合体によって発生するぬめりを防止するため、20グラム程度の銅片を収容する。
ケーシング4の収容部4jにおいて支持部4eで支持される永久磁石3は、円柱状に形成され、1000ガウス以上の磁力を有するものを使用することが好ましい。1000ガウスに達しない磁力のものでは、磁気流体力の作用が充分でないおそれもある。浴槽水の活水化に本活水装置1を用いる場合には、磁場が人体に与える悪影響を考慮すると、ケーシング4の磁力を大きくし過ぎると好ましくないが、後述の合成樹脂板5によって活水装置1の外部への磁力の漏洩を規制することができるため、2000ガウス以上の永久磁石3を用いることも可能である。
ケーシング4は、図3に明示されるように、半割可能に構成され、樹脂等で一体に成形され、略々円形の側面4aと、側面4aの周囲に一体に形成された周辺部4bとで構成される。
側面4aは、円板状の中央部4cと、中央部4cの周囲に位置し、網状に形成された網状部4d等で構成され、中央部4cには、断面十文字の永久磁石3の支持部4eが立設される。また、網状部4dの外側の側面4a上には、ねじ孔を備えた円筒部4fが立設されるとともに、側面4aの上部には、開口部4gを有するハンドル部4hが設けられ、側面4aの下部には、後述する脚部を形成するための凹部4iが形成される。
上記形状を有するケーシング4の表裏両面には、金箔4kが貼着されている。この金箔4kは、メッキ等によって数μmの厚さで貼着される。
図1及び図2に示した活水装置は、図3に示したケーシング4を左右対称にした1対の半割部材の収容部4jにトルマリン2を収容し、支持部4eに永久磁石3を内包したキャップ6を支持し、円筒部4fを介してねじ8で一体にして、本発明にかかる活水装置1を構成したものである。
永久磁石3の磁力の遮蔽手段としての無機質または有機質の合成樹脂板等(以下、「合成樹脂板」という)5は、中心部に直径5〜10mm程度の孔の開いたレコード状に形成され、ケーシング4の内壁に貼着される。合成樹脂板等5をレコード状に形成するのは、合成樹脂板5及び支持部4eを成形する上で不可欠だからである。合成樹脂板5の板厚は、永久磁石3の磁力の大きさに応じて適宜変更し、活水装置1を浴槽水の活水化に用いた場合に、浴槽内の人体に悪影響を与えないように決定する。
キャップ6は、合成樹脂等で形成され、活水装置1を浴槽内に載置した場合に、永久磁石3が水または湯に直接触れることを防止し、水または湯への磁石の成分の溶出等を防止するために備えられる。
上記構成を有する活水装置1を浴槽内の水または湯の中に沈めると、網状部4dを介して収容部4jに収容したトルマリン2が水または湯と容易に接触することができる。また、水または湯に対して永久磁石3を介して磁気流体力を作用させることができるため、トルマリン2及び永久磁石3の活水機能を充分に発揮させることができる。さらに、ケーシング4の全面に金箔4kを貼着しているため、外観の美しさによって視覚的な鎮静効果が得られるとともに、血液循環効果、マイナスイオン効果、及びスーパーイオン効果により、トルマリンの効果を増強することができる。
次に、本発明にかかる活水装置の試験例について説明する。試験にあたって、活水装置として、ショールトルマリンを粒径2〜3mm程度に破砕したものと、永久磁石として1000ガウスで、厚さ7mmで直径30mmのものを、金箔を貼着したケーシングに収容したものを使用し、この活水装置を用いなかった場合とで、水道水の残留塩素濃度を挙動を比較した。
図4は、上記試験結果を示すグラフである。同グラフより明らかなように、本発明にかかる活水装置を用いると、放置水に比べ、水道水の残留塩素濃度が急速に低下することが判る。
本発明にかかる活水装置の一実施の形態を示す外観図であって、(a)は正面図、(b)は上面図である。 図1の活水装置のA−A線断面図である。 図1の活水装置の分解斜視図である。 本発明にかかる活水装置のようにトルマリン、永久磁石及び金箔を貼着したケーシングを用いた場合と、活水装置を用いなかった場合とで水道水の残留塩素濃度を比較したグラフである。
符号の説明
1 活水装置
2 トルマリン
3 永久磁石
4 ケーシング
4a 側面
4b 周辺部
4c 中央部
4d 網状部
4e 支持部
4f 円筒部
4g 開口部
4h ハンドル部
4i 凹部
4j 収容部
4k 金箔
5 合成樹脂板
6 キャップ
8 ねじ

Claims (5)

  1. 粒子状のトルマリンと、
    永久磁石と、
    前記粒子状のトルマリン及び前記永久磁石を収容するケーシングと、
    該ケーシングの少なくとも一部を覆う金箔とを備えることを特徴とする活水装置。
  2. 前記ケーシングは、前記収容部に収容される前記粒子状のトルマリンより小径の開口部が複数穿設され、前記収容部と該ケーシングの外部とを連通させる網状部と、前記収容部内で前記永久磁石を支持する支持部とを有することを特徴とする請求項1に記載の活水装置。
  3. 前記ケーシングは、前記永久磁石の外側に、該永久磁石の磁力の遮蔽手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の活水装置。
  4. 前記永久磁石の表面を覆う被覆手段を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の活水装置。
  5. 前記粒子状のトルマリンは、トルマリン鉱石を破砕して2mm以上、5mm以下の粒径としたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の活水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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