JP2007283162A - イオン水生成器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】水道管の蛇口に簡易に装着するだけで、金イオンを含むイオン水を簡便に生成できるイオン水生成器具を提供することである。
【解決手段】水道管の蛇口に装着されるイオン水生成器具であり、ケース本体部2に金含有部材7とトルマリン8を収納し、水道水流出管4の外部に磁気発生手段5,5を設けている。ケース本体部2は、水道水流入口部2cを有する上部ケース部2aと、水道水流出口部2dを有する下部ケース部2bからなっており、これら上部ケース部2aと下部ケース部2bを固着した構成となっている。また、上部ケース部2aの底部に通水性の金含有部材7を装着し、該金含有部材7の上部に前記トルマリン8を装填した構成となっている。
【選択図】図3
【解決手段】水道管の蛇口に装着されるイオン水生成器具であり、ケース本体部2に金含有部材7とトルマリン8を収納し、水道水流出管4の外部に磁気発生手段5,5を設けている。ケース本体部2は、水道水流入口部2cを有する上部ケース部2aと、水道水流出口部2dを有する下部ケース部2bからなっており、これら上部ケース部2aと下部ケース部2bを固着した構成となっている。また、上部ケース部2aの底部に通水性の金含有部材7を装着し、該金含有部材7の上部に前記トルマリン8を装填した構成となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、水道管の蛇口に装着され、特に金イオンを含んだイオン水生成器具に関するものである。
従来から、金(Au)の放出するイオンが、皮膚の新陳代謝機能を高め、人間の血液、リンパ液等を活性化させることは知られており、金含有の化粧料、飲料水等も市販されている。この金は、水(H2O)と直接反応しないため、一般には金箔、金粉の状態に加工して混入されている。しかし、金は非常に高価のものであり、金箔、金粉を多量に使用するため、コスト的にも高くなり、貴金属資源の無駄である。
また、金を王水(塩酸と硝酸の混合液)に溶解させた金溶解液を加熱して蒸発乾固化させ、その後、再度王水を加えた溶解液を再加熱して再蒸発乾固化させ、最終的に生成された析出物を精製水で溶解するようにした金イオン含有水溶液の製造方法も提案されている(特許文献1)。しかし、この方法は製造工程も複雑で大掛かりな製造装置が必要であり、熟練した製造技術が要求される。
本発明は、水道管の蛇口に簡易に装着するだけで、金イオンを含むイオン水を簡便に生成できるイオン水生成器具を提供することである。
また本発明は、皮膚の新陳代謝機能を高め、艶のある皮膚を取り戻すことができるとともに肌荒れのないイオン水を生成することができ、しかも水道水に含まれる塩素を中和し、飲料水としてもマイルドで飲み心地の良いイオン水を生成することができるイオン水生成器具を提供することである。
さらに本発明は、簡単な構成で安価に製造することができ、家庭等においても手軽に使用することができるイオン水生成器具を提供することである。
また本発明は、皮膚の新陳代謝機能を高め、艶のある皮膚を取り戻すことができるとともに肌荒れのないイオン水を生成することができ、しかも水道水に含まれる塩素を中和し、飲料水としてもマイルドで飲み心地の良いイオン水を生成することができるイオン水生成器具を提供することである。
さらに本発明は、簡単な構成で安価に製造することができ、家庭等においても手軽に使用することができるイオン水生成器具を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のイオン水生成器具で採用した請求項1の手段は、水道管の蛇口に装着されるイオン水生成器具であって、水道水の流路に金含有部材とトルマリンを介装するとともに、流路を通る水道水に磁気を付与する磁気発生手段を設けたことを特徴とする。
トルマリンは電気石とも言われており、マイナスイオンを生成し、遠赤外線を放出することでも知られている。トルマリンは水と接触すると瞬間的に水の分子をマイナスイオン化する特性がある。また、トルマリンに含有するマグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、ホウ素(B)、ケイ素(Si)などの成分が水に溶出してミネラル分を含んだ美味しい水となり、しかも皮膚の細胞活性化、皮膚の洗浄効果等も期待できる。
金(Au)は、水(H2O)自体には反応しないが、水道水に混入されている塩素(Cl)と反応し、微量の塩化金(AuCl、AuCl3)が生成される。そして磁気発生手段により塩化金の塩素イオンが分離又は中和され、金イオンが生成されるものと思われる。磁気発生手段では、水道水中に含まれる残留塩素イオンも分離中和される。
請求項1の手段における金含有部材とは、金成分を含有するものであれば純金、合金のいずれでもよい。金含有部材の形状、構成は特に限定されるものではなく、例えば粒状の金を積層させ又はトルマリンと混合してもよい。また、磁気発生手段は水道水の流入口側、流出口側のいずれか一方又は両方に設けてもよく、さらにはトルマリンと金含有部材の近傍に設けても良い。磁気発生手段は電磁石、永久磁石等が必要により選択できる。
本発明の請求項2の手段によれば、前記イオン水生成器具は、前記金含有部材とトルマリンを収納するケース本体部を有しており、該ケース本体部の水道水流出口側に前記磁気発生手段を設けたことを特徴とする。水道水流出側に磁気発生手段を設けると、金含有部材で反応生成された塩化金の塩素イオンの分離中和、水道水に含まれる各種イオン分離除去等を効率的に行うことができる。
本発明の請求項3の手段によれば、前記イオン水生成器具は、水道水流入口部を有する上部ケース部と、水道水流出口部を有する下部ケース部を有しており、これら上部ケース部と下部ケース部を固定するとともに、前記上部ケース部の底部に通水性の金含有部材を装着し、該金含有部材の上部に前記トルマリンを装填したことを特徴とする。
このようにすれば、トルマリンと金含有部材をコンパクトに器具内に収納することができ、器具の組立も簡単である。ここで通水性の金含有部材は、例えばメッシュ形状、多孔形状、積層形状等を含んでいる。
本発明の請求項4の手段によれば、前記下部ケース部の水道水流出部に水道水流出管を装着するとともに、該水道水流出管の外部に磁気発生手段を設けたことを特徴とする。このようにすれば、水道水流出管の外側から水道水に磁気を付与することができ、磁気発生手段の交換や器具全体のコンパクト化が可能である。
本発明の請求項5の手段によれば、前記金含有部材は、多数の孔を形成した金製板体であることを特徴とする。板体形状は円板、四角板等装着する器具の内部形状に対応したものとする。このようにすると、金含有部材はトルマリンの支持部材になるとともに、金含有部材が邪魔板になって水道水が一時的に滞留し、金含有部材との接触効率が良くなる。
本発明の請求項6の手段によれば、前記金含有部材は純金製であることを特徴とする。金の純度が高いほど金イオンの発生効率も良くなる。ここで純金とは、例えば金純度が90%以上のものであるが、これに限定されるものではない。
本発明の請求項7の手段によれば、前記金含有部材は下地材に金箔を貼着したものであることを特徴とする。下地材としては、金属材、プラスチック材、ゴム材、木材等、金箔を貼着できるものであればよい。このようにすれば、金の使用量が少ないため経済的である。
本発明の請求項8の手段によれば、前記磁気発生手段は永久磁石であることを特徴とする。永久磁石は安価に入手することができ装着も簡単である。
本発明のイオン水生成器具によれば、水道管の蛇口に簡易に装着するだけで、金イオンを含むイオン水を簡便に生成できる。
また本発明のイオン水生成器具によれば、皮膚の新陳代謝機能を高め、艶のある皮膚を取り戻すことができ、肌荒れのないイオン水を生成することができる。また水道水に含まれる塩素を中和し、飲料水としてもマイルドで飲み心地の良いイオン水を生成することができる。
さらに本発明のイオン水生成器具によれば、簡単な構成で安価に製造することができ、家庭等においても手軽に使用することができる、等の効果が得られる。
また本発明のイオン水生成器具によれば、皮膚の新陳代謝機能を高め、艶のある皮膚を取り戻すことができ、肌荒れのないイオン水を生成することができる。また水道水に含まれる塩素を中和し、飲料水としてもマイルドで飲み心地の良いイオン水を生成することができる。
さらに本発明のイオン水生成器具によれば、簡単な構成で安価に製造することができ、家庭等においても手軽に使用することができる、等の効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を添付図面により説明する。図1に示すように、本発明のイオン水生成器具1は、ケース本体部2と、水道水流入管3と、水道管流出口4と、一対の永久磁石5,5を有しており、水道管流入管3には水道管蛇口との接続管6が接続されている。
ケース本体部2は、図2及び図3に示すように、上部ケース部2aと下部ケース部2bからなっており、これら上部ケース部2aと下部ケース部2bは互いに気密に嵌合され、必要によりシール材等で固着される。また、図3に示すように上部ケース部2aには水道水流入口部2cが開口され、下部ケース部2bには水道水流出口部2dが開口されている。そして、水道水流入口部2cには水道水流入管3が接続され、水道水流出口部2dには水道水流出管4が接続されている。
ケース本体部2の上部ケース部2aの底部には円盤状の金含有部材7が装着されている。この金含有部材7は、ここでは厚さが0.3mm〜2mm程度の純金製であり、1.5mm〜2mm程度の多数の小孔7aが形成されている。また、金含有部材7の上部には粒塊状のトルマリン8が多数装填されている。
水道水流出管4の外部には一対の永久磁石5,5が固定されている。ここでは接着剤で固定されているが、クリップ機構で挟持するようにしても良い。永久磁石5,5は上述したイオン分離作用が得られるような磁力を有するものが選択され、ここでは800ガウスの永久磁石を使用している。
なお、この実施態様ではケース本体2、水道水流入管3及び水道水流出管4はポリカーボネイト、ポリプロピレン等の硬質プラスチックで造られており、接続管6は軟質プラスチックで造られている。
上述したイオン水生成器具1を使用するときは、図1に示す接続管6を水道管の蛇口に差し込み、蛇口を開放すると、水道水はケース本体部2を通って水道水流出管4から流出する。ケース本体部2を通過する際、水道水は内部収納されたトルマリン8と金含有部材7に接触し、上述したように水道水をマイナスイオン化するとともに、微量の塩化金を溶出する。また、水道水流出管4を通過する際、永久磁石5,5により、塩化金の塩素イオンの分離中和化、水道水中に含まれる残留塩素イオンの除去等が行われる。
このようなイオン水生成器具1を通過した水道水は、金イオンを含有するとともにマイナスイオン化されており、水道水中の塩素が中和されている。本発明者が長期間継続してこの水道水により手洗い、洗顔等を続けたところ、艶のある素肌となり、血行も良くなった。また飲料水としても、まろやかで喉越しの良い水となった。さらに浴槽水と使用した場合、浴槽中の湯垢の発生が抑えられた。
1はイオン水生成器具
2はケース本体部
2aは上部ケース部
2bは下部ケース部
2cは水道水流入口部
2dは水道水流出口部
3は水道水流入管
4は水道水流出管
5,5は永久磁石
6は接続管
7は金含有部材
7aは小孔
8はトルマリン
2はケース本体部
2aは上部ケース部
2bは下部ケース部
2cは水道水流入口部
2dは水道水流出口部
3は水道水流入管
4は水道水流出管
5,5は永久磁石
6は接続管
7は金含有部材
7aは小孔
8はトルマリン
Claims (8)
- 水道管の蛇口に装着されるイオン水生成器具であって、水道水の流路に金含有部材と、トルマリンと、磁気発生手段を設けたことを特徴とするイオン水生成器具。
- 前記イオン水生成器具は、前記金含有部材とトルマリンを収納するケース本体部を有しており、該ケース本体部の水道水流出口側に前記磁気発生手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のイオン水生成器具。
- 前記ケース本体部は、水道水流入口部を有する上部ケース部と、水道水流出口部を有する下部ケース部からなっており、これら上部ケース部と下部ケース部を固定するとともに、前記上部ケース部の底部に通水性の金含有部材を装着し、該金含有部材の上部に前記トルマリンを装填したことを特徴とする請求項2に記載のイオン水生成器具。
- 前記下部ケース部の水道水流出部に水道水流出管を装着するとともに、該水道水流出管の外部に磁気発生手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載のイオン水生成器具。
- 前記金含有部材は、多数の孔を形成した金製板体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のイオン水生成器具。
- 前記金含有部材は純金製であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のイオン水生成器具。
- 前記金含有部材は下地材に金箔を貼着したものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のイオン水生成器具。
- 前記磁気発生手段は永久磁石であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のイオン水生成器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006110078A JP2007283162A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | イオン水生成器具 |
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JP2006110078A JP2007283162A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | イオン水生成器具 |
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JP2006110078A Pending JP2007283162A (ja) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | イオン水生成器具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101838077B (zh) * | 2010-02-09 | 2011-09-07 | 杨长有 | 液体能量发生器 |
CN103011353A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-03 | 王浦林 | 一种高压催化螺旋调频磁化水装置 |
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2006
- 2006-04-12 JP JP2006110078A patent/JP2007283162A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |