JP3113969U - パンツ型のおむつ - Google Patents

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安真音 中田
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中田 賢治
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Abstract

【課題】面ファスナー付パンツ型おむつの面ファスナー部の接合法を変え、要介護者の不快感を減じ、介助者の介護量を減ずる。
【解決手段】後みごろ2の面ファスナー3を下腹部前面でハの字または逆Vの字に接合する事によって面ファスナー部が腰に押し付けられ刺激を受けたり、面ファスナー部が体の下に巻き込まれることによって介助が困難になるといった状況を回避する。また、前みごろ5をコンパクトにすることで足の間が通しやすく後みごろが長いことで体の前面に引き寄せやすい形状を有するおむつ。
【選択図】図1

Description

本考案は面ファスナー付パンツ型おむつの面ファスナー部を身体の前面側に位置するように移動配設し、該面ファスナー部を前面でハの字型もしくは逆V字型に接合することによって面ファスナーによる組み立てを簡便にし、はきやすく脱ぎやすいパンツ形態に使用できるおむつに関するものである。
パンツのように上げ下げでき、おむつのように前開きできる構造のおむつで、側面に面ファスナーを有するものは例えば特許文献1のように提案されている。
特開2004−283600号
特許文献1に示されるように、おむつの前みごろの幅や面積が広いと、該おむつの前面を足の間に通しにくくなりがちで、要介助者の足をできるだけ大きく広げる必要がある。また体の両側に面ファスナーの接合部がある配置になっていると胴体の両側に手を差し込んで面ファスナーを接合および解除しなくてはならない。
パンツのように上げ下げによる着脱をするためには、腰周りに十分な伸縮性が必要であるが面ファスナーの雄部(凸部)・雌部(凹部)共に伸縮性の素材に取り付けられていると、面ファスナー部が徒に動揺し面ファスナーによる接合組立てがしにくい。また両側面に面ファスナーがあると後面の面ファスナーが体の背中側に引き寄せられ、体の前面に引き寄せにくく座位・臥位いずれの場合も面ファスナーによる組み立てがしにくい。
さらに、面ファスナー部が体の両側面にあると側臥位になった際、面ファスナー部に体重がかかり硬い素材が体に押し付けられる不快感がある。さらに腰部に面ファスナー接合部がくることによって腰周りがかさばり、衣類の上からもおむつを装着していることが見えやすい。
本考案は、拡翼状に横長形成した後みごろから、縦方向の帯状部を介して山形状の前みごろを設けて、前みごろに後みごろの両側部を重ねてパンツのように着脱できるようにしたパンツ型のおむつにおいて、該オムツの前みごろ及び後みごろの両側に面ファスナーを配設して前開きも可能にした形状のおむつで、面ファスナーを身体の前面でハの字型または逆Vの字型に接合するようにした。
第一に、パンツ型おむつの前みごろが後みごろより小さく、足の間を通す際には前みごろの先部が矢印のような先細形になっているため、座位・臥位いずれの場合にも前みごろを足の間を通しやすい。
第二に、パンツ型おむつの後みごろの面積が確保されることによって、座位・側臥位いずれの場合にも後みごろの面ファスナーが前面へ引き寄せしやすく組み立てしやすい。
第三に、パンツ型おむつの後みごろの幅を長くすることで伸縮性を後みごろのみで確保しでき、前みごろは吸水性素材と面ファスナーの非伸縮性素材のみとすることで前みごろの面ファスナー部の動揺を減じ、組み立てやすい。
第四に、パンツ型おむつの面ファスナー部を体の前面中心から両側に向けてはずすことができ胴体の両側に手を入れなくても、取り外しができる
第五に、パンツ型おむつの面ファスナー接合部が前面にあることで腰部のごわつきが解消された。
第六に、パンツ型おむつの面ファスナー部が体の前面にくることによって、側臥位になった際に体に面ファスナーが押し付けられる不快感を回避した。
以下、本考案のパンツ形態に使用できるおむつ、あるいはパンツ型のおむつ(本実用新案登録出願人並びに考案者はこれを「おむぱんつ」と名付けて呼称している。)の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図2の図面に示すように、面ファスナー雄部(1)が斜めになっていることで面ファスナー雄部(1)を長く確保でき、歩行等の体動に耐えうる構造になっている。背面伸縮性素材部で構成される後みごろ(2)は横長状で体の前面(下腹部前面)まで回りこむ長さの拡翼形状になっており、且つ図2のように上部が展開平面視で凹曲状に湾曲形成されてあり、該後みごろ(2)を座位の際には前面への引き寄せがしやすく、側臥位の際には腰の下から前面に送り込みやすいようにしてある。
該後みごろ(2)の両側に(翼端部に)面ファスナー雌部(3)を設ける。該面ファスナー雌部(3)を背面に付けることで皮膚に対して刺激の強い面ファスナー雄部(1)の突起が肌に触れる恐れを回避した。後みごろ(2)から前みごろ(5)に至る縦方向の帯状部に水分吸収素材が内装されており、該帯状部の両側の足回り(4)は内方に湾曲にさせて帯状部を細幅にくびれた形状にして、更に足回り(4)も伸縮性の素材を使用し、尿漏れを防ぐと共に装着感の向上を図った。前みごろ(5)が下腹部前面を覆う程度の大きさで先端部を幅狭にした山形状の逆ハの字になっていることで、足の間を通しやすくなっている。前みごろ(5)には伸縮性はないため面ファスナー雄部(1)の動揺は少ない。面ファスナー雄部(1)及び面ファスナー雌部(3)は体の前面(下腹部前面)で接合し、側臥位の際にも腰に当たらず、中心から両側に向けて外せるため、座位・臥位時共に取り外しがしやすい。
このように、面ファスナー付パンツ型おむつの面ファスナー雄部(1)を前面の前みごろ(5)に配置し、後みごろ(2)の両側に面ファスナー雌部(3)を形成し、前みごろ(5)の上に後みごろ(2)を重合させた状態で、後みごろ(2)をハの字型もしくは逆V字型に接合することによって面ファスナーによる接合、組み立てを簡便にし、はきやすく脱ぎやすいおむつ、また、逆山形状の前みごろ(5)が拡翼形状の後みごろ(2)より小さく、足の間を通す際には前みごろ(5)の先部が矢印のような先細形になっているため足の間を通しやすい。
また、後みごろ(2)の横幅を下腹部の前面に巻回するくらいに長くすることで伸縮性を後みごろのみで確保しでき、前みごろは吸水性素材と面ファスナーの非伸縮性素材のみとすることで前みごろの面ファスナー部の動揺を減じ、組み立てやすい。
面ファスナー部を体の前面中心から両側に向けてはずすことができ
要介助者がトイレに座った時などの座位姿勢の際に本考案の「パンツ型おむつ」内に失禁を発見したら、面ファスナー雄部(1)に接続されている面ファスナー雌部(3)を剥がして面ファスナー接合を解除して汚染した「パンツ型おむつ」を外す。図3に示すように足の間から新しい本考案の「パンツ型おむつ」の前みごろ(5)を引き出し太腿の上に置く(図3(イ)に示す矢印(6)の作用図示を参照)。この時、前みごろ(5)両側の面ファスナー雄部(1)は身体と反対側の外側に位置しているので太腿に当たらないので肌を傷めない。そして、後みごろ(2)の面ファスナー雌部(3)を太腿の外側から引き上げるように引き寄せ、前みごろ(5)の上に後みごろ(2)を重合させた状態で、片方づつ面ファスナー雄部(1)と接合する(図3(ロ)に示す矢印(7)の作用図示を参照)。要介助者に立位になって頂いたら、点線図示の如くパンツのように「パンツ型おむつ」を腰まで引き上げることで交換ができる(図3(ハ)に示す矢印(8)の作用図示を参照)。
臥床している要介助者が失禁していた場合、面ファスナー(1)、(3)を解除し、要介助者に側臥位をとって頂き、背中側から汚染した「パンツ型おむつ」を除去する。新しい「パンツ型おむつ」の後みごろ(2)、面ファスナー雌部(3)を体の下から送り込み(図4に示す矢印(9)の作用図示を参照)、仰臥位になって頂く。足の間から、前みごろ(5)を引き出し(図4に示す矢印(10)の作用図示を参照)、面ファスナー(1)、(3)を接合することによって交換ができる。
本考案の「パンツ型おむつ」は要介護者用・成人用だけでなく、赤ちゃん用、子供用としても応用できる。前みごろ・後みごろ共に吸収体部分を広げる事で尿漏れを防ぐ構造に改良もできる。面ファスナー部に耳部材をつけておくことで、面ファスナーが耳部材で被覆されて直接肌に当たらないようにし、且つ耳部材を引っ張ることにより面ファスナーの取り外しを容易にできる。前面にも伸縮性を持たせてより多くの体格に対応できるようにしてもよい。面ファスナーに幅をもたせることもできる。
面ファスナーに幅をもたせた場合腰に背面からの面ファスナーが当たるよりも、手に前面の面ファスナーが当たることが多くなるため雄部と雌部を入れ替える事もできる。面ファスナー以外の固定具、ホック、クリップ等を用いてより接合を安定させる。面ファスナー部を数本に分けたり短くすることによって、より安価にする。漏れを防ぐため足回りの狭いものもつくる。以上のような応用が可能であり、特定の対象に対する形状に留まるものではない。
「パンツ型おむつ(おむぱんつ)」の装着形状を示した正面図である。 「パンツ型おむつ(おむぱんつ)」の展開形状を示した平面図である。 要介助者が座位姿勢の時の「パンツ型おむつ」装着動作の作用説明図である。 要介助者が臥床姿勢の時の「パンツ型おむつ」装着動作の作用説明図である。
符号の説明
1 面ファスナー雄部
2 後みごろ(背面伸縮性素材部)
3 面ファスナー雌部
4 足回り伸縮性素材部
5 前みごろ
6 座位時に前みごろを足の間に通す動作
7 座位時に面ファスナー雌部を大腿の外側から引き寄せる動作
8 「パンツ型おむつ(おむぱんつ)」組み立て後、腰の位置まで引き上げる動作
9 臥位時に面ファスナー雌部を腰の下から送り込む動作
10 臥位時に前身ごろを足の間から引き出す動作

Claims (6)

  1. 拡翼状に横長形成した後みごろから、縦方向の帯状部を介して山形状の前みごろを設けて、前みごろに後みごろの両側部を重ねてパンツのように着脱できるようにしたパンツ型のおむつにおいて、該オムツの前みごろ及び後みごろの両側に面ファスナーを配設して前開きも可能にした形状のおむつで、面ファスナーを身体の前面でハの字型または逆Vの字型に接合するパンツ型のおむつ。
  2. 前みごろを後ろみごろよりも小さくし、前身ごろの先端を山形状のハの字に細くすることで、足の間を通過させやすくした形状の請求項1に記載のパンツ型のおむつ。
  3. 後ろみごろが拡翼状に横長く、身体の背面からの面ファスナーの送り込み或いは引き寄せがしやすく、伸縮性素材部の長さを確保した形状の請求項1〜2に記載のパンツ型のおむつ。
  4. 前みごろを吸水性素材と面ファスナーの非伸縮性素材のみとすることで前みごろの面ファスナー部の動揺を減じ、組み立てやすくした請求項1〜3に記載のパンツ型のおむつ。
  5. 面ファスナー接合部を身体の前面側に位置するように配設移動し、腰周りの不快感を減じた請求項1〜4に記載のパンツ型のおむつ。
  6. 面ファスナー以外の固定具を有し、組み立て後の安定性を向上させたおむつで請求項1〜5に記載の形状のパンツ型のおむつ。

















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