JP3114034U - 鶏卵の殻を割るためのペンチ型の用具 - Google Patents

Abstract

【課題】鶏卵の殻を割るのに適した、携帯にも便利なペンチ型用具の提供。
【解決手段】 緩やかに湾曲した刃１と、刃１よりも険しく湾曲または屈曲した刃２とを有するペンチ型の用具。この用具の刃１と刃２で鶏卵６を挟み柄４を握ることにより、刃２の先端部分の角５と接する所で鶏卵６の殻が割れるようになる。このペンチ型用具を用いれば、テーブル等の台を使う必要がなくなり、携帯にも便利である。
【選択図】図１

Description

本考案は鶏卵の殻を割るためのペンチ型の用具に関するものである。

従来のペンチは鶏卵の殻を割るという用途がなかった。また、鶏卵の殻を割るための用具として家庭向けのものがなかった。

従来のペンチには鶏卵の殻を割るのに適したサイズおよび形状のものがない。このため、従来のペンチでは鶏卵の殻を正確に割れない。また、鶏卵を手に持ってテーブル等の台に叩きつけて鶏卵の殻を割るという元来の原始的な方法では、本来鶏卵の殻を割るためのものではない台に鶏卵の白身が付着してしまい台が汚れるといった問題があった。

緩やかに湾曲した刃１と、刃１よりも険しく湾曲または屈曲した刃２とを有するペンチ型の用具を考案し、この用具の刃１と刃２で鶏卵６を挟み柄４を握ることにより、刃２の先端部分の角５と接する所で鶏卵６の殻が割れるようになる。ここで、鶏卵６の殻が鶏卵６の中央部付近で割れやすくなるようにするために、刃１と刃２で鶏卵６を殻が割れない程度に軽く挟んだとき、刃１の内側のほぼ全ての部分が鶏卵６と接するようにし、さらに、刃２の先端部分の角５が鶏卵６の中央部または中央部付近と接するようにする。この用具を用いれば、鶏卵の殻を割るためにテーブル等の台を使う必要がなくなる。

本考案であるペンチ型の用具を用いればテーブル等の台を要さずに鶏卵の殻を割ることができ、携帯するにも手軽なサイズで便利である。

作用

刃１と刃２で鶏卵６を挟み柄４を強く握ることにより、鶏卵６は刃１で支えられ、刃２の先端部分の角５と接する所（鶏卵の中央部または中央部付近）に大きな力が加わり、その力により鶏卵６の殻が割れる。

緩やかに湾曲した刃１と、刃１よりも険しく湾曲または屈曲した刃２とを有する鶏卵の殻を割るためのペンチ型の用具である。
本考案は以上のような構造でこれを使用するときは、柄４を開いて刃１と刃２で鶏卵を挟み、その状態で鶏卵の殻が割れるまで柄４を強く握ればよい。

本考案の正面図である。 本考案であるペンチ型の用具で鶏卵を挟む寸前の状態の正面図である。 刃１の拡大図であり、かつ斜視図である。 刃２の拡大図であり、かつ斜視図である。

符号の説明

１ 緩やかに湾曲した刃
２ 刃１より険しく湾曲した刃
３ 回転軸
４ 柄
５ 刃２の先端部分の角
６ 鶏卵

Claims (1)

1. 緩やかに湾曲した刃１と、刃１よりも険しく湾曲または屈曲した刃２とを有する鶏卵の殼を割るためのペンチ型の用具である。

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