JP3113943U - カップ形容器用ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内へ熱湯を注いだ際に手や指に熱湯がかかり難く、運ぶ際に手や指が熱くなく、容器をしっかりと保持できて不注意に取り落とすことも無く、かつ片手がフリーなカップ形容器用ホルダーの提供。
【解決手段】厚紙製で、該厚紙1の前半部2aに、カップ形容器3の底部の外径d1 よりも大きくて、開口上部の外径d2 よりも小さい内径のカップ係合用孔6を設け、後半部2bに、後端縁7の幅方向の中間位置から前半部へ向けて、幅方向の長さの約半分程度の長さの切り込みと、該切り込みの奥端近傍を通り両側縁間への折曲げ用横線と、該折曲げ用横線の各側端から後端縁の幅方向の中間位置近傍への折曲げ用斜め線とを形成し、各折曲げ用斜め線で上側へ折曲げて形成される2つの三角形部を、折曲げ用横線に沿って上方へ折り曲げながら、一方の三角形部を他方の三角形部の内側へ折り込んで把持部15を形成したもの。
【選択図】 図8

Description

本考案は、例えば即席ラーメンや即席うどんのように、予め加工した食材が調味料のような添加物とともにカップ形容器内に収容され、熱湯を注くことで食せるようになる即席食品のカップ形容器を、手が熱くなくかつしっかりと保持するために用いるホルダーに係るのである。
近時、消費者が食材を購入してそれを調理する手間を要せず、予め加工した食材が用意された即席食品の種類が増加している。その内、食するに際して容器内へ単に熱湯を注ぐだけでよいものは、保存ができるし、またどこへでも持ち運びができると共に、湯さえ用意すれば直ぐにも食せる便利さもあって、その消費が増大傾向にある。
ところが、イ)例えば麺等の食材の入った容器の蓋を開けて、やかんや電気ポット等から熱湯を注ぐ際に、熱湯が勢いよく出すぎて、収容された例えば麺等に当たり飛び散り、容器をもつ手や指にかかって火傷をすることがあった。
ロ)また、熱湯を注いだ容器を持ち運ぶ場合には、通常は容器の蓋の上面を親指で押さえ、底部を中指と薬指で持つことになるが、蓋の裏面や容器の上部開口近傍は熱湯の蒸気で加熱されているため、熱さに耐えて持ち運ばなければならなかった。これは、皮膚の薄い女性や子供にはかなりの負担で、かつ危険でもあった。
ハ)さらに、上記イ)のように容器内へ熱湯を注ぎ入れる際に注意を集中していると、背後にいる人特に背の低い子供等の存在に気が付き難く、熱湯を注ぎ入れた後に身体の向きを変えようとした際に、子供等に容器や身体の一部が当たって、容器が傾いたり手から思わず離れて、子供等の顔や頭に熱湯がかかってしまうような事故もあった。上記ロ)のように容器が熱いためにしっかりと手で掴んでいないと、被害が一層大きくなる。
そこで、上記の問題点の解決に関連した技術が提案されているか否かを調べてみたところ、次のようなものが見つかった。
特開平8−217105号公報 これは、「カップラーメンホルダー」であり、カップラーメンの容器を受ける上部開口のカップ状ホルダー部と、上部に蓋部を接続する蓋接続部を設けたもので、それに加えてホルダー部に取っ手を設けたり、蓋部2の開き止めに重り付きの鎖を設けたりしたものである。
特開2002−193320号公報 これは、「組立て式容器ホルダー」に関するもので、帯状のホルダー主体に、所要の間隔を存して幅方向に設けた複数の折り目線を介して所要数の側面板を形成し、いずれか一方の端部に位置する側面板に、組立て時に筒状体を保持するための舌片を設けると共に、各側面板の上下の縁部に沿ってそれぞれ保持片を一体的に形成するに際し、上記側面板を折り目線で折り曲げて筒状体を構成した後、各保持片を上記筒状体内へ折り込んだとき、隣接する保持片同士が適度の係合状態を保つとともに、上下方向において相対する各保持片の上縁部間に、所要の幅のキャップが形成されるよう保持片を形成したものである。
特開平10−7167号公報 これは、「電子レンジ用カップホルダー」である。これは、高温になった容器を電子レンジから取り出せるようにするもので、目的などの一部の点では似通った点があるが、その構成は、板紙を含む一枚のブランクから組み立てられ、カップの底部を載置できる底板と、カップの側面を挟持して固定する切欠き部を設けた天板とを有する構造からなる。
イ)ところが、上記特許文献1のものは、硬質のプラスチック材等で形成してあるために、ホルダーとして使用しない場合にも嵩張る。また家庭内で使用するような場合は良いとしても、例えば即席食品を屋外で食するような場合には、容器に入った即席食品と別にこの嵩張るホルダーを持参する手間を要する。また持参せずとも良いように、即席食品と共にホルダーを一括販売するのでは、コスト高になってしまう。
ロ)上記特許文献2のものでは、同明細書に添付の図面の図5で示されるように、一対のカップ型容器の蓋同士を対面させて保持ものである。即席食品を食するに際して容器に熱湯を注いだものを保持するのに用いることはできず、構成は勿論のこと、目的・使用状態・効果等も全く異なるホルダーである。
ハ)上記特許文献3は、電子レンジ加熱したものをレンジから取り出して、例えば食卓まで運ぶために使用するものであり、屋内で近い距離を運ぶためのものである。その明細書に添付された図面の図1の(1−4)、図2の(2−4)で示される如く、天板の各側を両手の指で支持して運ぶ構成になっているが、この構成ではたとえ紙厚を厚くした場合でも、片手の指で掴んで運ぶには強度的に無理である。
またこれは、常に両手がふさがってしまうので、自宅外例えばコンビニエンスストアやイベント会場等で、即席食品を購入して容器に熱湯を注いで持ち運ぶような場合に、上記のように強度的に問題があるし、しかも両手がふさがっているために、代金の支払いや釣り銭の受取りその他の動作ができないし、財布その他の手荷物が有ると使えないことになる、等の問題点が有った。
本考案は、上記従来のものと異なり、即席食品を食するために容器内へ熱湯を注いだ際に、容器をもつ手や指に熱湯がかかり難くし、また熱湯を注いだ容器を持ち運ぶ際に、手や指が容器に直接に触れることがなくて、皮膚の薄い女性や子供でも容易に持ち運ぶことができ、かつ容器をしっかりと保持できて、不用意に容器を取り落とすことも無く、しかも片手が自由に使えるような、カップ形容器用ホルダーを提供することにある。
本考案に係るカップ形容器用ホルダーAは、
厚紙製のものであって、該厚紙1の前半部2aには、カップ形容器3の底部の外径d1
よりも大きくて、開口上部の外径d2 よりも小さい内径Dをもつカップ係合用孔6を形成し、
同厚紙1の後半部2bには、後端縁7の幅方向の中間位置8から前半部2aへ向けて、幅方向の長さLの約半分程度の長さの切り込み9と、該切り込み9の奥端17近傍を通り両側縁10,10間への折曲げ用横線11と、該折曲げ用横線11の両側端12,12から後端縁7の幅方向の中間位置8近傍への折曲げ用斜め線13,13とを形成したものであり、
上記後半部2bを折曲げ用斜め線13,13に沿って上側へ折曲げて形成される2つの三角形部14,14を、折曲げ用横線11に沿って上方へ折り曲げながら、一方の三角形部14を他方の三角形部14の内側へ折り込んで、把持部15を形成可能としたものである。
上記カップ形容器用ホルダーAは、次のような作用・効果を奏する。
a)このホルダーの製作に用いる厚紙1は、例えばプレス加工で打ち抜き、また折曲げ用のミシン目や溝線を形成するだけでよい。そのため、このカップ形容器用ホルダーは安価に製造できる。
b)このホルダーAは、組み立て前は厚紙1の一枚物であるから、例えば店頭等で配布するための運搬や保管で嵩張らないし、各人が携帯する場合も全く負担にならない。
c)使用に際して平板状の厚紙1から組み立てる作業も、単に折曲げ用斜め線13,13と折曲げ用横線11に沿って折り曲げるだけでよいので(例えば図2,図3,図4,図5参照)、子供でも容易・迅速に組み立てて使用することができる。
d)このホルダーAを使用する場合は、カップ形容器3を蓋5を開けた状態で、該ホルダーAのカップ係合用孔6内へ上方から係合させればよい(例えば図7参照)。該ホルダーAの内径Dがカップ形容器3の底部の外径d1 よりも大きく、開口上部の外径d2 よりも小さいので、ガップ形容器3は胴部4の上部寄り位置を係合された状態で係止され、保持されることになる(例えば図7,図8,図9参照)。
e)カップ形容器3内に熱湯を注ぐ場合に、該ホルダーAの把持部15を指で掴んだ状態で行えばよい。容器3の開口上部近傍に指が触れていないので(例えば図8参照)、熱くないし、また注いだ熱湯が食材に当たって跳ね返っても、指は容器3から少し離れているので(上記図8参照)、熱湯の飛沫がかかることも少なくなっている。なお、カップ形容器3と指との間隔Tがもっと大きい方が良い場合は、厚紙1のカップ係合用孔6の内側周縁と上記折曲げ用横線11との間の寸法Sを、より大きくしておけばよい(例えば図10参照)。
f)熱湯を注いだ後にカップ形容器3を持ち運ぶ際に、該ホルダーAを使用すると上記のように指が容器3外周面に直接に触れないし、また厚紙1が重り合った把持部15を掴むことになるので(例えば上記図8参照)、指は全く熱くない。そのため、皮膚の薄い女性や子供でも、熱湯を注いだカップ形容器3を持ち運びが容易に行える。
g)また組み立てた状態時の該ホルダーAは、平面的なものではなく、前部・両側部の半環状部18や後部の把持部15が立体的になっており(例えば図6参照)、またカップ形容器3を係合させるとその重みが加わって、各部がより一層斜め状になる(例えば図7参照)。そのため、熱湯を注いだカップ形容器3の重さが、通常のもので約400g程度になっても、平面的なものと異なり垂直方向の力に十分に耐える強度を有している。さらに把持部15も、上記の如く三角形部14も加わった言わば四重構造になっているから、この点からも十分な強度を有しており、破損するようなおそれは無い。
h)さらに、該ホルダーAの把持部15は、上記のように厚紙1が重り合って強度的に優れており、そこを指で保持するものであり(上記図8参照)、しっかりと把持できる。そのため、容器3内へ熱湯を注いだ後に移動しようと振り向いた際に、例えば混雑している中では後ろや横の人に当たったり接触することも有り得るが、該ホルダーAの把持部15をしっかりと把持しているので、熱湯が入った容器3を不用意に落とすようなことが無く、他の人や自分に危険を及ぼすことも防止できる。
i)しかも、該ホルダーAは上記のように把持部15を片手の指で掴めるような構造にしてあるから、他方の手はフリーであって自由に使える。そのため、他方の手でいろんな動作ができるし、手荷物が有ったとしても支障が無く運べる。
j)なお、折り返した三角形部14の下側に箸19を挟み込むことができるので(例え1図9参照)、この点からも片手だけでホルダーAを持ってカップ形容器3を持ち運ぶことができ、他方の手をフリーに維持できる。
本考案に係るカップ形容器用ホルダーAは、使用前は一枚の平板状をしており、厚紙製とすることが望ましいが、プラスチック板で同様のものにすることも可能である。その外形は、前半部2aがほぼ半円状または半四角形を含む半多角形状で、後半部を方形状とすることが望ましい。また通常の大きさのカップ状容器3に対応するものの他、小型のカップ形容器や大型のカップ形容器に対応するものの三種類が考えられる。
その前半部2aには、カップ形容器3の底部の外径d1 よりも大きくて、開口上部の外径d2 よりも小さい内径Dをもつカップ係合用孔6を形成しておくが、該カップ係合用孔6は丸孔でなくてもよい。例えば多角形状とすることも可能で、その場合における上記内径Dは対向辺間の間隔を意味する。
また方形状の後半部2bには、その後端縁7の幅方向の中間位置8から前半部2aへ向けて、幅方向の長さLの約半分の長さで切り込み9を形成するとともに、該切り込み9の奥端17近傍を通り両側縁10,10へ達する折曲げ用横線11を形成し、かつ該折曲げ用横線11の両側端12,12から後端縁7の幅方向の中間位置8近傍へ向けた折曲げ用斜め線13,13を形成しておく。なおこの折曲げ用横線11や折曲げ用斜め線13,13は、コスト面から考えて例えばミシン目とするのが望ましいが、これに限るものでは無い。
このカップ形容器ホルダーAを使用する場合には、当初は厚紙1の一枚物の状態から、手で折り曲げて組み立てれば立体状となる。その折り曲げの順序は自由であるが、通常はまず、厚紙1の後半部2bを折曲げ用斜め線13,13に沿って上側へ折畳んで折り癖をつけておき、それで形成される2つの三角形部14,14を指でつまんで、折曲げ用横線11に沿って上方へ折り曲げながら、一方の三角形部14を他方の三角形部14の内側へ折り込んで(例えば図4参照)、厚紙1が重り合った把持部15を形成するのがよい(例えば図5参照)。
なお、カップ係合用孔6の内周縁で、少なくとも切り込み9の奥端17に近い側に、保持時の指が直接にカップ形容器3の胴部4外周面に接触せぬように、念のために接触防止用の舌片16を延設しておくのがよい(例えば図1,図8,図10参照)。この接触防止用の舌片16は、一か所に限らずに、カップ係合用孔6の内周縁に沿って複数箇所に形成しておいてもよい(図示略)。
図1ないし図10は、本考案に係るカップ形容器用ホルダーAの実施例を示すものである。
このカップ形容器用ホルダーAの製作は、一枚の厚紙1、ここでは厚さ約0.7mmのものを、プレス加工によりカップ係合用孔6の打ち抜きや折曲げ用線11,13を形成しておき、使用に際しては折り曲げて組み立てるものである。
まず、その厚紙1の外形は、ここでは前後長が約179mmで、横幅が約114mmの大きさで、その前半部2aを半径約58mmのほぼ半円形状として、後半部2bを横幅約114mmのほぼ四角形状としておく。
また上記前半部2aにはカップ係合用孔6を形成する。ここでは半円形状の前部外周縁と約15mmの間隔を保ちながら、カップ形容器3の底部の外径d1 よりも大きく、開口上部の外径d2 よりも小さい内径Dの丸孔を形成してある。即ち、通常のカップ形容器3の上部の外径が約89mmで、底部の外径が約68mmであることから、ここでは内径約84mmの円形のカップ係合用孔6を形成してあり、かつその周囲の前部から側部にかけて半環状部18が形成されている。
上記後半部2bには、その後端縁7の幅方向の中間位置8から前半部2aへ向けて、幅方向の長さ(上記の如く約114mm)の約半分の長さとほぼ等しい長さ、ここでは約57mmの長さの切り込み9を形成してある。この切り込み9も上記プレス加工時に同時に形成しておく。
また該後半部2bには、折曲げ用横線11と折曲げ用斜め線13,13とを、上記と同時にプレス加工により形成する。折曲げ用横線11は、上記切り込み9の奥端17近傍を通って両側縁10,10へ達するもので、ここではミシン目を形成してある。また折曲げ用斜め線13,13は、上記折曲げ用横線11の両側端12,12から後端縁7の幅方向の中間位置8近傍へ向けたもので、ここでもミシン目を形成してある。
さらに、上記前半部2aのカップ係合用孔6の内周縁で、上記切り込み9の奥端17に近い側から係合用孔6の中央へ向けて、横幅がここでは約40mmで、長さ約30mmの舌片16を延設してある。これは、上記のように該ホルダーAを把持した際に、指がカップ形容器3に触れないように、念のために設けるものである。
上記折曲げ用横線11は、カップ係合用孔6の内側周縁との間の寸法Sをここでは約22mmとしてある。20は上記切り込み9の奥端と折曲げ用横線11との交点に形成した切欠き部を示し、折曲げた際に突起が生じるのを防ぐ意味である。また、該ホルダーAの前部に形成された半環状部18の表面に、ここでは「ふりむき注意」のように使用時の注意書きを印刷しておき、裏面には宣伝広告を兼ねてその即席食品の商品名、ここでは「○○ラーメン」と印刷してある(例えば図1,図8,図9参照。なおこの記載は、図が見難くなるのを避けるため、他の図では省略した)。上記商品名の代わりに、即席食品の製造企業名またはこのホルダーAを提供するスポンサー企業名を記載してもよい。
次に、上記厚紙1をホルダーAとしての使用に際し組み立てるには、この厚紙1の後半部2bを折曲げ用斜め線13,13に沿って上側へ折曲げて折り癖をつけておき(図2,図3参照)、それで形成される2つの三角形部14,14を指でつまんで、折曲げ用横線11に沿って上方へ折り曲げながら、一方の三角形部14を他方の三角形部14の内側へ折り込んで(図4参照)、重り合った把持部15を形成する。これで、各三角形部14,14が重り合って強度のある把持部15付きのカップ形容器用ホルダーAが形成されることになる(図5,図6参照)。
使用時は、このホルダーAのカップ係合用孔6に、蓋を開けたカップ形容器3を上方から係合させて保持させ、熱湯を注ぎ入れればよい。このホルダーを使用すれば、上記のように、その際に手や指に熱湯がかかり難く、指や手が熱くなく、かつしっかりと把持できて取り落とすようなことが無くなる。
上記で示した寸法は一例であり、それに限定するものではない。小型のカップ形容器用には相似的に小さくすればよく、カップ係合用孔6の内径を例えば約68mm程度にしておく。大型のカップ状容器用には相似的に大きくして、カップ係合用孔の内径を例えば100mm程度にしておけばよい。
なお、ホルダーAとしてカップ形容器3と指との間隔Tがもっと空くようにしたい場合には、例えば図10で示す如く、カップ係合用孔6の内側周縁と上記折曲げ用横線11との間の寸法Sを、より大きくしておく。
本考案に係るカップ形容器用ホルダーを作るために用いる厚紙の実施例を示す平面図である。 厚紙を折曲げ用斜め線で折り返す状態を示す平面図である。 図2で示した厚紙を、折曲げ用斜め線で折り返した状態を示す平面図である。 図3で示した厚紙の三角形部を、重ね合わせる状態を示す平面図である。 図4で示した厚紙の三角形部が重なり合って、ホルダーとして組み立てられた状態の平面図である。 図5で示したものの側面図で、ホルダーとしての組み立てた状態を示す。 ホルダーにカップ形容器を係合させた状態を示す正面図である。 カップ形容器を係合させたホルダーを把持する状態を示す側面図である。 ホルダーにカップ形容器を係合させると共に箸を保持させた状態を示す斜視図である。 カップ形容器用ホルダーを作るために用いる厚紙の他の実施例を示す平面図である。
符号の説明
A−ホルダー
1−厚紙
2a−前半部
2b−後半部
3−カップ状容器
4−胴部
5−蓋
6−カップ係合用部
7−後縁部
8−中間位置
9−切り込み
10−側縁
11−折曲げ用横線
12−側端
13−折曲げ用斜め線
14−三角形部
15−把持部
16−舌片
17−奥端
18−半環状部
19−箸
20−切欠き部
D−内径
d1-外径
d2-外径
L−長さ
S−間隔
T−寸法

Claims (5)

  1. 厚紙製のものであり、該厚紙1の前半部2aには、カップ形容器3の底部の外径d1 よりも大きくて、開口上部の外径d2 よりも小さい内径Dをもつカップ係合用孔6を形成し、
    同厚紙1の後半部2bには、後端縁7の幅方向のほぼ中間位置8から前半部2aへ向けて、幅方向の長さLの約半分程度の長さの切り込み9と、該切り込み9の奥端17近傍を通り両側縁10,10間への折曲げ用横線11と、該折曲げ用横線11の両側端12,12から後端縁7の幅方向の中間位置8近傍への折曲げ用斜め線13,13とを形成したものであり、
    上記後半部2bを折曲げ用斜め線13,13に沿って上側へ折曲げて形成される2つの三角形部14,14を、折曲げ用横線11に沿って上方へ折り曲げながら、一方の三角形部14を他方の三角形部14の内側へ折り込んで把持部15を形成可能としたことを特徴とする、カップ形容器用ホルダー。
  2. カップ係合用孔6を丸孔とした、請求項1に記載のカップ形容器用ホルダー。
  3. カップ係合用孔6を多角形状として、その内径Dが対向辺間の間隔であるようにした、請求項1に記載のカップ形容器用ホルダー。
  4. カップ係合用孔6の内周縁で、少なくとも切り込み9の奥端17に近い側に、接触防止用の舌片16を形成した、請求項1,2または3に記載のカップ形容器用ホルダー。
  5. 厚紙1の表面に使用時の注意書きを、また裏面に即席食品の商品名、または企業名を記載した、請求項1,2,3または4に記載のカップ形容器用ホルダー。

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