JP3113364B2 - 走査型光学検査装置 - Google Patents

走査型光学検査装置

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JP3113364B2 JP04005486A JP548692A JP3113364B2 JP 3113364 B2 JP3113364 B2 JP 3113364B2 JP 04005486 A JP04005486 A JP 04005486A JP 548692 A JP548692 A JP 548692A JP 3113364 B2 JP3113364 B2 JP 3113364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共焦点走査型光学検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】共焦点型の走査型顕微鏡は、従来の光学
顕微鏡に比べて、空間分解能にすぐれている。特に、深
さ分解能がすぐれているために、形状計測、螢光像観察
に多用されてきている。また、走査型であることによ
り、オービック(Optical Beam Induced Current)に代
表される光相互作用の2次元的分布の観察表示なども行
なわれている。
【0003】また、形状計測等への応用には、そのスル
ープットの良さが求められ、また、ビームを走査する速
度が問題になる。そして、TVレート程度の走査速度が
要求されるが、従来法では、AOD(音響光学偏向器)
による光束偏向(X偏向)とガルバノメータによるX偏
向と直交する低速偏向(Y偏向)との組合わせが用いら
れている。他の偏向方法、例えば、コピー機でのポリゴ
ンミラーやPOSでのホログラムスキャナー等のモータ
ーの回転を利用する方法や共振型のガルバノメータ等で
は、TVレート程度の走査速度は、現状では簡単には実
現できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、前
記のような、従来の走査型光学検査装置の欠点を解消す
るために、即ち、AODには圧電素子の帯域により制限
される“偏向角が小さい”という欠点と、偏向効率を上
げるためビーム径を大きくする必要から生じる非点隔
差が生じる”と、更には、“高価である”欠点を解決す
るためである。偏向角の小ささは、縦続接続により改良
できるが、偏向中心の入射瞳からのズレが生じる、或い
は、更に高価になる等の異種の問題が出てくる。また、
非点隔差は、軸ずらしシリンドリカルレンズにより補正
が可能であるが、偏向速度が可変でき、レンズ軸の傾
きによる走査方向ズレが生じ易い等の問題がある。本発
明は、上記のような問題に鑑みて、高速な走査を安価に
実現できる共焦点走査型検査装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、前記
のような、従来の走査型光学検査装置の欠点を解消する
ために、半導体レーザ(以下、本明細書では、LDと称
する)と、該LDを駆動するLD駆動手段と、該LDを
光源とし、その光源からのレーザ光束を、第1のスリッ
ト状レーザ光束に変換する光束変換光学系と、該第1の
スリット状レーザ光束のスリット方向に該第1のスリッ
ト状レーザ光束を走査する走査手段と、該走査手段から
の平行ビームを標本上に集光し、また、該走査手段から
の発散ビームを平行ビームとして、該標本上に転送し、
光軸に垂直な面内において、偏向ミラーで反射した後の
第1のスリット状レーザ光束に、垂直な第2のスリット
状レーザ光束を形成する対物レンズと、前記光束変換光
学系と、前記走査手段との間に配置され、該標本からの
反射光を分離する光束分離手段と、該標本と等価な位置
にあり、該光束分離手段を介して、分離された該標本か
らの反射光を受光する、前記の第2のスリット状レーザ
光束に平行な開口を有する一次元CCDセンサアレイ
(以下、本明細書では、CCDと称する)とを少なくと
も備え、前記走査手段のステップに合わせて、二次元の
画像を取得することを特徴とする走査型光学検査装置を
提供する。更に、前記のLD駆動手段は、直流駆動手段
と、前記の走査手段の走査に同期して周波数をスイープ
する周波数変調高周波駆動手段と、前記の直流駆動手段
と前記の周波数変調高周波駆動手段からの出力を合成す
る合成手段とを備える装置が好適である。また、前記L
D駆動手段は、前記の走査手段の走査に同期した鋸歯状
波パルスにより駆動する装置が好適である。
【0006】
【作用】本発明の走査型光学検査装置によると、標本を
スリット状光束で照明し、該スリット状光束に、平行な
開口を持つCCDにより受光する。このような構成によ
り、X走査が省略できて、高速の画像取得が可能とな
り、また、この場合には、非点隔差の補正は、必要ない
ものとなる。
【0007】更に、レーザ光を用いたスリット状の照明
においては、標本によっては、スペックルが生じ、画像
のS/N比が悪くなる可能性がある。本発明の走査型光
学検査装置により、通常用いられるHe-Neレーザに
比べて、スペクトルの広いLDを、光源として用いてい
ることにより、また、LD駆動手段として直流駆動に高
周波駆動を重畳させ、該高周波をスイープさせ、それに
より、LDの発振周波数を1H期間(TV走査における
一水平走査期間をいう)変化させ、スペックルを平均化
することにより、S/N比を向上させることができるL
D駆動手段を提供するものである。
【0008】別のスペックルの除去手段としては、LD
を1H期間を周期とするランプ波駆動し、LDの発振波
長が駆動電流値の変化により変化することを利用して、
LDの発振波長を1Hを周期として変えることにより、
スペックル効果を平均化することにより、S/N比を向
上させることができるLD駆動手段を提供することがで
きる。
【0009】次に、本発明を具体的に実施例により説明
するが、本発明はそれらによって限定されるものではな
い。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の走査型光学検査装置の光学
系を示す構成図である。1LDであり、2はレーザ
光、3コリメータレンズ、4光束変換手段である
リンドリカルレンズ、11光束分離手段であり、5
偏向ミラー、7は対物レンズ、8は標本である。6は偏
ミラー上に作られる第1のスリット状光束の状態を示
し、9は、対物レンズで作られ、標本に当てられた第2
のスリット状光束の状態を示し、13CCDである。
そして、12結像レンズ、14はハーフミラー或いは
跳ね上げミラー、15は結像位置、16は接眼レンズ、
17はハーフミラー又はダイクロミラー、18はコンデ
ンサーレンズ、19はランプを示す。
【0011】LDからのレーザ光束のy成分は、LDの
端面を光源とすることにより、大きな発散角を持つ光束
となり、コリメータレンズ3により規定の幅の平行ビー
ム(yビーム)となる。他方、LDからのx成分は、端
面からLD内部へ約4μm入った点aを光源とする光束
でありコリメータレンズ3により、これもまたほぼ平行
とみなせるビーム(xビーム)となる。更に、xビーム
は、x方向にのみパワーを持つシリンドリカルレンズ4
によりy偏向を与える偏向ミラー5面上に集光され、6
の第1のスリット状光束を形成する。他方、yビーム
は、シリンドリカルレンズ4には影響されずに平行のま
まである。従って、偏向ミラー5面上において、Y−Z
面内に第1のスリット状光束6が得られる。
【0012】この第1のスリット状光束は、偏向ミラー
5に反射して、対物レンズ7により、標本8上に転送さ
れ、第2のスリット状光束9となる。この時、平行であ
ったyビームは、対物レンズの開口径(Yビームの径)
で規制されるNA(開口径)により得られうるスポット
径にまで集光され、他方、xビームは対物レンズ7とシ
リンドリカルレンズ4とをアフォーカル配置とすること
により、平行なビームとなる。即ち、第2のスリット状
光束9は、第1のスリット状光束6とは直交しているこ
とになる。
【0013】第2のスリット状光束9の標本8による反
射光は、再び対物レンズ7により集められるが、偏向ミ
ラー5を絞りとするテレセントリック系としての集光系
となる。シリンドリカルレンズ4による光束変換光学系
偏向ミラー5とモーター10とからなる偏向手段との
間に配置され、入射面をx-z面とする45度ミラー1
1により、これはハーフミラー又は図示していない1/
4波長板と対とされて、使用する偏光ビームスプリッタ
ーの役目をし、反射光を照明光束から分離するものであ
る。
【0014】その分離された反射光は、対物レンズ7と
アフォーカルに配置した結像レンズ12により、その焦
点面に第2のスリット状光束9による像を結ぶ。その像
は、第2のスリット状光束9に平行なスリット状の像で
あり、その焦点面に配置されたCCD13の開口(即ち
受光面)上に結ばれる。標本8とCCD13とは、共焦
点配置であり、照明点外からの迷光は除去される。ま
た、第2のスリット状光束9上の各点とCCD13上の
各画素とは、各々、撮影倍率を介して対応しているもの
である。
【0015】結像レンズ12とCCD13の間に、ハー
フミラー又は図にない機構によ跳ね上げ可能なミラー
14を配置し、そのミラー14を介して、反射光の一部
又は必要に応じて反射光のすべてを取り出すものであ
る。その取り出された光束は、CCD13と等価な位置
15に標本像を結び、該像を接眼レンズ16を介して、
拡大観察し、位置の調整を行なうことができる。
【0016】また、光束分離手段11と結像レンズ12
の間に、ハーフミラー又はダイクロミラー17を配置
し、そのミラー17とコンデンサーレンズ18とを介し
て、偏向ミラー5面上にランプ19のフィラメントの像
を結び、それにより、標本8をケーラー照明する。図に
ない機構を用いたミラー14とミラー17とを同時に光
路中に出し入れし、観察時のみ、ランプ19により標本
8を照明し、観察することができる。
【0017】さて、偏向ミラー5は、x軸を回転軸とす
るバルスモーター或いはガルバノメータ10により回転
され、第2のスリット光束9の標本8上での変位を与え
る。概して、Y走査がなされる。変位した位置の第2の
スリット光束9からの反射光束は、偏向ミラー5により
レーザ光2の光軸に戻され、光分離手段11により前
記光軸上から分離され、結像レンズ12を介して、固定
されているCCD13面上に結像される。
【0018】偏向ミラー5は、モーター10によりステ
ップ的に回転するが、該ステップ期間(1H)に、CC
D13は、入射光を積分し、次のステップへ移る間に信
号として高速に読み出される。その信号は、図にない電
気回路によりデジタル信号としてメモリーに書き込まれ
る。その走査をY走査範囲に渡って、繰り返し、標本の
2次元画像取得を行なう。メモリーからTVレートに従
って信号を読み出し、CRT等にて画像として表示す
る。スリット走査では、スリット方向の分解能が、スリ
ット方向の垂直な方向に比べて悪くなる。図1では、x
分解が、y分解より悪くなる。このために、CRTにお
いて、より高い分解能である水平ラスターにy走査信号
を乗せるようなメモリーの読み出しを行なう。また、取
得した画像に基づいた計測、処理を行ない、その結果の
重畳表示等を行なう。
【0019】次に、表面の粗い標本を走査する場合に発
生する可能性のあスペックル効果を除去する手段につ
いて、図2、図3を用いて説明する。画像を用いた観察
や計測においては、スペックルは有害な雑音となり、画
像のS/N比を劣化させる原因となる。一般的にスペッ
クルは、標本上の異なる点からの散乱光が観察面上の同
じ点に集まり、両者の光位相の関係に応じて、干渉の程
度が変化するために生じる観察面上でのランダムなコン
トラストの高い光点の分布として、説明されている。
【0020】レンズを介して観察する場合、そのスポッ
トの直径は、約λL/W(λは波長であり、Lはレンズ
と観察面との距離であり、Wはレンズの開口径である)
であり、波長とレンズのNAに依存する径となる。スペ
ックル効果即ち、観察面上での空間的なランダムな信
号、雑音の発生を抑えるには、該スポット径を観察分解
能より小さい径とする方法、或いは波長が広い範囲に分
布している光源(即ち、可干渉性の悪い光源)を用いる
方法がある。前者では、観測分解画素内で平均化され
る。
【0021】また、波長が広い範囲に分布している光源
を用いる後者の方法では、波長に依存して光路長が変わ
るためにスペックルの出る位置が、スポット径内で分布
されることにより、観察面上で平均化されてスペックル
効果がなくなる。可干渉性の程度を示すコヒーレント長
は、スペックル効果のない発光ダイオード(LED)に
おいて、約15μmであり、他方、スペックルの発生し
易いHe-Neレーザにおいて、約6mである。LDで
は、この距離は、約3mmであり、スペックルは発生す
るが、一般的に使用されているHe-Neレーザに比べ
て、除去対策を講じ易い光源と云える。高輝度を必要と
する応用例においては、LEDは不適当であり、LDを
使用することになるが、スペックルを無視できない応用
例では、その除去対策を講じる必要がある。
【0022】図2の(a)は、LD駆動手段が、直流駆
動手段と、前記の走査手段の走査に同期して周波数をス
イープする周波数変調高周波駆動手段と、前記の直流
手段と前記の周波数変調高周波駆動手段からの出力を
合成する合成手段とを説明するブロック図である。ま
た、図2の(b)は、その動作を説明するための図であ
る。直流駆動手段は、LD1と、モニター用ホトダイオ
ード(PD)20とPD出力を電圧に変換するI-V
変換回路21と、それの出力を受けて、それに含まれる
高周波成分を除くフィルタ22と、平均の光出力を設定
するレベル設定回路23と、22及び23の信号を受け
てLDをAPC(自動出力制御)駆動させる直流駆動
回路24とからなり、前記直流駆動回路24により一定
の直流光レベルで駆動される。これにモーター駆動回路
25によるモーター駆動に同期して、ランプ波を発生さ
せるランプ波発生回路26からのランプ波をうけて周波
数を変化させる周波数変調高周波駆動手段27からの周
波数をスイープした高周波を合成する合成手段28を介
して乗せる。合成手段28は、24側をインダクター3
4に接続し、27側をコンデンサー35に接続する図示
のような簡単な回路である。
【0023】この方式は、モード同期に用いられる高周
波キャリヤー変調方法を拡張したものである。高周波に
より発振モードが位相変調を受け、マルチ縦モード化
し、且つ、発振周波数が変化する。図2の(b)の29
は、重畳する周波数(f)の変化を示し、また、30
は、モーター駆動タイミングを示し、T1 期間(1Hに
相当する)にCCD13は、その入射光を積分するた
め、このT1 期間に印加する周波数を変化してやれば、
レーザ発振周波数(波長)は印加した周波数に応じて変
化し、スペックルによるスポット位置、その径が変化す
る。CCD13の信号出力は、図2(b)のT2期間に
読み出される。また、このT2期間にモーター10は、
1ステップY方向で駆動され、次の1H位置へのスリッ
ト光9で走査する。そのCCD13の信号出力には、ス
ペックルによる雑音が空間的に平均化され、雑音として
は、検出されなくなる。
【0024】図3は、別のスペックル除去手段を説明す
る図である。その(a)は、回路のブロックを、また、
その(b)は、そのLD駆動電流を示す。T1 期間の間
に、駆動電圧をi0 を中心にimaxとiminの間を、鋸歯
状波で変化させ、駆動電流レベルにより波長を変化させ
る。即ち、LDがキャリヤー濃度によって屈折率が変化
し、レーザ発振波長が変化することを利用して、スペッ
クル雑音を平均化するものである。モーター駆動回路2
5からのモーター駆動に同期して、鋸歯状波駆動手段3
2により、(b)の33の曲線で示す駆動電流を作り、
LDを駆動するものである。また、LDは、PD
出力I-V変換(21)し、T1期間積分し、直流に変
換する積分回路31とレベル設定回路23とにより、設
定された平均電流i0 に対応する平均出力レベルを中心
として動作する。
【0025】スペックル除去の更なる別の手段として
は、発振波長帯域が、LEDのそれに近く、且つ輝度は
LDに近い所謂SLD(スーパールミネッセントダイオ
ード)を光源として用いる方法、或いは、プリズム等の
内部反射等を組合わせて、光路差を持つ光束を多数作
り、それらを重畳して、再度1つの光束とする光学系を
用いる方法で行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査型光
学検査装置により、次のような顕著な技術的効果が得ら
れた。XーY走査の一方をスリット光とすることにより
高速走査が省略することができ、また、スリット光走査
の場合生じる可能性のあるスペックルによる雑音を抑え
る手段を講じることにより、S/N比の良い高速で安価
な共焦点走査型光学検査装置を提供することができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査型光学検査装置の光学系を示す説
明図である。
【図2】(a)は、本発明によるスペックル雑音除去の
ためのLD駆動手段を示す電気回路のブロックであり、
(b)は、その動作を説明する説明図である。
【図3】(a)は、スペックル雑音除去のための異なる
方式のLD駆動手段を示す電気回路ブロック図であり、
(b)は、その動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ(LD) 3 コリメータレンズ 4 光束変換手段のシリンドリカルレンズ 5 偏向ミラー 6 第1のスリット状光束 7 対物レンズ 8 標本 9 第2のスリット状光束 13 CCD 24 直流駆動手段 27 周波数変調高周波駆動手段 28 合成手段 32 鋸歯状波駆動手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ(以下、本明細書では、
    LDと称する)と、 該LDを駆動するLD駆動手段と、 該LDを光源とし、その光源からのレーザ光束を、第1
    のスリット状レーザ光束に変換する光束変換光学系と、 該第1のスリット状レーザ光束のスリット方向に該第1
    のスリット状レーザ光束を走査する走査手段と、 該走査手段からの平行ビームを標本上に集光し、また、
    該走査手段からの発散ビームを平行ビームとして、該標
    本上に転送し、光軸に垂直な面内において、偏向ミラー
    で反射した後の第1のスリット状レーザ光束に、垂直な
    第2のスリット状レーザ光束を形成するように配置され
    た対物レンズと、 前記光束変換光学系と、前記走査手段との間に配置さ
    れ、該標本からの反射光を分離する光束分離手段と、 該標本と等価な位置にあり、該光束分離手段を介して、
    分離された該標本からの反射光を受光する、前記の第2
    のスリット状レーザ光束に平行な開口を有する一次元C
    CDセンサアレイ(以下、本明細書では、CCDと称す
    る)とを少なくとも備え、前記走査手段のステップに合わせて、二次元の画像を取
    得する ことを特徴とする走査型光学検査装置。
  2. 【請求項2】 前記のLD駆動手段は、直流駆動手段
    と、前記の走査手段の走査に同期して周波数をスイープ
    する周波数変調高周波駆動手段と、前記の直流駆動手段
    と前記の周波数変調高周波駆動手段からの出力を合成す
    る合成手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載
    の走査型光学検査装置。
  3. 【請求項3】 前記LD駆動手段は、前記の走査手段
    の走査に同期した鋸歯状波パルスにより駆動することを
    特徴とする請求項1に記載の走査型光学検査装置。
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