JP3113097U - コネクタのカード装着排出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタのカード装着排出装置を提供する。
【解決手段】コネクタのカード装着排出装置は、基台1にスライド可能にレール台2を設置し、レール台と基台との間に弾性部材18を設け、弾性部材はレール台に対して基台を離れる作用力を加える。レール台はさらに一方向斜面を備えた突起22を設け、また基台にスプリングフック3を設け、レール台が完全に基台内に入ると、スプリングフックが突起に係合する。基台にさらにスライド可能にプッシュバー4を設け、プッシュバーと基台の間は記憶伸縮線5で連結し、記憶伸縮線は基台の回路と電気的に接続し、回路がシングルパルス電流を通電すると、記憶伸縮線が収縮して、プッシュバーを引き動かしてスプリングフックを押し、スプリングフックが突起への係合から離脱すると、弾性部材がレール台を基台内側端から弾出する。手動でプッシュバーを操作してレール台を基台内側端から弾出させることもできる。
【選択図】図2
【解決手段】コネクタのカード装着排出装置は、基台1にスライド可能にレール台2を設置し、レール台と基台との間に弾性部材18を設け、弾性部材はレール台に対して基台を離れる作用力を加える。レール台はさらに一方向斜面を備えた突起22を設け、また基台にスプリングフック3を設け、レール台が完全に基台内に入ると、スプリングフックが突起に係合する。基台にさらにスライド可能にプッシュバー4を設け、プッシュバーと基台の間は記憶伸縮線5で連結し、記憶伸縮線は基台の回路と電気的に接続し、回路がシングルパルス電流を通電すると、記憶伸縮線が収縮して、プッシュバーを引き動かしてスプリングフックを押し、スプリングフックが突起への係合から離脱すると、弾性部材がレール台を基台内側端から弾出する。手動でプッシュバーを操作してレール台を基台内側端から弾出させることもできる。
【選択図】図2
Description
本考案はコンピュータホストまたは周辺デバイスに設置するメモリカードあるいはインタフェイスカードのカード装着排出装置に関する。
外付け形態でコンピュータ機能を拡張する方法は、多くはメモリカードやインターネットカード、インタフェイスカードなどといったカードをコンピュータホストや独立した周辺デバイスのコネクタスロットの中に挿入し、ホストと電気的に接続して必要な機能を得る。公知技術では、このようなカードのコネクタに対する装着排出方式は二つある。
一種は直接着脱式である。カードをコネクタスロット内に強制的に挿入してコンタクトと電気的に接続させ、排出時にも強制的にカードを抜き去る。この方式は、排出時に指でカードを持って抜くため、カードをコネクタに挿入した後も長さの一部をコネクタ外に残しておく必要があり、アクセス中に誤ってカードにぶつかりやすく、カードに保存した電子データが流失したりひどい場合には損壊したりしてしまう。
もう一種はプッシュロック・プッシュアウト式である。カードを強制的にコネクタスロット内に挿入してコンタクトと電気的に接続させ、コネクタ内部の機構でカードを固定し、もう一度カードを押圧すると、コネクタ内部に設けたスプリング装置がカードをコネクタから押し出し、カードを抜くことができるようにする。この方式でカードを挿入後外に露出する長さは大幅に削減されたが、カード押圧時とカード装着排出に力がかかる。
一種は直接着脱式である。カードをコネクタスロット内に強制的に挿入してコンタクトと電気的に接続させ、排出時にも強制的にカードを抜き去る。この方式は、排出時に指でカードを持って抜くため、カードをコネクタに挿入した後も長さの一部をコネクタ外に残しておく必要があり、アクセス中に誤ってカードにぶつかりやすく、カードに保存した電子データが流失したりひどい場合には損壊したりしてしまう。
もう一種はプッシュロック・プッシュアウト式である。カードを強制的にコネクタスロット内に挿入してコンタクトと電気的に接続させ、コネクタ内部の機構でカードを固定し、もう一度カードを押圧すると、コネクタ内部に設けたスプリング装置がカードをコネクタから押し出し、カードを抜くことができるようにする。この方式でカードを挿入後外に露出する長さは大幅に削減されたが、カード押圧時とカード装着排出に力がかかる。
本考案は公知コネクタのカード装着排出機構ではカード挿入後の露出が長すぎたりカードを押圧して装着排出するのに力がいるという欠点を同時に解決することを課題とする。
本考案は、カードをコネクタスロットに挿入するときには直接挿入方式とし、カードをコネクタから排出するときは、電子による機構制御方式で行うようにして、カードをコネクタに挿入したときは外面に露出しないようにし、且つカード排出を制御するボタンを平面に近く設計することにより、使用中に誤ってカードやボタンに触れてカードを排出してしまいカードのデータ流失や破損を引き起こすことがないようにする。
本考案は、カードをコネクタスロットに挿入するときには直接挿入方式とし、カードをコネクタから排出するときは、電子による機構制御方式で行うようにして、カードをコネクタに挿入したときは外面に露出しないようにし、且つカード排出を制御するボタンを平面に近く設計することにより、使用中に誤ってカードやボタンに触れてカードを排出してしまいカードのデータ流失や破損を引き起こすことがないようにする。
本考案は第一の技術手段として、基台上にスライド可能にレール台を設置し、レール台と基台の間に弾性部材を設け、弾性部材によりレール台に作用力を加え、レール台が基台の内側端から離れるようにする。
本考案は第二の技術手段として、基台とレール台の間に係合機構を設置する。レール台はカードを挿入できる収容部材を提供し、カードで直接レール台を押して基台内に進入させ、レール台が完全に基台内に進入すると、この係合機構がレール台を固定する。
本考案は第三の技術手段として、基台内にプッシュバーを設置し、ならびに記憶伸縮線を使用してプッシュバーとレール台を接続する。記憶伸縮線を基台に設けた回路と電気的に接続し、回路がシングルパルス電流を通電すると、記憶伸縮線が収縮して、係合機構のレール台固定を解除し、弾性部材によってレール台を基台内部端から押し出す。
本考案は第四の技術手段として、使用者が手動でプッシュバーを操作して、レール台を基台内側端から排出させることができるようにする。
本考案は第五の技術手段として、基台に設けたスプリングフックを、レール台に設けた突起と組み合わせて構成するレール台を固定する係合機構を提供する。レール台が完全に基台内に進入すると、スプリングフックのフック部が突起に係合してレール台を固定する。
本考案は第六の技術手段として、スプリングフックにカム部を設置する。プッシュバーが記憶伸縮線によって引き動かされるかまたは手動で押し動かされると、プッシュバーによってカム部が押され、スプリングフックがレール台の突起への係合から離れ、レール台は弾性部材の作用を受けて基台内側端から弾出される。
本考案は電子制御と機械制御の方式を結合してカードのコネクタから排出を制御するようにし、そのためカードが完全にコネクタ内部に進入して露出しないように設計でき、カード排出を制御するボタンも平面に近い形態に設計してよく、アクセス中に誤ってカードやボタンに触れてカードが排出されることによる、データ流失や破損といった問題の発生を避けることができる。
図1に示すように、本考案は基台1、レール台2、スプリングフック3、プッシュバー4を備える。基台1は両側に位置する側壁11を備え、側壁11の上下面に複数の凸柱14と孔15を備える。二つの側壁11の内側にガイド溝12を備え、ガイド溝12は基台1内側端まで延伸する平板121を備える。少なくとも一側壁11にくぼみ13と、くぼみ13に連結した嵌合溝131を設ける。基台1の上下面を覆ってそれぞれ上板16と下板17を設け、上板16の下面と下板17の上面に凸柱14に対応した通孔162と171、ならびに孔15に対応した棒161を設け、凸柱14と通孔162、171との結合、棒161と孔15との結合によって上・下板16、17を基台1に固定する。下板17上にコネクタに必要な回路基板を設置することができる(図中未表示)。基台1の内側端面に複数の固定柱19を設置し、各固定柱19に弾性部材18を組み込む。基台1の側壁11外面に突出部材111を設置し、記憶伸縮線5の一端を突出部材111に固定して接続する。記憶伸縮線5はニッケルチタン合金材料で製造した線材であってよい。その特徴は、記憶伸縮線にシングルパルス電流が流れると、記憶伸縮線の長さが収縮することである。
スプリングフック3はスプリング鋼片で成形すると最もよく、一端にフック部32を備え、別の一端に嵌合溝131に対応した嵌合柱31を備える。スプリングフック3の側面にはカム部33を設ける。嵌合柱31を嵌合溝131に組み込んで、スプリングフック3を基台1に固定し、フック部32が自由端を形成して基台1の内部方向を向くようにする。
レール台2の好適な実施例は「コ」形体とし、「コ」形体の向かい合う両側のレール21の内側に適当な長さのカードガイド23を設け、カードガイド23の内側端を底部231とする。また少なくとも一レール21の外側面の適当な位置に突起22を設置し、突起22の内側端に向いた一側面を斜面221に形成し、突起22を単斜面を備えたブロック体とする。
プッシュバー4の好適な実施例は、一端にレール台2の移動方向に平行な溝42を備えるように形成し、溝42は突起22を収容してその中を移動するようにする。プッシュバー4の別の一端は彎曲成形するかまたはその他の方法で押圧部41を成形する。プッシュバー4の適当な位置に延伸部材43を設置する。記憶伸縮線5の別の一端はこの延伸部材43に固定する。
以上の各部材のアセンブリは、まず弾性部材18を基台1の固定柱19に組み込む。スプリングフック3はくぼみ13に組み込み固定する。レール台2の突起22をプッシュバー4の溝42にスライドしていれ、記憶伸縮線5の両端をそれぞれ突出部材111と延伸部材43に固定した後、レール2とプッシュバー4を合わせて基台1のガイド12に沿って基台1内にスライドして入れる。さらに上板16と下板17は基台1の上下面を覆って設置する。
図2に示すように、メモリカードまたはインターネットカード6を未挿入の状態では、弾性部材18はレール台2の後端を押して、レール台2は基台1の前端に近づいている。このとき、スプリングフック3のフック部32は突起22に係合していない。
図3に示すように、カード6をレール台2のカードガイド23内に挿入し、カード6が底部231に接してレール台2を基台1の内側端へ押して移動していくと、スプリングフック3のフック部32は突起22の斜面221に沿って押し動かされ、レール台2が固定位置まで移動すると、スプリングフック3の弾性によってフック部32が突起22に係合し(図4と図5に示す)、レール台2がカードをコネクタから弾出しないようにする。このときの弾性部材18はレール台2に圧縮されてエネルギーが貯まる。
図6に示すように、カード6を排出したいとき、ボタンを押す(図中未表示)ことによって、予め設けた基台の回路基板の回路がシングルパルス電流を通電し、記憶伸縮線5を収縮させると、プッシュバー4を引き動かして、プッシュバー4の端部がカム部33を押してスプリングフック3をずらし、フック部32が突起22の係合から離脱する。このとき、圧縮されていた弾性部材18はエネルギーを放出してレール台2を基台1の内側端から押し離し、カード6がコネクタ本体から弾出される(図7に示す)。もちろん使用者はボタンでカード排出を制御しなくてもよく、手動でプッシュバー4の押圧部41を押すことによっても、直接プッシュバー4にカム部33を押させてフック部32が突起22への係合から離脱するようにもでき、同様にカード排出の目的が達成される。
1 基台
11 側壁
111 突出部材
12 ガイド溝
121 平板
13 くぼみ
131 嵌合溝
14 凸柱
15 孔
16 上板
161 棒
162 通孔
17 下板
171 通孔
18 弾性部材
19 固定柱
2 レール台
21 レール
22 突起
221 斜面
23 カードガイド
231 底部
3 スプリングフック
31 嵌合柱
32 フック部
33 カム部
4 プッシュバー
41 押圧部
42 溝
43 延伸部材
5 記憶伸縮線
6 カード
11 側壁
111 突出部材
12 ガイド溝
121 平板
13 くぼみ
131 嵌合溝
14 凸柱
15 孔
16 上板
161 棒
162 通孔
17 下板
171 通孔
18 弾性部材
19 固定柱
2 レール台
21 レール
22 突起
221 斜面
23 カードガイド
231 底部
3 スプリングフック
31 嵌合柱
32 フック部
33 カム部
4 プッシュバー
41 押圧部
42 溝
43 延伸部材
5 記憶伸縮線
6 カード
Claims (7)
- コネクタのカード挿入排出装置において、
基台を備えて回路基板を結合し、
スプリングフックを備えてこの基台に設け、
レール台を備えて、これをスライド可能にこの基台に設け、該レール台に該スプリングフックを係合できる突起を設け、このレール台と基台の間に弾性部材を設け、該弾性部材はレール台に対して基台を離れる作用力を加え、
プッシュバーを備えてスライド可能に該基台に設け、
記憶伸縮線を備え、その両端をプッシュバーと基台に接続し、かつ回路基板の回路と電気的に接続して、回路がシングルパルス電流を通電すると、該記憶伸縮線を収縮させることによって、プッシュバーを引き動かしてスプリングフックを押し動かし、該スプリングフックが突起の係合から離脱するようにして成ることを特徴とするコネクタのカード装着排出装置。 - スプリングフックにカム部を設け、且つプッシュバーの端部が該カム部に対応するようにして成ることを特徴とする請求項1記載のコネクタのカード装着排出装置。
- 突起は内部方向の側面が斜面であるようにして成ることを特徴とする請求項1および請求項2記載のコネクタのカード装着排出装置。
- プッシュバーの外向きの端部に押圧部を備えて成ることを特徴とする請求項1および請求項2記載のコネクタのカード装着排出装置。
- 記憶伸縮線はニッケルチタン合金材料とするようにして成ることを特徴とする請求項1記載のコネクタのカード装着排出装置。
- 基台側壁に嵌合溝を設け、且つスプリングフックの一端には該嵌合溝に対応して嵌合柱を備えて、該嵌合柱を該嵌合溝内に組み込み、スプリングフックの別の一端のフック部を自由端に形成するようにして成ることを特徴とする請求項1記載のコネクタのカード装着排出装置。
- プッシュバーの端部にその移動方向と平行に溝を設け、レール台上の突起が該溝内に組み込まれるようにして成ることを特徴とする請求項1および請求項2記載のコネクタのカード装着排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003324U JP3113097U (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | コネクタのカード装着排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003324U JP3113097U (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | コネクタのカード装着排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3113097U true JP3113097U (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=43275482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003324U Expired - Fee Related JP3113097U (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | コネクタのカード装着排出装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3113097U (ja) |
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2005
- 2005-05-17 JP JP2005003324U patent/JP3113097U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A623 | Registrability report |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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