JP2004344691A - 貴陽石カートリッジ及び貴陽石を用いたイオン水生成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、水を濾過すると共にマイナスイオンを含むイオン水を生成するイオン水生成装置に関し、特に貴陽石を使用したイオン水生成装置を提供するものである。
【解決手段】イオン水生成装置1は筐体5、貴陽石カートリッジ6、中空糸膜カートリッジ7、基台8で構成され、ホース4を通して供給される水道水は、先ず貴陽石18が充填されたI室に流入し、水道水をイオン化する。その後、II室のサンゴ石19によってミネラル成分が注入され、III室の硫酸カルシウムによってカルシウムが溶出し、健康によく、飲みやすい水を生成する構成である。
【選択図】 図1
【解決手段】イオン水生成装置1は筐体5、貴陽石カートリッジ6、中空糸膜カートリッジ7、基台8で構成され、ホース4を通して供給される水道水は、先ず貴陽石18が充填されたI室に流入し、水道水をイオン化する。その後、II室のサンゴ石19によってミネラル成分が注入され、III室の硫酸カルシウムによってカルシウムが溶出し、健康によく、飲みやすい水を生成する構成である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を濾過すると共に、有機物や雑菌類を除去した後、さんご石と硫酸カルシウムで、ミネラル分を付与し、貴陽石を使用してマイナスイオンを含むイオン水を生成するイオン水生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、各地の天然水が話題になり、特に鉱物成分を含むミネラル水は健康にもよく、飲みやすい水として需要が高い。特許文献1はこのようなミネラル水を生成する装置を開示する。この発明は、活性炭が封入された活性炭ケースと、中空糸膜を保持する中空糸膜ケースとを一体構成し、活性炭ケースに設けた給水口から水を流入し、活性炭により残留塩素等を除去し、ミネラル水を生成する装置である。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−135583号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の発明では活性炭が使用され、ミネラル水としての意味はある。しかし、より健康によい水である点については充分ではない。例えば、近年貴陽石が注目され、大きな効能が期待されている。貴陽石は天然イオン石であり、約6500万年前の地殻変動に伴う高温熱水作用によって形成された特殊鉱物であり、マイナスイオンの発生量が他の鉱物より圧倒的に多く、また遠赤外線は常温(25℃)で高い放射率を示し、更に水に接することにより水の界面活性力と酵素活性力を大幅に向上させ、水の分子集団もまた小さくなる。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、貴陽石を水生成装置に使用し、マイナスイオンを含み健康によく、飲みやすい水を生成するイオン水生成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1記載の発明によれば、水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室とを備える貴陽石カートリッジを提供することによって達成できる。
【0007】
このように構成することにより、カートリッジの第1室に流入した水道水は、貴陽石によってマイナスイオン化され、水の分子集団すなわち、クラスターが極小化し、界面活性力等の浄解力が増大し、第2室のサンゴ石のミネラル成分が溶質され、飲みやすく健康によい水にすることができる。
【0008】
請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されている構成である。
このように構成することにより、水道水に含まれる残留塩素と雑菌が先ず除去さ、その後当該水道水(水)に対して上記イオン化処理を行うことができ、更に飲みやすく健康によい水を生成することができる。
【0009】
上記課題は、請求項3記載の発明によれば、水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室とを備える貴陽石カートリッジと、該貴陽石カートリッジを流れた水が流入し、中空糸膜を備える中空糸膜カートリッジとを有するイオン水生成装置を提供することによって達成できる。
【0010】
本発明は上記貴陽石カートリッジに中空糸膜を内蔵する中空糸膜カートリッジを設けたイオン水生成装置の発明であり、このように構成することにより、中空糸膜で鉄錆等のにごり成分及び残留雑菌類が除去され、より健康によい水を生成することができる。
【0011】
請求項4の記載は、前記請求項3記載の発明において、前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されている構成である。
このように構成することによっても、水道水に含まれる残留塩素と雑菌が除去された水に対して上記イオン化処理を行うことができ、更に飲みやすく健康によい水を提供することができる。
【0012】
請求項5の記載は、前記請求項3、又は4の記載において、前記第3室には、更に固形の硫酸カルシウムが充填されている構成である。
このように構成することにより、水道水に硫酸カルシウムに含まれるカルシウム成分を溶出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のイオン水生成装置について、図面を参照しながら実施形態を詳述する。
【0014】
図1は本発明のイオン水生成装置の断面図であり、イオン水生成装置1の下方には給水部2が設けられ、上方にはイオン水の出力部3が設けられている。イオン水生成装置1の給水部2にはホース4が取り付けられ、ホース4の他端は不図示の蛇口に取り付けられている。一方、出力部3からはイオン水生成装置1内の貴陽石によってイオン化されたイオン水が得られる。
【0015】
上記イオン水生成装置1の筐体5内部には、貴陽石カートリッジ6、中空糸膜カートリッジ7、及び基台8が配設されている。この配設構成は、基台8上に貴陽石カートリッジ6が配設され、更に貴陽石カートリッジ6の凹部に中空糸膜カートリッジ7が取り付けられている。
【0016】
基台8の上面には、大径部、中継部、小径部と順次縮径された凹部が形成されており、中心部に設けた円筒状の給水口8aには逆止弁8bが設けられている。蛇口に接続された前述のホース4から供給される水は、この給水口8aを通して基台8内を矢印方向に流れる。
【0017】
貴陽石カートリッジ6は同図に示すように円筒状に形成され、外周側からI、II、IIIの3室で構成されている。図2はこの貴陽石カートリッジ6の断面構成を説明する図である。
【0018】
先ず、筐体5と隔壁11との間に第1室(以下I室という)が形成され、隔壁11と隔壁12との間に第2室(以下II室という)が形成され、更に隔壁12内に第3室(以下III室という)が形成されている。尚、III室の上部には、不織布からなるフィルタ13が配設されている。
【0019】
また、隔壁11の上部は、筐体5の内周面の上部との間に形成されたスリット14が形成され、I室とII室を連通している。また、隔壁11及び12の下端部は仕切蓋15に当接し、下端部に設けた複数の開口16によりII室とIII室が連通している。
【0020】
上記のように構成された貴陽石カートリッジ6において、I室は下部が給水口、上部が排出口、II室は上部が給水口、下部が排出口、III室は下部が給水口、上部が排出口となり、I室には下部に水道水中の残留塩素を吸着して除去すると共に、雑菌の侵入を阻止する濾過材である活性炭17が充填され、上部にはマイナスイオンを発生し、遠赤外線を放射する貴陽石18が充填されている。尚、貴陽石18は水の通過を考慮して所定の粒径に加工されている。
【0021】
また、II室にはミネラル溶出材である、例えばサンゴ石19が充填され、III室には固形の硫酸カルシウム20と、この硫酸カルシウム20を包むように活性炭層21が形成されている。尚、この硫酸カルシウムは必ずしも必要ではない。
【0022】
一方、中空糸膜カートリッジ7は円筒状の中空糸膜カートリッジであり、下部を閉塞する底板7aの中心部には、給水口7bが突設されている。この給水口7bは、前述の貴陽石カートリッジ6の凹部6cに設けられた排出口6dに嵌入され、貴陽石カートリッジ6から排出される水を中空糸膜カートリッジ7に供給する。また、中空糸膜カートリッジ7内の中空糸膜7cは不織布であり、フィルタとして機能する。
【0023】
以上の構成において、以下に本例による水道水のイオン化処理を説明する。
先ず、ホース4の一端を水道の蛇口に接続し、蛇口を開くと、水道水はホース4を通して基台8の給水口8aに流入し、同図に示すように仕切壁15の下面を通り、I室に流入する。そして、I室内を上昇し、この間活性炭17を通過することによって、水道水中の残留塩素と雑菌が除去され、更に貴陽石18を通過することによって、水道水はマイナスイオンを多量に付与され、クラスター、界面活性力、酵素活性力が改善される。
【0024】
その後、同図に矢印で示すように、I室の上端部からII室に流入し、II室に充填されたサンゴ石19によって、例えばミネラル成分が注入される。さらに、II室の隔壁の下部からIII室に流入し、III室内を上昇する。この間、固形の硫酸カルシウム20によりカルシウムが溶出し、中空糸膜カートリッジ7を通過することによって、中空糸膜7cで鉄錆等のにごり成分や残留雑菌類が除去される。
【0025】
以上のように、本例のイオン水生成装置は、水道水に含まれる残留塩素を除去するだけでなく、貴陽石18を通過させることによって、水道水にマイナスイオンを多量に付与し、飲みやすく健康によい水を生成するものである。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば水道水にマイナスイオンを付与し、ミネラル水をバランスよく含み水の力のバロメータである分子集団の極小化、界面活性力、酵素活性力を一般水道に比べ60〜80%も向上させ、飲みやすく健康によい水を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイオン水生成装置の断面図である。
【図2】貴陽石カートリッジの断面構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 イオン水生成装置
2 給水部
3 出力部
4 ホース
5 筐体
6 貴陽石カートリッジ
7 中空糸膜カートリッジ
8 基台
8a 給水口
8b 逆止弁
11、12 隔壁
13 フィルタ
14 スリット
15 仕切蓋
16 開口
17 活性炭
18 貴陽石
19 サンゴ石
20 硫酸カルシウム
21 活性炭層
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を濾過すると共に、有機物や雑菌類を除去した後、さんご石と硫酸カルシウムで、ミネラル分を付与し、貴陽石を使用してマイナスイオンを含むイオン水を生成するイオン水生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、各地の天然水が話題になり、特に鉱物成分を含むミネラル水は健康にもよく、飲みやすい水として需要が高い。特許文献1はこのようなミネラル水を生成する装置を開示する。この発明は、活性炭が封入された活性炭ケースと、中空糸膜を保持する中空糸膜ケースとを一体構成し、活性炭ケースに設けた給水口から水を流入し、活性炭により残留塩素等を除去し、ミネラル水を生成する装置である。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−135583号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の発明では活性炭が使用され、ミネラル水としての意味はある。しかし、より健康によい水である点については充分ではない。例えば、近年貴陽石が注目され、大きな効能が期待されている。貴陽石は天然イオン石であり、約6500万年前の地殻変動に伴う高温熱水作用によって形成された特殊鉱物であり、マイナスイオンの発生量が他の鉱物より圧倒的に多く、また遠赤外線は常温(25℃)で高い放射率を示し、更に水に接することにより水の界面活性力と酵素活性力を大幅に向上させ、水の分子集団もまた小さくなる。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、貴陽石を水生成装置に使用し、マイナスイオンを含み健康によく、飲みやすい水を生成するイオン水生成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1記載の発明によれば、水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室とを備える貴陽石カートリッジを提供することによって達成できる。
【0007】
このように構成することにより、カートリッジの第1室に流入した水道水は、貴陽石によってマイナスイオン化され、水の分子集団すなわち、クラスターが極小化し、界面活性力等の浄解力が増大し、第2室のサンゴ石のミネラル成分が溶質され、飲みやすく健康によい水にすることができる。
【0008】
請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されている構成である。
このように構成することにより、水道水に含まれる残留塩素と雑菌が先ず除去さ、その後当該水道水(水)に対して上記イオン化処理を行うことができ、更に飲みやすく健康によい水を生成することができる。
【0009】
上記課題は、請求項3記載の発明によれば、水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室とを備える貴陽石カートリッジと、該貴陽石カートリッジを流れた水が流入し、中空糸膜を備える中空糸膜カートリッジとを有するイオン水生成装置を提供することによって達成できる。
【0010】
本発明は上記貴陽石カートリッジに中空糸膜を内蔵する中空糸膜カートリッジを設けたイオン水生成装置の発明であり、このように構成することにより、中空糸膜で鉄錆等のにごり成分及び残留雑菌類が除去され、より健康によい水を生成することができる。
【0011】
請求項4の記載は、前記請求項3記載の発明において、前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されている構成である。
このように構成することによっても、水道水に含まれる残留塩素と雑菌が除去された水に対して上記イオン化処理を行うことができ、更に飲みやすく健康によい水を提供することができる。
【0012】
請求項5の記載は、前記請求項3、又は4の記載において、前記第3室には、更に固形の硫酸カルシウムが充填されている構成である。
このように構成することにより、水道水に硫酸カルシウムに含まれるカルシウム成分を溶出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のイオン水生成装置について、図面を参照しながら実施形態を詳述する。
【0014】
図1は本発明のイオン水生成装置の断面図であり、イオン水生成装置1の下方には給水部2が設けられ、上方にはイオン水の出力部3が設けられている。イオン水生成装置1の給水部2にはホース4が取り付けられ、ホース4の他端は不図示の蛇口に取り付けられている。一方、出力部3からはイオン水生成装置1内の貴陽石によってイオン化されたイオン水が得られる。
【0015】
上記イオン水生成装置1の筐体5内部には、貴陽石カートリッジ6、中空糸膜カートリッジ7、及び基台8が配設されている。この配設構成は、基台8上に貴陽石カートリッジ6が配設され、更に貴陽石カートリッジ6の凹部に中空糸膜カートリッジ7が取り付けられている。
【0016】
基台8の上面には、大径部、中継部、小径部と順次縮径された凹部が形成されており、中心部に設けた円筒状の給水口8aには逆止弁8bが設けられている。蛇口に接続された前述のホース4から供給される水は、この給水口8aを通して基台8内を矢印方向に流れる。
【0017】
貴陽石カートリッジ6は同図に示すように円筒状に形成され、外周側からI、II、IIIの3室で構成されている。図2はこの貴陽石カートリッジ6の断面構成を説明する図である。
【0018】
先ず、筐体5と隔壁11との間に第1室(以下I室という)が形成され、隔壁11と隔壁12との間に第2室(以下II室という)が形成され、更に隔壁12内に第3室(以下III室という)が形成されている。尚、III室の上部には、不織布からなるフィルタ13が配設されている。
【0019】
また、隔壁11の上部は、筐体5の内周面の上部との間に形成されたスリット14が形成され、I室とII室を連通している。また、隔壁11及び12の下端部は仕切蓋15に当接し、下端部に設けた複数の開口16によりII室とIII室が連通している。
【0020】
上記のように構成された貴陽石カートリッジ6において、I室は下部が給水口、上部が排出口、II室は上部が給水口、下部が排出口、III室は下部が給水口、上部が排出口となり、I室には下部に水道水中の残留塩素を吸着して除去すると共に、雑菌の侵入を阻止する濾過材である活性炭17が充填され、上部にはマイナスイオンを発生し、遠赤外線を放射する貴陽石18が充填されている。尚、貴陽石18は水の通過を考慮して所定の粒径に加工されている。
【0021】
また、II室にはミネラル溶出材である、例えばサンゴ石19が充填され、III室には固形の硫酸カルシウム20と、この硫酸カルシウム20を包むように活性炭層21が形成されている。尚、この硫酸カルシウムは必ずしも必要ではない。
【0022】
一方、中空糸膜カートリッジ7は円筒状の中空糸膜カートリッジであり、下部を閉塞する底板7aの中心部には、給水口7bが突設されている。この給水口7bは、前述の貴陽石カートリッジ6の凹部6cに設けられた排出口6dに嵌入され、貴陽石カートリッジ6から排出される水を中空糸膜カートリッジ7に供給する。また、中空糸膜カートリッジ7内の中空糸膜7cは不織布であり、フィルタとして機能する。
【0023】
以上の構成において、以下に本例による水道水のイオン化処理を説明する。
先ず、ホース4の一端を水道の蛇口に接続し、蛇口を開くと、水道水はホース4を通して基台8の給水口8aに流入し、同図に示すように仕切壁15の下面を通り、I室に流入する。そして、I室内を上昇し、この間活性炭17を通過することによって、水道水中の残留塩素と雑菌が除去され、更に貴陽石18を通過することによって、水道水はマイナスイオンを多量に付与され、クラスター、界面活性力、酵素活性力が改善される。
【0024】
その後、同図に矢印で示すように、I室の上端部からII室に流入し、II室に充填されたサンゴ石19によって、例えばミネラル成分が注入される。さらに、II室の隔壁の下部からIII室に流入し、III室内を上昇する。この間、固形の硫酸カルシウム20によりカルシウムが溶出し、中空糸膜カートリッジ7を通過することによって、中空糸膜7cで鉄錆等のにごり成分や残留雑菌類が除去される。
【0025】
以上のように、本例のイオン水生成装置は、水道水に含まれる残留塩素を除去するだけでなく、貴陽石18を通過させることによって、水道水にマイナスイオンを多量に付与し、飲みやすく健康によい水を生成するものである。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば水道水にマイナスイオンを付与し、ミネラル水をバランスよく含み水の力のバロメータである分子集団の極小化、界面活性力、酵素活性力を一般水道に比べ60〜80%も向上させ、飲みやすく健康によい水を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイオン水生成装置の断面図である。
【図2】貴陽石カートリッジの断面構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 イオン水生成装置
2 給水部
3 出力部
4 ホース
5 筐体
6 貴陽石カートリッジ
7 中空糸膜カートリッジ
8 基台
8a 給水口
8b 逆止弁
11、12 隔壁
13 フィルタ
14 スリット
15 仕切蓋
16 開口
17 活性炭
18 貴陽石
19 サンゴ石
20 硫酸カルシウム
21 活性炭層
Claims (5)
- 水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、
該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、
該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室と、
を備えることを特徴とする貴陽石カートリッジ。 - 前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されていることを特徴とする請求項1記載の貴陽石カートリッジ。
- 水道水が流入し、貴陽石が充填された第1室と、該第1室を通過した水が流入し、サンゴ石が充填された第2室と、該第2室を通過した水が流入し、活性炭が充填された第3室とを備える貴陽石カートリッジと、
該貴陽石カートリッジを通過した水が流入し、中空糸膜を備える中空糸膜カートリッジと、
を有することを特徴とするイオン水生成装置。 - 前記第1室には、前記貴陽石の他に活性炭が充填されていることを特徴とする請求項3記載のイオン水生成装置。
- 前記第3室には、固形の硫酸カルシウムが充填されていることを特徴とする請求項3、又は4記載のイオン水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141212A JP2004344691A (ja) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | 貴陽石カートリッジ及び貴陽石を用いたイオン水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141212A JP2004344691A (ja) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | 貴陽石カートリッジ及び貴陽石を用いたイオン水生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004344691A true JP2004344691A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33529626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003141212A Withdrawn JP2004344691A (ja) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | 貴陽石カートリッジ及び貴陽石を用いたイオン水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004344691A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010536344A (ja) * | 2007-08-13 | 2010-12-02 | フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド | 溶液中のアスパラギナーゼ活性の増加方法 |
US9095145B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-08-04 | Frito-Lay North America, Inc. | Method and system for the direct injection of asparaginase into a food process |
-
2003
- 2003-05-19 JP JP2003141212A patent/JP2004344691A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010536344A (ja) * | 2007-08-13 | 2010-12-02 | フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド | 溶液中のアスパラギナーゼ活性の増加方法 |
US9095145B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-08-04 | Frito-Lay North America, Inc. | Method and system for the direct injection of asparaginase into a food process |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |