JP3113195U - 配管支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の配管抱持部材に配管を抱持固定する作業を極めて簡易に効率良く行うことができる作業性に秀れた画期的な配管支持金具を提供する。
【解決手段】一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を所定の重合位置に位置決め係止する位置決め重合機構3を重合端部1bに設け、この位置決め重合機構3を位置決め係止状態とした際には一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔同志が丁度連通する位置に重合配設されるように構成した配管支持金具。
【選択図】図1

Description

本考案は、水道管や排水管などの配管を支持固定する配管支持金具に関するものである。
一対の配管抱持部材により水道管や排水管などの配管を被嵌抱持しこの一対の配管抱持部材の両端部同志を締付ボルトとナットにより締め付けることで配管を抱持固定して使用する配管支持金具が、従来から種々提案されている。
この種の配管支持金具は、例えば、抱持部の両端側に重合端部を設けた一対の配管抱持部材を配管に被嵌し、この一対の配管抱持部材の両端側の各重合端部同志を夫々重合配設する。更に、この各重合端部に形成されたボルト挿通孔を夫々連通配設し、このボルト挿通孔に締付ボルトを連通しナットを螺着固定することで、前記配管を一対の配管抱持部材の対向する一対の抱持部間に抱持固定するように構成したものである。
従って、この種の配管支持金具は、一対の配管抱持部材により配管を抱持固定する際に、この一対の配管抱持部材の各重合端部同志を重合配設するだけでなくこの各重合端部に夫々形成されたボルト挿通孔が、丁度連通配設されるようにこの重合端部同志の重合位置を正確に位置合わせしてから、前記締付ボルトを連通させナットで締めるという非常に面倒な作業を要するものである。
本考案は、上記の問題点に着眼し、この種の配管支持金具において一対の配管抱持部材を配管に抱持固定する際に上述のようにボルト挿通孔が丁度連通するように重合位置を位置合わせする厄介な作業が作業効率を損ねる原因となっていることを見出し、これを解決するべく鋭意研究開発を重ねた結果完成したものであって、一対の配管抱持部材の両端部同志の重合位置を位置決め係止する位置決め重合機構を設け、この位置決め重合機構が係止状態となった際、対向するボルト挿通孔同志が丁度連通する位置となるように構成することで、一対の配管抱持部材に配管を抱持固定する作業を極めて簡易に効率良く行えるように構成した従来にない画期的な配管支持金具を提供するものである。
また、このように秀れた作業性を有する位置決め機構の構成を簡易構成にして安価に達成することで一層実用性に秀れた配管支持金具を提供するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
配管aに被嵌する抱持部1aの両端側に重合端部1bを設けた一対の配管抱持部材1から成り、この配管抱持部材1の重合端部1bに夫々ボルト挿通孔2を設け、この一対の配管抱持部材1の両端側の各重合端部1b同志を夫々重合配設して前記抱持部1aで配管aを抱持すると共に、この各重合端部1bに形成されたボルト挿通孔2を夫々連通配設し、このボルト挿通孔2に締付ボルト6を連通しナット6aを螺着固定することで、前記配管aを一対の配管抱持部材1の対向する一対の抱持部1a間に抱持固定するように構成した配管支持金具であって、前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を所定の重合位置に位置決め係止する位置決め重合機構3を前記重合端部1bに設け、この位置決め重合機構3を位置決め係止状態とした際には前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔2同志が丁度連通する位置に重合配設されるように構成したことを特徴とする配管支持金具に係るものである。
また、前記位置決め重合機構3は、重合配設される一組の重合端部1bのうちの一方の重合端部1bに係止部4を設け、この係止部4が係止する係合部5を他方の重合端部1bに設けた構成としたことを特徴とする請求項1記載の配管支持金具に係るものである。
また、前記係止部4は、前記一対の配管抱持部材1の重合端部1bに押圧突出形成した突部4とし、前記係合部5は、この突部4が係合する係合孔5若しくは係合凹部5としたことを特徴とする請求項2記載の配管支持金具に係るものである。
また、前記係止部4は、前記一対の配管抱持部材1の重合端部1bに切り出し突出形成した突部4とし、前記係合部5は、前記突部4が係合する係合孔5としたことを特徴とする請求項3記載の配管指示金具に係るものである。
また、前記一対の配管抱持部材1を、対設立設された一対の支持杆体8間に架設保持し、この一対の配管抱持部材1を所定位置に支持固定し得る支持部9を備えた構成とし、前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設した際、この重合した一対の配管抱持部材1の両端側に前記支持部9の支持杆体8が挿通可能な杆挿通部7が形成されるようにこの一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの形状を設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配管支持金具に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、一対の配管抱持部材の対向する抱持部間に配管を抱持固定する場合、この一対の配管抱持部材の各重合端部同志を重合配設する際に、各重合端部に形成されたボルト挿通孔を丁度連通する位置に正確に位置合わせする厄介な作業を手作業で効率悪く行う必要がなく、単に各重合端部を重合配設する際に位置決め重合機構を位置決め状態とするだけで必然的にボルト挿通孔同志を丁度連通する位置に合わせることができる。
よって、このボルト挿通孔に締付ボルトを連通しナットで締め、作業性良く効率的に配管を一対の配管抱持部材に抱持固定する作業を達成でき、従来品に比べ作業性に秀れる。
また、本考案の位置決め重合機構は、単に重合配設される一方の重合端部に係止部を設け他方の重合端部にこの係止部を係合する係合部を設ける構成の為、構成が複雑となったり生産性が損なわれる心配もなくあくまで従来品と同等の生産コストで容易に生産可能な簡易構成にして量産性に秀れコストアップになることもないなど、実用性に秀れる。
よって、本考案は、一対の配管抱持部材によって配管aを抱持固定する際の、非常に厄介であったボルト挿通孔の位置合わせ作業を極めて簡単に行うことができ、作業性良く効率的に配管を一対の配管抱持部材の対向する抱持部間に抱持固定することができると共に、簡易構成であるが故に量産性に秀れコストアップとなることもないなど、画期的で極めて実用性に秀れた配管支持金具となる。
好適と考える本考案の実施形態(考案をどのように実施するか)を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
配管aに被嵌する抱持部1aの両端側に重合端部1bを設けた構成の一対の配管抱持部材1の各抱持部1aを配管aに被嵌して、この一対の配管抱持部材1の両端側の各重合端部1b同志を重合配設する。この際、位置決め重合機構3が位置決め係止状態となるようにこの一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設させる。これにより、一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志が、所定の重合位置に位置決め係止されることとなる。即ち、前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔2同志が、丁度連通する位置に重合配設されることとなる。
つまり、一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設する際に前記位置決め重合機構3を位置決め状態とすることにより、各重合端部1bに形成されたボルト挿通孔2同志が丁度連通した状態に保持されることとなるから、これら各ボルト挿通孔2に締付ボルト6を挿通しナット6aを螺着する作業を簡易に達成でき、よって、一対の配管抱持部材1の対向する抱持部1a間に配管aを抱持固定する作業を簡易に行えることとなる。
従って、このように本考案品の一対の配管抱持部材1の対向する抱持部1a間に配管aを抱持固定する場合は、この一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設する際に、各重合端部1bに形成されたボルト挿通孔2を丁度連通する位置に正確に位置合わせする非常に厄介な作業を手作業で効率悪く行う必要がなく、単に各重合端部1bを重合配設する際に位置決め重合機構3を位置決め状態とするだけで必然的にボルト挿通孔2同志を丁度連通する位置に合わせることができ、よって、このボルト挿通孔2に締付ボルト6を連通しナット6aで締め、作業性良く効率的に配管aを一対の配管抱持部材1に抱持固定する作業を達成でき、作業効率性に極めて秀れることとなる。
また、この位置決め機構3は複雑な構成は必要なく、例えば、重合配設される一組の重合端部1bのうちの一方の重合端部1bに係止部4(例えば重合端部1bに押圧突出形成した突部4など)を設け、この係止部4が係止する係合部5(例えば重合端部1bに形成した係合孔5や係合凹部5など)を他方の重合端部1bに設けるなどの簡易な構成で達成し得る為、コストアップや量産性を損ねるなどの問題が生じてしまうことが無く、生産性に秀れる。また、このように位置決め重合機構3を例えば重合端部1bに形成した係止部4を重合端部1bに形成した係合部5に係合させる構成とし、単に重合端部1b同志を重合させつつ係止部4と係合部5とを係合させるだけの簡易作業で重合端部1b同志の位置決めを達成し得る構成にも簡易に設計し得、この点においても利便性に秀れる。
従って、本考案は、一対の配管抱持部材1によって配管aを抱持固定する際の、非常に厄介であったボルト挿通孔2の位置合わせ作業を極めて簡単に行うことができ、作業性良く効率的に配管aを一対の配管抱持部材1の対向する抱持部1a間に抱持固定することができると共に、簡易構成であるが故に量産性に秀れコストアップとなることもないなどの秀れた配管支持金具となる。
また、例えば、前記一対の配管抱持部材1を、対設立設された一対の支持杆体8間に架設保持し、この一対の配管抱持部材1を所定位置に支持固定し得る支持部9を備えた構成とし、前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設した際、この重合した一対の配管抱持部材1の両端側に前記支持部9の支持杆体8が挿通可能な杆挿通部7が形成されるようにこの一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの形状を設定した場合には、配管aを抱持固定するこの一対の配管抱持部材1を支持杆体8間に良好に架設保持でき、前記支持部9を例えば設置固定するなどしてこの一対の配管抱持部材1に抱持固定した配管aを所定位置に良好に支持固定でき、一層実用価値が高くなる。
本考案の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。
本考案は、図1に図示したように、抱持部1aの両端側に重合端部1bを設けた一対の配管抱持部材1を配管aに被嵌し、この一対の配管抱持部材1の両端側の各重合端部1b同志を夫々重合配設すると共に、この各重合端部1bに形成されたボルト挿通孔2を夫々連通配設し、このボルト挿通孔2に締付ボルト6を連通しナット6aを螺着固定することで、前記配管aを一対の配管抱持部材1の対向する一対の抱持部1a間に抱持固定するように構成した配管支持金具であって、前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を所定の重合位置に位置決め係止する位置決め重合機構3を備え、この位置決め重合機構3を位置決め係止状態とした際には前記一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔2同志が丁度連通する位置に重合配設されるように構成したものである。
一対の配管抱持部材1は、図2及び図4に図示したように、金属製の帯状板体の中央部を半円状に折曲した形状で、この帯状板体の中央部(半円状の部位)を抱持部1aとし、この抱持部1aの両端側の平板状の部位を重合端部1bとする。
また、図2及び図4に図示したように、各配管抱持部材1の半円状の抱持部1aには夫々、緩衝材10を被覆状態に配設し、前記一対の配管抱持部材1の対向する抱持部1a間に配管aを抱持固定した際、この配管aに各抱持部1aの内面側に被覆状態に配設した前記緩衝材10が押圧当接するように構成している。
この一対の配管抱持部材1の各両端部に設けた各重合端部1bは、図4に図示したように抱持部1aから突出状態に設けた平板状の構成であり、この重合端部1bの中央基端寄り位置に前記ボルト挿通孔2を設けると共に、この重合端部1bの略中央位置に前記位置決め重合機構3としての係止部4若しくは係合部5を設けたものである。
この位置決め重合機構3は、具体的には、図4に図示したように、重合配設される一組の重合端部1bのうちの一方の重合端部1bに係止部4を設け、この係止部4と係合する係合部5を他方の重合端部1bに設けた構成である。更に具体的には、この係止部4とは、図2及び図4に図示したように、前記配管抱持部材1のこの係止部4を設けたい重合端部1bに押圧突出形成した突部4である。一方、前記係合部5は、この係止部4としての突部4が係合する係合孔5若しくは係合凹部5であって、本実施例においては、図2及び図4に図示したように、係合部5を設けたい重合端部1bに穿設した係合孔5である。
また、この一方の重合端部1bに形成した突部4を、他方の重合端部1bに形成した係合孔5に係合係止した際に、両重合端部1bに夫々形成されたボルト挿通孔2が連通配設されるように前記係止部4と係合部5の位置を設定している。
従って、図1に図示したように、一方の重合端部1bに形成した前記係止部4としての突部4を、他方の重合端部1bに形成した前記係合部5としての係合孔5に係合係止するだけの簡単な操作で、両重合端部1b同志を所定の重合位置、即ち、この各重合端部1bの互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔2同志が丁度連通する位置に、位置決め係止することができる。
また、図4に図示したように、この一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの先端部には、後述の支持部9の支持杆体8を挿通する杆挿通部7を形成するための杆挿通部半体7aを設けている。具体的には図4に図示したように、この一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を重合配設した際に、この重合配設した一組の重合端部1bに設けられ互いに対向状態となる一組の杆挿通部半体7aにより、図1に図示したように筒状の杆挿通部7を形成するように、各重合端部1bの先端を夫々半円状に湾曲形成したものである。
また、各重合端部1bの先端に湾曲形成した各杆挿通部半体7aには、図2に図示したように一方の杆挿通部半体7aの先端に係止突部12を設け、他方の杆挿通部半体7aの先端には前記係止突部4が係合する係合凹部13を設けている。具体的には、一方の杆挿通部半体7aの先端縁を他方の杆挿通部半体7aに向けて突出した形状に形成して前記係止突部12を設け、他方の杆挿通部半体7aの先端縁は前記一方の杆挿通部半体7aの先端縁の係止突部12が係合可能な凹欠した形状に形成して前記係合凹部13を設け、この一組の杆挿通部半体7aを対向状態に対設配設した際には、図1に図示したように対向する一組の貫通部半体7aにより筒状の杆挿通部7が形成されると共に、一方の杆挿通部半体7aに設けた係止突部12と、他方の杆挿通部半体7aに設けた係合凹部13とが係合係止するように構成している。
従って、位置決め重合機構3を係止状態とした際には、一対の配管抱持部材1の各重合端部1bの略中央位置に形成された突部4と係合孔5とが係合係止状態となるだけでなく、各重合端部1bの先端の杆挿通部半体7aの先端縁に設けた係止突部12と係合凹部13とが係合係止され、よって、一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志の位置決めが所定の重合位置(ボルト挿通孔2同志が連通配設される位置)に一層確実に位置決め係止される。
尚、この位置決め重合機構3の構成は、本実施例のものに限られるものではなく、本実施例と同様に各配管抱持部材1の重合端部1b同志を所定の重合位置に位置決め重合し得る構成とすれば良い。
また、図4に図示したように、各配管抱持部材1は、抱持部1aの一端側に設けた重合端部1bには突部4(係止部4)若しくは係合孔5(係合部5)を形成し、反対に、抱持部1aの他端側に設けた重合端部1bには係合孔5(係合部5)若しくは突部4(係止部4)を形成した構成としている。
従って、配管aを抱持固定するための一対の配管抱持部材1として、異なる形状の二体の配管抱持部材1を用意しなくとも、同一形状の配管抱持部材1を二体用意すれば良く、量産性に秀れる。
また、図3に図示したように、前記一対の配管抱持部材1を、対設立設された一対の支持杆体8間に架設保持し、この一対の配管抱持部材1を所定位置に支持固定し得る支持部9を備えた構成としている。この支持部9は、具体的には、図3に図示したように、一対の支持杆体8(螺子杆)の各下端側に設けた接地固定部8aによって所定の設置位置に接地状態に対設立設された一対の支持杆体8(螺子杆)を、一対の配管抱持部材1の左右に形成した前記杆挿通部7に夫々挿通配設すると共に、各支持杆体8(螺子杆)に螺着された上下の位置決め固定用ナット11により一対の配管抱持部材1の左右を締付固定して、この一対の支持杆体8間に架設状態に取付保持する構成である。
本実施例は、上述のように構成したから、一対の配管抱持部材1によって配管aを抱持固定し、図3に図示したように、支持部9により所定の設置箇所に支持固定することにより前記配管aを所定位置に良好に支持固定できると共にこの一対の配管抱持部材1の抱持部1aの内面には緩衝材10が配設されこれが前記配管aに押圧当接されている為、この配管aを防振支持固定することができるなど、配管aを良好に支持固定することが出来ることとなる。
また、この一対の配管抱持部材1を配管aに被嵌し左右両端部の各重合端部1b同志を重合配設し締付ボルト6とナット6aにより締結することで前記配管aを抱持固定する際に、各重合端部1bに形成されたボルト挿通孔2同志が丁度連通するように正確に位置合わせ重合する厄介な作業も、本実施例においては、単に前記位置決め重合機構3を係止状態とするだけで各ボルト挿通孔2同志を確実に連通配設させることができ、よって、この連通配設されたボルト挿通孔2に締付ボルト6を挿通して前記一対の配管抱持部材1による配管aの抱持固定を極めて作業性良く効率的に行えることとなる。しかも、この位置決め重合機構3を係止状態とする作業も、各重合端部1b同志を重合配設してこの各重合端部1bに設けられた各突部4(係止部4)と各係合孔5(係合部5)とを係合係止させるだけの極めて簡単な操作で達成でき、この点においても、極めて作業性に秀れることとなる。
更に、このように配管aを簡単に抱持固定できる一対の配管抱持部材1は、単に金属製の帯状板材を折曲や湾曲し、この配管抱持部材1の左右の重合端部1bに突部4や係合孔5を加工形成することで簡単に生産可能な簡易構成とした為、あくまで従来品と同等な生産コストで生産できる秀れた量産性を有し、著しくコストアップすることがない。
よって、本実施例は、配管aを良好に支持固定できる上に、一対の配管抱持部材1の各重合端部1b同志を所定の重合位置に位置決め係止する位置決め重合機構3を設けたことにより、一対の配管抱持部材1により前記配管aを抱持固定する作業を極めて作業性良く効率的に行うことができ、しかも、あくまでも従来と略同等の生産コストで簡易に生産できる秀れた量産性を有し、コストアップとなる心配も無いなど、画期的で極めて実用性に秀れた配管支持金具となる。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係る配管支持金具の一対の配管抱持部材1の説明斜視図である。 本実施例に係る配管支持金具の説明分解図である。 本実施例に係る配管支持金具の使用状態図である。 本実施例に係る配管支持金具の説明平面図である。
符号の説明
1 配管抱持部材
1a 抱持部
1b 重合端部
2 ボルト挿通孔
3 位置決め重合機構
4 係止部,突部
5 係合部,係合孔,係合凹部
6 締付ボルト
6a ナット
7 杆挿通部
8 支持杆体
9 支持部
a 配管

Claims (5)

  1. 配管に被嵌する抱持部の両端側に重合端部を設けた一対の配管抱持部材から成り、この配管抱持部材の重合端部に夫々ボルト挿通孔を設け、この一対の配管抱持部材の両端側の各重合端部同志を夫々重合配設して前記抱持部で配管を抱持すると共に、この各重合端部に形成されたボルト挿通孔を夫々連通配設し、このボルト挿通孔に締付ボルトを連通しナットを螺着固定することで、前記配管を一対の配管抱持部材の対向する一対の抱持部間に抱持固定するように構成した配管支持金具であって、前記一対の配管抱持部材の各重合端部同志を所定の重合位置に位置決め係止する位置決め重合機構を前記重合端部に設け、この位置決め重合機構を位置決め係止状態とした際には前記一対の配管抱持部材の各重合端部の互いに対向する位置に形成されたボルト挿通孔同志が丁度連通する位置に重合配設されるように構成したことを特徴とする配管支持金具。
  2. 前記位置決め重合機構は、重合配設される一組の重合端部のうちの一方の重合端部に係止部を設け、この係止部が係止する係合部を他方の重合端部に設けた構成としたことを特徴とする請求項1記載の配管支持金具。
  3. 前記係止部は、前記一対の配管抱持部材の重合端部に押圧突出形成した突部とし、前記係合部は、この突部が係合する係合孔若しくは係合凹部としたことを特徴とする請求項2記載の配管支持金具。
  4. 前記係止部は、前記一対の配管抱持部材の重合端部に切り出し突出形成した突部とし、前記係合部は、前記突部が係合する係合孔としたことを特徴とする請求項3記載の配管指示金具。
  5. 前記一対の配管抱持部材を、対設立設された一対の支持杆体間に架設保持し、この一対の配管抱持部材を所定位置に支持固定し得る支持部を備えた構成とし、前記一対の配管抱持部材の各重合端部同志を重合配設した際、この重合した一対の配管抱持部材の両端側に前記支持部の支持杆体が挿通可能な杆挿通部が形成されるようにこの一対の配管抱持部材の各重合端部の形状を設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の配管支持金具。
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